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本当の臨終図

これはいいツィートではないか。
ぽっくり死は5%くらいしかない、というのは初めて聞いた。がっかりである。
物理力による自殺はどうしても醜くなりがちだから、私が死ぬ時は「精神力で死ぬ」ことにしたい。つまり、自分の無意識に命令して生命のスイッチを切るわけである。山岡鉄舟の死がそんな感じだったようだ。まあ、その前に事故なり病気なり他人に殺されるなりして死ぬかもしれないが。
なお、「徽宗皇帝のブログ」は記事を書き上げた直後に画面がフリーズしたり、再度アクセスするとアクセスできなかったりなど、妙な障害が多発しているので、しばらく停止する。


(以下引用)


 

  1. 死の描写が生々しくてグッときた


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才と徳

エラスムスだったか誰だったか忘れたが、「神は凡人を愛しているから、これほどたくさんの凡人をお作りになったのだ」という言葉が私は大好きで、一神教徒ではなくても、この言葉は多くの人が知るべきだと思う。
IQが190もあるなら、その人には普通の人間は猿の類にしか見えないだろう。彼らがどうして普通の人間を人間として愛することが可能だろうか。そして、普通の人間を愛さない人間がどうして普通の人間のために働くことがあるだろうか。
まあ、私はIQの測定法など信じていない(あれはただ作業効率の合理性と思考の速さだけの問題だろう。)が、頭のいい人間というものが人格的・道徳的にも優れているならまだしも、先に書いたように「凡人への侮蔑の感情」しか持たない人種なら、そうした人間が政治の上層部にいることは大きな間違いだろうと思う。つまり、西郷隆盛が喝破したように、「才があって徳の無い人間にはカネを与えて使えばいいのであり、高い地位につけてはならない」ということである。





小田嶋隆 @tako_ashi 10時間前

IQが190もあると常人には見えないものが色々と見えてくるのだろうからして、生きていくのも楽じゃないはずだ。オレがIQ190だったら、そのストレスに耐えられないと思う。たぶん誰彼かまわず口汚く罵ったりウソつきまくったりしてひどいことになると思う。凡人でよかった。



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印刷物文化の時代は活字的精神の時代だった

貴重な歴史的資料の写真である。これと現在の秋葉原の写真を並べれば、約50年間での日本の文化の変質と、それに伴う日本人の精神の変質が示唆されるのではないか。

同じ活字でも、紙媒体の上に印刷された活字と、一瞬で消える電子上の活字は、読む者に与える精神的影響は異なる。後者から読み取られるものは「情報」だけである。その大半は精神の表面をかすめて過ぎ去るだけだろう。

今でも、私は、小説の類だけは紙媒体でないと読む気になれない。電子的な活字を見る時は「読んでいる」のではなく「検索している」だけである。その「検索」の習慣が長く続くと、精神が変質していく。つまり、「読み味わう」ことが不可能になり、「手早く、めぼしい情報を得たい」という焦りが心を突き動かすようになるのである。そのため、実は読書の習慣も今はほとんど無い。本を読む場合は、断片的な「情報収集」活動と、ストレス解消のために軽いエッセイなどを読むだけだ。自分の魂を動かし、精神に痕跡を残すような深い読書をする気力などない。それは私だけのことではないと思う。つまり、精神そのものが、簡単に書き換え可能なフラッシュメモリー(BSメモリー)化しているのである。




            

昭和51年 神田神保町


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ゲームの規則

「ブラックラグーン」を見ていて思うのは、善悪とかいう概念はその人間が生きる場所、生きる世界によって変わる、ということである。と言うより、善悪という概念が無意味になる場所や世界がある、ということだ。そこでは、生きること、生き延びることが最優先され、善悪などという概念が入り込む余地は無くなる。
この作品の女主人公とでも言うべきレヴィ(本名はレベッカという可愛い名前だww)は、敵と見做す人間は何のためらいもなく殺す女であり、その行動だけを見れば殺人淫楽症かと思われるほどの人殺し、大量殺人者だが、それは彼女の生きてきた世界が暴力の支配する世界であったからであり、そこでは暴力を肯定しなければ生きることができなかったのである。
彼女が、「普通の世界の道徳と善悪」を語る主人公に対し、物凄い嫌悪感を示す描写が「ヒトラーの描いたらしき絵」を巡るネオナチとの争いを描く巻にあったが、それは、主人公の言葉がそのままレヴィの存在そのものを否定する思想であったからだろう。
要するに、パンを盗まないと飢え死にする状況の子供がパンを盗んだことに対し、それは法律にもモラルにも反する行為だから、泥棒などせず飢えて死ね、と言う権利が誰にあるか、ということである。

法や道徳の支配する世界、というのもひとつのゲームであり、法や道徳が意味を持たない世界というのもひとつのゲームだ、というのが、私がこの文章を書き始めた時に考えたことである。人間世界に生まれるということは、どちらのゲームを選ぶか、という選択をすることだ。
この世界は、まったく違うゲームのルールで生きている人間が混在しているわけである。
どちらのゲームを選ぶかは本人の自由であることも、強いられた運命的状況であることもある。
大事なのは、片方のゲームを選んだ人間は、そのルールに縛られるのが当然だ、ということで、もう一方の世界に勝手に侵入してはいけないということだろう。つまり、無法を肯定する人間が、自分に都合のいい時だけ法による保護を求めるという卑怯卑劣は汚らわしいと私は思うのだが、まあ、これは美感の問題にすぎない。モラルというのはもともと「行動の美」なのである。

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学者とは何か



本物の学者とは、その対象とするものを愛し、それをとことん学ぼうとする人間のことです。真の「学ぶ者」は、意識、無意識を問わず、四六時中、学びの対象を愛し、追い求め、選んだ対象についての知識を、真理を、求めて積み上げます。そうしたディープ・ラーニングを実行する頭脳の持ち主こそが、真の学者の名に値します。(藤永茂)


つまり、学者の本質とは、文字通り「学ぶ者」であり、職業や肩書や地位ではない、ということである。




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嘘つきを見分ける方法

面白い記事である。人を見る目の無い人間でも企業のトップにはなれるが、そんな企業は長続きはしないだろう。人間の本性など、少し観察すれば分かるはずだが、忙しい人間はそうした観察をしている暇が無いから、人間の口先と本性の区別がつかない。だから、自己アピールの上手い口先人間がどんどん出世する。で、組織は腐敗していく。
誠実な人間なら、自分の言う内容が全面的に正確かどうか気にするのが当然なのだから、自信たっぷりな発言などできるはずはない。自信たっぷりな発言をする人間は嘘つきだと考えて、9割は当たっているだろう。
もちろん、正直なだけが取り柄の、無能な人間もまたたくさんいるwww
私の場合を言うならば、うまく嘘をつける自信が無いから、しかたなしに正直でいるだけである。嘘をつくにが苦手な人間は職人(研究者もその一つ)になるか肉体労働者になるのが一番だ。



(以下引用)

会社の有望な若手が次々に辞めていきます。食い止める方法は?


会社の有望な若手が次々に辞めていきます。食い止める方法は?© PRESIDENT 会社の有望な若手が次々に辞めていきます。食い止める方法は?

――せっかく育ってきた若手が辞めてしまうので、会社の未来が心配です。

事業の将来性がそれほどなくても、楽しくて毎日、笑い声があふれるような職場なら辞めないと思います。風通しのいい職場ですか?

――それほど悪くはないと思います。給料も平均以上ですし……。

それでしたら、原因は明確です。辞めてしまった若手の上司に問題があるのではないでしょうか。

――確かに、この前辞めた子は、直属の上司にパワハラを受けていたそうです。そういった場合は、黙っていないで声をあげたほうがいいのでしょうか。

ガンガン言ったほうがいいです。管理職は忙しいので、細かな人間関係まで目が届かないものです。ゴマすりをしてくる人が、よく見えてしまう。


僕自身の話をすると、昔に直属の優秀な部下3人と飲みに行ったとき、つい気を許して「隣の部のA君、なかなかいいヤツやな」と話してしまいました。「僕が何かを頼んだら、走ってくるんだよ」と言ったら、部下が「出口さんは人を見る目が甘いし、アホな上司と思っていましたが、ここまでアホとは思っていませんでした。明日から僕ら仕事をしませんよ」って。

――出口さんにも、そんな過去があったんですね。

「なんで?」と尋ねたら「Aさんは、出口さんが偉くなると思っているからゴマすりをしているんです。僕らが頼んだって何もしてくれませんよ」と。


自分の目で確かめようと思い、次の日からA君を注意深く観察したら、部下の言う通りでした。管理職は忙しくて目が届かない。そういう意味で、会社で一番アホなのはトップでしょうね。

――だから日本は、「ヒラメ」のように上ばかり見ている社員が可愛がられるのでしょうか。

それは全世界共通です。よほど目の届く人であれば、細かな人間関係まで汲み取ってくれると思いますが、そのような有能な人はごく一部です。

――トップに直訴してもいいでしょうか。

はい。それでも状況が改善されなければ、その職場には未来がないので辞めていいと思います。


大体、立派な指導者は一番下の人の意見をよく聞きますね。後藤田正晴さんが官房長官時代に言われていました。「お茶汲みのおばさんに愛されないような人間は偉くなろうと思うな」と。


昔の官僚の世界では、女性はお茶汲みの仕事くらいしかなかった。彼女たちは失うものが何もないので、男たちのことを素直に見ている。失うものが何もない人間に愛されなかったら、人格に欠陥があるということです。いくら仕事ができても偉くなったら国のためになりません。


Answer:辞める原因はほぼ直属の上司にあります。不満があったら上層部に直訴しましょう



出口治明(でぐち・はるあき)


ライフネット生命保険会長 






1948年、三重県生まれ。京都大学卒。日本生命ロンドン現法社長などを経て2013年より現職。経済界屈指の読書家。




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人種差別より大きな差別の問題

リツィート数が凄いが、このツィートに激しく同感するオランウータン諸嬢が半分、そして、正義感からそうした差別の存在を苦々しく思いながら、ツィートの文面の素晴らしいユーモア感覚に拍手を送るリツィートが半分だろう。
何しろ、あの夏目漱石ですら、明治のウーマンリブ運動というかフェミニスト運動の連中に対して、「どんなに頭が良かろうが、御面相が良くなけりゃあ、男は惚れやしないよ」という趣旨のことを言っているくらいで、これは人類永遠の、解決困難な問題だろう。芸能人のように、整形手術に何ら罪悪感を持たないで実行する、というのも一つの賢明な解決策かもしれない。ただし、韓国のように庶民の多くがそれを実行すると、生まれた子供の顔を見て、夫婦がお互いにがっかりすることになるwww
女性の側も男性を見かけで差別するのだから、これは女性差別の問題ではなく、「美醜差別(容貌差別)」というジャンルとでもするべきだろう。もっとも、美の基準など時代と流行で変わるのだから、馬鹿げた差別なのだが、差別のほとんどは馬鹿げているのだから、(つまり、論理で解決できないから)かえって厄介なのである。
真面目に言うと、下に書かれた出来事に抗議するなら「美醜差別」の問題にするのは戦法として良くないと思う。オランウータンの嫉妬として笑われるだけだろう。そうではなく、同じ問題(クレーマー問題)に関して、以前に何度も報告したのに無視され、今回だけ聞き入れられたという、「部下待遇差別」の問題として組合(があればだが)が扱うべきである。今どき、組合のある職場や会社がどれだけ存在するか分からないが。まあ、木の枝を揺らして威嚇する、というのも案外効果的かもしれない。最低でも、その上司への対応を女子全員で結束して冷たくするべきだろう。職場の居心地が悪い、というのは、その上司にとっても大問題だから、効果はあるかと思う。 
問題の「可愛い子」にオランウータン諸嬢が冷たくするのは悪手だろう。むしろ、今回、その「可愛い子」の報告によってクレーマー問題が上司に取り上げられたのだから、これはその子の「功績」なのである。そうした子をうまく利用して、職場改善をしていくのが賢明な策士の取るべき手段である。




            

職場の新人で元ミスの可愛い子がいるんだけど、その子がクレーマーの件を上に報告したら「ストーカーになるかもしれないから警察に相談しよう!」とか上司が言い出して、今まで散々クレーマー報告してたのに無視されていた私たちオランウータンは木の枝を揺らすなど激しい威嚇行動をとった


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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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