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中東民主革命の正体と「バットマンライジング」

「イランラジオ」から転載。
この前「バットマンライジング」を途中まで見たが、そこに描かれたテロリスト像がこのシリア「反体制派」の姿に重なって見える。
あの映画ではテロリストたちは富裕層や権力を批判し、テロ行為を行うのだが、その口先だけの「民主化」と残虐なテロ行為の実態は、シリア「反体制派」とそっくりだ。あの映画の作者たちは一般的に「革命」の正体はこんなものだよ、と皮肉っているのか、何なのか今一つその真意がつかみにくいが、テロリストの正体が傭兵で、それが「民主革命」の中核になっている、という点はシリアだけにとどまらず、中東「民主主義革命」の実態を暴いているとも言える。
なかなか面白い映画だったが、長すぎて、その後の予定に遅れそうだったので最後は見ないまま映画館を出てしまった。映像や特殊効果は凄いが、音が大音量でうるさいのには参った。字幕ではなく吹き替えで見たが、傭兵のボス(ダースベイダーみたいな奴)の吹き替えが下手くそだった。
主演俳優より脇役の方が豪華で、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンなど、贅沢な使い方である。警察本部長役はゲイリー・オールドマンだったと思うが、ああいう普通の演技もできるのだな、と少し見直した。キャット・ウーマンはモデル風のスレンダー美女で、これも悪くはない。主演俳優は可もなく不可もなし。バットマンという主人公自体、あまり共感を呼ぶような主人公ではない。金持ちの道楽としての正義だしね。
数年ぶりに映画館で映画を見たが、アクション映画はやはりテレビ画面ではなく映画館で見たほうが迫力はある。しかし、アクション映画そのものへの興味も今はあまり無いので、人との待ち合わせの時間調整の目的でもなければ、この映画を見ることはなかったろう。本当は「おおかみこども」か「グスコーブドリ」の方が見たかったのだが、時間が合わなかったのである。
話が下記記事とは離れてしまったが、これは毎度のことだ。

[追記] 先ほど「阿修羅」を読んでいたら、傭兵会社「ブラックウォーター」のお偉いさんが、アメリカ政府に雇われてリビアとシリアの反体制側のために働いていたことを認めているようだ。英文記事を斜め読みしただけだが、参考までに「引用2」として添付しておく。長い記事の前半だけの引用だ。私は英語は苦手だから誤読かもしれないが。

[追記2] 上記の文章中の「バットマンライジング」は、正しくは「バットマン・ダークナイト・ライジング」のようだ。面倒臭い題名だ。だいたい、「バットマン」という名前があるのに、「ダークナイト(闇の騎士か)」という別名がなぜ必要なのだ。阿呆くさい。もちろん、前作からの関連であることは知っているけどね。


(以下引用)

2012/08/02(木曜) 21:10
シリア民間人の殺害に対する国際機関の非難


モハンマディ記者
最近のシリア関連報道は、アメリカが、シリアの武装勢力を公けに支援していること、そしてシリア政府軍によるテロリストの掃討作戦が続いていることに集中しています。
シリア北部・アレッポで、武装勢力が、シリア政府を支持する住民数十名を銃撃した映像が公開された後、国際人権団体アムネスティインターナショナルは、この措置を非難すると共に、シリア市民に対する攻撃の停止を求めました。アムネスティは、声明の中で、「シリアの武装勢力は、国際法規に違反し、アレッポでアサド政権の支持者を特定、拘束すると共に、数十名を殺害している」としました。国連事務総長のネザーキー報道官は、シリア民間人の虐殺に懸念を示し、「反体制派は、衝突の中で大型の武器を使用し、これにより、数百名の民間人が死傷している」と語りました。ネザーキー報道官は、国連シリア監視団の報告に触れ、「国連は、武装グループが、戦車や大砲、迫撃砲などの大型の武器を持っており、アレッポでの衝突で、これらの武器を民間人に対して使用している」と述べました。これ以前にも、国連人権高等弁務官事務所が、大規模な人権侵害を行っているとしてシリアの暴徒を非難し、武装勢力によって、数千人が難民化していることに遺憾の意を示しました。
国際機関がシリア民間人の虐殺を非難している中、情報筋は、「アメリカ大統領が、シリア反体制派への直接支援を認める極秘大統領令に署名した」と報じました。プレスTVによれば、オバマ大統領は、この大統領令に署名することで、CIAやその他の情報機関に対し、シリアの反体制派の反政府運動を支援する許可を与えたということです。これ以前、アメリカとその同盟国が、国連安保理でシリア制裁決議案の採択に失敗していました。アメリカ国務省の報道官は、1日水曜夜、シリアの反体制派に2500万ドルの支援を行っていることを明らかにしました。こうした中、シリア政府軍は、2日前、トルコが、サウジアラビアやカタールといった一部のアラブ・西側諸国と協力し、シリア国境近くに諜報活動のための施設を設置し、シリア政府軍に関する最新の情報を、シリア国内の武装勢力に提供していると発表しました。シリア国内からも、シリア治安部隊が、国民と協力し、1日夜から2日朝にかけ、数十名のテロリストを殺害すると共に、首都ダマスカス、アレッポ、ホムスからテロリストを撤収させたと伝えられています。シリアの国営メディアによれば、シリア政府軍の、ダマスカス、アレッポ、ホムス、ラタキアでの過去数時間の作戦で、少なくともテロリスト200名が死亡、数百名が負傷、あるいは逮捕されたということです。死亡したテロリストの中には、サウジアラビア、トルコ、カタール、リビア、イエメン、チュニジアといった国の人々が見られます。この作戦では、数百丁の銃や爆弾を積んだ数十台の自動車が押収されました。武装勢力に近い筋からの最新の報告では、武装勢力がアレッポにあるシリア軍の飛行場を攻撃したとされています。


(引用2)


The US Government Sent Blackwater Veteran To Fight With Rebels In Libya And Syria
LEAKED STRATFOR EMAILS:
Michael Kelley|March 20, 2012|

http://articles.businessinsider.com/2012-03-20/news/31212864_1_stratfor-provides-syrian-opposition-regime-change

Blackwater's primary public contract is with the U.S. State Department for protective services in Iraq, Afghanistan, Bosnia, and Israel.

Blackwater's primary public contract is with the U.S. State Department…

The former director of the security firm Blackwater aided the Libyan opposition and was subsequently sent to contact Syrian rebels in Turkey at the request of a U.S. Government committee, according to leaked Stratfor emails reported on by Al-Akhbar English.

Jamie F. Smith, former director of Blackwater, is currently the chief executive of the security firm SCG International.

In an email sent to Stratfor on February 11, 2011, Smith praised the company's intelligence gathering and said his "background is CIA and our company is comprised of former DOD [i.e. Department of Defense], CIA and former law enforcement personnel. We provide services for those same groups in the form of training, security and information collection."


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経済は政治の先を行っている

「The Voice of Russia」から転載。
私はトヨタも日産も嫌いなのだが、その二社が率先してロシアに進出していることは評価したい。これからの日本を救うのはロシアを含めたアジア全体との連帯である。
政治の世界ではまだ米国によるアジア分断政策が功を奏しているが、経済は政治より先に進んでいる。こうした機微は視野の狭いネット右翼などには理解できないことだろう。あの連中はいまだに反ロ、反中、反韓で凝り固まっている。彼らこそ愛国者どころか、大いに国益を阻害する非国民である。まあ、昔から真の愛国者はアジア全体の連帯を訴えてきたものなのだが。
何度も書いているようにロシアや中国の広大な土地と豊富な資源に、日本人が蓄積した技術と資金と日本的モラルを導入すれば、大発展が見込めるのである。
まあ、先の読める企業人なら、トヨタや日産以外でもすでにその方向で動いているだろう。
中東に戦争を輸出して中東全域を焼け野原にするような「西欧の政治」にはそろそろ引導を渡してやるべきだろう。憎悪ではなく、信頼と尊敬と協力こそが世界には必要だ。

などと「核武装論者」であることと矛盾したようなことを言っているが、私の核武装論は、すべての戦争を無意味にする抑止力としての核武装であり、「戦争ができないシステム」を作る方策なのである。今のように大国が横暴を行うための核武装ではない。すべての国が核武装することで戦争は不可能になる、ということなのである。
ついでに言えば、最初に核攻撃をする国があれば、他のすべての国はその国にありったけの核ミサイルを叩きこむ、という合意をするのがその「システム」だ。
したがって、自殺覚悟でないと戦争はできないし、相手国を自殺覚悟させるほどに相手を追い込む非道な政治的要求もできないことになる。


(以下引用)


メキシコで開かれたG20サミットの場では、ロシアのプーチン大統領と日本の野田首相が初会談した。両首脳は会談で刺激的な発言を避けながら、領土問題に関する交渉を進めていくことで合意した。
日本の玄葉外相は7月、ロシアを訪問する。玄葉外相のモスクワ訪問では、ウラジオストクで9月に開催されるAPECサミットに合わせて開かれる露日首脳会談に向けた準備が主要目的となる。玄葉外相はロシアでシベリアの共同エネルギープロジェクトについても協議する見込み。

日本の旅行会社H.I.Sモスクワ支店の大室聡支店長は、露日関係では現在、経済が主要な位置を占めているとの考えを表され、次のようにお話してくださった。




音声ファイルをダウンロード



 露日問題の専門家パヴリャテンコ氏は、両国では現在、経済協力の発展が政治分野を含めた露日の全面的な協力関係の発展を促進すると理解されていると述べ、次のように語っている。

「両国関係における経済は、政治とは一切関係していない。これは特に最近サンクトペテルブルグで開かれた経済フォーラムの場で明確に示された。このフォーラムではウラジオストクのLNG工場建設に関して日本側とメモランダムに調印がなされた。日本の企業界にはロシアと関連した長期的な計画がある。日本企業は石油の探査や採掘への参加のほか、それに必要な機材を提供する用意がある。ここでは領土問題の影響は全くない。先鋭化した領土紛争は時間の経過と共にしだいに収まるだろうと語っていた人々は正しかったようだ。経済協力の成果は非常に明確だ。」

 その礎を築いたのは「トヨタ」と「日産」だった。両社は、サンクトペテルブルグ近郊の自社組み立て工場建設に投資した。またサハリン産の石油およびLNGガスの日本市場への輸出量増加は、日本企業がウラジオストクのLNG工場に新たに大規模投資する基盤となった。同プロジェクトには120億ドルが投資される可能性がある。露日経済協力の活性化は、日本が自国の問題を解決するための助力となるだろう。

 日本はシベリアと極東で協力する用意があり、それに関する一連の方向性を示した。その主要な方向性は、従来どおりエネルギープロジェクトとなっている。





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昔の怒れる若者が、今はイカレた老人か

作家丸山健二のブログから転載。
このように考え、感じるのがまともな知性、感性だと思うのだが、案外とそれが大多数の意見でもなさそうなのが不思議なところだ。特に若い連中にはこうした考え方は不評で、だいたいにおいて若者の間に見られるのは、

1) この競争社会、弱肉強食の世界を全肯定し、自分のスキルを磨いて競争の勝者になろうとする。そして競争を否定する者を負け犬として軽蔑する。これは男女とも存在する。
2) この弱肉強食の社会にうんざりしながら、それを変えようとはまったく思わず、ただ虚無的に毎日を生きる。

のどちらかだ。若者ほど保守的だ、ということになる。
で、それも当然なのであり、若者には前途に長い時間がある。下手な行動を取れば、そのツケを一生背負い込むことになるのだから、今の社会の権力の前に身をかがめて生きるしかないのである。
ネットの中で社会改革の熱意に溢れる言説をなすのは、だから年寄りばかり、ということになる。若い連中から見れば「あいつらは先が無いから、いくらでも好きなことが言えるんだよ」と不愉快な思いもあるだろう。しかし、年寄りでも家族はいるのだから、何のリスクも無しに発言しているわけではない。そして、その「老人革命家」たちは自分のためではなく、未来のため、つまり若者たちのために発言し、行動しているのである。
日本の未来がどうなってもいいのなら、わざわざ自分から不利益を背負い込むことはない。
まあ、しかし若者にはもう一つ困難がある。それは、この社会の実相を老人ほどは知らない、ということだ。世界全体、社会全体を見渡すパースペクティブの点では、やはり老人が上だろう。ネットなどでいくら情報を仕入れても、そのほとんどは何の裏付けも無いゴミ情報である。それを選別できるだけの見識があってはじめて情報が利用できるのだ。一日中ネットに貼り付いていれば賢くなる、というものでもない。

(以下引用)

あれからすでに一年半以上の歳月が、未来への明るい展望やしっかりとした成果を得られぬまま、だらだらと流れてしまった今、正義や理念なるものは非現実的というレッテルを貼られ、あくどいだけが取り柄の現実的に過ぎる現実によって世間の片隅に追いやられ、ふたたび冷酷で残虐な弱肉強食の法則が罷り通ってきているのです。
 動物としての命であるならばそれが自然の摂理ということで納得できないこともないのですが、しかし、我々は曲がりなりにも人間なのです。その気になりさえすれば人間として生きることが可能な、実に希有な動物なのです。にもかかわらず、他者を踏み台にし、他者を突き落とし、他者を食い物にしてでも自分だけはいい思いをしたいという動物以下の生き物どもが、その強靱に過ぎる生命力を裏打ちする強い我欲の力を存分に発揮することで、この国をふたたび私物化の方向へ持ってゆこうとしています。
 そうはさせじとする、こいつらの好き勝手にさせてたまるかとする、強い心組みを持続させ、おのれの精神にしっかりと根付かせることこそが、動物の立場を離れて人間になるための道であり、それ以外の、つまり、善の怒りを抜きにした、温厚な道をいくら捜しても絶対に見つからないでしょう。

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飯田哲也、Who?

山口県知事に立候補した飯田哲也については橋下のブレーンだったというだけでその正体はただの詐欺師だろう、としか思っていなかったので何の興味も無かった。NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長という肩書も胡散臭く思われたのだが、ウィキで調べてみると、まともな経歴のようだ。
しかし、橋下のブレーンになったというだけでも、人を見る目の無い人間であることは分かるし、政治家になるべき人物ではないだろう。まだしも今回当選した元官僚の方が、政治のプロではあるし、官僚同士のつながりで地元に利益誘導してくれるのは確かだろうから、山口県民の選択は、必ずしも間違いではないと思う。しかし、こうして官僚政治のネットワークが地方政治にまで張り巡らされると、日本が官僚政治から脱却するのはまだまだ先になりそうだ。
話は少し変わるが、マスコミによる小沢叩きの原因は小沢が「脱官僚政治」をずっと前から掲げているからだ。マスコミは官僚の指示に従っているにすぎない。小沢が「脱米政治」を目標にしているから叩かれている、というのは、考えすぎだろう。もちろん、「官僚=米国」と見做すこともできるが、米国にとっては日本などただの植民地であり、そこの政治にいちいち口出しなどしない。大体の方針さえ示してやれば、後は日本の買弁どもがよろしくご主人さまのために働いてくれる、というシステムである。
(引用2)は飯田哲也という人の人間性を知るために、橋下の「原発容認」について飯田がどんな弁明をしているか、その一連のツィッターを掲載した。要するに「官僚が悪い」論である。官僚が悪いのは当然であり、最初から分かっていたはずだ。敗戦の責任は相手にあるのではない。負けた自分の方にあるのではないか。
こういうレベルの言い訳をするような人物では、今後もまた「よんどころない事情で」いろいろな不都合を許容することにしかならないだろう。まあ、負けたのは橋下であって橋下の子分の自分には責任は無い、と言うのなら、学者の世界の処世術としては許されても政治の世界では許されないことだ。
そもそも、「環境エネルギー政策」というすぐれて政治的問題を扱う法人でありながらNPO(非政治的組織)を称するというところに、この男の頭の不明晰さは現われている。まあ、学者にはこういう馬鹿はけっこういるものだ。なまじそういう人間は「いい人」であることも多いから、他人に政治的に利用されているうちに舞い上がったりするのだろう。


(以下引用)


クローズアップ2012:山口知事選 保守王国に動揺
毎日新聞 2012年07月30日 東京朝刊

 29日投開票の山口県知事選は自民、公明両党の推薦を受けた元国土交通審議官の山本繁太郎(やまもとしげたろう)氏(63)がNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(いいだてつなり)氏(53)の追い上げを振り切る形で初当選を果たした。原発再稼働に反発する声が全国に広がる中、「脱原発」を掲げた飯田氏に無党派層の支持が集まり、既成政党批判が「保守王国」を揺るがした。不戦敗に終わった民主党内の衆院解散・総選挙に対する恐怖感も強まっている。
 ◇無党派票、半数飯田氏に
 飯田氏は29日夜、山口市で「保守王国の中で自公を追い詰める良い戦いができた。明日につながる足場はできた」と語った。
 選挙戦は自民、公明両党の推薦を受けた山本氏を、政党の支援を受けない飯田氏が追う展開となった。「大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長のブレーンだった飯田氏は無党派層の支持を集め、山本氏を脅かした。投票率が45・32%にとどまり、組織票を固めた山本氏が選挙戦を制したが、飯田氏の善戦は原発政策などをめぐる既成政党批判が広がっていることを印象づけた。

(引用2)


まとめ
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【橋下市長の「事実上の容認」の背景と真相1】昨日5/31の橋下大阪市長の「事実上の容認」発言について、昨夜、MBSラジオ「たね捲きじゃーなる」に電話出演したが、「わかりにくい」ことは確かで、質問・問合せが相次いでいるため、ここに整理して私見を開陳します
iidatetsunari2012/06/01 12:48:59

【事実上の容認真相2】5/30に4大臣会合で大飯再稼働が事実上決まり、翌5/31に橋下市長が「事実上の容認」発言、「橋下市長がぶれた」と報道。この経緯は古賀茂明氏のメルマガ( http://t.co/4068y8JU )に整理。有料のため未読の方のためにポイントを反映
iidatetsunari2012/06/01 12:49:41

【事実上の容認真相3】大阪府市統合本部特別顧問かつエネルギー戦略会議座長代理である私としては、政権がなりふり構わず再稼働を強行する事態に対し、率直に自分の力不足を認め、原発無しでこの夏を乗り切ろうという皆さんの期待を裏切ることになったことをお詫びします。申し訳ありません。
iidatetsunari2012/06/01 12:49:50

【事実上の容認真相4】飯田の立場は、今でも不変。安全性無し、(電力需給上の)必要性無し、政治手続きの正当性無しの「3無し」の原発再稼働をすべきではない・してはならない。しかし橋下市長や嘉田知事らの考えと判断は理解できるため、今後も積極的に助言する所存(以下、説明)。
iidatetsunari2012/06/01 12:50:00

【事実上の容認真相5】橋下市長や嘉田知事らが「事実上の容認」をせざるを得なくなった背景①(明らかに経産官僚が用意したと思われる)原発礼賛論まで記された共同声明案が29夜に井戸兵庫県知事からメンバー首長に配布されたこと
iidatetsunari2012/06/01 12:50:11

【事実上の容認真相6】背景②関西電力(とおそらく経産省)は関西立地の大手企業に対して「計画停電脅し」を行い、大手企業から各首長を責め立てたこと。しかも計画停電を個別には回避する特例があることを伏せて「脅した」ことで、政治的に首長が持たなくなってきたこと
iidatetsunari2012/06/01 12:50:21

【事実上の容認真相7】背景③会議の途中で斉藤官房副長官から「もう決める時期」という最後通牒と当日夜に4大臣会合がセットという「再稼働強行」との観測。こうした「背景」で押された結果、「反対を貫いて手ぶら」か「抵抗ラインを下げて取るものを取る」かの判断を迫られた
iidatetsunari2012/06/01 12:50:33

【事実上の容認真相8】この先は、まさに橋下市長や嘉田知事らの「政治判断」。「反対を貫いて手ぶら」とは、政権がなりふり構わず再稼働を強行する中で、反対を貫くとその後の交渉力を失う恐れとの政治判断
iidatetsunari2012/06/01 12:50:49

【事実上の容認真相9】一方、「抵抗ラインを下げて取るものを取る」とはこちら(関西広域連合)が少し譲ることで、再稼働の「7~9月の時限」「大飯3・4号のみに限定」や「安全基準が暫定的であることを国に認めさせる」といったことでクギを指すとの判断
iidatetsunari2012/06/01 12:50:58

【事実上の容認真相10】結果として橋下市長や嘉田知事らは「後者の政治判断」をした。橋下市長は「ぶれた」のではなく、正直に「限定的とはいえ容認した事実」を伝えるとともに、「安全基準が暫定的であること前提とした時限・限定」は譲らず「次の闘い」が始まったことを宣言したもの
iidatetsunari2012/06/01 12:51:07

【事実上の容認真相11】なお現時点では、この「時限・限定」に西川福井県知事が難色を示していることが再稼働難航の要因となっているとのことで、まだ一山二山ありそう。さらにその先には原子力規制庁や新しい安全基準のあり方を巡る議論に移ってゆくので注目下さい
iidatetsunari2012/06/01 12:51:16

【事実上の容認真相12】今回の再稼働政局は脱原発という大きな目標の「緒戦」。敗戦というより痛み分け、むしろ得たものが大きい。政権のデタラメぶりが浮き彫り、電力不足のウソと対策も周知、デマンドレスポンスや広域連携など新しい電力市場のツールも導入
返信するRTするふぁぼる
iidatetsunari2012/06/01 12:51:26

【事実上の容認真相13】大阪府市エネルギー戦略会議としては、次回以降、引き続き節電や安定供給を議論しつつも、「第2ステージ」の闘いに備えて、中長期の脱原発・エネルギー政策の方向性の議論に着手しますので、引き続き注目ください


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最低給与が標準給与の指標となっていくシステム

今日二回目の投稿だが、前回記事は短いものだったし、これから引用する記事は非常に面白いので、忘れないうちに投稿することにする。
「内田樹の研究室」からの転載である。
日本の労働者の貧困化と日本の労働運動の衰退は、前者は後者の結果だというのが私の考えだが、なぜ労働運動が衰退したかというと、「労働運動をする人間はアカだ」「労働運動をする人間はクズだ」という社会的教育が不断に行われてきたからだと私は考えている。
実にこの「アカ」という言葉ほど破壊力の強い言葉は史上でも珍しいのではないか。こういう「レッテル用語」のもたらした影響について日本共産党は自分で分析しなければならないだろうが、自分たちでとくとくと「赤旗」などという新聞を出しているようでは、むしろ「アカ」と呼ばれることを誇りに思っているのだろう。それではアカではなくただのバカであり、つまり、永遠の負け犬になるしかない。少しは社会心理学でも学んだらどうか。いや、素人の私でよければいつでもアドバイザーになる。
話が飛躍した。下の記事は、日本の労働者が自分を首つりにする絞首台の縄を自分たちで嬉々として編んできた、という内容である。自分たちが悲惨な状況であるために、自分たちより「少し上の」生活の人間を憎悪し、嫉妬し、そのマイナスのエネルギーをうまく利用する勢力によって「少し上の」人間を引きずり下ろしたはいいが、それで「全員が地獄の池の中」という状況になっただけであったという笑い話だ。


(以下引用)



私の経験則は「『変なできごと』が『変』に見えるのは、それを語る適切な言葉を私たちがまだ持っていない場合がある」ということを教えている。「変な現象」の「変さ」がそこにかかわる人たちの愚鈍さや邪悪さで説明できるケースは私たちが想像しているよりずっと少ないのである。
その上で、橋下徹と大阪維新の会のムーブメントは「前代未聞のものだ」という仮説を採択することにする。
別にしなくてもいいのだが、したことによって失われるのは私の時間だけである(私の話に付き合わされる読者の方々も時間を失うわけだが、それはご本人の神聖なる自由に属するので、私がとやかくいう筋のことではない)。
では、どういう点が「前代未聞」なのかというと、これが「経済のグローバル化を推進して、国民国家を解体しようとしている政治運動が外形的には愛国主義的な衣装をまとっている」という点である。
維新の会の政治綱領が、「手垢のついた新自由主義」であることは誰でもが認めている。
けれども、新自由主義はそれでも「選択と集中」によるトリクルダウンという「言い訳」を用意していた。
私たちに資源を集中せよ。私たちがそれによって国際競争力を増し、ワールドマーケットで大金を儲ければ、一時的に「割を食っていた」貧乏人諸君もその余沢に浴することができる、というあれである。
だが、維新の会のグローバリズムはもう「余沢」についてはほとんど語らない。「とりすぎのやつから剥ぎ取る」という話だけである。「剥ぎ取った分」がどこに行くのかということに、有権者たちはもはや興味を持っていない。
市長が着任して最初にやったことの一つは、大阪市営バスの運転手の賃金が高すぎるので、これを民間並に引き下げるということであった。
この政策に市民のほとんどは喝采を送った。
労働者たちが、同じ労働者の労働条件の引き下げに「ざまあみろ」という喝采を送るというのは、日本労働史上でおそらくはじめてのことである。
労働者というのは労働条件の向上のために「連帯する」ものだと思っていたが、それはもう違ってしまったのである。
現に市長の組合攻撃はすさまじい。組合員というのは「非組織労働者」には与えられていない特権を享受している「ワルモノ」であるという物語に有権者もメディアも同意署名を与えた。
それが自分たちの死刑執行書に署名したことかもしれないということに誰も気づいていない。
市営バスのケースは「同一労働では、最低賃金が標準賃金である」という文字通り「前代未聞のルール」に有権者たちが同意を与えたということを意味している。
このルールに大阪の有権者たちが同意した以上、これから後、彼らはすべての賃金交渉において、「同じ労働をもっと低い賃金で引き受けるものがいる」事例を雇用者側が示し得た場合には、最低賃金を呑む他ないのである。
だって、自分で「それがフェアネスというものだ」と言ったわけだから。
このルールの導入によって最も喜んでいるのはビジネスマンたちである。
すでに、「日本の労働者は人件費が高すぎる」という理由で生産拠点を海外に移し、国内の雇用を空洞化してきたグローバル企業のふるまいを日本人の過半は「それももっとも」と同意してきた(現に、大飯原発の再稼働を決断したとき、野田首相は「電力コストが高ければ、日本を捨てて国外に出て行くのは、企業家としては当然のふるまいである」として、グローバル企業の利益の擁護は原発の安全性に不安を抱く国民感情に優先するという「常識的な」決断を下した)。
それは、国内の雇用においても、「同一の能力であれば、いちばん人件費の安いものを雇う」というルールが一般則として適用されるということである。
ご存じの通り、現在、どの組織でも、非正規雇用労働者が溢れかえっている。正社員の他に、嘱託社員、派遣社員、アルバイトと雇用形態は識別しがたいほどに複雑に複線化した。
そのときに何が起きたか。
仕事ぶりを外から見ていると、それが正社員かアルバイトか区別できないということが起きてきたのである。
場合によっては、正社員よりアルバイトの方が業務内容を熟知しており、適切な判断を下すというようなことさえ起き始めた。
そのときに何が起きたか。
正社員と同じくらいに働くなら、「アルバイトの雇用条件を正社員並にせよ」という要求がなされたのではない。
逆である。
アルバイトと同じくらいの働きしかないなら「正社員なんか要らないじゃないか」という台詞が出てきたのである。
出てきて当然である。
雇用形態の複線化は論理の必然として、「同一労働の場合、それを最低の賃金で達成するものを標準とする」という「同一労働・最低賃金の法則」を導くということに私は導入時点では気づかなかった。
でも、今はわかる。
職場に業務内容が似ており、雇用条件の違う労働者を「ばらけた」かたちに配備しておくと、最終的に雇用条件は最低限まで引き下げることができる。
だから、経営者たちは非正規雇用の拡大に固執したのである。
彼らのロジックは「日本のような高い人件費では、コスト削減の国際競争に勝てない」というものである。
日本の労働者の絶対的な貧困化はグローバル企業にとって「好ましいこと」なのである。
もちろん、貧しい労働者は消費活動がきわめて消極的なので、日本国民のほとんどが下層に固定化された段階で内需は壊滅するが、とりあえずそれまでの間は人件費削減で浮いた分は企業の収益にカウントされる。
先のことは考えない、というのが資本主義の作法であり、国民国家の将来のことなど配慮しないというのがグローバル企業の常識であるから、それでよいのである。
前に国民戦略会議の「大学統廃合」について書いたときも述べたが、日本の財界人が国際競争に勝つために採用している最優先事項は「人件費を限りなく切り下げること」である。
低学歴低学力労働者を大量に作り出せば、場合によっては中国の労働者程度の時給まで国内の賃金を下げられるかもしれない。
人件費問題さえクリアーされるなら、国内で操業する方がずっと利益が大きい。
労働者のモラルは高いし、社会的インフラは整備されているし、怪しげな党官僚が賄賂をせびることもないし、テロや内乱の不安もないし、中国の労働者の賃金が上がって、「もっと賃金のやすい国」めざしてプラントごと引っ越しをする移動コストも考えなくてよい。
実際に、「焼き畑農業的」に生産拠点を移してみたが、このやり方が予測したほどに安定的な利益をもたらさず、むしろコストとリスクを増やすことに資本家たちも気づいてきたのである。
できることなら、日本にいたい。
そこで、日本の経営者たちは「こんなに人件費が高くては生産拠点を国外に移すしかない」という言葉をことあるごとにメディアを通じて「国内向けに」アナウンスすることにした。
これは別に「そのうち移転しますので、みなさん心の準備をしていてくださいね」と事前に親切に告知しているわけではない。
そうではなくて、「国内にいてほしければ、人件費を下げろ」と言っているのである。
政治家も官僚もビジネスマンも大学人も、みんなそれを聴いて「わかりました」と頷いて、「どうやったら人件費が安くなるか?」という問いへの最適解を求めて知恵を絞り始めた。
とりあえずやってみて効果があったのは:
(1)学力が低い若者を大量に作り出し、「自分のような能力の人間には高い賃金は要求できない」という自己評価を植え込む。
(2)同一労働に雇用条件の違う労働者を配備して、「こんな安い給料で同じ仕事をしている人間がいる」という既成事実を作り出し、「同一労働なら最低賃金」のルールを受け入れさせる
(3)製造コストや人件費コストが上がりそうになると、「では国内の製造拠点を海外に移します。それで雇用が失われ、地域が『シャッター商店街』化し、法人税収入が失われても、それはコスト負担を企業におしつけたあなたたち日本国民の責任です」というロジックで脅しにかかる
やってみたら、全部成功した。
大阪維新の会はまさにこのグローバル企業と政官が国策的に推し進めている「国内労働者の絶対的窮乏化」路線そのものを政治綱領の前面に掲げたという点で「前代未聞の政治運動」なのである。
「これから『反撃のできないセクター』から順番に、国民の既得権を奪い、そのつどの最低賃金で働いてもらいます」という彼らの政策に国民自身が拍手を送った。
たしかに、この制度改革は「グレート・リセット」というのに相応しいであろう。
なにしろ18世紀の市民革命から以後の労働運動の成果そのものを否定しているからである。
維新の会が権力を掌握すれば、体制が「変わる」という点については、間違いなく変わる。それは私が保証してあげる。
ただ、その「変化」は労働者の絶対的窮乏化と「グローバル企業」の収益の増大と彼らのいわゆる「国際競争力」の向上に資するものであることは告げておかなければならない。
この労働者の組織的連帯を破壊してゆく過程で、「愛国主義」が功利的に利用されているのだが、なんだか書いているうちにぐったり疲れちゃったので、今日はここまで。

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官僚政治は打破できるが……

「増田俊男の時事直言」から一部転載。
「徽宗皇帝のブログ」で予告した「主権在官」を変える手段がこれである。アメリカで実際にやっているのだから、日本で同じようにできないはずはない。ではそれでアメリカの政治はうまく行っているかと言えば、もちろん違う。なぜなら、資本は「二大政党」の両方に資金提供を行って政治家を支配するからだ。したがって、「官僚政治」を打破してもそれだけでは何の改善にもならない。資本による政治支配を無効にする方策が考えられねばならないのである。それは官僚政治打破と同時に新しい政治システムとして導入されねばならないだろう。


(以下引用)


我々は行動する前に、日本を機能する国家体制に変えなくては総ての努力も試みも効果を発揮することが出来ません。アメリカは永田町(日本の政治)と霞ヶ関(官僚)の関係はホワイトハウス・議会(政治)とExecutive(エクゼクティブ=官僚)の関係と正反対であることを知っています。アメリカでは政治家が国家の実権を握っていて官僚は政治家の使用人でしかないのです。エクゼクティブとは「仕事屋」の意味です。政策はシンクタンク等「頭脳集団」がアドバイスし、決まった政策を官僚に実行させます。官僚は常に監視され問題によっては民間より重い刑事罰が適用されます。大臣は使い勝手のいい官僚が必要ですから大臣が変わると数百人の幹部官僚と役人が代わります。日本には総合的頭脳判断無しに官僚機構が勝手に動くので国益無視、省益優先になってしまいます。
日本の急務は公務員法を改正して刑事罰制度の導入や徹底した官僚統制でしょう。

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子供社会は大人社会のフラクタル図形

「長周新聞」から記事の一部を転載。
いじめは子供の欲求不満の現れであることは、まず確かだろう。その不満はただの甘ったれであることも多いだろうが、今の子供の「満たされない心」がいじめという現象の底にあることを、まず考えることが大事だ。もちろん、いじめとは言っても実際には犯罪そのものであることも多いのだから、それははっきりと法的処罰の対象とするべきである。学校の処理する範囲を超えている事柄は、ここでは論じない。
では、子供は何に不満を持っているのか、と言えば、それは簡単である。基本的には「やりたい事ができない」という、ただそれだけだ。「自分の置かれた状況が自分の望む状態ではない」、と言い換えてもいいだろう。
遊んで、菓子を食って、酒を飲んで、煙草を吸って、異性とセックスしたいのに、それが自由にできない。その一方、やりたくもない勉強は強制される。これで欲求不満にならない方が不思議だろう。
学校制度ができて以来、あらゆる生徒は、実は中学高校と欲求不満の時代を過ごしてきたのである。そうでないのは、いわゆる「不良」だけだ。本当は、真面目な生徒も、不良の生き方を羨望していたのである。だから、漫画などではたいてい不良はヒーロー視されて描かれているわけだ。
しかし、少しでも先を考える程度の頭があれば、そうした刹那的な生き方をすると一生浮かび上がれないことをみんな知っていた。「不良」の将来は、男ならせいぜいが暴力団の舎弟になるか、女なら水商売か売春婦になるしかないと分かっていたから、みんなやりたくもない勉強をいやいややっていたのである。つまり、「蟻とキリギリス」の蟻の生き方を選んで高校入試、大学入試を突破しようとしてきたわけである。言い換えれば「未来の成功の約束によって現在の欲求不満は抑制されていた」というのがこれまでの「普通の生徒の生き方」だったのだ。
ところが、いまやチンピラや暴走族はいつでも社会復帰できるどころか、逆にヒーロー扱いである。元ヤンキーの方が度胸があるから営業向きだし、口もうまいし恥知らずだし器用だから芸能界でも重宝される。女だって顔やスタイルさえ良ければモデルにもタレントにもなれる。顔が多少不細工でも整形すればいい。どちらも駄目でもお笑いタレントにはなれる。
一方、真面目に勉強して「いい高校」「いい大学」に入った人間は大学を出ても正社員にもなれないし、正社員になっても死ぬほどこき使われて過労死するか、40歳で定年とか言われて放り出されるという時代である。
つまり、真面目であることがまったく評価されない時代において、子供が真面目に勉強したり真面目な生活をする、ということが可能なのか、ということだ。社会の指導者がいくら嘘をついても、何の罰も受けず、やった者勝ちという社会で、正直に生きるという生き方を選ぶ子供がいるか、ということだ。他人を蹴落とすことが奨励される競争社会で、他人への優しさを持ち続ける子供がいるか、ということだ。
このような社会に生きなければならないことをうすうす感じている子供たちが無意識に欲求不満を募らせ、破壊や暴力の衝動に駆られるのは、当然の話である。昔なら真面目な生徒であった部類の子供までいじめに加担することが多いのは、そのためだろう。つまり、子供たちはみんな自分の未来に怯えているのである。
いじめを受ける方の子供が簡単に自殺するのも同じことだ。これ以上生きていてもロクな未来は無い、と子供が思っても不思議はない。家庭の問題などではない。社会全体が地獄化しているのである。
多くの教師はおそらくそれを無意識に感じているはずだ。自分たちの力ではどうにもならない、と。だからこそ彼らの多くは鬱病になるのである。もはや金八先生や夜回り先生レベルでどうにかなる話ではない。一部の生徒は救えても、社会全体の、子供の心の闇は救えない。
下記記事に書かれた内容を敷衍すれば、以上のようなことだ。
長くなるから、今は病状分析だけにし、処方箋は書かない。
補足として「引用2」に「2ちゃんねる」から大津いじめ自殺事件へのコメントの一部を転載する。日本の心の荒廃は今に始まったことではない。


(以下引用)


 過酷な差別・選別 教育制度の根がいじめ構造 教師縛り上げ

 A 学校のいじめが増えているが、それは第一に文科省が強権的に進めてきた教育改革そのものがいじめの構造となっている。「個性重視」「興味関心」といって子どもの好きなようにさせろと教師の指導性を否定し、教師が悪さをする子どもをしかったらマスコミをあげて「体罰禁止」「子どもの人権」と騒ぎ、教育をできないようにしてきた。そしてその結果子どもが好き勝手をして荒れ学校が崩壊すると、今度は「教育していない」といって教師をたたく。これは完全な教師いじめ、学校いじめだ。
 1980年代の中曽根臨教審で戦後教育の原則であった教育の機会均等主義を否定し、自由競争、差別、選別、ランク付けをひどいものにした。そして90年代には「個性重視」「興味と関心」だ。保育園は自由保育でまるでサルの子を好き放題に野放しするような状態にした。そして「勉強できないのも個性」などといって放置させた。九九も分数も漢字もわからないまま授業に出て、毎日拷問を受けているようなたくさんの子を生んだ。「勉強できないのも個性」というが、実際は点数での過酷な差別・選別だ。
 しかもできる子とできない子とのひどい格差は、塾に行けるか行けないかが別れ道で、経済的な貧富の差で決まるというものだ。
 点数をよくとるが自己中心で冷酷な子と、九九もわからなくて学校に出てくる意味もなく暴れている子ができている。暴れて殴る子がいじめなら、できない子をバカにする点数のいい子もまたいじめだ。どっちがどっちをいじめたとは簡単にはいえない。教育制度の根幹がいじめの構造になっているのだ。
 E また「プライバシー」といって、教師が家庭訪問しても親の職業を聞いてはいけないとされ、教師と親を切り離してきた。親の仕事や家庭生活がわからなければ子どもが理解できるわけがない。そういうなかで教師のなかに事なかれ主義も蔓延してきたし、子どもはそれを見抜いて、「山の田ナイフ事件」のように、子どもをしかる大人を子どもが警察に通報して「通り魔事件」といってマスコミがとりあげる。これは子どもの側からの警察を使った大人いじめだ。
 B ある生徒指導の教師が、男子グループが女子をいじめていたのを見とがめて、追いかけていってしかると、その後しかられた生徒が警察に通報して、「不審者に追いかけられた」というメールが市内中に流されたこともあった。「子どもの人権」といい「児童虐待」というなかで、子どものなかでは警察を利用するのが常識のようにもなっている。大津の事件でも、警察の強制捜査直前の8日間で、市教委に抗議の電話が3200件、抗議メールが5100件きたという。山口県でも県教委などへの通報はすごい数らしい。
 
 いじめ社会に根源 攻撃的ないじめを量産 搾取者の思想

 C ある教師は「今の世の中、いじめだらけ」だという。「日産のゴーン社長は何億円という給料をもらっているけど、それももうからなくなったら工場を閉鎖し、下請・孫請から一つの町をつぶしたうえに成り立っている。人の生活は知ったことではないというもので、それこそ最大のいじめではないか。そうした社会に出て行くのだから、それに負けない子どもに育てなくては」といってきた。
 A いじめの根源は、この社会そのものが自由競争のいじめの構造になっていることだ。子どもの親たちは工場が海外に移転してもうけるために簡単に首を切られ、一家が路頭に迷う。これだけ失業や倒産が多いのに消費税は上げ、法人税は下げて、高速道路や新幹線のゼネコン需要の公共投資を拡大する。福島事故の収束もないのに原発を再稼働して人人を命の危険にさらす。日本社会のどこを見てもアメリカ金融資本と財界を代弁する政府による庶民いじめ、労働者いじめ、年寄りいじめが蔓延している。いじめの親方は政府や財界であり、アメリカの金融機関だ。子どもたちはそういうのを毎日見ている。
 社会と学校を支配するいじめの構造が子どもたちの意識に反映して、全国のどこの学校でもいじめが広がっているのだ。つまりひどい搾取と抑圧のいじめのなかで、いじめる搾取者、抑圧者の思想が反映しているのだ。その根源を解決しなければ、いじめは広がるばかりだろう。イデオロギー上は戦後教育の基調となってきた享楽主義、退廃主義、拝金主義などであらわれるブルジョア的な個人主義思想が攻撃的ないじめになってあらわれている。アメリカの植民地的隷属下に置かれた戦後日本社会の根本的な構造そのものがいじめを量産しているのだ。


(引用2)


84 ハイイロネコ(関東地方). 2012/07/24(火) 22:04:48.53 ID:5v6ifv7xO
何人か助けようとしない周りの生徒も悪いとか言ってるけど本当想像力ないな
仮に庇ったとして13歳かそこらで自分が次のいじめの標的になる絶望感考えられないの?
それこそ死ぬ位の勇気持ってなきゃ助けたくても助けらんねぇよ、虐めた奴らはマジモンのキチガイだし
結局女がーとか言ってる奴ら1番最低な「傍観者」だな
95 アムールヤマネコ(チベット自治区) 2012/07/24(火) 22:12:50.21 ID:N3EMKFY/0
>>84
いじめっ子をぼこりまくって停学になったよ俺
いじめを止めるにはねそれ以上の暴力で制圧するしかないんだよ
またいじめたら次は殺しちゃうよ?って言ったらいじめなくなったよ
85 ジャガー(新疆ウイグル自治区). 2012/07/24(火) 22:05:13.02 ID:HhoAT6Fa0
本当に今回ばかりは格が違うな
鬼畜って言葉じゃ足りないくらいだ
事件と全く関係のない俺でもさすがに許せない。本当に心の底から軽蔑する。
89 ピューマ(群馬県) 2012/07/24(火) 22:07:37.35 ID:6G5qMPJ30
この空気感が日本全体を覆ってるなら
当然駅のホームから線路に落ちた人を助ける奴なんて、出てくるはずがないだろうし
混み合う横断歩道を救急車が横切ろうとしても誰も歩みを止めず道を開けないなんてことも
別に珍しい事じゃないと納得できる
つーか、実際そうなんだから、そうなってるんだろうな

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