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オバマはキューバへの経済制裁を解除する?


「文殊菩薩」で知った記事である。「ロシアの声」はしばしば訪問するサイトだが、この記事は未見であった。
オバマがキューバ制裁を解除する裏には、キューバが社会主義的政策(生産手段は原則国有とする)を少しづつ解除しつつある、という事実があるかと思う。キューバ国民にとっては経済制裁の解除は朗報だが、キューバで今後資本主義的社会体制が進んでいけば、「全員が等しく貧しい」状態から「極端な金持ちと極端な貧乏人」が存在する格差社会になるわけで、手放しで喜ぶわけにもいかないと思う。貧しい報酬で人民のために優れた医療活動を行ってきた医者たちが、まずキューバを脱出してアメリカで「高額医療」に従事するのではないか。そしてキューバの医療も次第にアメリカ化していくわけだ。
まあ、私は現在のキューバの状況に詳しいわけでもないので、成り行きを見守るだけだが、私にとっては世界でも稀な老子的「小国寡民」の理想郷と見ていたキューバが拝金主義に汚染された社会にならないように祈りたい。


(以下引用)



米国、半世紀に及ぶキューバ制裁を解除か

タグ: 政治, 北米・中南米, 米国, キューバ, 記事一覧, 国際




9.11.2013, 11:49

сша куба сша флаг сша куба флаг куба 2011 январь коллаж

Collage: The Voice of Russia



米国政府は1960年に導入された対キューバ制裁措置を解除する構えだ。オバマ大統領が8日述べた。


政策を周到かつ創造的に革新しなくてはならない、と大統領。

対キューバ経済制裁措置は、キューバが米国市民・企業の財産を接収したことへの報復措置として、1960年に導入された。措置は1962年には完全禁輸にまで発展した。

イタル・タス




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11月17日ですか(117という数字には見覚えが……)

「播州武侯祠遍照院」から転載。
管理人の混沌堂さんはこの記事に「プチ・デフォルト」とタイトルを付けているが、まさにその通りだろう。水瓶座時代の筆者(「マドモワゼル愛」さん)が米国の「海外送金停止」「預金引き下ろし上限設定」を異常事態だと見抜いたのも慧眼だと思うし、それに「プチ・デフォルト」と端的に名付けた混沌堂さんも見事だと思う。
そして、マスコミがこの事態をわざと軽く扱っているという、下記記事の指摘も鋭い。
さてさて、米国はどうなるのか。日本では今後、どうなっていくのか。


(以下引用)*赤字部分は引用者(夢人)による強調



水瓶座時代  より  


上記文抜粋
・・・・・・・・



11月17日の怪  送金ストップって、、、


11月17日以降、アメリカの10を超える主力銀行から海外への送金ができなくなる、、、ということだそうです。また1か月5万ドルを超える引きおろしもできなくなるとか。

個人レベルなら1か月5万ドルもいらないでしょうから問題はありませんが、商売やってたらどうなるのでしょう。アメリカに出店した企業がいくら儲けても、アメリカ国内から日本や他国に送金できない、、、となると、大変なことですよね。本当だったとしたら。

お金もちにしてみれば、一か月5万ドルだったら、商売もできない、、、ということになりませんでしょうか。

これはどういうことかというと、例をあげると下記のようになるのではないでしょうか。

みなさん、11月17日から毎日1000人の国民を殺す事になりました。でも、わずか1000人だから何の心配もありませんよ、、、大したことではないので、まったく国民のみなさんは心配いりません。

というような記事が一面ではなく、新聞の片隅に掲載され、一面には日本シリーズの結果や話しが堂々とのっている、、、、というようなものと同じです。

ものすごいことを、あえて小さく語り、大したことない風に言っている、、、ただそれだけの話。

デフォルトといわないで、17日から海外送金はできない、、、となるとアメリカから金を持ち出せない、、、アメリカにある企業はどうするの。

アメリカに物を売る人など、金輪際いなくなるのではないの。となってしまいますよね。大問題ですよね。

また月5万ドルというものの、それって、デフォルトということになりますよね。

アメリカ国債をしこたま買っている中国や日本には、国債の利息はじゃ入ってこなくなるのかしら、、、よくわからないけど、主力の銀行がそれをしたら結果的にそうなりますよね。

何だか凄い話しですよね。本当にそうだとしたら、、、いや、するって言ってるわけで、そうなるのでしょうが、そうなったら、日本だって中国だって、貿易だって、一度止まることになるのでは。

なんだか、切迫した内容のはずなんですが。日本のマスコミもやけに静かですね。何事もないかのようですね。
がさネタなのかしら。

シリアを軍事攻撃できない、、、というのが私は8月の阿部の発言でわかりましたが、マスコミはそんなことおくびにも出さなかったように、今回も同じだったら怖いですね。

確かにシリアを攻撃できませんでしたよね、、、ということは、今回も同じで、やはり17日から海外送金ストップになるのかしら、、、そしたら金融も経済も終わりということになりますよね。

NHKさん、もう少しきちんと説明してほしいです。起きても小さく言えばいいか、、、と思っているのでしょうか。それとも騒がれたくないのでしょうか。それとも根拠がないからなのか。

本日から1000人殺しが始まりましたが、まったく問題なく進んでいるので大丈夫です、、、実際、311以降、はじまっているわけですし、、







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天皇利用者たちの醜態

「神州の泉」から一部(と言っても大部分だが)転載。
山本太郎「直訴」騒ぎの本質を明瞭に語っている。
もう一つ、私も、これは問題だ、と思っていたことを「谷間の百合」さんが書いているので、そちらを「引用2」として一部転載する。
私などより問題を明確に分析し、明瞭に語る人が多いので、私などがそれ以上何も言う必要は無い。

引用の色字部分はどちらも引用者(夢人)による強調である。



(以下引用)



冷静に眺めると、山本氏の直訴行動を不届きだとか言っている連中のほとんどが、国賊のネオリベ(新自由主義)議員であることは注目に値する事実だ。
彼らは心底腐りきった似非保守連中なのである。
この連中は日本の精神をかなぐり捨て、国や国民を裏切る基本に立っているわけで、彼らに山本氏を糾弾する資格は全くない。
それどころか、おまえらが政界から早く降板しろやという話である。

山本氏の園遊会における振る舞いは、2004年の米長邦雄氏のそれに比べても取り立てて問題視することでもない。
宮台真司氏が言うように、米長氏の時はマスコミはあえて拡大させなかったが、なぜ今回はこの件にスポットを当てすぎるのだろうか。
神州の泉の個人的な感想としては、“今回はやんないほうがよかったよね”ではあるのだが、これを取り上げて、ことさら大きく扱うことには何らかの底意があるものと踏んでいる。

山本氏をこれ見よがしにバッシングする連中は、小泉構造改革を支持し、民主党政権下では、フェルドマン率いるネオリベ事業仕分けを影で支持していた腐った日本人どもである。
彼らは今、安倍晋三や竹中平蔵らが強行するネオリベ政策の中枢にいるのである。

つまり、山本太郎氏をこれ見よがしにバッシングしている連中は、TPPや国家戦略特区など不穏な国家破壊政策を押し進めている連中なのだ。
日本人の生活を破壊し、国家の本義に泥を塗り、多国籍企業中心とする海外投資家のために、日本と日本人を守る大事な諸規制を、諸悪の根源だと嘯(うそぶ)きながら、片っ端から規制緩和する悪政が目白押しだ。

アメリカ(CSIS等)から命令されて規制緩和に奔走している連中に日本を守る心はない。
当然ながら、彼らには皇室を守るなどという気持ちは微塵もない。

ネオリベ政策で皇室をすでに捨てている日本人のクズたちが、山本太郎氏の直訴案件を責め立てるのは、皇室とは関係のない底意が強くあるからに他ならない。
その底意とは、山本氏による安倍政権批判の封じ込めが目的なのである。

国民が小泉政権以降のフリードマン主義による国策に翻弄され、その実態を捉え損ねているのは、国策(国政)が体よく偽装され、マスコミがその偽装を本物らしく見せかけているからだ。(ただし、東京新聞は若干、それには当てはまらないが)
だから、山本太郎氏が全国キャラバンで語っていたように、おかしいものはおかしい、とストレートに訴えていたのは絶大な覚醒効果がある。

米官業利権複合体が、人物破壊のターゲットとして狙い定める人物は、政治経済学者の植草一秀氏を見ても分かるように、決まって国政偽装(こくせいぎそう)を見抜き、そのことを分かりやすく人々に知らせてくれる著名人だ。

山本氏も明らかにそういう系列に属する数少ない一人である。
だからこそ、彼は売国連中の攻撃を受けることになる。
そういう肝心な部分を知覚できずに、山本太郎が好きだ嫌いだなどと、見当違いに走っている連中は、頭のネジが緩んでいる。
彼らは日本が直面する危険に気付いていない。

虚心坦懐に山本太郎氏の話に耳を傾けると、そこに私心はなく、彼はネオリベ政策群の悪辣さを真摯に訴えていることが分かる。
沖縄タイムズによれば、山本太郎議員が天皇陛下に手渡した直訴状は、東京電力福島第1原発事故による子どもの被ばくや、作業員の労働環境の現状を記したものらしい。
そういう思いがあふれた行為であり、悪意は感じられない。
神州の泉は山本氏の思想の全体像は見えないが、少なくとも彼が行っている、安倍政権の打ち出す亡国政策群に対する批判にはもろ手を上げて賛同する。


直訴問題は確かに繊細で微妙なことではあるが、国を傾けているネオリベラリストの政治屋たちが、それに言及できる筋合いはいっさいない。
参院議院運営委員会は本日(11月8日)の理事会で、山本太郎議員に対し、山崎正昭参院議長が厳重注意した上で皇室行事への出席を禁止する処分を決めたそうだ。
その根拠は国会法で議長に与えられている「秩序保持権」なのだそうだ。(東京新聞を参照)

秩序保持を根拠とするなら、日本特有の社会秩序、市場秩序をネオリベ国策で破壊している奴らに対しては、国会への登壇(出席)を禁じるべきではないのか!?



(引用2)



宮内庁は、手紙は陛下に渡さないと言いました。

山本太郎さんの非常識をことさら際立たせたいためにに言っているのでしょうが、反対に、自分たちのそういう態度がどれほど天皇を侮辱しているのかということには気がつかないのです。


陛下への手紙を自分たちで勝手に処分するなど言語道断です。
人間としても許されることではありません。

渡したくないのなら、せめて「それについての発言を差し控える」というような常識的慣例で対応すればいいものを、そういう常識をかなぐり捨てて怒りに身を任せたのです。

おそらく政治家といっしょで、自分たちが権力で権威をコントロールしていることや、営々との築いてきた既得権益が暴かれるのではないかという危機感に突き動かされたのでしょう。



あの侍従長の態度を天下に曝しただけでも太郎さんの行為は有意義でした。

皇室をタブーにして好き勝手やってきた人間を炙り出したのです。










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農業工場論再説

「播州武侯祠遍照院」から転載。
私も、日本は第一次産業の工業化で再生する、と考えているので、下記記事は我が意を得たり、である。
ずっと前に、「農業工場」というコンセプトについて書いたことがあるが、それは高層ビルの各フロアを田畑にし、密閉構造にすることで病原菌や害虫や雑草(今なら放射能も)の侵入を防ぎ、農薬不要にする、というアイデアであった。農業基盤を高層ビル化すれば、農地が土地面積や場所によって限定されることもなく、また農業労働自体をビルに付随した機械で半分以上賄うことも可能だろう。もちろん、給水機能や施肥機能はビル自体に付随するわけだ。
しかし、いくら機械化しても人力労働でなければならない部分が残るだろう。だからこそ、そこに雇用も生まれるわけである。
くだらない東京オリンピックなどに使う金があれば、こういう構想を実験的にでも実現してみてはどうかと言いたい。
給与や所得について言えば、学歴年齢性別不問の簡単な肉体労働になるはずだから高給は取れないが、1日4時間程度の労働で月給10万円、1日6時間なら15万円、8時間なら20万円といった相場になるのではないか。これらは基本的には老人でも可能な肉体労働であり、過重な力仕事は機械がやるだろう。あるいは、下記記事にあるように「パワードスーツ」を装着して行う、という未来の労働の姿もありうる。
私も膝が悪いので、パワードスーツは日常の道具としても欲しいところだ。昔なら8マンとか、少し前のロボコップみたいな姿の「スーパー爺さん」になるのは私の夢想の一つでもあった。(笑)



(以下引用)



日本の独立を目指して より

上記文抜粋

・・・・・・・・・・・

「現在の農村生活はごく最先端の科学産業になる」  

マスゴミ、とくにNHKは今の死にかけの老人の、自給自足的あり方をありがたがって見せているが

そんな生き方を、これからの人がするはずが無い

実際の農村はどうか?

ネットと衛星につながった、センサーだらけの科学技術の巣窟である。そもそも、農薬をどんな最先端技術だと思っているのか?

これから、微生物の利用に進んで行くだろう

しかしこれも昔の、保存食、乳酸菌発酵のなれ鮨に戻らない

新しい菌種で新しい、清潔環境で作られるに決まっている。

実際今の酒がそうである。工業生産的にあまりに精度を上げすぎた

ので挫折しているだけである。塩をNACLと勝手に解釈して、99.99%の塩を専売公社は販売して来たが

それが全くまちがいだったので、もう何処にも無いだろう。化学の棚にある試薬特級をのぞいて。

この変化はわずか10年の事だ。

清潔、純粋、という概念が暴走していたわけだ。

ヤンマーは耕耘機を開発し、日本の零細形態の農業を救った

今度は人形ロボットで解決する。

そうなるに決まっている



(画像省略:夢人注)




次の産業革命は農業である

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

>ヤンマーは耕耘機を開発し、日本の零細形態の農業を救った

>今度は人形ロボットで解決する。

>そうなるに決まっている

人形ロボットでなく「パワードスーツ」って奴の方が近い。

そうして、農業の「重労働」も、「パワードスーツ」で軽減化されると思う。

っていうか、そもそも「放射能だらけの原発収束作業」も、このパワードスーツがあれば、かなりなんとかなるのかもしれない。


でも霞が関・企業・東電・自公政権は、それをしない。それで新利権が生まれるとしてもだ。真性のアホはさっさと死んでもらうしかないのだろうか。


お読みいただいてありがとうございます。






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伝家の宝刀は抜かれるか

「逝きし世の面影」から一部転載。
まさにその通り、

天皇の口から漏れた何気ない『一言』の方が何万倍も政治的な影響力が大きい

これこそが私の言う、「権威」の力なのである。
そして、その「権威」は、「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」ところの「権力」に対する絶妙の抑止力になりうるものだ。そして、世界には(イスラム教の一部の国を除いて)「権威」がこれほどの力を持っている国は無いし、しかもそれが「抜かれない伝家の宝刀」として静かに存在している国はまったく無い。
権力の犬たちが大騒ぎして山本議員バッシングに動いているのも、その鞘の中の刀が自分たちに向けて抜かれることを恐れているからではないか。



(以下引用)



『山本太郎参議院議員の直訴の政治的影響力』

今回の直訴では共産党の志位委員長は、『国会議員が、憲法上の存在である天皇に対して、政治的対応を求める行動をとるというのは、「天皇は、国政に関する権能を有しない」としている憲法を知らない者の行動だと思います』と言う。この大馬鹿者が。
政治家の発言であるとは到底思えない。
志位委員長は自分の演説や共産党の長々として宣言文よりも、天皇の口から漏れた何気ない『一言』の方が何万倍も政治的な影響力が大きいことを知らないだろうか。
情けないが、政治の現実を知らない愚か者の発言である。
政治のイロハを知らない一憲法学者の発言なら納得するが、『政治家』それも共産党のトップの発言であると思うと、あまりの無知(政治オンチ)には戦慄さえ覚える。
そもそも共産党機関紙赤旗が、昔のようにタブーに挑戦していれば山本太郎の直訴文も生まれていない。
『原因』(赤旗を含む挙国一致の隠蔽工作)を無視して、『結果』(天皇への直訴に因るマスコミの悪事の暴露)を逆さまに描くなど、許される限度を超えている。
小児甲状腺がんの爆発的発症などの放射能汚染を産経読売など右翼マスコミと同調して、共産党や赤旗までが一般市民に対して隠蔽の大本営発表を行うから、やむにやまれぬ成り行きで山本議員の直訴が行われたのである。
山本太郎議員を除く他の721人の全国会議員は政治家として怠慢が過ぎる。恥を知れ。







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真っ黒な大ミミズたち

「伊勢白山道」というブログがあって、「rockway express」氏もごひいきのブログらしいが、私には今一つピンと来るものがない。どうも神道系のスピリチュアルなブログのようだが、書かれていることは平凡な道徳論が多いようだ。簡単に言えば「善因善果」「悪因悪果」の因果応報論が大半である、と感じる。まあ、そういう思想は道徳の基本であり、社会秩序を作る上では悪いことではない。良いことをすれば悪い報いがある、と言われて良いことをする者はあまりいないだろうから、「善因善果」を人々が信じれば、この世には善行が満ちるわけである。
だが、プラトンの「国家」の中で、トラシュマコスという男が、「悪いことをやれば、その当人には大きな利益がもたらされるのだから、悪(行)こそが善(すなわち、当人の利益)だ」という理屈を言い、ソクラテスはその反論を試みる話がある。というより、「国家」の大筋は、そのソクラテスの「善(行)こそが善(当人の利益)なのだ」ということの論証なのである。(18歳くらいの頃に、大雑把に読んだ本の記憶なので、確かかどうかは分からない。)
司馬遷の「史記」の序文でも、ある義士の不幸な死の話を書き、その死を、悪の限りを尽くしながら、贅沢に暮らし、平穏に死を迎えた大盗賊などと対比して「天道是か非か」と嘆いていたと思う。
現代人なら、誰でもトラシュマコスの論の方が正しい、と思うのではないか。それを反論する場合は、「今生ではそうかもしれないが、しかし、来世では(あるいはあの世では)その悪の報いがあるのだ」とでも言うしかないだろう。これが多くの宗教の論法だ。だが、来世(生まれ変わり)もあの世(天国や地獄)も存在しなければどうなる?
私としては、悪人は現世でもすでにその悪の報いは受けている、と思っている。それは、その悪にふさわしい、精神的(人格的)に低レベルな人生しか送れない、ということである。言うまでもなく、これは頭の良さや各種の才能とは無関係な話である。
私は、巨万の金を積まれても、石原慎太郎や橋下徹としての人生などまっぴらである。同様に、ロスチャイルドやロックフェラーとしての人生もまっぴらだ。それよりは、浮浪者となってでも、高貴な精神でありたい。(私がそうだと言うのではないが、今でも少なくとも彼らよりはマシな精神だと自負している。)つまり、「天道是か非か」という答えはそこに出ているのである。
私は、ヒトラーは一種の政治的天才だったと思っているが、自分はヒトラーとして生まれたかったという人は多くはないだろう。ヒトラーのような権力を得たい、と願う小ヒトラーは無数にいるが、ヒトラーその人になりたい、とは思わないはずだ。それはその哀れな最後のためだけではない。誰でも、彼のような精神を羨むことは無い、ということだ。
そうはいいながら、現実には悪人こそが権力を手に入れ、高い地位に就き、巨万の富を手に入れ、栄耀栄華を極めた暮らしができることは多い。「天道是か非か」という問いは、そういう事実を目にしての嘆きなのである。やはり、美女をはべらし、酒池肉林の暮らしをしている人間を見ると、通常の人間なら羨望するものだ。私がよく言う「起きて半畳、寝て一畳」などという達観めいた言葉は、怠け者の自己弁護だと言われても、返す言葉は無い。
まあ、これは生得の欲望の容量の問題なのかもしれない。私は、何かが欲しいと思っても、その獲得に要するエネルギーや時間をすぐに計算し、「やらないでもいいや」と考えてしまうのである。旅行なども、それに伴う苦労や面倒がすぐに思い浮かび、ほとんどやったことがない。恋愛なども同様である。そういう人間の言う言葉だから、私の言う言葉は、偉い人(たいていは努力して、功成り、名を遂げた人だ)の道徳論の持つ重みはまったく無いと思う。
要するに、「吾は唯(ただ)、足るを知る」で、この人生は十分だし、何もしなくても無事に生きているだけで十分だ、というのが私の人生観なのである。
数冊の本と少しの音楽、生存に必要な僅かな食物と、できれば毎日少しの酒があれば、この人生には何の不満も無い。私の不満は、ただ、この社会が、もっと全員が幸福になれるのに、一部の人間の不心得のために無数の不幸な人間を作っている、ということだけである。
さて、駄弁が長くなったが、下記記事はなかなか面白い。特に、ある教団の教祖が長さ20センチメートルほどの真黒な大ミミズになって、苦しげにのたうち回っていた、という描写には不気味なリアリティがある。まあ、来世でミミズに生まれなくても、この人生ですでに「(精神的に)詰まらない人生であった」という報いは受けていただろう、と私は思うのだが。他人を騙すだけの人生にまともな満足感や生き甲斐、豊かな幸福感があったとは、私にはとても思えない。
日本から逃亡して中東で優雅な生活をしているという東電の元社長や元会長なども、真黒な大ミミズだと思えばいいのである。
日本の政界や経済界や官界はそういう大ミミズだらけなのだが、ミミズの生き方を羨むには及ばない、ということだ。もっとも、本物のミミズは土壌を豊かにする益虫(ミミズは虫ではないかw)であり、彼らをミミズにたとえたら、ミミズたちが怒るだろう。



(以下引用)


資格が無いのです
2009-03-18 10:50:11 | Weblog




昭和時代の奈良県の天理市近郊に不思議な老女が居たそうです。
近場の大峰山系で修行する祈祷師達が、自分に付く憑き物を落とせなかった場合、最後に泣きつく人物でした。
一般の人々の世情の悩み相談には一切応じず、面会もせず、金銭では無くて食べ物と交換に、有料先生達の霊的垢を落としていました。

私が接触した教祖さん達の中にも、老女に面会した経験を持つ人が2名いました。その老女曰く、
「日本のお土の上で神仏を利用して大金を得た人間が死ぬと、地獄に行く前に必ず私の庭の土中に、ミミズの容姿で21日間を過ごしてから旅立つ決まりに成っている」
と言っていました。

そのミミズは、言えば誰にでも見せて呉れたようです。
庭にひいてある御座を2枚どけますと、大小色々なミミズが動めいていたとの事です。
不思議な事にミミズの種類に統一性がなく、長さ・太さ・色もバラバラな種類が一緒くたに居り、大きいものでは30cm級の小蛇の様なミミズも居たそうです。

老女の家を訪問するちょうど10日ほど前に、X000系の教祖が内密に亡くなっていましたので、故人の名前を言わずに組織名を伝えて、その教団の関係者がこの中に居ないか?
と老女に聞きましたところ、
「ああ、X田と言う物が最近来たよ」
と一匹の大ミミズを指差したそうです。
それは真っ黒な20cmほどの不気味な姿であり、苦しそうに悶えて居たとのことです。
その亡くなった人物の名前は、正にX田だったとの事でした・・・。

私は、この老女と面会した経験がありませんが、住む場所柄としては、昔、国常立太神の御用をしていた巨大な黒龍が降臨した地域ですので、冥界(死後の世界)に関与する大きな存在が老女に関係していたと感じます。

神様とは空気の様に万人に無料で元々与えられている存在です。
人間が空気を個人の持ち物の様に主張して、空気に値段を付けて搾取しては生けないのです。
本当に神界と通じる者は、その世界が「奉仕」と「愛情」に満ちた世界である事が畏れ多いほど身に染みて分かるものです。だから、悩める個人に対しては、可哀そうに感じて無料の奉仕をせざる得ない気持ちに自然と成ります。

無料の霊的相談では生活できない有料先生は、既にその資格が無い証拠です。本当に高次元なエナジーと繋がっている人間は、悩める人々から御金を得なくても、質素な生活ができる環境に成っています。
現実界において、それぐらいの実現力が無ければ、人様を癒す事などは到底無理です。その資格も霊覚もない、真面目な勤務も出来ないただの人に過ぎません。

つまり、御金を取る時点で正しい世界とは100%繋がっていません。
御金を取るどころか、アノ手コノ手のイベントを自演して、雑巾を絞るように困り悩める弱き人々から御金を出させることが出来る本性の人です。
魔界に繋がっている物は、平気で悩める人々から御金を搾取します。御金だけでは無く、神様の名前の下で家庭崩壊をさせてでも金銭と肉体を食べて行きます。
その死後の行き先を思いますと、本当に割が合わない事をするものです。





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天皇は日本という揺れる国の動かぬ重心である

「日本の独立をめざして」から転載。(元のブログタイトルは長いので略した)
書かれた内容のすべてに賛同してはいないが、日本の天皇制は、世界でも稀な、「奇跡のようなシステム」である、ということには賛成だ。要するに、これも下記記事に書かれているように、(私も同じことをずっと言っているが)「権力」を「権威」が制御するというシステムである。これはローマ法王庁ですらやっていないどころか、バチカンは常に現世的権力の支配構造の一部でしかなかった。もちろん、天皇制の歴史を見れば、天皇が実権力の中心であった時代も幾つかあり、それはすべて失敗に終わったと言っていい。そして、天皇が実権力を他者に譲り、ただ権威的存在になった時に、日本は平安が保たれたのである。
つまり、現在の日本国憲法における「象徴天皇制」こそが、まさに日本の政治史的伝統と最高に一致したシステムなのである。(占領軍における日本支配の打算の結果が偶然に日本の歴史的事実に合致したという可能性もあるが)
もちろん、このシステムでは「権威」は現実政治には基本的には口出しはしない。天皇が政治に「ああしろこうしろ」と言ったことはほとんど無いのである。ただ、棋士上がりの右翼的な男が園遊会で「日本中に日の丸を上げ、君が代を歌わすのが私の夢です」とか何とか言った時に「強制でないのが望ましいですね」と穏やかにたしなめたくらいだろう。この一言の日本社会への「抑止力」は強大なものがあったと私は思っている。
つまり、天皇とは日本社会の中心にある、静かなる権威、動かぬ重心なのである。日本があまりに右傾化、左傾化した時や、日本が危機に陥った時に、その権威が発動されれば日本人はおそらくそれに従うだろう。
日本の敗戦時に天皇の言葉一つで日本国民は手に持った武器を捨てて、敗戦を静かに受け入れた。(天皇の戦争責任の話はまた別問題であり、ここでは天皇という存在の力と権威を問題にしている)それには、占領軍そのものが驚いたという。敗戦後もゲリラ的な戦闘が長く続くことを彼らは覚悟していたのである。ところが、天皇の一言で、戦闘行為がぴたりと収束した。このような国民を西洋は初めて見たはずだ。
私は「尊皇攘夷」主義者であり、「社会主義者」であり、「日本国憲法」支持者である。それらには少しも矛盾は無いと思っている。もちろん、「攘夷」とは、日本に害をなすグローバリズムやグローバリストを敵とみなし、日本から追い払え、ということだ。簡単に言えば、ユダ金や外資の手先を「夷敵」だと私は言っているのである。
天皇制については私と異なる意見の持ち主は多いと思う。特に、「天皇の軍隊」によって悲惨を味わった被害者には天皇や天皇制は永遠の敵とも思われるだろう。だが、天皇制というものには無限の価値があり、それは「世界が憧れている」奇跡のようなシステムかもしれないのである。
しかしまた、そういう天皇を「玉」と見て、その錦の御旗を手に入れて利用しようという現世的権力は昔から無数にあった。明治維新は天皇という「玉」を手に入れた側が「官軍」となり、江戸幕府が「賊軍」とされたために、江戸幕府の敗北が決定づけられたとも言える。天皇も人間である以上は、そうした傀儡化の危険性は常にあるわけである。しかし、現在の天皇はまさしく「日本国憲法」の体現者であると私は思っている。願わくば、この後の天皇後継者もすべてそうであってほしいものだ。




(以下引用)




2013/10/28


「天皇制という奇跡のようなシステムに世界は憧れている」  



権力の頂点が、実権力を持たず、許されているのは民族の平安無事祈願だけである

奇妙な事に、権力の認証者に、実権力は無い。

しかし権威がある。しかしその権威は行使される事はめったに無い。民族の危機存亡の時をのぞいては。

歴史上そんなに発動されるものではない。

モンゴルの脅迫状が届いた時、打ち払い命令を出した。多分これが天皇と言う、不思議なシステムが発動した最初だ。

天皇家の政治権力を奪ったはずの鎌倉武士がこれを根拠にして戦った。


その後は、信長のときに危機があったが、天皇が何かをしたかはわからない。ただ暗殺の信長「打ち談合」には側近がからんでいた証拠がある。

その後は、ヨメを次々送り込まれて徳川家と一体化した、北朝は

江戸幕府崩壊のときに殺されたといわれる、孝明天皇の、無視された攘夷命令。。。。

その後、おそらくイギリスが発案し、乗っ取ったといわれる、南朝の末裔とも、馬の骨とも言われる人物が送り込まれ、現人神システムの明治天皇になって、発動はされなくなったが、

そのうち、元に戻った。明治天皇は戦争を非常に嫌っていたそうだ。

天皇が天皇に戻った。それが終戦のときの決断である。天皇家はニホンジンの心理収斂先そのものである。

じつは武士も元々天皇家と血がつながっている。武士のでもとは、源氏と平家、関東武士は平将門だろうが将門は、

「平氏の姓を授けられた高望王の三男平良将の子。桓武天皇5世。」要するに武士は皇族なのだ。

(この2000年で、縄文お出身である武士と弥生の出身である、天皇家と血のつながりの無い人の方が少ないだろう、という事になっている。ということはニホンジンのほとんどは天皇家と血がつながっていると考えられるのだ。つまりニホンジンほとんどは皇族である、と強弁でき、ニホン民族とは天皇族のことになる! これが昭和天皇が挙国一致の太平洋戦争を指導できた理由である)

武士の出元ははっきりしないが、おそらく天武あたりからだろう。実際の殺しを下賎の、縄文人系統にさせたのだ。

(仏教で動物を殺したりする事をすると浄土に行けなくなるという事で、穢れ行為の実行を縄文系に押し付けたのだろう。穢れ行為が無いと、秩序は維持できない。それより前は天皇家は本人が弓矢、刀をつかんで殺し合いばかりしていた。世界標準の普通の王権のありようだった)

敗戦後、一切天皇家は発動をしなかった。

そして。原発事故の時、天皇の強権発動がおこった。

ただ一言、私は逃げない、静まれ、と。

そして今回は、皇后が5日市憲法に言及した。

国民の権利を大切にせよと命令したのだ。

それだけ今が、民族の存亡の危機だということである

皇后の発言なのでどういう政治的動きにつながるかわからないが。

ところで、皇后はキリスト教を信奉する家の出だ。精神の根幹は愛の思想である。

じつは大愚の考えでは、キリスト教の愛の思想と、天皇の天に祈願する概念は全く矛盾しない

バチカンの強奪と世界征服理念とは矛盾するが。

天皇という存在は共生の思想でさえあれば、なんとでも共存できる。同じ事を語彙を違えていっているだけだから。

天皇はひたすら、民族の平安を祈っているのである。平安と幸福を祈らない庶民は一人もいないから、

人類の代表となりうるのである。

それが、天皇の威力であって、血統や教義の問題ではない。

全くの偶然だろうが歴史の紆余曲折の結果、そういう事になっているのである。これは厳然たる事実性を持っている

偶然の結果形成され、願いの流れを実現すると、みんなに採用され、このシステムは、奇跡のような強制力を発揮する。

日本では天皇の祈りが収束すべき人間の基準線となっている。

だから揺れが大きくてもそこへ向かって収斂する、社会体制のホメオスタシスの基線になっている。アメリカには基線が無い。国が殺戮と強奪で形成されているからだ。

日本は弥生と縄文の共生で成立している。

これも偶然だろう。山に逃げられると当時の武力では征服不能である。日本の山は全部つながっているのが特徴。要するに追いきれない。共生するしか無いのだ。

だからアメリカはそこを破壊しようと、ネットに雑情報を流したり、共産主義(元々ネオコンはこれだ)をけしかけたり、いろいろしかけてくるが、彼らは殺し合いの勝者なのでいつも不安に苛まれており、逆に、天皇へのあこがれが嵩じて行き

DRFやシュウキンペイ、とう小平はあいに行くのだ。

まだあっていないのはプーチンくらいだろう。

プーチンが天皇とあうのは、日露の平和条約締結のときで、そのときが日本再独立のときだ。

この論理、政治思想をわかっていただけるだろうか?

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あなたもわたしも遺伝子の流れで言うと皇族なのだ。。。。。

そして、現存人類はみな、何十万年か前の出アフリカの数十人の末裔だ。

そうすると天皇は世界天皇となってしまうのだ。武力や実権力、宗教教義を離れた、人類の象徴として。

水爆時代は共存する以外にわれれにできる事は無いのだ。石器時代は武力の過少によって共生の思想ができ

現在は武力の過大によって、共生思想が可能になる

政治思想における自発的対称性の乱れが全世界的におこっている

日本の天皇システムが、世界の求心力の中心になりうる。殺し合いには、偽ユダヤでさえ、疲れきっているのだから。





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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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