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亀井静香は元気一杯だ

「阿修羅」は、自分の意見を述べる掲示板と言うよりも、様々な政治経済情報を載せる「情報倉庫」化しているが、その中には時々珍しい情報もあるので、これはこれでいいのかもしれない。
昔の、個性的な面々が談論風発していた「阿修羅」も懐かしいのだが、あれが高級バーでの年寄りの政治談議だとすれば、今は大衆居酒屋での学生の情報交換と政治論争みたいなものだ。
で、そこに集まる情報の大半はクズ情報、とまでは言わなくても、陳腐な情報が多いのだが、中には今回載せる記事のように、私などが絶対に読まないタイプの雑誌に掲載されていた記事などもあるので、助かる。
人間はふつう、好悪の念で行動するから、どうしても情報を得る手段そのものが固定化し、視野が狭くなるのである。それを自ら自覚し、補正する必要がある。
さて、下記記事は、べつに新しい有益情報があるのではないが、亀井静香の現在の様子が分かる、というだけでも希少な情報ではある。
これを読む限りでは、亀井静香は元気なようだ。むしろ、政局の中心部から離れて、心の余裕もできたのではないか。私なんかだと、その居心地の良さに溺れて、すぐに隠居して園田の居に帰る、となりそうだが、彼はまだまだこの国を救う意欲に溢れているようで、それは日本という国にとって幸いである。
特に、石原慎太郎を見限ったらしいことには一安心した。
現実の渦中にいる人間にはかえって物事の本質が見えにくいもので、彼が石原を誤解、あるいは過大評価していたのも無理からぬところはある。

亀井静香の言う「統一戦線」は、小沢の「オリーブの木構想」と同じだろうが、さて、その「神輿」になるのは誰か。
私は、それが女性であるような気がする。少なくとも、女性が中心になって、日本の変革は起こると期待している。女性には、平和と安全と健康への本能的な希求があり、その本能性を象徴的な人物の下に集合的な力としてまとめることができれば、真の日本革命が起こるのではないだろうか。



(以下「阿修羅」より引用)



本澤二郎の「政治評論」“亀井静香が吠える”
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/539.html
投稿者 グッキー 日時 2012 年 9 月 09 日 21:32:59: Cbr3d6O9vj7Mc


本澤二郎の「政治評論」“亀井静香が吠える

<野田は狂っている!民主党は選挙前に過半数を割る、アメリカの召使はNO、ネット選挙で倒幕は成功する>

 久しぶり四谷3丁目の亀井静香事務所を訪ねた。10%消費税に突っ込む野田内閣を批判して、自ら立ち上げた国民新党さえも離脱、野党議員となった“政界再編男”の近況を聞くためだ。素浪人になった今を、本人も周辺も坂本竜馬にたとえている。石原新党工作に振り回された場面もあったが、いまや「石原は文士。狼少年」と突き放す余裕をみせる。今回のインタビューは、さしずめ「竜馬吠える」といったところか?


<先を見ない愚かな元部下たち>

 ご存知、亀井は10%NOを与党内で、連立を組む民主党と野田首相に激しく噛みついてきた。民意に反する大増税を、こともあろうに世界大不況下、しかも、大増税の前に為すべきことをしないで強行すれば、どうなるのか。警察官僚から自民党を歩いて新党を立ち上げた亀井でなくとも、その先が読める。10%引き上げても、深刻な年金福祉は変わらない。国民に新たな嘘をつく政治は許されるわけがない。
 連立解除を決断した。ところが、なんと後ろから仲間が鉄砲を打ってきた。これは彼の生涯の失敗だった。筆者が予想するに、こんな場合において血税である官房機密費が出動する。金だ。しかし、次の総選挙で100%落選する。筆者は「金に転ぶこともないだろう」と高をくくっていたのだが、実際は違った。
 政治家は金とポストで動く非理性的動物なのである。正義も正論も通用しない。今の代表・自見は元自民党中曽根派だ。沖縄の下地は、素性をみればどんな人物なのかわかりきっている。
 亀井は自ら立ち上げた国民新党を、自ら飛び出す形で決着を付けた。野田にしてやられたことになる。「仲間の教育が不十分だった。その責任を感じている。親子げんかは世間的にみっともいいものではない。まあ、(自見を)閣内に入れたりしたんだけどなあ」とやはり無念さは隠しきれない。利権で蠢く政治家を束ねる党首の座の厳しさを痛感したようだ。
 そもそも政治家の教育は不可能なのだ。政治家になる前に、とことん修業させるに尽きる。バッジを付けた後は無理なのだ。政治信条で行動する責任感のある政治家などいないのだから。
 要するに「与党にいることは居心地がいい。それだけだ」と吐き捨てる亀井である。改めて有権者は、愚か過ぎる人物が永田町を構成しているという現実を認識させられたのだ。

<アメリカの召使>

 「野田内閣はアメリカの召使」と決めつける亀井の指摘は正解である。召使にとって「アメリカ任せ」「居心地がいい」からだ。しかし、独立国の指導者が外国の召使では、国民はたまったものではない。売国奴政権はいらない。
 亀井に召使の意味を具体的に説明を求めた。
 「歴史をさかのぼる必要がある。日本はアメリカに占領されて66年、67年になる。それでいて日本は、未だに独立していない。独立のフリをしてきた。講和条約は形だけ。建て前に過ぎなかった」
 こうした正論を吐ける政治家が誕生したことを、筆者として、まずもって多くの国民と共に歓迎したい。政治記者時代に筆者は、福田赳夫側近NO1の田中龍夫から「日本は独立国ではない」と耳打ちされた時、その理由が理解できなかった。戦後教育の悪しき成果に呑み込まれていたからだ。しかし、岸内閣誕生の秘話や中曽根内閣、小泉内閣を子細に分析すると、そのことを実感として受け止めることが出来る。ロッキード事件はその悲劇の実例だろう。亀井にしても、ことによると小泉内閣のころからではないだろうか。

 田中角栄の娘婿から「首相になる時、秘密の引き継ぎ事項がある」と聞いた時、それが何なのか、すぐに理解できなかった。ほとんどの国民は「日本は独立国」と理解しているだろう。学校教育の成果だ。日本に留学した外国人も、である。隣国の外交政策の狂いも生まれて当然だろう。召使の外交と対応する隣国などは、ワシントンとの駆け引きに勝たねばならない。

<岸信介はアメリカから召使手当を>

 60年安保世代の日本人は、A級戦犯容疑者の岸信介を知っている。安倍晋三の祖父だ。余談だが、晋三の実父・晋太郎に毎日新聞社は6億円もの巨費を献金していたと言う。旧福田派ベテラン秘書の証言である。ひどい新聞社の存在に驚き、あきれるばかりだ。
 「アメリカは戦後、日本の政治経済のみならず、日本人の精神面まで握ってしまった。敗戦後の衝撃もあって、日本政府はワシントンに唯々諾々と従ってきた。岸信介などはアメリカから金をもらっていた。25人の日本の為政者が召使費用をもらっていた。そんな連中が保守本流などとほざいて、アメリカのいいなりになってきた」
 召使の手当がどれくらいか、日本国民が気になるところであろう。アメリカに雇われてきた日本の政治家・官僚の無様な正体を、しかし、現在においても国民も外国の日本研究者さえも正確にわかっていない。まともな日本研究のない隣国外交というのも、嘆かわしい限りだ。
 「今も具体的な問題が浮上すると、必ずアメリカの選択に左右される。従って、そんな場合は相当の覚悟が求められる。そのことを初めてやった総理が鳩山だ。それにしても民主党の連中はひどい。鳩山も米国との波風が立っても屈せず、普天間の県外国外を主張して引き下がるべきではなかった」

<ワシントンに屈した政経塾・自公・NHKなどマスコミ>

 ワシントンの側に着いたのが、松下政経塾の民主党だった。霞が関の官僚と自民・公明の野党も。そして何よりも、世論操作の最前線に立つNHKほかのマスコミだった。
 自立・独立しようとした鳩山内閣の足を、与野党・霞が関・マスコミが引きずり下ろしたのである。こんな無様というよりも、滑稽なことが許されていいのだろうか。
 彼ら屈米派は鳩山を退陣させる一方で、小沢を政界から追放しようとした。それにマスコミと検察を動員した。法と証拠に従うはずの正義の検察が、その原則を踏み外して、政敵潰しにまい進し、世の中を振り回してきたここ数年だった。
 正論が大好きな公明・共産までもが、このCIA工作の先陣を買って出ていたのだから、これはもうマンガの世界であろう。

<反原発官邸デモは、時代が動く前兆>

 亀井は官邸包囲の反原発デモに参加した。驚いたのは、警備を官邸から指示されていた警視庁の機動隊・警察官ではなかったろうか。自由な市民の平和デモに機動隊を投入した野田に対して、市民の怒りは増幅、反原発デモは全国へと波及している。
 7月29日、東京・日比谷公園に20万人(主催者発表)の反原発市民が集まった。すごい数である。東電と国会を包囲した。亀井はこれらを「これは時代が動く前兆だ」と予測する。その輪の中に自らを投じて、膚で感じたのであろう。
 子供連れの母親らは「野田を倒すまで続ける」と意気込む。こんなことが、これまでの日本に存在したであろうか。明白な政治目標を持った、無数の市民の反政府・不服従運動はむろん史上初めてのことだ。
 反原発・反10%消費税・反オスプレイ・反TPPは連動している。無数の市民が命と生活を守ろうとして決起したのである。時代の黎明を告げるものだ。筆者は「東京の春」と呼べる政治経済社会変革と受け止めている。
 新聞テレビに対する真っ向からの反逆なのだ。4か月前の当初から報道していた「日刊ゲンダイ」には敬意を表すべきだろう。ちなみに鳩山が官邸包囲デモに参加したことに亀井は「間違いだ」と叱った。与党議員は与党内・官邸内で行動を起こすのが筋だと。

<ネット選挙が左右・怯える民主党議員>

 毎週の官邸包囲デモと代々木公園と日比谷公園での大集会と巨大デモの渦が日本を変えようとしている。それが「次の選挙に現れる。今の政治を変えることになる」と胸を張る亀井だ。
 そういえば、前回会ったのは連立与党の時だった。必死で消費税反対を叫んでいた頃である。精神と肉体の疲労を感じたのだが、今回はやや余裕を見せている。
 市民の意識変革に自信をみなぎらせているのである。「インターネットで動く市民が選挙をリードする。全国の何万という投票所に行く有権者にネット情報が飛んでいく。誰が10%賛成したか、原発再稼働に賛成したか。オスプレイはどうだったか。みなそうした情報で投票する。もはやこれを規制できない。投票率は上がる」というのだ。ありえない予測ではない。事実上のネット選挙なのだ。
 「既に民主党議員は選挙に怯えている。今後もぼろぼろと抜け出してゆく。そのうちに50とか60議席に落ち込む。選挙後の民自公の連立などありえない」とも断言した。
 「いつも来る岡田(副総理)に言ってやった。選挙敗北後をどうするか考えておけ、とね」

<間もなく竜馬になる>

 問題は、選挙後の始末である。反原発・反大増税・反オスプレイ・反TPPで1本に束ねる作業が、さしずめ亀井の仕事になるだろう。その点を自らも指摘した。
 倒幕・維新の、時代ががった過去を紹介しながら「サムライが中心になって公武合体・薩摩と長州の手を握らせる。そうして倒幕の勢力を結集させる。その中には野田を絶賛している橋下はなれない。石原は逗子に引っ込んでいる。私の仕事は身軽な竜馬のような立場を果たす」と民自公を幕府になぞらえる。
 総選挙前の行動は、というと、統一戦線づくりだという。「今から手順を作っている」ともいうのだ。
 一時、石原新党に情熱をかけた亀井である。「評判が悪すぎる。今もやっているのか」と問い正してみた。「まあ、石原は狼少年になってしまった。そもそも文士、小説を書いても、消しゴムで消したりする。ただ、死ぬ気で世の中を変えたい、それに命をかける、というものだからそれにほだされて。つい、つい」といって言葉を濁した。

<小沢は筋通した>

 「鳩山は民主党内で、小沢は脱藩して1国1城の主になって、野田を揺さぶり続けている。なかなかの作戦だ。役割分担している。誰が考えた策略なのか。
 亀井は「小沢は筋を通した。鳩山は物笑いの種になっている。しかし、みな分かってやっていることだ。鳩山は離党のタイミングを狙っている」と解説した、統一戦線に問題なし、といわぬばかりだ。

<4人の反原発派はすごい力>

 亀井は最近、民主党を離党した3人の反原発派の主役が、側近の亀井参院議員であるという事実を明かしたうえで「4人の反原発グループは大きな役割を担うだろう」と予言した。
 反原発で決起した4人組は、官邸包囲デモの影響を受けての結成である。反原発無党派の結集を予想させる動きではある。
 「最後はみな一緒になる。鳩山も小沢も、さらに。バラバラでは倒幕はできない。結束すれば簡単に倒せる。必ず、そうしてみせる」

<狂った野田首相>

 今の野田内閣を亀井は「狂っている」といって一刀両断に切り捨てた。3・11の原発は今も収束などしていない。いい加減な原因究明でお茶を濁している。それでも再稼働に踏み切った。為すべきことをしないで、公約違反の10%消費大増税を強行している。
 危険な飛行物体であるオスプレイをワシントンに指令に屈して受け入れている野田である、どうしてなのか?国民の全てが疑問に思っている。
 吉田茂内閣はワシントンの再軍備をせよ、との厳命に「9条憲法に抵触する。第一、日本の経済復興が失敗する」といって反対を貫いた。野田は典型的なアメリカの召使になってしまった。
 そんな野田を「狂っている」と断じた。
 彼は尖閣問題に絡めて「自衛隊を出動させる」という趣旨の国会答弁を行った。これにも激しく噛みついた。「戦火を交えるなどという発言を首相は決して口にしてはならない。政治のイロハではないか。野田は完全にいかれている」
 いかれた首相を罷免する権利は主権者・国民にある。

2012年7月30日記(財界にっぽん2012年10月号掲載)  

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「死刑!」(あのポーズでね)でいいんじゃない?

舞台となった「名門私立中学校」は青山学院大付属中で、教唆犯の女子中生の母親の「女優」は黒木瞳らしい。
こういうのは「いじめ」ではなくれっきとした犯罪であり、それも重大犯罪だと思うのだが、この「女優」は毎年5000万円も学校に寄付している有力者なので、被害者の親は泣き寝入りをする方針のようだ。
校長は保護者説明会で「あなたたちだって子供の頃はスカートめくりくらいしたでしょう。その延長ですよ」みたいなことを言ったようだが、スカートめくりとレイプ(未遂か?)が同じレベルの話だとは驚いた。ならば、スカートめくりをした小学生のガキは、即、警察に逮捕、とならねばなるまい。それとも「死刑!」か。中学生ならなおさらだ。
もう一つ驚くのは、「喧嘩両成敗」で、「被害者」も停学になったというから、これからの世界では「被害者も罰する」というのが流行しそうである。まあ、加害者よりは被害者は弱いのが常だから、罰し易い方を罰する、というのは今の警察や検察のやっていることと同じではある。



(以下「ネットゲリラ」から引用)




【東京】女優の娘が男子に「あの子レイプして」依頼→皆の前で半裸にされ携帯で撮影→校長「知らん」

1 クロアシネコ(兵庫県) 2012/09/08(土) 20:29:27.04 ID:GMDU4+T70
・女性セブン8月23・30日号が報じた、名門私立中学校での「いじめ事件」だが、学校側は、いまなお沈黙を守ったままだ。そもそも、どんな事件だったのだろうか。その一部始終を詳らかにしよう。
 事件が起こったのは5月下旬のこと。女子3人、男子2人のいじめっ子グループが、同級生の女子生徒・ A子さんを追い回し、校内の女子トイレの個室に追い込んだ。
 「3人の女子生徒たちは直接、手を下さず、男子生徒2人にA子さんが逃げ込んだ個室の隣から壁を 乗り越えて侵入するように指示したそうです。男子生徒たちは命じられたとおり、A子さんが逃げこんだ個室に入り、服の上から胸を揉んだり、制服のスカートをめくり上げたり、さらにはブラウスまで剥ぎ取ったみたいです」(ある保護者)
 さらに、その様子を携帯電話のカメラで撮影するにまで及んだという。
 「カメラで撮影されていたのは動画で、A子さんは上半身裸で、胸は露わになっていたそうです。
 しかも、泣き叫ぶA子さんの声も入っていて、生々しい映像だったということです。しかも、その動画は、 クラスの半分くらいの生徒たちが目にしたみたいです。A子さんにとっては、あまりにもつらい出来事となってしまったでしょう...」(前出・保護者)
 結局、実行犯の男子生徒2人は退学、3人の女子生徒と被害者であるA子さんは3日間の停学となった。
 「学校側は、いじめを指示した女子生徒たちにも"自主退学"を勧めたそうです。しかし、彼女たちは"私たちは、A子さんと話をしようと思ってトイレに呼んで、待ち合わせしただけ"と主張したため、 学校側も証拠不十分ということで、停学にとどめたみたいですけど...」(前出・保護者)(>>2-10につづく)
2 クロアシネコ(兵庫県) 2012/09/08(土) 20:30:15.41 ID:GMDU4+T70 (>>1のつづき)
 事件からほどなくして、その生徒たちが所属する学年では保護者説明会が行われ、そこで校長からは信じられない説明があったという。
 「"加害者"と"被害者"という言葉は使わず、一括りにして、"関係者"と呼んでいました。しかも、停学の理由については"喧嘩両成敗"という説明でした。充分な説明もないまま、学校側からは"口外しないように"と箝口令が敷かれたんです」(前出・保護者)


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行政権と民主主義

國分功一郎という人のブログから転載。
私は概して、物事を根本から考えることが好きである。それが「常識を疑う」「権威を疑う」という私の根本姿勢にもつながっていると思う。
哲学者という人種が、その「物事を根本から考える」ことの専門家なのだろうが、私は「権威」を信じない人間なので、哲学者の著書や発言とは無縁である。むしろ、マドモワゼル愛さんや「In Deep」の岡さんなどのブログに哲学を感じる。あるいは、夏目漱石の「吾輩は猫である」などは、私から見れば「哲学小説」である。
というわけで、私は現代の専門哲学者という人種をほとんど信じていないし、尊敬もしていないのだが、下記記事の筆者の國分功一郎は哲学的姿勢で政治(現実問題)の根本を考える姿勢があり、注目している人物の一人だ。
下記記事は「民主主義の根本を考える」趣旨の一文の後半である。前半も面白いが、省略した。ここでは、

「民主主義というと我々は立法の部分だけを考えがちだが、なぜ行政の部分が民主的であるのかどうかを問題にしないのか」

という、言われればあっと思う発言がある。
要するに、日本も他の国も同じだろうが、民主主義国家とされている国がやがて官僚支配になっていくのは、「行政における民主主義的手続きの欠如」から来ているわけだ。まして日本のように行政府提出立法という不可思議なものが存在すれば、国会が行政府に乗っ取られるのは理の当然だ。行政府とは、すなわち高級官僚の王国であり、そこには国民の手は及ばない。
我々の問題は、実は国政選挙でどの党を選ぶかではない。行政官僚の一つ一つの行為をいかにして明るみに出し、コントロールできるようにするか、ということである。

*私は「内閣」という言葉よりは「行政府」という言葉が事実に即していると思う。「内閣」という言葉には「国会によって組織された行政機関」というイメージがあるが、実際はその逆で、「行政機関が国会を支配している」のは多くの人の知るところだ。つまり、「事務員が経営陣を陰で支配する会社」のようなものだ。


(以下引用)


「政治的決定の正統性」が問題にされるとき、実際に念頭に置かれているのは立法権のことである。特にルソーがその代表であろうが、近代の政治哲学は、神や君主によって基礎づけられて立法の根拠をどうやって民衆に見出すかに腐心してきた。とはいえ、多と一を結びつけるという政治の課題は全く変わっていないので、結局は「神」や「君主」が「民衆」に取って代わったに過ぎない。にもかかわらず、民衆は自分たちにこそ主権があると教えられているから、現実との矛盾に不満をもつ。この不満をどうにか解消しようと政治哲学等々が頑張る。今だと「熟議」なるものが注目されている。
 こうして議論が盛んになっている際に忘れられていることがある。それは我々にとってもっとも身近な権力、行政権のことである。具体的に考えてみて欲しい。道路を作る。保育園を作る。原発を作る。すべて行政が行うことである。行政は我々の生活に直結している。にもかかわらず、我々が「民主主義」と言う時に念頭に置くのはいつも議会のことなのだ。


 実は立法権の領域と行政権の領域を厳密に区別するのは難しい。行政は立法を超えて作用することがあり得る。行政の行いが憲法に違反しているのではないかとする訴訟があり得るのはそのためである。にもかかわらず、立法権の正統性ばかりに気を取られていた政治哲学は、行政をどう民主主義的に運営するかについてほとんど論じてきていない。民主主義と言う場合、議論されるのはいつも議会、立法権のことなのだ。


 立法権における民主主義の実現はあまりに難題である。確かに難題こそ考えるべきだが、難題に労力を割きすぎるとその脇にある問題に目がいかなくなる。実際、行政権の民主主義的運営という問題は置き去りにされてきた。ならば、難題への挑戦をすこし中断して、行政権に民衆が参加できる仕組みを考えたらどうだろうか?


 いまはそうした仕組みがなさ過ぎる。たとえば我々には役所の行いを公的に規制する権限が与えられていない。住民投票には法的拘束力はないし、パブリック・コメントは無意味。それこそ立候補して行政の長になるしかない。これのどこか「民主主義」であろうか?


 我々は立法権のことを考えすぎるあまり、行政権についての思考を置き去りにしてきた。ここに新しく民主主義を作り上げていくヒントがあると私は考えている。

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「老人国」の提案

今日のブログ内容は「徽宗皇帝のブログ」と同様、放射能汚染の話である。
政府の「放射能汚染隠蔽工作」によって日本全国に放射能汚染食品が出回っているのだが、中でも魚介類の汚染はもはや回復不可能なのではないか。
そこで、提案だが、昨日の村野瀬玲奈嬢の「日本A国」「日本B国」分割案とは違った観点から日本分割をするのはどうか。
それは、糸魚川分離帯だったかフォッサマグナだか忘れたが、そのあたりを目安に日本を東日本国と西日本国に分離してしまうという案だ。北海道と沖縄はさらに分離してもいい。
これは「道州制」ではない。東日本国を「老人専用国」にするのである。
放射能汚染された地域に老人を集め、そこに老人国を作るのはどうか、ということだ。どうせ老い先短い老人なのだから、放射能に汚染された食品は高級魚も乳製品も米も野菜も山菜もすべてここに集めて消費する。人口比で言えば老人人口は相当な比率だから、その消費量もなかなかのものになるだろう。若者はもはや食えなくなった汚染マグロの大トロも、高級マツタケなどのキノコ類(放射能を含みやすい)も食い放題だ。
この老人国の「入国資格」は50歳くらいからでいいだろう。50歳から60歳くらいの、ある程度は体力のある人間も必要だからだ。で、彼らがより上の年齢の老人を介護するのだが、そういう「介護者」が人口の2割程度、「被介護者」が残り8割程度が望ましいだろう。「介護者」の給与はもちろん税金から出るが、それは現在の老人介護施設に出ている補助金を充当すればいい。
そして、ここでは汚染食品は格安で食い放題とする。住居は、放棄された住居がこれから大量に出てくるから新しく建てる必要はない。何なら東京都庁に一人で住んでもいい。老人だから早寝早起きなので夜間のエネルギーはほぼ不要。いや、クーラーを全面禁止すればヒートアイランド現象が無くなり、自然の風だけで暑さはしのげるので昼間の電力も不要。テレビは禁止である。車も禁止。寒い時には厚着をすればそれでいい。
原則として過剰医療は行わず、重病の場合は安楽死させる(こればっかり……)ので、老人医療費は現在の10分の1から100分の1になる。死んだら葬式はせずに土葬か水葬にする。(火葬は石油の無駄使いである。いや、福島原発を火葬場として利用することもできるか)
これで官僚たちが頭を悩ませている「放射能汚染」問題も「高齢化社会」問題も一挙に解決である。
いや、半分は冗談だが、半分は本気なのである。
要するに、壁と屋根と窓のある住居があり、食料費がただであれば、あとはわずかな医療費以外には生きるのに必要なものなど他にはほとんどない、ということだ。税金や公共料金は、この場合、当然ゼロとする。
娯楽は? 古本屋で買った数冊の本があり、百円ショップで手に入る筆記用具が少しあれば、「考える」という最高の娯楽があるではないか。
運動がしたければ、農業をすればいい。電気が存在しなくなり、自然が回復した山野を散歩するのも、最高の娯楽だろう。(放射能入りの新鮮な空気もあるしね。)


(以下「東海アマ」ツィッターから転載。)


Clarksdale工藤‏@clarksdale_kudo
くら寿司「弊社の店舗で提供している寿司のネタから放射性物質が出たことは事実として受け止めるが、政府が定める暫定基準値(1kgあたり100Bq)を下回っているので、特に問題が無いと判断しています」←んなこと言ってるとそっぽ向かれるゾ。 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2012412/pr20120907/ …
私のニセモノに注意さんがリツイート
2012年9月6日 - 23:52 • 詳細

10時間 つるさん‏@tsuruDeath
@clarksdale_kudo …くら寿司はメール会員に割引クーポン結構送ってるよね。…まぁ影響出てるってことでしょうね。寿司屋も終わる運命かな。
2012年9月7日 - 1:28 • 詳細

9時間 ユキ(国民の生活が第一)‏@yuki555038
@clarksdale_kudo 地元の「がってん寿司」は大丈夫かな!?(・_・;?
2012年9月7日 - 2:45 • 詳細


私のニセモノに注意‏@tokaiama
海水汚染の主役はストロンチウム90です。カルシウムと同じ性質のため海産物が好んで摂取、体内に蓄積、生物濃縮度は数百万倍、やがて太平洋の魚にストロンチウムが濃縮され食べた人に白血病、糖尿病、胆嚢ガン、骨腫瘍を引き起こす。食べれば生涯排出されないで被曝し続けるため、もっとも危険な核種

16時間 私のニセモノに注意‏@tokaiama
ストロンチウム90は、原子炉でほぼセシウムと同量あります。しかし気化点がCsの671度に比べて1381度と高いため多くはゾル状態で放出されカルシウムと同じ性質で水に溶けやすく地下水海水汚染の主役となる。内部被曝は排出されないまま累積、毒性はセシウムの300倍、糖尿病や白血病骨腫瘍

16時間 私のニセモノに注意‏@tokaiama
回転寿司の放射能 今のところセシウムは深刻でないが、生物濃縮が進むこと ストロンチウムが測定されないことが問題、やはり勧められない http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/fss7_1.pdf …

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燃料プールだって頑張っている

「阿修羅」から転載。

半ば崩壊した燃料プールの状態について、仏の物理学者、ジャン・ルイ・バデゥヴァン氏は「まるで精神力のみによって支えられているかのようにみる」と評する。

だそうである。
私の母は、「見ぬもの清し」という皮肉をよく言っていたが、今の日本国民の大半は福島原発に対しては、直視するのを避けて、日常の仕事や娯楽の中に精神逃避しているのではないだろうか。「(現実に)目を閉じさえすれば、生きるのも楽さ」というわけだ。
もちろん、10万人だか20万人だか集めた総理官邸前デモによっても何一つ変わらない現実を見れば、国民大衆が無力感に捉われるのも無理はないのだが、自分だけのためならともかく、自分の子どもや孫だけでなく、未来の子供や孫のためにも、このまま敗北主義に陥ってはならないだろう。
毎度毎度同じ言葉で申し訳ないが、「絶望の虚妄なること、希望に相同じい」であり、空想的な希望も馬鹿馬鹿しいが、絶望はそれ以上に馬鹿馬鹿しいのである。

「絶望之為虚妄、正与希望相同」*「為」は「たる(たり)」という助動詞、「与」は「と」という助詞。「絶望の虚妄たる、まさに希望と相同じ」が直訳。(魯迅「希望」より)


(以下引用)


「福島原発最悪の事故はこれから 日本は滅亡」仏誌 (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/883.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 9 月 02 日 19:57:59: igsppGRN/E9PQ

「福島原発最悪の事故はこれから 日本は滅亡」仏誌
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6579431.html
2012年09月02日19:20 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)

■事故は収束していない むしろこれから
政府が安全宣言を出した福島第1原発について、フランスの有力誌「ル・ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール」が「最悪の事故はこれから起きる」とする告発記事を掲載した。

■現代日本が滅亡する
「ル・ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール」誌は独の「シュピーゲル」誌などと並び称される仏の有力誌。先月掲載した記事の中で、福島第1原発がいまだ抱える破滅的な危険性を暴露した。
同誌が問題視するのは、福島第1原発4号機。264トンの使用済み核燃料を貯蔵するプールが設置されているが、地上30mにあるプールには、屋根も壁もなく、ただ白い防水シートに覆われているだけだという。

新たな地震や台風などで倒壊、あるいは水漏れをおこし、燃料棒が直接空気に触れる事態になれば、チェルノブイリ事故の10倍、2011年3月の爆発で漏れた分の60倍にあたる膨大な量の放射性物質が飛び散ることになる。
京都大学原子炉実験所に所属する小出裕章氏は、少なく見積もっても広島に落とされた原爆5,000発分に相当すると試算する。
同誌は科学技術振興機構(JST)の元理事長、北澤宏一など、同施設のデータを分析した専門家を取材。北半球全体が長期にわたって深刻な汚染にさらされ、現代日本は滅亡する、と指摘する声を伝えた。

■日本より世界が心配する危機的状況
半ば崩壊した燃料プールの状態について、仏の物理学者、ジャン・ルイ・バデゥヴァン氏は「まるで精神力のみによって支えられているかのようにみる」と評する。
この事態の危険性を日本の政府やマスコミはいっさい伝えないが、欧米諸国では早くから危惧されてきた。米上院、エネルギー委員会の有力メンバーであるロン・ワイデン議員は昨年6月、ヒラリー・クリントン国務長官に深刻な状況を報告した。
「福島第1原発4号機の冷却用プールが崩壊すれば、放出された放射性物質が数日のうちに米西海岸に到達する可能性がある。米国にとっても安全上の大きな問題」というもの。
東電は4号機プールの床を補強して安全宣言を出したが、この声明には、どのくらいの震度までなら耐えられるのかなど、具体的な説明はいっさい含まれなかった。
その後、今年5月になって、レーザー測定器による耐震強度テストなどをおこない、「東日本大震災と同島の地震にも耐えうる」と東電は発表した。
この宣言について、もっとも慎重な専門家とされる放射線防護原子力安全研究所(IRSN)の安全課所長チエリ・シャルル氏は否定的な見解を示している。「Enviro2B」誌の取材に対して、「冷却用プールが耐えられるのは小さな揺れだけ」と語ったのだ。

■解決策は誰も知らない
こういった事態を打開するため、東電も模索を続けている。燃料棒を取り出し、安全な場所に保管するため、7月18日には試験的に燃料棒2本を取り出してみせた。
ただ、264トンもの燃料棒を取り出すには、まず高さ70mのクレーンを設置する必要があり、この建設完了は早くても来年末になる予定だ。
さらに取り出した燃料棒の行き先も決まっていない。地下に埋蔵するしかないのだが、ようやくその候補地を探し始めた段階で、決定には数年を要するとみられる。
解決策が判明して危機が去るまで、いったい何年かかるのかはまったく不明だ。その間、大きな台風や地震が来ないよう、ひたすら祈るしかない。

◆Le Nouvel Observateur
http://tempsreel.nouvelobs.com/

(税金と保険の情報サイト)
http://www.tax-hoken.com/news_ahjqkZ2maQ.html
================================================
こういう情報を見るとすぐに「煽り」だと片付けてしまう人がいますが,誰一人として解決策を知らない大問題が現在進行中だということは事実です。

もう少し心配したほうがよいと思います。
 
  拍手はせず、拍手一覧を見る


コメント
01. 2012年9月02日 20:30:45 : JlhOElFGlE
1~3号機のプールにもほぼ同じ量の燃料がある。
原子炉が錆びて崩壊するのは時間の問題で、そうなったらどうやっても燃料を取り出せないだろうな。

02. 2012年9月02日 20:33:28 : 5uvl0AM6Ng
>「福島第1原発4号機の冷却用プールが崩壊すれば、放出された放射性物質が数日のうちに米西海岸に到達する可能性がある。米国にとっても安全上の大きな問題」
4号機の冷却用プールが崩壊すれば、おそらく東電は3号機のときのように水で海に洗い落とす作戦に出るのではないか?
こうすれば、国内の大気に飛散する恐れは激減するだろうが、太平洋の汚染はさらに深刻化する。

03. 2012年9月02日 20:47:13 : NNtZLUTfac
3号機プールにあったのはみんな吹っ飛んでんるんでしょ。
燃料棒がそこらに散乱してるって。
その実態がいまだにわかってないのってどうなのよ。
4号機のこと言う前に3号機のことはっきりさせてもらいたいんだ。
あんなの飛び散っても局地的なとこ以外大したことないんじゃないの?

04. 2012年9月02日 21:01:20 : FUI5AUpSOM
純然たるえ煽りじゃねえか。
さすが肥たご運び屋の赤かぶが持ってくる記事だけのことはある。
早速肥溜め村の半きち=知恵遅れどもが新肥にたかってくる。

05. 2012年9月02日 21:07:53 : yfiMxxDVyY
3000人が作業する福島原発。それにもかかわらず
漏れ伝えられる情報を冷静に分析しても、事態は何も改善せず単に水をかけ続けているだけのようだ。循環のパイプは仮設でしょっちゅう破れている。
遮水壁の建設も4号機の根本的な補強も全くなされていない。原発に関して日本の技術力も建設能力もこんなにみじめなものだったとは情けない限りだ。

06. 2012年9月02日 21:33:13 : iQinVlOl1c
あと4号機から50メートルも離れない位置にある共用燃料プールの6400本もお忘れなく。津波で冷却装置が故障したまま、水温や水位の変化を把握できなくなっている。

07. 2012年9月02日 21:41:55 : OdLN5rghh2
今すぐ原発を廃炉にして、今すぐ高線量地域の生殖可能年齢以下の人々を避難させて、健康に生き延びられる日本人を一人でも多く残すことが大事なことだと思う。


08. 2012年9月02日 21:51:05 : ZOMaASCDCo
フランスさん人事じゃないよ。
日本は、原発止めても影響ないが、事故で原発が止まるとフランスの方が影響が大きいよ。


09. 2012年9月02日 22:58:32 : 5ZvmVUcoHA
元記事
http://tempsreel.nouvelobs.com/l-enquete-de-l-obs/20120822.OBS0162/enquete-fukushima-et-si-le-pire-etait-a-venir.html


10. 2012年9月02日 23:52:24 : BPRAL8Ra7w

 だから 中国か ロシアか 朝鮮が 軍事侵攻して
 日本を占領し ただちに解決ないと
 世界は破滅するわけだ
 頭狂電力や 放射脳の キチガイ政府では
 どうにもならない

11. 2012年9月03日 00:05:35 : 5ZvmVUcoHA
>>10については、事故当日にアメリカ大使が官邸を訪ねた時に
菅が米国に宣戦布告し、ただちに降伏すれば日本はアメリカ占領下に入り
もっと優れた事故処理ができた可能性は指摘されている。

12. 恵也 2012年9月03日 00:15:05 : cdRlA.6W79UEw : pazXOqqUSs

>>05 原発に関して日本の技術力も建設能力もこんなにみじめなものだったとは情けない限りだ。
日本の原発技術力ってアメリカ技術のコピーに過ぎないよ。
優秀だというのは原発マフィアの自己満足だ。
世界が諦めた高速増殖炉もんじゅも、フランスに比べてもはるかに下。
再処理工場もいまだに動いてないでしょう。
たしか予定建設費の3倍くらい使って、10年くらい遅れてるのじゃないかね。
こいつらには自由競争もないし、殿様商売をやってる連中で技術力ゼロ。
俺は先進国では最低だと思ってる。
ーーーー引用開始ーーーー
主要先進国はすべて増殖炉開発に見切りをつけて中止しました。
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr3.html


13. 2012年9月03日 00:39:53 : aT9tG7aYrY
優れた情報収集能力と分析力を誇る財閥系企業グループは、もはや日本は滅亡すると踏んでいるのではないか。これまで、モノづくりを使命とするメーカーが、工場を海外に出しても企画、開発、設計業務は日本国内に残していた。それが、根本の頭脳といえる部分まで東南アジアや台湾に移転しつつある。具体名は書かないが、技術開発の根幹まで国外に移管している。日本国内の動揺を抑えるために、国内向けには別の言い訳を用意している。
これらのメーカーの技術者が、最近海外出張が多いと言っていた。メーカーが持てる技術の全てを移すみたい。一方で国内回帰を宣伝する企業もあるが、彼らは情報収集力や分析力が欠如している。決断一つで会社の運命が決まる。具体名は書きませんが、大体分かるでしょ。

14. 2012年9月03日 01:47:23 : pPJ5gJb78A
>>04
>純然たるえ煽りじゃねえか。
世界一の原発推進国フランスの有力誌が掲載した記事ですが、何か?
これから百万人単位で人が死んでいく。
農水産品のみならず工業製品まで汚染を嫌われて輸出できなくなる。
貿易国日本から輸出をなくしたら何が残るのか。
自給自足の江戸時代レベルに戻るしかあるまい。
しかも食糧はひどく汚染されているので、江戸時代よりはるかに惨めな状況になるだろう。
現代日本は滅亡するという指摘は正しい。

15. 2012年9月03日 02:19:27 : HDySYr7wos

20120525 報道ステーション・徹底検証:福島第一原発4号機
http://vimeo.com/42850195
「溶けるかどうかはわかりません・・・」
ハハハハハ。


16. 2012年9月03日 02:30:31 : Ghz6ukhshg
>>06
>あと4号機から50メートルも離れない位置にある共用燃料プールの6400本もお忘れなく。
まだ隠し玉があったのですか? 東電の隠蔽にはまったくあきれ果ててしまう。
国家存亡のときだ、国民の生命、財産を守るべき自衛隊の任務の範疇です。

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奨学金地獄

「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から転載。(姓が「村野瀬」で名が「玲奈」らしい)
奨学金制度が貧困ビジネスの一つ、つまり貧乏人から金を巻き上げる営利事業になっている、という現状をレポートした記事の一部である。
まあ、資本主義とはすべてを金に換算する制度、とも定義できるわけで、慈善の意図で始まった制度もやがては金儲けの制度になっていくのは自然の流れだ。
そのうち親子関係も友人関係もビジネス化するかもしれない。いや、一部の親は子育てを、子供を育てて、その子供に自分の老後の面倒を見させようというビジネスとして捉えているかもしれない。子供の方もそう考えているとすれば、親子関係は、子供が物心つくと同時に破綻するのも当然だ。
友人関係も「ギブアンドテイク」のビジネスならば、相手に利用価値が無くなれば赤の他人になるのも当然である。
話が現代人間関係論になったが、すべてが金に換算されるというこの社会の根底を変えることは難しい。ボランティアという「無償の行為」さえも「政府や企業の経費節減」のために利用される有様だ。とにかく、金は魔物である。と言うよりは金は人間を魔物にする、と言うべきだろう。金自体には罪はないが、人間の過度な欲望や恐怖、不安が人間に金を神格化させる。
なぜ大学に行くか、と言えば、「職に就くため」である。高卒ではほとんど仕事が無いからだ。しかし金が無いと大学に行けないから金を借りる。つまり、「将来の金を得るために、今金を借りる。その借金の利息が膨らんで、将来の貧困生活が確定的になる」というのが奨学金地獄である。かと言って、高卒のまま社会に出れば、そこにも貧困生活が待っている。まさに「進むも地獄、止まるも地獄」だ。
こういう社会を作ってきたのは誰か。
あなたであり、私である。
国政選挙でのこれまでの無責任な投票行動が、今の日本を作ってきたのだ。
もちろん、奨学金地獄は、今の日本の「格差地獄」の一例にすぎない。金の有り余る連中にはまったく無縁の別世界の話である。まさに黒澤の「天国と地獄」だ。あの誘拐犯がスラム街から仰ぎ見た豪邸の姿が今の「99%対1%」の1%の象徴なのだ。
もちろん、正当な競争の結果、1%と99%に分かれたのだ、1%を羨望したり憎んだりするより、自分が努力しろ、と1%の連中は言うだろう。
はたしてそうか? 競争は正当に行われているか?
真面目に努力すれば望む大学に進め、望む会社に就職でき、望むように正社員になれ、望むように出世でき、望むように定年まで勤められ、望むように年金がもらえるか?
それが高度成長期末期までの黄金時代の話でしかないことを誰でも知っている。
日本人が稼いだ金は他国に吸収され、一部の人間に吸収され、日本人は働いても働いてもその大半は非正規社員として貧困が運命づけられている。そういう社会で公正な競争がありうるだろうか。当然ながら、わずかな果実は一部の人間によってあらかじめ独占されているはずだ。そのおこぼれをめぐって死闘を繰り返すのが貧民である。
だが、なぜそうなったのか。
なぜ高度成長期の日本、「一億総中流化」の日本は消えたのか。
それが意図的バブル崩壊と、国際金融家による日本資産収奪、日本から米国への恒常的貢納、小泉改革による格差社会の到来などに主な原因があることを専門的経済学者はほとんど語らない。連中は「制度」の一部なのである。与えられた枠組みを維持し、強化し、国民を眠りこませるという制度だ。まさに「ゼイ・リブ」の中に出るガイコツ顔の連中の一部だ。
奨学金制度の話が、この社会全体の「見えない制度」の話になってしまった。
長くなりすぎたので、ここまでにしよう。



(以下引用)


2.現状

 奨学金を受けている大学生(昼間部)の割合は、1998年には23・9%であったのが2010年には50.7%にまで上昇した。実数で見ると、98年の約50万人から2011年には127万人へと増加している。一方、2000年から2010年までの10年間に、学費は5万円増加したのに対して、生活費は28万円も減少し、10年前の3分の2の水準にまで低下した。これは、家計からの給付額が2000年の156万円(全収入の72.4%)から123万円(61.7%)へと激減したのが影響している。東京の自宅外通学者の場合、仕送り額は2000年の11万9300円から2010年には9万1600円に減少した。大学生の生活を支える親の経済力が、低下し続けているのである。その分、奨学金は18万円(8.5%)から40万円(20.3%)に増加し、働かなくては修学困難な学生が37.6%から40.7%に増加する反面、家計からの収入のみで修学可能な学生は39.9%から32.8%に減少した。

 このように今や学生の生活にとって必要不可欠な存在となった奨学金であるが、日本の奨学金の約9割に当たる奨学金事業費を運用している日本学生支援機構の奨学金はすべてが貸与制である。しかも政府はこの約10年、奨学金制度の改悪を続け、一般財源による無利子枠は拡大せずに有利子枠のみ約10倍に拡大させた結果、有利子枠の比率は75%を占めるまでに至っている。このため、無利子貸与の申請者の約8割が不採用になるという。有利子貸与は3万、5万、8万、10万、12万(大学院は15万円、法科大学院は22万円まで)からの選択制だが、仮に有利子奨学金を毎月12万円、4年間借りた場合、貸与金額は576万円で返済総額は775万円(金利3%で計算)となり、毎月3万2297円ずつ20年間かけて返済しなければならない。つまり、20代の平均年収の約3倍の借金を卒業時に背負うことになるのである。高校から大学院卒業まで借りたある相談者は、返済総額が2000万円、毎月の返済額が7万5000円に上り、「家賃より高い」と頭を抱えていたという。

 文科省はこれを「返済能力の範囲内」と位置づけているが、終身雇用・年功序列を柱とする日本型雇用が崩壊し、大卒の内定率も就職率も低下し、若者の失業が長期化するなかで、親も本人ももはやその負担を担い切れないのが現状である。奨学金返還者の中には、祖母の年金から返済している例もあるという。

 また、ある公立大学に入学してきた授業料や生活費を全く支払うことのない学生は、日本学生支援機構の有利子奨学金を月12万円ずつ借りているが、卒業後の返済が心配で鬱病になってしまったという。「なぜ学費が払えないのに入学したのか」とカウンセラーが聞くと、高卒では就職先がないのだという。実際、高卒者の求人数は1992年の168万件から2003年にはわずか20万件と87%も激減しているという。高校卒業後の就職先がないから大学に行かざるを得ない構造が生まれているのである。

 また、精神疾患で会社を辞めた相談者は、「医者から長時間の仕事は無理といわれ短時間のアルバイトで月5万円の収入で生活しています。現在、返済猶予を受けていますが、その5年の期限がまもなく終わります。食べていくだけでもやっとの生活なのに月2万円の奨学金の返済はできません。奨学金を借りたことでこれほどつらい思いをするとは思いませんでした」と語っている。

 返済が困難になった場合、返済を猶予する制度はあるものの、猶予期間は最大で5年間にすぎず、猶予を打ち切られ延滞者となると年利10%の延滞金が加算される。正規雇用に就けなかった場合は、「返したくても返せない」という返済困難に陥ることは容易に想像できるが、今や大学を卒業しても4割が正規採用されないという。近年の新自由主義的「構造改革」によって低賃金・不安定雇用が拡大し、年収200万円以下の労働者が1000万人を超えた。奨学金の延滞6カ月以上の者のうち「年収300万円未満」の者の割合は、過去3年で、84%から87.5%に上昇した。しかも、なんとか返済し続けている無延滞者にも低所得層が広がり、約半数が年収300万円以下という。

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ネオコンというゾンビどもが日中戦争煽りのために再登場

「スロウ忍ブログ」から転載。
ネオコンなどという言葉を久し振りに聞いた気がする。ネオコンという存在自体がオワコンかと思っていたが、ゾンビのように生き続けているらしい。実際、安倍も石破もゾンビ顔ではある。特に石破の三白眼は、あれは生まれつき他人を恨んでいるような顔である。まあ、他人の顔の話などあまり品が良くないのだが、顔を見れば石原、橋下、前原などが下司中の下司であることは一目瞭然だのに、何で世間の人間がそれに気づかないのか、といつも歯がゆく思う次第だ。
人間の品性など、顔を見れば分かる! 
顔の話はともかく、この総裁選出馬メンバーを見れば、自民党自体がオワコンであることは明らかだ。(年配の方向けに説明すれば、「オワコン」とは「終わったコンテンツ」ということで、賞味期限切れの無価値な存在、ということだ。)
ネオコンとは「新自由主義の新しい潮流に乗り遅れた武闘派、戦争大好き人間」と定義すればいいだろう。要するに「東西冷戦」やら「資本主義対共産主義」といった古いコンテンツにいつまでもしがみついているために、世界支配層からも少々ウザったがられているわけだ。石破が軍事マニアであることはよく知られている。
しかし、まだまだ道具としての価値はあるから、日中戦争を誘導するためには安倍や石破という武闘派、戦争オタクの右翼を自民党総裁にしておこう、というわけだろう。そういう連中以外に誰も総裁選に名乗りを上げないことからも、それは明らかだ。しかも、谷垣は出身派閥のボスの古賀からも見捨てられているし、石原幹事長からもそっぽを向かれていることが、今朝のテレビニュースで流れていたのだから、明らかに谷垣はもはや粗大ゴミ扱いだ。
ん? とすると、自民党はオワコンではなく、ゴミの再生利用場か?
いやはや、民主党もクソだが、自民党はそれに輪をかけてクソである。まあ、ウジの湧いた肥溜めである。
汚い比喩でスマン。だが、汚いものには汚い比喩しかできない。




(以下引用)
 



2012年8月31日金曜日安倍晋三に続き、石破茂も自民党総裁選に出馬する意向。ネオコンだらけの自民党総裁選。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/08/blog-post_31.html
今年9月(2012年9月)に行われる自民党総裁選にネオコン石破茂が立候補する意向を固めたとのことである。

同党の総裁選には、石破の他にも、“統一教会のプリンス”安倍晋三・元首相や町村信孝・元官房長官、林芳正・政調会長代理も出馬する意向を示しているとのことだが、候補者が典型的なネオコン(シオニスト勢力)の使いっ走りばかりで残念である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120831-00000048-mai-pol

<自民総裁選>石破氏が出馬固める…谷垣氏も表明へ

毎日新聞 8月31日(金)15時0分配信

 自民党の石破茂前政調会長は9月の党総裁選に立候補する意向を固めた。9月8日の国会会期末前後に出馬表明する。再選を目指す谷垣禎一総裁も9月7日ごろに正式に出馬表明する考えを周辺に伝えた。安倍晋三元首相や町村信孝元官房長官、林芳正政調会長代理も出馬に意欲を示している。同党は次期衆院選で政権奪還を目指しており、「次の首相」選びになる可能性のある総裁選は候補乱立の様相を呈してきた。

 石破氏を支持する鴨下一郎元環境相ら十数人の同党議員が30日夜、東京都内で会合を開き、来週中に石破氏に出馬を要請する方針を確認。会合の出席者は「(立候補に必要な)20人の推薦人はクリアしている」と語った。石破氏は支持議員に「みんなから支援があれば出馬の決断をするしかない」と明言した。

 一方、谷垣氏は30日夜、側近の川崎二郎元厚生労働相や逢沢一郎総裁特別補佐らと東京都内で会談した。出席者によると、谷垣氏は「政権を奪還する思いで戦ってきたが、あと一歩。自分の手で成し遂げたい」と再選を目指す決意を伝えた。谷垣氏は野田佳彦首相との「近いうちに解散」の合意に基づいて今国会中の衆院解散・総選挙を求めており、周辺は「(出馬表明を急ぐと)解散はもういいんだということになる」と懸念。正式な出馬表明は解散がないことが確定する会期末をめどとする一方、30日からは総裁選での地方票獲得を狙って全国遊説を開始している。

 自民党は31日午前、党総裁選管理委員会を開き、9月14日告示、同26日投開票の日程で総裁選を行うことを正式に決定した。【佐藤丈一、念佛明奈】

2012年03月09日
首都直下地震を想定し、国民の管理・統制・搾取を企むネオコン石破茂。今後予想される“維新の会”への迎合。
http://surouninja.seesaa.net/article/256667384.html

一神教カルト信者の石破茂と言えば、橋下徹や小泉純一郎と同様、英語版のWikipediaでは“ネオコン”として認定されている政治家である。早い話が“シオニスト勢力のパシリ”だな(プ

http://surouninja.seesaa.net/article/227226548.html

Neoconservatives

The neoconservatives are a group of "younger" politicians, in their 40s and 50s. Notable neoconservatives often include:

Shinzo Abe(安倍晋三), former Prime Minister of Japan, the successor of Junichiro Koizumi, an anti-North Korea hardliner
Toru Hashimoto(橋下徹), governor of Osaka
Shigeru Ishiba(石破茂), Former Minister of State for Defense and major proponent of Japan's involvement in the US-initiated War in Iraq
Shintaro Ishihara(石原慎太郎), governor of Tokyo, and co-author of the controversial essay, "The Japan That Can Say No"
Seiji Maehara(前原誠司), a hardliner and former Minister for Foreign Affairs.
Shoichi Nakagawa(中川昭一), Chairman of the Policy Research Council of the Liberal Democratic Party (LDP)
Keizo Takemi(武見敬三), an LDP member and head of the "Young Lawmaker's Group"
Ichita Yamamoto(山本一太), head of the LDP team studying sanctions on North Korea
Junichiro Koizumi(小泉純一郎), a former prime minister, to precede Shinzo Abe is a conservative in the foreign policy arena, and receives support from the neoconservative legislators, but is not himself considered a neoconservative.
橋下徹の大阪維新の会(シオニスト勢力)に迎合する安倍晋三と同様、石破茂も又、間違いなく同会に擦り寄って行くだろうね。

此れでは、海外のシオニスト勢力や其の駒である国内の一神教カルト信者からの支持は得られるかも知れないが、流石に多くの日本国民の支持を得ることなど不可能だろう。まぁ官僚と米軍産複合体の傀儡であるカルト保守勢力にとっては、国民の支持など屁でもないのだろうけどな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120831-00000052-reut-int

米大統領選、ロムニー候補とオバマ大統領の支持率逆転

ロイター 8月31日(金)9時50分配信

[タンパ(米フロリダ州) 30日 ロイター] ロイターとイプソスが実施した最新の世論調査によると、11月6日の米大統領選に向けた共和党の候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が支持率でオバマ大統領(民主党)を追い抜き、僅差ながらリードしている。今週フロリダ州タンパで開かれた共和党の全国大会が追い風となった。

調査は27─30日の4日間にかけて、登録有権者1481人を対象にオンラインで実施。その結果、支持率はロムニー候補が44%、オバマ大統領が42%で、ロムニー氏がわずかながらリードに転じた。

投票予定有権者を対象にした週初のロイター/イプソス調査では、オバマ大統領が46%で、42%だったロムニー氏を4ポイント差でリードしていた。

イプソスの調査担当者、ジュリア・クラーク氏はロムニー候補が3日にわたった共和党大会で追い風を受けたことが示されたと指摘。「党大会は彼(ロムニー候補)にとって非常に順調に進んだ」としている。

いわゆる「党大会効果(convention bounce)」は大抵は長続きせず、オバマ大統領が来週ノースカロライナ州シャーロットで開かれる民主党の全国大会で同党の大統領候補への指名を受諾すれば、今度は同氏の支持率がアップすることも予想される。

ただ、今回の調査結果は、民主・共和両陣営が党内の盛り上げと選挙の行方を左右する可能性がある激戦州の無党派層へのアピールに努めるなか、オバマ、ロムニー両氏の支持率が拮抗(きっこう)していることをあらためて示している。

シオニスト勢力の駒であるミット・ロムニー(米共和党)が今年(2012年11月6日)の米大統領選で勝利し、日本国内ではネオコン総裁率いる自民党(と公明党)が政権を奪取するなどという、11年前(2001年1月20日のジョージ・W・ブッシュ政権成立と同年4月26日の第一次小泉内閣成立)に見た様な最悪な顛末が脳裏を過(よぎ)るわけだが、こういう連中を何時迄も日本の政界に野放しにして同じ過ちを何度も繰り返すほど、今の日本国民の多くは愚かではないと信じたい処である。

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