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「貧乏舌」という最大の幸福

このツィートはかなりな反響があったらしく、そのほとんどはツィート主への反論や批判である。そのコメントの中で一番明確な論じ方をしているものを代表例としておく。
私も、このツィートに不快感を持った一人だが、自分の判断よりも他人がどう見るかを優先する生き方が、このツィート主の特徴だろう。食い物など、安くて旨ければ最高ではないか。なぜ「やっすい」チェーン店で子供が「おいしいねえ」と喜ぶことを親が恥じるのか。
ちなみに、私は寿司が大好きだが、コンビニの寿司で十分である。600円も出せば「上寿司」が買え、それは私には大贅沢(もっとも、寿司を買わないで別の酒のつまみを2種類ほど買えば同じくらいの金額だが。)であり、それで安い日本酒(ただし純米酒か吟醸酒に限る)を数杯飲めば、地上の天国だ。安い天国であるwww 総額800円程度か。朝飯と昼飯はさほどカネがかからないので、1日当たり1000円か、少し超えるくらいかと思う。もちろん、家人が作ったものを食う時も多いが、メイン(ディナー)は「酒に合う食い物」に限るので、好みが合わないこともある。なお、年齢的に消化能力が低下しているため、朝は必ず饂飩であるので、これも家人とは別の食事になる。あるいは残り飯を茶漬けで食うとか。残り飯が多いと自分でチャーハンの素などを使って焼飯を作ることもあるが、美味すぎて食いすぎるのが難点だ。
世の中には安くて旨い食い物がたくさんある。
まあ、要するに、貧乏舌というのは、生きる上で最大の幸福ではないか。
服なども安くて長持ちするから、売る方や作る方は大変だろう。デフレ時代は、供給側が割に合わないと思う。(一方で電化製品などは昔より耐久性が落ちていると感じる。その辺りへの不信感が、日本の電機メーカーの凋落の一原因なのではないか。)

















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クリスマスと灌仏会

まあ、キリスト教の功罪を真面目に論じるのもいいが、キリスト教はクリスマスという風習を世界に広めたのが最大の世界的貢献ではないか。つまり、この日だけは世界が平和と慈善に満たされ、優しい気持ちになる、という日である。(もちろん、世界の中には西欧の戦争と謀略によって貧困と惨苦の中にある人々や国もたくさんある。)私は子供のころから、今でも、ディケンズの「クリスマスカロル」は好きな小説の中のひとつである。

なお、クリスマスだからケーキや七面鳥(あるいはフライドチキン)でなければならないとか、お互いにプレゼントを贈るなどという西洋の風習に囚われる必要は無いのであり、赤飯で祝うというのは、実に微笑ましい。(私自身は、「誕生日を祝う」という西洋の風習も、その義務感や束縛感が嫌いであり、年齢など、毎年新年に揃って一歳増えるという「数え年」で十分だと思っているので、他人の誕生日を覚えるのが苦手である。そもそも、何かを覚えるのが苦手だ。)

ちなみに、釈迦の誕生日は四月八日とされているが、こちらは日本人ですら(インド人はなおさら)あまり知っている人はいないようだ。私は蕪村の「卯月八日、死んで生まるる子は仏」という俳句を知っているので、この日にちを覚えているだけだ。灌仏会と涅槃会の区別も知らない人が日本人の大半ではないか。まあ、その灌仏会ですら、歴史は案外浅くて、誰かが適当に「釈迦が死んだのは四月八日だ」と江戸時代かそこらに言い出したのではないかと思う。つまり、誕生日というものにさほどの意義を認める風習が日本には無かったので、西洋あたりでクリスマスを祝うということを知って、それを仏教に導入したのではないか。


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正しい在り方…(尊敬
















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朝日新聞はもはや購読する価値無し、か

朝日新聞は左翼新聞だ、というのは昔の話。過去の「栄光」である。今は、政権の奴隷新聞。



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年末の朝日新聞。何ですか、これ!ほとんど読む所がない。やたらにスポーツ記事が多い。スポーツ新聞になったの?安倍政権腐敗の凝縮された大疑獄桜事件の記事がもう1行もない。安倍会食で今井さんから叱られたの?おでんがどうのとつまらぬ事に大紙面を割く。やる気がないなら休刊したらどうですか。













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仕事とはいえ、気の毒な部署

「逝きし世の面影」記事の一部である。まあ、「気の」毒と言うより身体に明白に毒だったわけだろう。


(以下引用)赤字部分は夢人による強調。


   元外務省情報局長孫崎 享‏ @magosaki_ukeru 2019-12-22

村田光平氏(元駐スイス大使、脱原発に尽力)より渡辺典子/悦司氏のメール転送。「望月義夫・元環境相/内閣府特任原子力災害担当大臣が死去。2017年以降、環境省・復興庁関係の閣僚や自民党役員が次々と死去。彼らは事故原発や高濃度汚染地域視察、被曝イベント参加

A-1 事実関係(望月義夫・元環境相/内閣府特任原子力災害担当大臣が死去したと報道されています。

2017年以降、環境省・復興庁関係の閣僚や自民党役員が次々と死去しています。


・愛媛県(3区)選出の白石徹元環境大臣政務官、2017年3月17日、悪性リンパ腫により60歳で死去


・新潟県(5区)選出の長島忠美氏(元復興大臣政務官・復興副大臣)同年8月18日、多臓器不全(脳卒中)により66歳で死去


・再処理工場(実験稼働)がある青森県(旧4区)選出の木村太郎氏、同年7月25日、膵臓がんにより52歳で死去


・松本龍元環境相・復興相が18年7月21日肺がんにより67歳で死去


・大阪12区選出の北川知克元環境副大臣が18年12月26日、腹膜炎により67歳で死去、15年ごろからがんを患っていた



・衆議院比例区(南関東)選出の宮川典子・自民党環境部会長代理が19年9月12日、乳がんにより40歳で死去


(夢人追記)ちなみに、フクシマ問題はまだまったく解決していないことを示す記事のひとつ。











 「海洋放出ありきで強引だ」。経済産業省が23日、東京電力福島第1原発で発生する処理水の処分方法を、海洋や大気への放出に絞った報告書案を明らかにしたことに対し、福島県の漁業者らからは反発の声が上がった。


 小名浜魚市場(同県いわき市)の運営に携わる県漁業協同組合連合会の柳内孝之理事は「処理水が一度(海に)放出されれば、科学的に正確な情報を発信しても風評被害は抑えられず、漁業の衰退を招く」と危惧する。


 柳内理事は、処理水を長期間保管すれば放射線量が下がってリスクを減らすことができると指摘し、「小委員会は海洋放出ありきで議論しており、強引だ。再検討してほしい」と訴えた。 




























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客側の、店に対する「無意識の優越感」

「琥珀色の戯言」記事から抜粋。
店に対する客の「無意識の優越感」の理不尽さについて、多くの人が反省すべき指摘をしている。川田さんとは、元プロレスラーで、ラーメン屋を開業した人。


(以下引用)



 川田さんは、基本的に厨房をひとりで回しているので、お客さんとおしゃべりをしている時間はない、と仰っています。
 まあ、それはそうですよね。でも、「ファン」の中には、そんな状況を目の当たりにしているにもかかわらず、いろいろと話しかけてくる人もいるそうです。
 「有名人の店」も、良いことばかりじゃない。
 10人で380円のデザート1個、なんて、ファンというより、営業妨害のために雇われた人なんじゃないか、と思えてきますよね。ファンだったら、ラーメン代くらい出すのが当たり前、のような気がするのだけれど、それが通じる人ばかりではないのです。



 この本の中でも、「ランチタイムにラーメンを食べた方はカレーライス無料」というサービスを始めたら「無料のカレーだけくれ!」という人がたくさんやってきた、という話を書いたけど、こんなのはほんの一例。とにかく、サラリーマン生活とは違って、常識的な受け応えだけしていればいい、というわけではなくなる。
 自分が客としてラーメン屋に通っていた時のことを思い返してみてもそうだが、無意識のうちに「客のほうが偉い」という言動を取っているケースを見かけないかな。
 たとえばあるお客さんがビールを飲んでいる時、つい手を滑らせて、コップをひっくり返してしまったとする。
 店舗には過失はないとしても、基本的に店員は「気にしなくていいですよ」どころか、「大丈夫ですか?」と心配するように声をかけ、代わりのビールまで提供する。テーブルからコップが落ちて割れてしまっても、まったくの不問だ。
 実は割り箸は高いというエピソードを前に書いたけど、こぼしたビールで割り箸がびしょびしょになってしまったら、もう使いものにならないから、泣く泣く廃棄処分にするしかない。細かい話だけど、爪楊枝だって同じだよね。こういう状態になったら、すべて店側が負担するのが、暗黙の了解になっている。
 俺が客として飲食店に通っていた時にこういう状況に陥ってしまったら、「すいませんね」とは口にしていたけれども、あとは店員に言われるままにしていた。よくよく考えたら、あきらかにこっちが悪いんだけど、なんとなく「客のミスは悪くない」という空気がどこの店でもできあがってしまっているんだよね。
 いざ、経営する側に回ったら、そういうロスがなにげに痛手になる。
 さっき補充したばかりの割り箸が一瞬にしてダメになってしまったりすると、その場ではさすがに顔には出さないけど、内心「ああ~っ」となるもんね。お客さんにコップを割られても、ウチでももちろん請求できないから。
 とにかく飲食業や接客業をやっていると、一時が万事、こんな感じになることが多いんだ。挙げればキリがないけど、ほかにもいくらでもある。






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老人には老人のための医療が必要

おそらく、医薬業界の統計資料などは、老人をあまり対象としないで作られており、青年や壮年には適していても、老人には適していない医療や薬物投与が行われている可能性が高いのではないか。
たとえば、高血圧の基準にしても、基本的に老人は血圧が高くなるのだから、それは自然の摂理であり、それによって老人の身体の機能が維持されている可能性もある、と見るべきではないかと私は思っている。まあ、つまり昔流の「年齢+90」が正しい正常血圧範囲だと思うのだが、今はどの年齢でもどの体格でもすべて同じ基準にされている。
脳梗塞や脳溢血の可能性にしても、血圧が高かろうが低かろうが、高齢になれば血管は中古品であるわけで、むろん、血圧や何やに注意して生きるのも結構だが、どんなに注意していても、いつでも誰でも脳梗塞や脳溢血になることはある、と覚悟して生きるべきではないかと思う。
要するに、ポンコツの中古自動車は、いつエンストして完全にお釈迦になってもおかしくはない、と思うべきだろう。
平均寿命がいくら高くても、それは一部の「異常なほど頑丈な連中」が、認知症などになってベッドに括りつけられたりしながら延々と生きて平均寿命を延ばしているにすぎない。通常の人間の望み得る平均的な寿命というのは「古来稀なり」という、古希あたりではないかと私は思っている。まあ、それを超えても頭も感覚も運動機能も正常というのは、羨ましくはあるが、痴呆症になって後も長生きするのは私はあまり嬉しくはない。


(以下引用)



【高齢者 低血糖で重大事故恐れ】


高齢者はわずかな低血糖状態でも認知機能が低下し、重大な交通事故を起こす恐れのあることを指摘した論文が、学会の英字誌に掲載された。「運転前にどら焼きなどを食べると防止できる」と呼び掛けている。






(追記)砂糖は体に悪いとか塩は体に悪いとか言うのも、人や年齢によりけりだろう。炭水化物など、一日の活動の多い人間には必須であり、誰もがダイエットすればいいというものではない。特に糖分は脳のエネルギー源であり、棋士の中には対局前に甘い物を摂取する人が多いという。名前は失念したが、「馬鹿の壁」の筆者(今思い出した。養老孟司である。)は、大学受験の時に血管にブドウ糖液か何かの糖分を注射し、その日は頭脳が異常に明晰に働いたと言う。東大に合格したのはそのおかげだとか何とか。受験シーズンにこんなことを書くと、お医者に駆け込む受験生やその親がたくさん出てきそうだwww 念のために言うが、受験日以前の知識の蓄積が無いと、受験当日に注射しても無駄である。 まあ、甘い物を馬鹿食いすることを勧めているわけではない。何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしである。



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記憶喪失だった爺さんを保護して、持っていた携帯で家族に電話をかけさせたら「あんた饅頭食べ!」と聞こえてカバンを見たらちゃんと饅頭が。
モソモソと饅頭を食べ終えた途端に、爺さんがシャキッと復活という経験がある。









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毎日新聞大健闘?

私は普段は新聞を買わないので、何かの際に買う時にはこれからは毎日新聞にしよう。赤旗をコンビニで売っていたらいいのに。




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安倍首相と親密な元TBS記者の逮捕状取り消しを追及する日本の全国紙は毎日だけか。安倍首相と官邸キャップの会食を欠席し桜を見る会を厳しく追及し続けているのも毎日。編集幹部が自らツイッターで報道姿勢を連日説明しているのも毎日。
他の新聞は何しているのだろう。差がどんどん開いていく。









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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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