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日本人が世界一賢いことが証明される(笑)

日本には馬鹿が11%しかいないことが判明したわけで、結構なことである。(笑)
このアンケートだけを見れば、日本人が世界で一番賢いようだ。
理解しがたいのが、ベトナムが、あれほど悲惨な戦争を経験した後でなお、「国のために戦う」と答える人間の割合が高いことだが、これはベトナム戦争が、「独立のための戦い」でもあったからだろう。「でも」というのは、大国同志の戦いの「代理戦争」という面もあったからだ。
しかし、たいていの戦争は国のためではなく、「国の支配層」のために庶民が戦場に行かされ、銃後の庶民も空爆などで殺される、というものだ、ということを、少なくとも89%の日本人は知っているようだ。
下記記事のコメントの中には「家族や愛する人のためなら戦う」とか書いているヒーロー気取りの馬鹿(工作員か?)が散見されるが、いったん戦争になれば、家族や愛する人を個人の力で守れるはずなど絶対にないのである。現実の戦争は漫画や映画やゲームの世界ではない。


(以下引用)


2015年11月24日


Comments(11)


                         
 




1: Charlotte ★ 2015/11/19(木) 14:05:37.39 ID:CAP_USER*.net

 【ジュネーブ共同】各国の世論調査機関が加盟する「WIN―ギャラップ・インターナショナル」(本部スイス・チューリヒ)は18日、
「自国のために戦う意思」があるかどうかについて、64カ国・地域で実施した世論調査の結果を発表、日本が11%で最も低かった。

 欧米諸国が下位に並び、上位にはパキスタンなど情勢が不安定な国が目立った。

 日本に次いで低かったのはオランダの15%で、日本と同じ第2次大戦敗戦国であるドイツが18%、ベルギー(19%)、イタリア(20%)が続いた。

 一方、最も高かったのはモロッコとフィジーの94%で、パキスタンとベトナムがともに89%で上位。

 一方、最も高かったのはモロッコとフィジーの94%で、パキスタンとベトナムがともに89%で上位。

no title


http://www.47news.jp/smp/CN/201503/CN2015031801000871.html

まあ、国はともかく家族のためなら戦うわ



136: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/21(土) 08:28:34.18 0.net

>>1
バカだな、アフリカの土人なんてドンパチ始まったら速攻で逃げるに決まってんだろwパキスタンだって同様の卑怯者集団だぞ無抵抗な女子を背後から平気で撃ち殺そうと銃撃して置いて知らん顔(マララさん事件)

そんな奴らが「国を守る為に戦う?」冗談じゃねえよ



3: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:07:56.05 0.net

これは当然89%側



4: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:08:48.84 0.net

日本政府は米国の傀儡だしそれを支配している公務員は明治長州政府の末裔、「国のために戦う」って誰のために戦うの?



5: 見廻り組 2015/11/19(木) 14:08:58.80 0.net

建前社会日本



6: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:08:59.17 0.net

敗戦国は低いな。
つまりそういう洗脳されたってことか。



8: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:10:05.52 0.net

何気に人口1億人以上ある国って少ないんだよなー
それの1割くらいで1000万人
そんだけいたら十分だろ



9: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:10:40.55 0.net

何とかなりそうな国は低くていいよ。
もう後が無い国で8割超えてない方がやばい



11: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:11:05.91 0.net

家族や大事な人のためならともかく、現状政治家含む公務員様のために戦いたいとは全く思わないわ。



12: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:13:06.08 0.net

国のために → 公務員天国のために



13: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:13:51.82 0.net

日本人が最初に思うのは
国のために戦う=前大戦や特攻隊 って考えだからな
自分や家族が逃げ場がなく殺される状況なら戦うというシーンと思い浮かべない



14: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:14:06.93 0.net

今の日本の若者は年寄り国家にズタズタにされて初めから未来を奪われているようなものだから自分の国に幻滅してるくらいでしょ



15: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:15:48.50 0.net

ベトナムがフランス、アメリカ、中国を追い返せたのはこれが理由のひとつか。



16: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:16:38.74 0.net

上がまともだったら戦ってもいいけど、この数十年の日本を見ている限り
あいつらのために体張る気はないわ



17: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:17:17.34 0.net

昔、国の為に戦って、何も報われなかった事を学習しているからじゃね



172: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/23(月) 17:18:23.47 O.net

>>17
戦ったから今も日本が何とか残ってるんだよ
戦わなかったら未だに欧米の植民地



18: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:17:47.03 0.net

でも、町会や消防団ではそれとなく準備しているがな。



22: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:24:48.12 0.net

そら売国しまくって公務員優遇しまくって
国民なんて票田の奴隷にしか思ってないクソ政府だから



23: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:25:16.69 0.net

いまの日本で戦う気マンマンの人だらけだったらさすがにやばいわ



24: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:25:34.77 0.net

自衛隊員に聞け



29: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:32:57.19 0.net

質問のやり方がおかしいな
日本人には、
「皆が国の為に戦うなら戦いますか?」
でないとダメ



30: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:36:33.91 0.net

聞き方が悪いな。家族の為にとか愛する者の為にとかならもっと上がるよ
大体国に裏切られた感を持つ日本人が何で国の為に戦うって思うんだよ



31: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:38:49.35 0.net

割合の高い国にろくな国がない。
戦争が始まったら、海外に逃げるのが得策



33: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:45:18.79 0.net

国のためにはわからんが、家族と仲間のためなら、いつでも戦うよ。



35: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:50:23.95 0.net

100人中100人がお国の為に戦うて答える国なんてISか北朝鮮しか思いつかない



38: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:53:52.28 0.net

俺はいつでも部屋を自衛してるけどね



39: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 14:54:17.88 O.net

議員や公務員がクズ過ぎてな
俺達は奴隷じゃないんだよ



44: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:16:56.48 0.net

そりゃそうだろ

どんな理由があるにせよ 同胞がテロリストに捕まってるにも関わらず
自己責任連呼するクズがいるんだし
似非愛国心ばっかだから



45: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:17:48.12 0.net

そもそも、公務員が国のために働いてないしな
大企業クラスの賃金を落としたら辞めるらしいし



47: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:24:22.73 0.net

いざ腹くくった時の日本人のすごさを考えれば
平時はこれくらいで良い



48: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:30:45.89 0.net

いざってなると変わるのが日本の国民性じゃね



50: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:44:00.35 0.net

国会議員と公務員はは100%なんだろ
先に行け



51: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:47:10.94 0.net

大臣連中と議員連中が先頭に立って行ってくれるなら俺も行く
自分たちはヌクヌク安全なところにいて指示出すだけってなら俺は行かない



63: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 16:21:11.10 0.net

>>51
あなた将官クラスに最前線に立てとか言っちゃうタイプ?
どうしたらそんな馬鹿になれるんだろ



65: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 16:33:11.33 0.net

>>63
全然違うじゃん
なんでそんなにバカなの?



72: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 17:39:50.67 0.net

>>63
何で議員が将官?
総理大臣、防衛大臣なら話はわかるけど。
馬鹿はお前



53: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:48:50.51 0.net

自分が死んだら国もクソもあるものか。
少し考えればわかること



54: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:51:47.08 0.net

国のために命を捨ててもいいなんて考えてる輩は詐欺に引っかかった奴だ



55: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 15:53:06.64 0.net

>>54
国会議員と公務員は100%に決まってるだろ
先にお国のために死んでくれるよ
当たり前じゃないか



57: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 16:00:19.89 O.net

日本人の為になら、だいぶ上がるぞ…



59: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 16:08:34.90 0.net

国のために公務員が戦え
話はそれからだ



66: オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! 2015/11/19(木) 16:44:57.34 0.net

現代の戦争に民間人は不要。





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「パリ(テロ事件)はすべてを変えた」の意味するもの

「ギャラリー酔いどれ」から転載。
NATOが集団自衛権を行使する、とは「シリア政府の承認を得ずに、NATO軍がシリアを(無差別)空爆する」ということになるかと予想される。ロシアの空爆とは異なり、アサド政権にむしろ打撃を与える空爆になり、下手をしたら、シリア全滅、殲滅作戦になるのではないかと思われる。もしそうなら、ひどい話である。
まさに、「パリはすべてを変えた」だ。
偽旗作戦(パリ・テロ事件)は、このために行われたのだろう。
プーチンによるISIS掃討作戦が成功しかかったために、あせった欧州ユダ金政府たちが、今度は手下であったISISに代わって、NATO軍でシリア政府を叩き潰そう、というわけである。しかも、表面上は、ロシアとの共同作戦ということを申し出れば、ロシアも反対しにくくなる。これは、ロシアもシリアを助けることは不可能になったのではないか。おそらく、NATO軍による「誤爆」で、シリアは壊滅状態になるかと思われる。




(以下引用)


◆http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-89e9.html
zeraniumのブログ  2015年11月19日 (木)
パリ多発テロは、やはりやらせだった!


11月17日付け

   パリの同時多発テロで、実際に起きていたことと、報道されないことがあった。


① テロ事件が起きた時、フランスのセキュリティが機能不全に陥っていた

  ヨーロッパのセキュリティ関係者からの情報によると、
  パリでテロ事件が起きる48時間前に、大規模なサイバーテロが起きていた。
  その結果、フランスのモバイル・データー・ネットワークが機能不全に陥り、
  警察の監視ができなくなっていた。
  これはインフラのハードウェアの弱点を狙った巧妙なサイバー・テロです。

  ISISを含むほとんどの組織はこのようなことはできません。
  つまり、政府当局からの情報提供がなければ、
  インフラのハードウェアを攻撃することなどできない
のです。
  政府の指示なしにはこのようなことは不可能なのです。


② メルケル首相の盟友らが、パリはすべてを変えてしまったと言っている

  パリの同時多発テロにより、多くのアジェンダが実行されようとしています。
  フランスに続き、多くの国々が国境を封鎖するでしょう。
  その結果、難民受け入れ反対を唱えていた政党を黙らせ、
  政治権力をこのまま維持し、ヨーロッパをこのまま支配し続けることができます


  パリのテロ事件により、ドイツは難民を拒絶する方向に動いています。
  またISISに対する新たな軍事作戦が実行され、
  シリア政府の承認なしに軍事介入をすることになります。
  つまりヨーロッパにおける愛国者法(アメリカの法律よりも残虐)が実施され、
  反ISIS同盟が強化されるのです。
  その結果、難民受け入れに反対していたアメリカの大統領候補トランプ氏や
  サンダーズ氏は、もはや注目されなくなります。

  9・11の時と同じように、テロが発生した直後、
  つまり事件の捜査がきちんと行なわれる前に メディアは早々と、
  事件の経緯、容疑者の特定、その他を詳しく報道しています。
  しかも今回の容疑者は、都合よく本人を特定できるIDを現場に残しています。
  また、アメリカで偽旗事件が起こされたときと同じように、
  今回の事件のときも同じく、テロ攻撃に備えて軍事演習が行なわれていました。


③ パリでテロ事件が起きる前に、米国CIA長官とフランス諜報機関DESGのトップが会談していた

  フランスのTVネットワーク(Canal+,Launa Haim)のホワイトハウス特派員が、
  CIA長官とフランス諜報機関のトップが、テロ事件が起きる前に会談していた
  ことを伝えました。
  また2015年10月29日に、アメリカCIA、イギリス諜報機関M16、フランスの諜報機関DESG、
  イスラエルの国家安全局のトップらが、
  「Cyber and Homland Security」に関する会議を行なっていました。


④ パリのテロ事件で、世界中の人々の目がフフランスに集中していたとき、
  レバノンは、イスラエルが背後にいるISISによる大規模攻撃を受けていた


  オーストラリアのインディペンデントニュースによると、
  世界中の人々の怒りと悲しみの目がパリに集中していた時、
  レバノンではパリのテロ攻撃とは比較にならないほどの、
  残虐な大量虐殺がイスラエルによって行なわれていた
のです。

  レバノンの首都ベイルートでは、もっとも破壊力のある爆弾が投下されました。
  しかしどの国の政府も、政治リーダーもメディアも、そのことを報道しませんでした。


⑤ パリテロ事件の起きたバタクラン劇場の元オーナー(ユダヤ人)は、
  1976年にこの劇場を買収しましたが、9月11日に劇場を売却し、イスラエルに移住していた



⑥ パリのテロ事件は、自作自演の偽旗事件であったことが明らかとなった

  アメリカが、ISISやアルカイダなどの組織を結成しました。
  元アルカイダの司令官によると、アメリカは彼らをアメリカの手下として活動させ、
  結成して維持するために、2000~3000万ドルの資金を使ったと言っています。

  詳細はこちら

  ☆http://beforeitsnews.com/r2/?url=http://humansarefree.com/2015/05/
   america-created-al-qaeda-and-isis.html
  America Created Al-Qaeda and the ISIS Terror Groups

  ☆http://beforeitsnews.com/r2/?url=http:/
/humansarefree.com/2014/07/
   ex-al-qaeda-commander-usa-spent-20-30.html
  Ex Al-Qaeda Commander: USA Spent $20-30 Million to Establish ISIS,
  Which Works for CIA






 米英イの孤立化、日本も早く悪縁切りを!

◆http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2015/11/19/7915175
velvetmorning blog  2015/11/19
パリテロを受けて、NATOではなく、EUが初の集団的自衛権の行使表明 ―


前からそういう噂はあったのだが、NATOじゃなくて、実質上のEU軍が出来たようだ

以下引用

  EU、初の集団的自衛権の行使表明…仏を支援
  Uheadlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00050038-yom-int


パリ同時テロを受け、欧州連合(EU)は17日、
ブリュッセルで国防相理事会を開き、
フランス政府が求めたEU基本条約に基づく集団的自衛権の行使について
全会一致で支援を表明した


加盟国が武力攻撃を受けた場合、他の加盟国が軍事的手段を含めた支援を行う
同条約の条項で初めて発動される。

北大西洋条約機構(NATO)と違って軍事同盟ではないため、
協力内容は仏政府が加盟国と個別に協議して決める。

仏政府はイスラム過激派組織「イスラム国」に対する
シリアでの空爆強化の方針を示しており、他の加盟国による空爆への参加や、
仏軍が西アフリカ地域で行っている国連平和維持活動(PKO)の手助け
などを想定している。


以上引用


オランドの立ち位置が良く分かりませんでしたが、これで話が全部繋がりましたね。


米国戦争屋は、このパリテロを通じて

NATOによる集団的自衛権を発動させる予定だったのだと思います。

それで自分たちの利益の方に持っていく予定だった



こんな記事が出ていました。


以下引用

今後、焦点となるのは、米英仏を中心とするNATO軍の動きだ。

欧米メディアでは、パリでの同時多発テロをNATO加盟国に対する攻撃とみなし、
北大西洋条約5条に明記された「集団的防衛」を発動すべきとの声が広がっている。

米共和党のリチャード・バー上院議員は15日、NBCの報道番組で
「米国はフランスと協調すべきだ」との見解を示したうえで、
「5条」を適用して、NATO軍がISを攻撃すべきだとの考えを述べた。

北大西洋条約「5条」は、
「ヨーロッパまたは北アメリカにおける1、2以上の締約国に対する武力攻撃を
全締約国に対する攻撃とみなすことに同意する」としている。

5条は2001年9月11日に発生した米中枢同時多発テロで、
1949年のNATO創設以来初めて適用され、
NATO軍の作戦行動がアフガニスタンで行われた。

まさに「伝家の宝刀」とも言うべき強力な条項だ。

シリアをめぐっては、内戦終結に向けた外交努力が続いているが、
ISの掃討が最優先になるのは明白だ。

NATO軍による本格的な空爆が実施される日は遠くない。

以上引用

zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151116/frn1511161900011-n2.htm


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キ印揃いのお茶の会

他国のテロよりも、自分の毎日の生活が大事である。これは人情の自然だろう。
というわけで、庶民にとっては自分の生活に直結する「アベノミクス新三本の矢」の話である。(なぜか、「はなし」を漢字変換すると、しつこく「は無し」と出て来る。「アベノミクスは無し」、つまりアベノミクスは虚像だ、と私のパソコンが訴えているのだろう。ww)
毛利元就の「三本の矢」にしても、大人なら三本の矢など簡単に折れる、あれは嘘の話だ、という説もある。(というより、それはもともと作り話だ、と誰でも分かってはいる。)まあ、折れるも何も、アベノミクスは、どこをめがけて矢を放っているのか、分からない。少なくとも、庶民への恩恵はほとんどゼロ、少子化対策も、まず不発に終わるのは確実である。
何しろ、庶民に金が無いのだから、結婚もできず、子供も作れるわけがない。老人介護問題にしても、介護報酬を削減しておいて、介護離職ゼロを目指す、などキチガイ沙汰である。
すべて、安倍政権の政策会議は、「不思議の国のアリス」の「キ印揃いのお茶の会」での会話同様、支離滅裂、ナンセンスそのもので、違うのは、こちらのキ印にはユーモアも愛嬌も面白みもゼロなことだ。




(以下引用)



特集ワイド:続報真相 安倍首相、これで1億総活躍できますか 家族に負担押し付け、貧困対策後回し

毎日新聞 2015年11月20日 東京夕刊


「1億総活躍社会」の真意は……。産前・産後ケア施設を視察する安倍晋三首相(中央)=埼玉県和光市で、代表撮影
「1億総活躍社会」の真意は……。産前・産後ケア施設を視察する安倍晋三首相(中央)=埼玉県和光市で、代表撮影

 ◇3世代同居で出生率アップ?

 「思いつき」「戦時中か」と散々な評判だった安倍晋三政権の新スローガン「1億総活躍社会」の具体策が、ようやく見えてきた。検討中の政策は「3世代同居・近居の推進」といった家族の支え合いを促すものが目につき、貧困対策などは後回しにされそうな雲行きだ。何だか時代に逆行しているような……これで本当に誰もが活躍できるのだろうか。【堀山明子】


 「こういう大きな目標を掲げると、いろんな予算の候補が出て、ピントがぼけてくることもあります。限られた資源を有効に使わなければなりません」。1億総活躍政策の各省庁案が出そろった12日の国民会議第2回会合。安倍首相はこう説明しながら、「新三本の矢」((1)強い経済(2)子育て支援(3)社会保障)のうち、今月末にまとめる緊急対策は(2)と(3)の目標、すなわち「希望出生率1・8」と「介護離職ゼロ」に直結するものに絞る考えを明らかにした。


 確かに「ピンぼけ」批判が噴出していた。政府資料によると、「1億総活躍社会」は「一人一人が生きがいを持ち、充実した生活を送る」という理想と、「50年後も人口1億人維持する」という少子化対策の二つの意味を併せ持つ。だが、その実現に向け取り組むべき「新三本の矢」も具体性に欠けたまま経済成長戦略として走り出したものだから、混乱は目に見えていた。


 今月初めに開かれた自民党の1億総活躍推進本部の会合では、受刑者の矯正施設拡充から難病患者支援まで幅広い案が出され、ベテラン議員から「夢物語で収拾がつかなくなる」と懸念の声が上がった。省庁案の中にも「学校の老朽化対策」(文部科学省)や「農業の活性化に挑む女性の支援」(農林水産省)など便乗予算?と疑われかねないものがあった。


 そこで安倍首相が優先順位を明確にしたわけだが、なぜ出生率アップが緊急なのだろうか。


 「一言で言うと、新三本の矢は懐メロ。国際環境も人口構成も変わっている事実を認めようとせず、『昔の夢をもう一度』と経済成長をうたうだけだから現実味がない」。東大名誉教授で、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長の上野千鶴子さんは、安倍政権は時代錯誤的な戦略を続けていると根本から批判する。「出生率低下や離婚率上昇といったマクロなトレンドは、政治家が古い家族観に戻そうとしても変えられるものではない。人口減少社会を避けがたい現実として受け入れたうえで戦略を立てるべきなのに、現実を否認するから無理がある」と言うのだ。


 緊急対策に挙がっているメニューで、目新しいのは「希望出生率1・8」に寄与するとされている3世代同居・近居の推進策だ。3月に閣議決定された「少子化社会対策大綱」に盛り込まれ、緊急対策では国土交通省が住宅改修支援などを提案したほか、内閣府も緊急対策には盛り込まなかったが所得税や相続税の優遇措置を講じる方針を示した。


 実際にどんな効果を生むのか。3世代同居率が高く、法政大大学院の研究チームの調査で全国幸福度ランキング1位にもなった福井県を事例に検証してみよう。


 2010年の国勢調査によると、3世代同居率は17・6%で全国2位。県によると、近居は約6割にのぼる。共働き世帯率は36・4%で1位。しかも、どの年齢層でも女性就業率が全国に比べて高く、子育て中の女性が働き続けているのが特徴だ。出生率は最近下落し、昨年は1・55で全国12位だった。出生率アップに直結するかは微妙だが、仕事と子育てを両立させる支援策の参考になるというところか。だが「福井モデル」を全国に広げられるかというと、専門家は懐疑的だ。 


 「福井県は京都、大阪、名古屋の近郊ながら通勤圏ではないので、産業構造上、県内に中小企業が多く、人口移動も少ない。女性の働く場が近くにあるからこそ、3世代近居で子育てを手伝ってもらえる。どこでもできるという話ではない」。そう指摘するのは、3世代同居や近居の実態調査と研究を続ける福井県立大学の塚本利幸准教授だ。


 しかも「3世代同居は福井県でも減少傾向にあり、政策的に増やそうとしても無理ですよ。有効なのは3世代近居です」とクギを刺す。同居は子供世代のストレスが高まるという調査結果も出ているという。また、福井県は保育施設の待機児ゼロ、病児デイケアなど育児の社会化が進んでおり「3世代同居が社会整備の不足を補うのではない」と強調する。


 福井県の統計で気になるのは女性管理職率11・7%で全国41位という低さ。県と共同の社会生活調査に加わった金井郁・埼玉大准教授は「福井の女性は昇進見通しのない周辺的な仕事を続けることが多く、40代で昇進昇格の意欲が20〜30代よりも10ポイント前後落ちて2割を切ります。女性活躍社会とは言えません」と冷静に分析する。3世代同居内の家事分担を見ると、子育て世代の34歳以下では妻と母がほぼ半々で分担し、夫や父の分担は10%未満。「家事は女性の仕事という観念は都会に比べて強く、全国モデルにはなり得ない」


 厚生労働省が10月に発表した若者の意識調査によると、「親世代と同居・近居の意向はない」と答えた人が29%で、「同居してもよい」の16・9%、「近居なら」の27・3%より高かった。同居条件に生活習慣の違いへの配慮を挙げる人が多く、トレンドを変えるのは簡単ではない。

 ◇「時代逆行の懐メロ政策」

 もう一つの緊急対策の柱、「介護離職ゼロ」はどうだろう。検討されているのは、介護休業(最大93日)を3回程度に分けて取得できるようにする制度改正や、20年代初めまでに在宅・施設サービスの受け皿を40万人分増やす案だ。


 「施設はあっても介護士不足でサービスできないのが実情。今年4月に介護報酬が引き下げられ、介護士の平均年収は300万円未満に落ち込んだからなり手がない。サービス低下の原因をつくっておいて整備拡充とは、言行不一致だ」と憤るのは、介護保険制度の立案にも加わった市民福祉団体全国協議会専務理事の田中尚輝さんだ。


 介護休業制度改正についても田中さんは「有給8割で1年ぐらい認めないと効果がない」と指摘する。「そもそも介護離職をなくすには、介護保険を拡充して、重すぎる家族の負担を減らすのが筋。公私の分担をそのままにして介護休業制度をいじるのは問題のすり替えだ」と、介護保険サービスが低下し家族負担が増えていく流れを懸念する。


 上野さんも「安倍政権が進めているのは、介護保険制度導入でせっかく進んだ『ケアの脱家族化』の動きを『再家族化』するもの。3世代同居は育児だけでなく介護でも家族負担を増大し、コストを削減する狙いだ」と、介護の分野でも家族の助け合いを復活させる「懐メロ」のにおいをかぎとる。


 一方、一人親家庭の子供の貧困率は50%を超える深刻な状況だが、その対策は後回しにされる気配だ。1億総活躍の厚労省案では、一人親家庭への児童扶養手当の拡充なども挙げているが、緊急対策の2大目標から漏れ、論議がトーンダウンしてしまったのだ。12日の国民会議では、3人の委員が「今回は貧困対策が取り上げられていない。各施策に共通する横軸であるべきで、家庭への支援は貧困世帯、一人親世帯、多子世帯から強化すべきだ」などと疑問を投げかけた。


 このままでは、3世代同居を検討できる大家族が優遇され、一人親家庭がますます孤立しないか。「弱者の居場所がない社会」の著者で、首都大学東京の子ども・若者貧困研究センター長の阿部彩教授に尋ねると「1億総活躍の政策は判断材料が少ないので、評価する段階にない」と慎重な答えが返ってきた。「今後のプランで、一人親家庭への児童扶養手当の増額など貧困層に届く具体策が検討されているなら、可能性をつぶしたくない」とも。厳しい状況を見てきたからこそ、今は静かに注視しているという感じだ。評価するポイントは「民間団体やボランティアへの支援だけでなく、国が貧困対策でどこまで直接関与するかだ」と言う。


 緊急対策の後は、来春に工程表「ニッポン1億総活躍プラン」が策定される。緊急対策に効果があったか、どれだけの政策が後回しにされたか、国民はしっかり見ていることを忘れないでほしい。


==============

 ◇「1億総活躍社会」の緊急対策として検討中の案

<希望出生率1.8>


国土交通省


・3世代同居の住宅改修に支援


・3世代近居に都市再生機構の割引


厚生労働省


・不妊治療助成の拡充


・2017年度末までの保育施設受け入れ上乗せ分を40万人から50万人に


・非正規労働者や男性の育休取得を促進


・企業の保育サービスの整備強化


・一人親家庭や多子世帯の支援


文部科学省


・幼児教育の無償化や奨学金の拡充


・フリースクールで学ぶ子への学習支援


<介護離職ゼロ>


厚労省


・20年代初めまでの在宅・施設サービスの整備上乗せを34万人から40万人に


・介護休業の分割取得へ制度見直し


・都市部における特別養護老人ホームの建物所有要件等の規制緩和


・離職した介護・看護職員の再就職支援


・介護職を目指す学生への修学資金貸し付け


・介護ロボットなど企業の育成支援


関連して検討中の減税措置


内閣府


・3世代同居の住宅改修に所得税軽減


・3年以上同居の親族に相続税軽減


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今の若者は無力だが案外賢い

「日々平安録」の一節である。社会学者古市憲寿(私は、この人の顔やキャラクターが嫌いだが。)の本に書かれている内容らしい。
このデータが正しいなら、これは面白い。


 20代の日本人の国を愛する気持ちは年々上昇を続け、日本に生まれてよかったと考えるものも20歳から24歳では98%!なのだそうである(2008年)。ところが「もし戦争が起こったら、国のために戦うか」では日本人全体の15%が「はい」(スェーデン80%、中国76%、アメリカ63%)、15歳から29歳では8%!。戦争がおきたらもちろん逃げます、と。



若者が好きなのは平和な日本なのであり、戦争をする日本ではない、ということだ。平和ならば、多少の不満は我慢する。少なくとも、日本には世界有数の「文化資源」があり、若者が好きなのは、その文化資源なのだ、と思う。だが、戦争となれば、それらは「贅沢は敵だ」「欲しがりません、勝つまでは」となるわけである。そんな国には何の用もない。当然、「戦争がおきたらもちろん逃げます」である。これは、健全そのものの思考だ、と私は思う。
自分が生きるために国があるのであり、国のために自分があるのではない。ましてや「国」ではなく政府のために自分の生命を捨てるなど阿呆である。喜んで戦場に行く人間など、最大の阿呆だ。人を殺すのがそんなに嬉しいか。「愛するものを守るために戦う」というのも、戦争を正当化するための詐欺フレーズにすぎない。戦争になれば、個人の力で愛する者が守れるはずはない。キチガイの理屈である。
戦争になったら、少しでも平和な国を探して亡命するのが一番賢いだろう。ぜいたくがしたいから「そうだ、難民しよう」なのではない。

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中東とアフリカを見れば「西洋文明の精神」は歴然としている

「現代ビジネス」から転載。
私が自分のブログで何度も書いてきたグローバリズム批判だが、欧米人自身の口からそれを聞くのはやや珍しいので、転載しておく。
ここに書かれていることに、もちろん私も同意見だ。
だが、私は「グローバリズム」の根底にある西洋文明の精神そのものが根本問題だと思う。

西洋文明は確かに科学を発達させ、世界的に生活を向上させたが、精神が「侵略と支配」を根本としているので、常に悪を内包している。富みはしても平和や幸福にはほど遠い。それどころか、被支配者の国や階層では悲惨な状況を生む。
世界全体が「西洋文明の精神」と決別しなければならない。それが不可能なら、西洋国家をシャットアウトすることしか、世界の平和と幸福への道は無いだろう。
中東とアフリカの悲惨を見れば、それは自明なはずなのだが。


(以下引用)



川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」

グローバリズムとは現代の「奴隷制度」である! ~反資本主義の哲学者、スラヴォイ・ジジェクがえぐる先進諸国の欺瞞

2015年11月13日(金) 川口マーン惠美
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スラヴォイ・ジジェク氏 〔PHOTO〕gettyimages

世界中で奴隷を増やすばかりのグローバル経済

グローバリズムについての懐疑論が盛んだ。


ドイツの大手のウィークリー新聞である『ディ・ツァイト』紙に9月10日付けで、スラヴォイ・ジジェク(Slavoj Žižek)という哲学者の論文が掲載された。ジジェク氏はスロベニア出身で、現在、欧米ではとても力のある哲学者の一人だ。和訳されている著作もたくさんある。


『ディ・ツァイト』紙に寄稿された論文は、「ユートピアが爆発するとき」というタイトルで、氏はこの中で、現在、EUを危機に陥れている難民問題はグローバリズムが原因であると結論づけている。


リードにはこう書かれている。


「ヨーロッパで自由な生活を営むという移民たちの夢が叶うことはほとんどないだろう。だからこそ我々は、世界中で奴隷を増やすばかりのグローバル経済の条件を、根本的に改めなければならない」


ジジェク氏はもともと思想的にはかなり左寄りの人で、反資本主義の傾向が多分にある。その彼、曰く、


「実は左派リベラルは、心の中ではすでに、国境をなくすことなどできないと感じている。そもそも、そんな動きが強まれば、極右が大衆を巻き込んで力を蓄え、大変なことになるはずだ。ところが、それにもかかわらず心清き人々を装い続けている。そして、"可哀想な難民を見殺しにしてはいけない"、"EUの門戸を開こう"と唱えて、自分たちを倫理の高みに置いている」


「一方、右派は、難民が自分たちの力で母国の状況など変えられないことなど百も承知で、すべての国民は自らの生活は自分たちで守るべきだという正論を主張する。どちらも悪い。両方とも偽善にすぎない」


しかし、ここで興味深いのは、左派である彼が、左派リベラルの偽善のほうが、難民排斥を訴える右派ポピュリストたちのそれよりも、より悪質だと結論付けている点である。「難民問題における最大の偽善者は、国境をなくそうというプロパガンダに励む左派リベラルである」というのが彼の主張だ。


コンゴ共和国にある金鉱山 〔PHOTO〕gettyimages

解決策はシンプル。西側資本が手を引けば良いだけ

グローバリズムのメカニズムというのは、いうまでもなく、国境や民族主義を取り払うということだ。ジジェク氏によれば、その結果、搾取する強い国と、搾取される弱い国が出来上がる。そして、新たな経済的植民地が形成され、奴隷制度が復活していく。難民問題に関連して、はっきりと「奴隷」という言葉を出している言論人は、EUの中では極めてまれだ。


ジジェク氏は続ける。


「リビアに干渉し、混乱に陥れたのはヨーロッパであり、イラクを攻め、ISの台頭を促したのはアメリカだった。中央アフリカ共和国で南部のキリスト教徒と北部のイスラム教徒の内戦が続いているのは、単に民族的憎悪が吹き出したからではない。北部で見つかった石油が原因だ。イスラム勢力と結びついたフランスと、キリスト教勢力と結びついた中国が、石油の利権をめぐって代理戦争をやらせているのである」


「我々の罪を証明する明白な証拠としてあげられるのはコンゴだ。この国は、再び"暗黒の心臓部"となってしまった。2006年6月5日のタイム誌のテーマが『世界最大の死の戦争』だった。しかし、この記事を読んで叫んだヒューマニストがいたか?


皮肉な言い方をするなら、タイム誌は、苦悩というテーマで、間違った犠牲者に取り組んでしまったのだ。彼らは、いつもの容疑者を扱うべきだった。イスラム教の女性の苦しみや、チベットで行われている抑圧をもたらしている容疑者を……」


ジジェク氏のコンゴ情勢についての記述は読んでいて胸に迫る。


2001年、国連が、コンゴにおける資源の不法な搾取についての調査を行ったという。要は、ダイヤモンド、コルタン、銅、コバルト、金という5つの資源だ。つまり、コンゴ内戦の裏では、これらの資源をめぐって、グローバル資本がせめぎあっている。


コンゴはすでに国家とは言えない。いくつにも別れたテリトリーで各部族が権力を振るい、それぞれの首領が、資源を搾取する外国企業とつながっている。ともに利を得るために、彼らは軍隊を作り、麻薬中毒にした少年兵を戦わせる。住民は難民となって逃げ惑う。そして、こうして西側に渡った資源は、タブレットやスマホなどのハイテク機器に使われているのだ。


つまりジジェク氏によれば、我々が本当に多くの内戦国家を助け、難民が出ないようにするには、やるべきことは簡単だ。つまり、それらの国々で儲けている西側資本が手を引けば良いだけだという。


「(アラブやアフリカにおける)国家権力の崩壊は、現地の現象ではなく、西側が利益を得ている結果なのだ。崩壊した国の増加は、偶然の不幸ではなく、明らかに、強国が経済的植民地に行使するメカニズムによるものである。中でもリビアとイラクの場合は、西側の干渉がとりわけ直接的に行われた」


また、ジジェク氏によれば、アラブの国家崩壊の原因は、第一次世界大戦後に、イギリスとフランスが引いた人工的な国境、そして、それによってできた人工的な国家に遡るものだ。ISの出現は、かつて植民地の支配者がシリアとイラクに分けてしまったスンニ派が、ようやく一つになったとも解釈できるという。



〔PHOTO〕gettyimages

見て見ぬふりをしているわけにはいかない

ジジェク氏の論は、非常に示唆的である。そう言われてみれば、今、地中海で、そしてバルカン半島で起こっている民族移動も、まさにこれと同じ構造に思える。


重層的に搾取された結果、内乱や貧困から抜け出すことができず、生きていけなくなった人たちが、「ヨーロッパ」という一縷の望みを胸に、全てをなげうって、人買いの手に落ちていく。汚い船倉にアフリカ人を詰め込んで地中海を渡る老朽貨物船は、まさに現代の「奴隷船」ではないか。


そして、かつての三角貿易でイギリス人が大儲けしたように、また、今も中央アフリカ共和国やマリの地下資源でフランス人が大儲けしているように、地中海の奴隷船で大儲けをしている人たちが、きっといるのだろう。


今、ドイツでは、難民の流入をプラスと考えようという論調が盛んだ。足りない労働力を補ってくれる。人口も増える。だからそれを歓迎しようという話だ。しかし、ドイツの産業界は、難民を最低賃金の規定から除外しようと画策している。新しい奴隷制度が形成されつつあるというジジェク氏の理屈は、ここにも当てはまるかもしれない。


そして、強い国に住んでいる私たちは、何も悪いことなどしていないつもりでも、なにかしらの形でこの犯罪に加担し、これらの搾取から利益を得ているに違いない。


グローバリズムは今、真剣に問い直されている。90年代のはじめ、ソ連が崩壊し、ユーゴスラビアが解体したころ、「これからは世界は一つの村になる」という言葉が流行った。あのころのグローバリズムは民主主義や近代化と同意語で、その先には希望と理想の世界があった。


以来、西側社会は、ロシア、イラン、あるいは、シリアやリビアやイラクといったアラブの国々を、民主主義の行われていない国として糾弾し続けてきた。そして、強引に「民主化」を行い、アラブの春を遂行した。


その結果、今、ロシアとイランを除いて、これらの国々は総崩れだ。そのうえ、そこでグローバリズムという名の静かな植民地化が始まっているとしたら、私たちは、見て見ぬふりをしているわけにはいかないのではないか。


ますます混沌としていくアラブやアフリカ、そこから溢れ出す難民を考えるとき、確かに、グローバリズムという観念が大きなカギを握っているのかもしれないと、ジジェク氏の論考を読みながら思った。






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政府財界の詐欺プロジェクトを女子高生が喝破

孔徳秋水氏のツィッターで知った記事だが、秋水氏も言うように、結論(この出来事への筆者の感想部分)が実に下らない。
しかし、出来事を記述した部分がまた、実に面白いので、記事筆者の感想部分だけ分離して転載する。その感想部分がいかにくだらないか、後で読むと、逆にこれも面白いかもしれない。

私が大嫌いなのが「夢を持て」という言葉である。寝て見る夢は好きだが、起きて夢を見ている人間はただの阿呆だろう。そういう人間が、現実世界の残酷さも知らず、現実にひどい目にあうのがこの社会だ。この社会は意図的にそういう無数の阿呆な若者を生み出し、彼ら若者を食い物にしている。
なお、私は「希望」は生きる上で絶対に必要だと考えている。夢と希望はまったくの別物だ。希望の反対語は絶望であり、人生に絶望したら死ぬしかないだろう。

若者よ、夢(つまり、社会や自分自身への幻想)など見るな。現実を見ろ。幻想はフィクションの中だけでいい。



(以下引用)

シンポジウムで学者たちから拍手喝采を浴びた女子高生の質問

ざっくり言うと

  • シンポジウムで拍手喝采を浴びた女子高生の質問を筆者が取り上げている
  • 全貌が見えないプロジェクトで、なぜ期間や予算が決められるのかという質問
  • 筆者は、純粋な質問にこそ物事の本質があることに気付かされたと語っている

国家的会議で3百名の錚々たる学者を「ザワつかせた」女子高生の鋭すぎる質問とは?


「Thinkstock」より

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 ある国家プロジェクトのキックオフ・シンポジウムに参加した時のことである。このシンポジウムで、生涯忘れられない出来事を目撃した。


 このプロジェクトは政府の肝いりで、予算も数百億円規模のものだ。バイオ関連の大型事業で、これが成功すればあらゆる産業に多大な恩恵があるため、各方面からトップの研究者が参画している。


 シンポジウムでは、政府関係者、ノーベル賞を受賞した学者、著名な経営者、有名大学の高名な教授など、そうそうたるメンバーがプレゼンを行った。


 3時間のシンポジウムの最後に、プロジェクトリーダーから今後の計画が発表された。今後4年間で世界初の画期的な手法を開発するという。現段階では未知の技術のため具体的な手法も確立されていないが、国内の一流の学者や研究者の力を借りながら試行錯誤して完成させ、4年後には日本がバイオの世界で世界をリードしていくという壮大な内容だった。


 シンポジウムの最後で質疑応答の時間があり、300名の参加者(ほとんどが国内外の学者)から、さまざまな専門的な質問が上がった。「大変素晴らしい発表をありがとうございます。……」という、お決まりの枕詞から始まる質問に次々に答えるプロジェクトリーダー。


 質問時間の最後に、プロジェクトリーダーから提案があった。


「今回は高校生の参加者がいらっしゃいますので、高校生からも質問をいただけますか?」


 会場には招待客として高校生のグループが参加していた。未来の日本を担う若者たちに大きな夢を見せたいという配慮だったのだろう。


 今回のシンポジウムは専門性の高い発表内容ばかりだったので、「3時間もよく聴いていたものだ」と感心していたのだが、一人の女子高生が力強く挙手をした。その女子高生にマイクが渡され、会場の大人たちは固唾をのんで彼女に注目した。


「今回のプロジェクトは、『どうやったらできるのか今はわからない』ということでしたが、なぜ4年という期間や数百億円という予算を決めることができるのですか?」


 この質問に、大人たちは苦笑混じりに感嘆の声を上げ、今回のシンポジウムで最大の拍手が起こった。一流の研究者たちが発表したプレゼンよりはるかに大きな拍手だ。これは、まことに純粋な質問であり、大人たちは“大人の約束”として絶対に聞かない、いや聞けない質問である。


 プロジェクトリーダーは頭をかきながら「大変鋭い質問です」と苦悩しつつ、あれこれ理屈を並べながら答えていた。女子高生は場の雰囲気を察したのか、「わかりました」と答えて着席した。おそらく納得はしていなかっただろう。































(夢人注)以下が、記事筆者の下らない下らない感想である。下らないどころか、有害とすら言える。せっかくのレポートが、この陳腐な(まさに、「腐っている!」)感想でまったく台無しだ。肩書きが「ビジネスコーチ」「ビジネスプロデューサー」といういかがわしいものだけに、「ビッグビジネス」の機会を生む、こうした「国家プロジェクト」そのものを否定はできないから、こういう苦しい「ポジショントーク」でお茶を濁した結論を書いたのだろう。大笑いである。
















●リーダーに求められる資質とは


 このシンポジウムは極めて専門性の高い内容で、筆者もさすがに退屈してしまい「参加しなくても良かったかな」と思っていたが、女子高生の鋭い質問を聞くことができて、参加して良かったとつくづく思った。この女子高生の質問から、2つのことを学ぶことができたからだ。


 ひとつは、純粋な質問にこそ物事の本質があるということ。もうひとつは、未知のものに挑戦する夢に対し、リーダーは毅然とした態度で責任を持って可能性を語らなければならないということだ。


 女子高生には、「夢のようなことをどうやって実現できるの? 答えのないものをどうやって見つけるの?」という無垢な興味もあっただろう。答えのある学校教育では想像もできない世界である。


 答えのない世界で答えを出すことによって人類は進歩してきた、という事実を知る絶好のチャンスだったが、プロジェクトリーダーはそれを表現することができず“言葉によるごまかし”をしてしまった。女子高生は落胆したに違いない。大人でも「このプロジェクトは、そもそも予算ありきの政府プロジェクトなのか」と勘ぐりたくもなる答え方だった。


 どんな組織のリーダーであっても、夢を語り可能性を示さなければ人はついていかない。国家プロジェクトであっても、強いリーダーがいなくては成功が確約されるわけではない。予算ありきのプロジェクトになれば、計画を白紙撤回した新国立競技場のようなことが起こりかねない。


 これは会社組織でも同じである。売り上げ目標ありきの経営を行えば、人は疲弊し、ひいては数字のごまかしに発展しかねない。それは東芝の不適切会計の例を見るまでもない。


 人は数字で動くのではなく、夢や可能性に対して動こうとするものである。そうして未知の答えを発見し、発展していくものである。そこを見失ってはいけない。今の日本には、本末転倒してしまった組織が多すぎる。


 シンポジウムで見つけた唯一の希望は、そうそうたる“偉い”大人たちを前にして、勇気を持って本質的な質問を投げかけた女子高生だった。まだこの国には可能性が残っている――。そう思わせてくれた出来事だった。
(文=鈴木領一/ビジネス・コーチ、ビジネスプロデューサー)




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テロ現場のバタクラン劇場は2ヶ月前に持ち主が替わっていた

「大摩邇」から転載。
「日本や世界や宇宙の動向」は、何かの工作員臭が強くて、あまり好きなサイト(ブログ)ではないが、この記事は面白い。
金の動きは正直である。経営者が変わったとたんにその劇場がテロの舞台となったのなら、売った経営者はそこでテロが起こることを了解済みだった、と見るのは当然のことだろう。偶然というにはあまりに都合が良すぎる話である。
9.11の当日、WTCビルで働くユダヤ人の会社の社員がいっせいに休みを取っていた、という話とよく似ている。いつも連中のやることは同じである。それがだいたい不問に付されるのだから、世間は甘いものだ、と彼らは思っているだろう。


(以下引用)


20:07

ISISに襲撃されたパリのバタクラン劇場のオーナーは2015年9月11日に劇場を売却済み。

日本や世界や宇宙の動向さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51973799.html
<転載開始>
偶然の一致とは言えないような情報が入ってきました。
今回、ISISに襲撃され多くの犠牲者を出したバタグラン劇場はユダヤ人が所有していたのですが、2015年9月11日に売却されていたそうです。どうも怪しいです。この劇場を所有していたユダヤ人も間違いなくフリーメーソンであり、今回のテロ事件が劇場で起こされることを前もって知っていたのだと思います。しかも事件が起こる丁度2ヶ月前の9月11日に劇場を売却したのですから。。。。フリーメーソンがやりそうなことです。
フリーメーソンが組織的に大量の偽難民をアフリカ、西アジア、中東からヨーロッパに送り込んだのでしょうね。フリーメーソン=イルミナティ=ハザールマフィア=シオニスト。。。

今回の同時多発テロは13日の金曜日の夜に起きました。この日もフリーメーソンと関係しています。彼らは13という数字が好きです。また、劇場はフリーメーソンと深く繋がりがあるとのことです。劇場が完成した日やイベントが開催される日など、フリーメーソンと関係があるようです。
今回のテロ事件もフリーメーソンが背後で操っているのかもしれません。

今回の事件に関して、ロシアが興味深い情報を流しています。

ロシアの国防省は、13日にパリで起きた同時多発テロは、フリーメーソンの構成要員のカバラが指揮した組織的な犯罪であると伝えています。
ロシア国防省によると、フリーメーソンのカバラは米諜報機関(CIA)、フランスの諜報機関(DGSE)、イギリスの諜報機関(SIS・M16)、イスラエル軍の諜報機関(DMI)、バチカンを支配しており、彼らに指示を与えています。11月13日(金)に事件が起きましたが、その2週間前(10月27日)に今回のテロ事件が計画された可能性があります。今回のテロ事件を計画するための秘密会議がワシントンDCで開催されました。この秘密会議は、CIA-GW諜報カンファレンス(西側諸国にとっての中東の未来を決定する会議)と呼ばれるイベント終了後に、ジョン・バイデン米副大統領の自宅で各諜報機関(CIA、DGSE、M16、イスラエル軍諜報機関)のトップらが密会しテロ事件の計画について話し合ったのです。ジョン・バイデンはイエズス会のトップであり現在のアメリカの最大の権力者です。バイデンはブレナンCIA長官を指揮しています。ブレナンもまた、イエズス会に訓練された諜報アナリストであり、戦争しか頭にありません。彼らは第三次世界大戦を勃発させるためにパリで同時多発テロを起こしたそうです。
詳しくはこちらから:http://beforeitsnews.com/alternative/2015/11/russia-warns-friday-the-13th-paris-massacre-is-masonic-power-play-for-world-war-iii-3243088.html


<バタクイラン劇場を所有していたユダヤ人が2ヶ月前の9月11日に劇場を売却していました!>
http://beforeitsnews.com/economy/2015/11/jewish-family-sold-paris-isis-massacre-theater-on-91115-2775014.html
(概要)
11月14日付け

 11月13日(金)の夜に起きたISISによる同時多発テロにより80人以上の犠牲者を出したパリのバタクラン劇場(コンサート会場)に関して、この劇場を所有していたユダヤ人が2015年9月11日に劇場を売却していたことが分かりました。
劇場は常にフリーメーソンと繋がりがあります。劇場の完成日や虐殺が起きた日はフリーメーソンと関係があります。

フランスのLe Point誌によると、バタクラン劇場は何年も前からイスラム過激派(反シオニスト集団)の標的だったのです。なぜなら、バタクラン劇場を所有していたユダヤ・オーナーは常にイスラエルのためのイベントを開催していたからです。
2011年にイスラム過激派(イスラム陸軍)のメンバーはフランスのセキュリティ・サービスに対し、ユダヤ人が所有するバタクラン劇場を攻撃する予定だ、と伝えていました。

<転載終了>


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