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価値は心の牢獄

孔徳秋水氏のツィッターから転載。
啓発的で示唆的な言葉だ。私もよく同じようなことを考えるが、時々こういう言葉を外部で見ると、新たに心が洗われる。つまり、ふだんは心が塵に覆われている。哲学の価値はこういうところにあるのかなあ、などと思うそばから、「ほら、お前はまた『価値』を考えている」という声が聞こえてくる。
まさに、「価値(物事を価値で考えること)は心の牢獄」だ、と思う。これはもしかしたら、あらゆる哲学や宗教のエッセンスではないか。それほどの金言かもしれない。

テレビ画面に映る誰それを嫌悪し、あるいは好きになる。身近な誰かを嫌悪し、あるいは好きになる。すべて「価値観」の為せるわざだ。あるものを欲しがる、あるものを避ける、すべて「価値観」の為せるわざだ。自分の現状にいらだったり、不満を持つのも、「自分が価値のある何かをしていない」からである。誰かからほめられて一時の快感を得るのも「自分の価値が認められた」からである。そして、またほめられ、報酬を得るために必死で努力する。その努力で得た「価値(カネ)」の一部を集めることで自分の財産を膨らませる人々がいる。そして「価値」の無くなった人々は廃棄される。

何かが自分にとって(あるいは誰にとっても)価値がある、と思うから、それを求める。求めること、つまり欲望が娑婆苦の最大の原因であると見做すことは仏教の基本思想だろう。
あらゆる欲望から解放されることが解脱・涅槃にほかならない。輪廻とは、ただの寓話だ。もし輪廻があるとすれば、それは「欲望のサイクル」の中に取り込まれた状態のことだろう。生まれ変わり死に変わることは、その比喩にすぎない。さまざまな哲学すら、その輪廻の一部だからこそ、悟った世界では「無苦集滅道」なのだ。「苦集滅道」とは、古来のあらゆる哲学や宗教を意味している、と考えていい。

まあ、あらゆる欲望から解脱したら、木石同様になるわけで、それこそ「価値」が無い存在だ、と通常の人間には思われるだろう。それではいったい何のためにこの世に生まれてきたのだ、とwww まあ、そこまで解脱しなくてもいいから、あまり「あれが欲しいこれが欲しい」と餓鬼状態にならないだけでもいいのではないか。そういう餓鬼こそが消費社会の理想的住人なのだがww



(以下引用)



仏教は実は、エゴイズムや損得を否定していない。本当のエゴイズム、損得は、世界が「ひとつ」と知ることで実践できるということ。「相手のトクになることは、自分にとってはソン」と凡夫は考えるから、結局、自分にも他者にもトクにならないことをやる。


  1. [7/23 10:00] >それは「自分が全宇宙」と知ることだ。その時、『価値』の感覚が一時的な道具であったと知るだろう。いずれ、価値の遊園地から卒業しなければならない。

     

  2. [7/23 09:59] >牢獄地獄は一人ひとりの心の中にある。自由を知るには心の牢獄を自分で発見するしかない。牢獄の鉄格子には『価値』と書かれている。価値が心を縛っているのに気づく必要がある。自分は価値のためにあるのではなく、あるからある。絶対的な必然が自分を自分にしている事実に気づくことだ。

     
    1. [7/23 09:58] >自分に値打ちをつけるのは自分を商品にする事。それは買い手に合わせて世界観を変える事、つまり飼い犬だ。選挙に当選してからそのように変わるのではない。元々の感覚が飼い犬なのだ。日本人は飼い犬の心で暮らしている。誰かに認めてもらわなければ生きがいを感じない商品だ。


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カネの奴隷であるとは何か

孔徳秋水氏のツィッターから転載。内田樹と誰かの対談を引用しているようだ。
「人格の荒廃」
という言葉が、下の話に出てくる女性の発言を読んですぐに想起されるが、しかし、そこに、現代社会(消費社会・カネに支配された社会)という怪物が現前してくる。そして、我々がその怪物に対してほとんど無力であるのが事実なのだ。この女性の精神の荒廃は、社会の必然であり、怪物の一部になって犠牲者を食うことでしか、この物語の勝者となることはできない。怪物という言い方が、「彼ら」をむしろ誇る気持ちにさせるなら、E・A・ポーの言葉を借りて「勝利の蛆虫」と言おうか。人間は蛆虫に食われ、蛆虫たちは勝利を誇る。
ただし、下の話の中には、「言葉の前で立ち止まって」おきたいところが二つある。

一つは、「仕事というものは、生きている実感を与えるべきものか」、ということである。
おそらく、クリエィティブな仕事をしている少数の人々(経営者も、ある意味ではそうだ。)以外には、大方の仕事は「単調で無味乾燥、索漠とした労働」以外ではありえないだろう。たとえば、百姓仕事にいちいち生きる喜びを感じている百姓がいたら、精神異常を疑ったほうがいい。工場労働者も一般サラリーマンも同様だろう。
私が疑問に思うのは、たとえば艱難辛苦の果てに超一流の演奏家になった人々や、超一流のスポーツマンになった人々は、自分の「仕事」をやる時に「生きがい」や「生きる実感」を感じているのだろうか、それとも、「面倒くさい日々の労働」と思っているのか、ということだ。単に高額の報酬が貰えるからその仕事をやっているだけで、その仕事を辞める代わりに巨万の金を出す、という悪魔の提案があったら、喜んで辞めるのだろうか。
その仕事が心から好きで、その仕事に生きがいを感じているなら、報酬など無くてもその仕事をやるだろうし、逆にカネを払ってでもやるのではないか、と私は思うわけだ。つまり、この場合は、それは「仕事」ではなく「娯楽」であると言うべきだろう。仕事とは、生きがいや生きる実感などを伴うものではない。(洗脳して、そう思い込ませることはできるが)だからこそ、報酬を出す必要があるのだ、というのが私の考えだ。

もう一つの疑問は、この女性を「カネの奴隷」と簡単に片づけていいのか、ということだ。「カネのために嫌な労働に耐える」「その憂さ晴らしに、カネを使役する(カネを使う)」というのは、カネを巡る一つのサイクルであり、ここで彼女は「カネのために労働をしている」という部分ではカネの奴隷だが、「買い物をして憂さ晴らしをする」という部分ではカネの主人なのではないか。まあ、屁理屈に聞こえるだろうが、少なくとも、「カネの奴隷」という部分だけを感情的に強調しても、この資本主義社会、あるいは「カネによって社会生活(人生)のほぼすべてが規定された社会」を根本的にどう改善していくか、という建設的思考には結び付かないような気がするのである。カネの奴隷とならないためにカネを手に入れようと四苦八苦して株などやっている孔徳秋水氏なども、他人の目には十分にカネの奴隷であるように見えるのだからwww


(以下引用)




>彼女にしても…栗原君という価値観の違う他者に苛立ったことで、無意識に本当の思いを、恐ろしい真実を口に出してしまった。おそらく今の日本の勤労者のうちでかなり多くの割合の人が、この女性と同じ実感を持って生きているんです。それが事実だろうと思うんですよ。 


  1. [7/22 17:20] >でも、なんとかそれを耐えられるものにしているのは、ここでこうやっておカネを使うということができるからだ。「おカネを使うことによって憂さを晴らす、それだけが生きている実感を持てる瞬間だ」と言っているわけです。

     

  2. [7/22 17:19] 日本人の幸せ…それは、おカネの奴隷になること…:*:・( ̄∀ ̄)・:*:笑えるわ~

     

  3. [7/22 17:19] >結局、栗原君と彼女はそれで破局するわけですけれども、これはけっこうすごい話だと僕は思っています。こんなにニヒルな発言はないわけですよ。彼女は自分がやっている仕事に本質的には何も意義を見いだしていないし、生きがいを実感することもできていない。

     

  4. [7/22 17:18] >「なんのために私みたいなサラリーマンが毎日、嫌な仕事をしているのか、わかっているの? それはこうやってショッピングセンターに来て、買い物をして、それで憂さを晴らすためなのよ!」と叫んだ、と。←ウザ度100%。おカネの奴隷…この価値観に嫌悪感を抱くね…

     

  5. [7/22 17:17] >「なぜあなたは働きたいと思わないの? 働かなければ、ここで買い物だってできないでしょう」と。そうしたら栗原くんは、「なんでそんなにここで買い物をしなければいけないの?」と聞き返した。すると彼女が、そこでぶち切れたというんです。

     

  6. [7/22 17:17] 女って、こういうの多いよな~。正直ウザい。

     

  7. [7/22 17:16] >2人は家が近くて、あるとき一緒に近所のショッピングモールに行った。でも栗原君はおカネがないので何も買わない。彼女が、「あなた、何か買わないの?」と聞くと、栗原君は「カネがないから」と言う。「どうしておカネがないの?」「働いてないから」「どうして働かないの?」「働きたくないから」

     

  8. [7/22 17:15] >博士課程の院生時代に、結婚まで考えた交際相手の女性がいたそうなんです。高校の教員をしていた人で、向こうもその気はあったらしいのだけれども、やはり「この人はいったい、いつになったらちゃんと働くのだろうか」という、不安と不満を持っていた。

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地獄の中でも気楽に生きる方法

ネット上ではネット民というかネトウヨや工作員から(つまり日本批判、体制批判が大嫌いな連中から)嵐のような罵声を浴びている漫画だが、ここに書かれていることの何が間違っているのだろうか。いや、何も間違ってはいない。ここに書かれたことはすべて現実であり、ただ、それを直視するかどうか、そしてそれをどう受け止めるかというだけの個別的な違いしかないだろう。(批判があればこそ現実は改良されるわけで、彼女のような「あえてバッシング覚悟で声を上げる」存在は貴重である。声を上げない人々は、そうした声を上げる人々の足を引っ張るか無視するくせに、その犠牲によって生じた恩恵は黙って享受する。)
つまり、我々の生活とは、「板子一枚下は地獄」という現実の中でも漁師は平気で生きて行っている、というようなものだ。まあ、アフリカの一部の人々のように、家族が警官に殺されるようなことが日常、というところで生きていたら、何も考えないことが生きるためには必須となる。案外、日本も、政治的な関心を持つと生きるのに障碍になる、と多くの人が感じているのではないだろうか。社会改良の犠牲になるのは「馬鹿な」他人がやればいいという精神であるww



(以下引用)






no title

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すべては意識から始まる

なかなかためになるスレッドである。まあ、アフリカに行くことは永遠に無いだろうが、教科書などを読むよりは、アフリカの生き生きとしたイメージが作れる。

働かないのが当たり前で
食うのに必要な分だけ稼ぎ、働かずにできるだけ節約して長く食いつないで無くなったらまた少し働くみたいな。
貯蓄とか金貯めてこれ買いたいって発想がない 



昔の南洋の島々、東南アジアの国々はだいたこんな感じだったはずだ。で、こういう状態は、必ずしも不幸だとも言えないわけだ。勤労は自然の恵みの無い寒い土地のモラルだ、というのが私の説。そして生産のための工夫と勤労の結果の剰余が物質文明を作る。だが、同時に無数の貧乏人と少数の支配階級(収奪階級)を生む。


全ては教育の無さと司法システムがボロボロなのが原因なんだよね。
本人たちはすごく朗らかで優しい人たちなんだけど。日本人が犯罪を嫌悪したり思いとどまるのは
教育やこれやったら逮捕されるなーっていうブレーキが効くからであって、もしも周りに犯罪行為が溢れてて
やっても逮捕されない環境で育ってたら自分もそうなるだろうなと。



アフリカが発展しない原因はこれに尽きるだろう。その状態に疑問などを持たないからまだ生きていけるのではないか。疑問など持ったら悶死すると思う。革命を起こそうにも、革命する必要性を理解できない人間がほとんどなのだから、社会は永遠に変わらない。

すべては意識に始まる。




(以下引用)

3年間アフリカに単身赴任してた俺が感じた日本とアフリカの違い

39
コメント

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1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:49:52.364ID:VjdF67wX0.net
チンピラが発砲して人が死んだのがニュースになるのが日本

朝に道で銃殺された息子の死体を泣きながら抱いてる母親を横目に出勤、夕方その母親割と立ち直ってるのがアフリカ



3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:50:56.193ID:TI+L2mzT0.net
なんで帰ってきたの?


4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:51:35.301ID:VjdF67wX0.net
>>3
単に出向期間が終わっただけ。またすぐ飛ばされるよ



7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:52:41.350ID:VjdF67wX0.net
殺人が起こった時警官を呼ぶのが日本

殺人が起こった時真っ先に警官が疑われるのがアフリカ



           
 
(i)
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:52:39.781ID:XI5VCFUX0.net
悲惨なのだけじゃなくて面白い話もしてね


12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:54:28.278ID:VjdF67wX0.net
>>8
24歳のバイクタクシーの兄ちゃんに嫁が6人いて子供が18人いたとか
兄ちゃんの稼ぎだけで一家を支えてるらしい



10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:53:07.307ID:1f5sKemVa.net
アフリカのどこだよ


17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:56:42.768ID:VjdF67wX0.net
>>10
マラウイのブランタイヤってとこだよ。
一応マラウイの最大都市だけど日本で言うと東北の端っこぐらいの発達度

729px-Blantyre

ブランタイヤ(英語: Blantyre)は、マラウイ南部州の県 (Blantyre District) であり、中心となる都市もブランタイヤ (Blantyre City) である。本稿では、県と都市の双方について記述する。

ブランタイヤ県
2012 km.2の面積を持ち、80万9397人の人口を擁する県である。この県は、ムワンザ県、チクワワ県、チョロ県、チラズル県、ゾンバ県と隣接している。また、中心都市であるブランタイア市はマラウイを代表する商業都市となっている。

ブランタイヤ (都市)
シレ川に臨み、人口646,235人(2003年)と同国最大の都市である。シレ高地の交通の要衝であり、マラウイにおける商業の中心地である。政府機関や数校の専門学校等がある。タバコ・トウモロコシ・コーヒー・キリ油・小麦などがおもな産品。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ブランタイヤ


11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:54:07.779ID:a9E5P/VmD.net
PS3でやるのが日本

目の前に広がってるのがアフリカ



14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:55:28.417ID:Bzp3J83E0.net
日本人ってどう思われてる?
差別的な扱いもある?



22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:58:20.607ID:VjdF67wX0.net
>>14
子供は「なんで肌の色違うの?人間?w」とか余裕で言ってくるけど悪意はない感じ。
教育水準が低すぎてむしろ差別意識が生まれにくいのかなと思った



25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:59:09.902ID:Bzp3J83E0.net
>>22
大人はどう?



29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:03:27.653ID:VjdF67wX0.net
>>25
田舎の気のいいおっさんおばさんってだけで差別や嫌な思いは特にしたことないよ。
むしろ日本人より大らかでみんなよくジョークを飛ばしてたね。
国民性として1番びっくりしたのはどんなに貧乏でも働かなくても全く怒られないことw



34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:06:14.935ID:Fc+up9dZ0.net
>>29
ニート多いの?



46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:12:40.496ID:VjdF67wX0.net
>>34
ニートっていう概念がないという感じ。働かないのが当たり前で
食うのに必要な分だけ稼ぎ、働かずにできるだけ節約して長く食いつないで無くなったらまた少し働くみたいな。
貯蓄とか金貯めてこれ買いたいって発想がない



51:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:14:44.314ID:jV6fdFKa0.net
>>46
行方不明ってどういう事だよ……
俺ぜったい海外行かない!



55:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:15:56.769ID:Ix+sHzBRd.net
>>46
アメリカでギャングに止められたことならあったな
止まったらろくなことないからGTAみたいに突っ込んでやった

その後どうした
あと行方不明になった同僚は死んでたの?



54:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:15:32.971ID:Bzp3J83E0.net
>>46
働いてない間は何してんの?
寝てるの?



61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:21:46.396ID:VjdF67wX0.net
>>54
えんえんとタバコか大麻吸いながら自家製の酒のんでご近所さんとしゃべるだけ



20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:57:58.702ID:z45CVvbHa.net
そんな過疎地に行って会社として儲かるの?


26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:01:24.418ID:VjdF67wX0.net
>>20
タイヤメーカーなんだ。人件費と材料費が安いとこならどこだろうと大喜びで人送る。



21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:58:03.944ID:XI5VCFUX0.net
どんなとこ住んでた?


26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:01:24.418ID:VjdF67wX0.net
>>21
外人用のエアコン付きの一軒家だったよー。日本だと当たり前だけど
現地だとこれでも豪族並みのくらしぶりらしい。



30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:03:47.651ID:w77lr6DTM.net
>>26
強盗対策かなりかかったんじゃない?



46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:12:40.496ID:VjdF67wX0.net
>>30
1番の強盗対策は家に何も置かないこと。不便だけど貴重品も全部職場の金庫に入れてたよ。
アフリカに在留してる日本人は皆そうしてる。



24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 14:58:59.547ID:Sc4orMpbd.net
そこではどんな娯楽があったのか知りたい
大人は酒とかあるだろうけど子供はどんな事して遊んでるの?



57:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:18:32.222ID:VjdF67wX0.net
>>24
ああすまん。
たいてい外で遊んでるけど中高生(ぐらいの年齢)だとバイクや海で仲間内で遊んでたね
面白かったのが町で唯一の電気店にメガドライブがあって、クソゲーの代名詞のバトルマニアと魂斗羅に子供が群がってた



63:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:24:20.111ID:Sc4orMpbd.net
>>57
レスありがとう~
やっぱSEGAは偉大だね



28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:02:09.996ID:LInUs0rD0.net
都市部だと割りとビルも建ってるん?


37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:07:46.799ID:VjdF67wX0.net
>>28
在留外人向けの高級レストランもあるけど現地人向けの屋台のほうがうまい
ブランタイヤのエンリケシバって屋台の肉串がめちゃくちゃうまいよ



31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:04:19.269ID:XI5VCFUX0.net
野性動物とか虫とかいた?


46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:12:40.496ID:VjdF67wX0.net
>>31
いっぱいいるよー。都市部もサルとかイボイノシシが普通にいる



32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:04:40.923ID:Ix+sHzBRd.net
ヤバイ思いした?


46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:12:40.496ID:VjdF67wX0.net
>>32
車で走ってる時に強盗団に止められたことかな



33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:06:08.802ID:kIFfBds/p.net
おおらかでも平気で犯罪を犯すんだろ?
治安も悪いんでしょう?



46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:12:40.496ID:VjdF67wX0.net
>>33
メッチャクチャ悪い。実際同僚の日本人が行方不明になったし



35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:06:21.010ID:ALMlFBcp0.net
写真とかある?


50:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:14:40.422ID:VjdF67wX0.net
>>35
あるよー。ほとんどが仕事関連だけどな。



42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:10:37.457ID:/bjMD9CaM.net
セ●クスは激しい?いろんな体位ある?


50:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:14:40.422ID:VjdF67wX0.net
>>42
日本人とあんま変わらない



44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:12:25.657ID:m+ZDHKBL0.net


エイズ12%



47:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:13:21.297ID:Fc+up9dZ0.net
>>44
やべえな



56:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:17:25.251ID:aUeI06hS0.net
マラウィ湖行った?


61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:21:46.396ID:VjdF67wX0.net
>>56
行けなかったんだよなータンガニーカ湖は行ったんだけど
せっかくアフリカにいったんだから大自然の絶景を見て回りたかったんだがそんな暇もなかった



71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:26:39.527ID:Bzp3J83E0.net
>>61
ある意味日本人より幸せかもなあ



75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:31:35.379ID:VjdF67wX0.net
>>71
帰ってきてみたらやっぱり日本のほうがいいよ。



60:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:21:14.902ID:Sa5j614BK.net
女の好み変わった?


66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:25:24.069ID:VjdF67wX0.net
>>60
以前より巨尻好きにはなってるかもしれない



64:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:24:43.035ID:yieLbvNQ0.net
アフリカンとセ●クスしたんか?!


73:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:28:11.630ID:VjdF67wX0.net
>>64
したよ。職場のだけどね



65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:25:16.163ID:W4kYpD220.net
犯罪者をみんなでリンチしちゃうんだろ?


73:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:28:11.630ID:VjdF67wX0.net
>>65
俺のいた所に限らず、私刑が共同体の中での監視機関&犯罪抑止機関って側面がある
そもそも犯罪を犯しても誰も捕まえないし、捜査すらされないって環境じゃそうなるのが当たり前
警察が機能してないからね。しょうがないね。



68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:25:39.569ID:ND6pTu7E0.net
何が楽しくてそんな仕事してるの?


75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:31:35.379ID:VjdF67wX0.net
>>68
転勤が激しい代わりに給料はいいのと、あとは単純に惰性



72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:27:06.583ID:Sa5j614BK.net
アフリカンの尻に慣れたら日本人の尻がだらしなく見えそう


75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:31:35.379ID:VjdF67wX0.net
>>72
そうでもないよ。日本人もいいと思うよ



74:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:30:03.031ID:/C/MM5Kz0.net
女の喧嘩のレベルも違うって聞いたけど本当?
男の取り合いが比喩ではなく殺し合いになるって聞いたぞ



77:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:33:33.198ID:VjdF67wX0.net
>>74
それも>>73なんだよね。激しいケンカしても捕まらないし訴えられないから
どんどんエスカレートするんだよ。周りも面白がってはやしたてるし。
ちなみに女にかぎらず男も同じだよ。借りた金返さないからって殺人になったり



79:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:34:53.608ID:Sa5j614BK.net
どんな感じだろうな
アフリカに来た直後、顔が個人で違うことはわかっててもどの女も同じレベルに見えてたところが
だんだん美醜の差がわかるようになってきて
いい女だと思える女とセ●クスに至るわけだ



80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:36:19.773ID:jOQwRE41p.net
Do all Aflicans have WAKIGA?


84:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:40:59.632ID:VjdF67wX0.net
>>80
No no..Not always so but i feel many.



81:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:37:41.789ID:mjOoEA+gM.net
アフリカンとセ●クスする事になるシチュが全く想像付かない件


76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:32:22.246ID:r1J+w0/Z0.net
話聞けば聞くほど土人って言葉がピッタリだな


82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:38:12.542ID:VjdF67wX0.net
>>76
うーんそこが難しいところでね。全ては教育の無さと司法システムがボロボロなのが原因なんだよね。
本人たちはすごく朗らかで優しい人たちなんだけど。日本人が犯罪を嫌悪したり思いとどまるのは
教育やこれやったら逮捕されるなーっていうブレーキが効くからであって、もしも周りに犯罪行為が溢れてて
やっても逮捕されない環境で育ってたら自分もそうなるだろうなと。



93:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 16:00:49.174ID:5OK/pG9kp.net
ウガンダで飯食ってただけなのに抗争か喧嘩か知らんけど争いに巻き込まれて刺されたからアフリカのイメージ最悪


91:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2016/07/18(月) 15:52:25.841ID:r1J+w0/Z0.net
途上国に行くと教育と報道の重要さが身に沁みて分かるな




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士道と天道

「混沌堂主人雑記」から転載。
横井小楠については、勝海舟が「俺はこれまで怖いものを二人見た。横井小楠と西郷隆盛である。小楠の策を隆盛が行えば、これほど凄いことはない」という趣旨のことを言っているので興味があったのだが、その思想そのものについては詳しくは知らなかった。そもそも、小楠は「思想の固定性(教条化)」を嫌う、プラグマティストだったのではないか、と私は推測している。その小楠が「天道」を口にしていたとは、下の文章で初めて知ったが、「天道」は「史記」の昔から「天道是か非か」の言葉で日本人には親しまれていた言葉だから、小楠がそれを口にしてもおかしくはない。ただそれが、彼の中でどの程度の比重を持っていたかは分からないのだが。

それは、すべての国、すべての立場に居る人についての普遍的な考えである。
俗に言う、天(すべての者が思う正しい存在)が説く考えなのである。
力あるものが正義なのでなく、誰が見ても正しいことこそが正義なのである。
つまり、天は良心なのである。

と書かれているところを見ると、下の文章の筆者の「天道」についての考えは「絶対的正義」という少々危険な思想に私には思えるのだが、「士道」と「天道」を対比する考え方は面白いし、「士道」を、組織の掟にすぎない、と喝破しているところは私も同感する。これは歴史的に見ても正しいと思う。つまり「支配階級の存在意義を強弁するためのマニュアル」が「士道」だったわけだ。日本人の「日本的道徳」(これは上に従うというだけの奴隷の道徳の面が大きいのだが)の支柱の一つが「士道(武士道)」だったとも言える。
私が「武士道」よりも「騎士道」が好きなのは、「武士道」には実は「弱者を守る」という思想が入っていないからである。むしろ、「無力な者は生きるに値しない」というのが武士道の本質であり、「女子供は力のある者に従属することがその義務だ」という思想だからだ。
何より、「主君のために命を捧げる」思想ほど私の大嫌いなものはない。まあ、山本周五郎の作品などは嫌いじゃないが、そういう時代に生まれなくて幸いである。普段俸禄を貰っていようが、いざとなれば主君を見捨てて逃げる家来が一般的だったら、日本の封建社会はずいぶん平和だっただろうwww (「赤穂浪士」は、「逃げなかった」稀な例だったからこそ「事件」になり大衆文学化されたのであり、彼らに「名誉ある切腹」を与えたのは、「武士道」規範維持のための英断だったと、誰かが論じている。)まあ、それは半分冗談だが、社会や組織の「空気」によって人間が縛り付けられるというその一つとして「士道」はあったのであり、「偽武士集団」の新撰組が、偽武士だからこそ士道にこだわり、その結果、内部粛清の嵐も含めてとんでもない殺人集団になったのは、「士道」の本質を示す好例だったと言えるだろう。つまり、下の文章の言うとおりだと思う。


(追記)今、こういうのを見つけたので追記しておく。そう言えば、こんなことを言っていたなあwww 「氷川清話」かな? さすがに勝海舟である。
他人のモラルを咎めたがる人間が、そのモラルを自分で守っている例は少ない。自民党の「愛国心」とかねwww 


            

武士的気風は日を遂うて崩れて来る。しかしおれは今更のやうには驚かない。封建制度の武士は、田を耕すことも要らねば、物を売買することも要らず、厭でも応でも書物でも読んで、忠義とか廉恥とか騒がなければ仕方がなかつたのだ。武士の常禄がなくなれば、武士気質も段々衰へるのは当り前のことさ。


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才能

神か悪魔があなたに才能を与えると言う。
次の中から選ぶならどれか。

1)カネを儲ける才能
2)天才的な芸術的創造あるいは科学的創造をする才能
3)幸福になる才能


まあ、カネが無ければ死ぬしかないから、幸福も何もあったもんじゃない、とも言えるのだが。


(以下引用)SF作家山本弘のブログより。



2016年07月01日

60歳になっての雑感

 少し前、「ハヤカワ・SF・シリーズ総解説」の原稿を書く関係で、昔のSFを何冊か読み返した。

 そのうちの1冊がロバート・シェクリイの短編集『宇宙のかけら』。僕としては、収録作の中の「千日手」と「ポテンシャル」が気に入っていたから買ったのだが、今回、読み返していて、「炭鉱者の饗宴」という作品が妙に気になった。
 金星の砂漠地帯で金鉱を探す男の物語。1959年に書かれた話だから、金星は大気が呼吸可能、人間が生身で生きられる環境で、原住生物もいる。しかし主人公は乗ってきた地上車のタイヤがパンクしてしまい、途中から砂漠を徒歩で進まねばならなくなる。
 彼は携帯テレビ電話を持っていて、いつでも文明社会と連絡が取れる。しかも、この世界には瞬間移送システムもある。生物だけは送れないが、電話で注文すれば、水だろうと食料だろうと道具だろうと、すぐにロボットが届けてくれるのだ。
 金さえあれば。
 主人公は金鉱探しに財産のすべてを注ぎこみ、今は一文無しである。だから車のスペアタイヤも、食料も水も買えない。金鉱を見つけずに帰っても破滅が待つだけ。だから何としてでも金鉱を見つけなくてはならないのだ。地層の特徴からすると、この先には必ず金鉱があるはずだと信じて進み続ける。

 思ったのが、これってまさに現代社会そのものだな、ということ。
 携帯電話が普及しているのもそうだが、こちらから店に買いに行かなくても、欲しいものがあれば何でも届けてくれるというのが、まさに現代じゃないか。そう、何でも手に入るのだ!
 金さえあれば。
 ものはある。食料も余っている。でも、金がないので手に入らず、砂漠でもないのに野垂れ死にしてゆく人がいる。それが現代。

 僕の信念は「小説家とは金鉱掘りである」というものだ。
「ここに金鉱があるはずだ」という当たりをつけて探しに行く。ちょこっとだけ金は見つかるが、大当たりとはいかない。しかたなく、そのわずかな金で食いつなぐ。そして新しい金鉱を探す。今度こそすごい鉱脈を掘り当てて、大金持ちになってみせるという夢を抱いて……。
 でも、なかなか鉱脈は見つからない。

 さて、なぜ今回、「炭鉱者の饗宴」が気になったかというと──

 
この前、60になったんですよ、60に!

 気が遠くなりそうな数字だよ、60。

 何よりショックだったのは、映画館に行ったら、シニア料金で入れたこと。普通料金より700円も安いの。
 でも安いからって嬉しい気がしない。シニア料金というものはずっと前から知っていたけど、自分がそれで映画を観るようになるなんて、遠い先のことだと思っていた。突然、「僕はもうシニアなんだ!」と実感して、感慨とかいう以前に、軽く絶望を覚えた。

 自分はSF作家として新米だと、ずっと感じていた。僕より上には小松さんと筒井さんとか星さんとか、すごいベテランがいっぱいいて、足元にも及ばないと思っていたから。
 ところが気がつくと、もう僕より上の人がかなり少なくなってきている。 僕もそろそろSF界の長老グループに入りかけているではないか。

「おお! だったらそろそろ、威張ってもいいんじゃないか?」

 と浮かれかけて、はたと気がついた。僕が小松さんや筒井さんとは決定的に違う点があるということに。
 長編処女作『ラプラスの魔』を発表したのは1988年。それから28年も作家を続けてきた。
 でも、28年間に一度も大きな鉱脈を掘り当ててない。いや、『MM9』は鉱脈かなと思ったことはあったんだけど(苦笑)。
 それでも、次こそは鉱脈に当たると信じて書き続けてきた。
 でも、当たらない。
 他人に恨みをぶつけることもできない。ヒットが出ないのは僕自身のせいなんだから。

 現状維持ならまだいい。近年は出版不況で、どこの出版社も本の初版部数を絞っている。毎年毎年じりじりと減ってきて、僕がデビューした当時の1/2とか1/3ぐらいになっている。
 つまり、同じペースで本を出し続けていても、収入が半分とか1/3とかになっているのだ。そりゃきついわけだ。

 同業者のツイッターとかを読んでいると、しばしば心配になる。あれ? この人、もうずいぶん長く本出してないけど、食べていけてるのかなと。
 そして思い出す。そういう人たちはたいてい、他に職業を持っている兼業作家か、夫婦共働きか、独身だということに。
 僕みたいに既婚者の専業作家は、実は少数派だ。

 家族を養うって、かなり重たいことなんである。
 うちは娘が一人だけど、学費やら何やらで、年に100万円以上は軽く吹っ飛ぶ。独身者に比べて、経済的に大きなハンデがあるのだ。娘が社会に出て、自分で稼ぎはじめるまで、まだ何年もかかる。
 だから僕は書き続けるしかない。 本を出さないと、妻や娘を養っていけない。でも、同じペースで書き続けていても、収入はじりじり減る一方。今度こそ一発当てたいとあせる。でも、やっぱり当たらない……。
 これはね、心理的につらい。
 つらくてもやめるわけにはいかないってことが、さらにつらい。
「炭鉱者の饗宴」の主人公の心境がすごくよく分かる。

 実は今年の4月から6月ぐらいにかけて、けっこう経済的にきつかった。
 どうにか所得税は確定申告で還付金が出たけど、市民税・府民税、国定資産税、国民年金、国民健康保険とかで、ごっそり取られた。娘の大学の学費もあった。そのうえ、病気になって入院したし、冷蔵庫が壊れて買い直さなくてはならなかった。何でそんなに出費が連続するんだ!

 自信を失い、夜中に思わず妻に弱音を吐いてしまった。もうだめかもしれない。今はまだどうにか食いつないでるけど、いずれ君らを路頭に迷わせるかもしれないと。

 そしたら──

 数日後、妻が札束の入った封筒を差し出したのである。貯めていたへそくりだという。

「はい、大事に使ってね」

 と笑顔で言う妻。
 僕はむちゃくちゃに感動してしまった。
何だよ、お前! 山内一豊の妻か!?

 誕生日にはケーキを買ってくれた。今年は「60」というローソクのついたケーキだ。妻と娘が「ハッピーバースデー・ディア・パパ♪」とデュエットし、「60歳おめでとう!」と言ってくれた。


 涙が出そうだった。
 経済的に苦しくなってるからって何だ。僕のことを愛してくれている妻と娘がいるというだけで、十分すぎるほど幸せじゃないか。
 くじけかけてたのがバカみたいだった。この2人のために、もっともっとがんばらなくちゃと思った。

 そりゃあ、依然としてつらいですけどね。
 でも、もう後ろは向かないよ。



 カクヨムに投稿しはじめたのも、ちょっとでも知名度が上がることを何かやろうと思ったから。
 1人でも2人でもいいから、僕の本を買ってくれる人を増やしたい。この業界で生き残って、家族を養ってゆくために。


タグ :作家の日常









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英雄かDQNかサイコパスか

ある種のサイコパスは、こうした「どこかで人間としての節度を踏み越えた」ところから生じるように思う。「なぜ人を殺してはいけないのか」と疑問を持つのはいいが、「人を殺していけない理由はない」と「人を殺す」の間には巨大な間隔がある。その間隔を平気で飛び越える人間がサイコパスであり、だからこそ時には超人的な事業を成し遂げることもある。
織田信長は天才だが、現代の貧困家庭に生まれたら、少年院から刑務所、ヤクザの道をたどったのではないか。

また、ある種の若者の間では、「お地蔵さんを蹴れる奴」や「おにぎりを踏みつぶせる奴」が英雄扱いされるものである。


(以下引用)


            

今日、伊集院さんがラジオで言っていた、『自分は無信心で神様も信じてない、だけどお地蔵さんを蹴れるかっていうと無理だし賞味期限切れのおにぎりを踏めるかっていうと無理』という話、なんか大事な気がする。 そういうのが根っこにあるものとして暮らすけど、たまにそれが無い人に出会うと怖い。



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