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細川護熙再認識

「播州武侯祠偏照院」から転載。
私は百姓の倅の倅だから貴族や殿様という連中が大嫌いで、あんなのは大昔の強盗の首領の末裔だとしか思っていない。だから、細川護熙(凄いことに、こんな難しい名前の漢字がワードで一発変換される。有名人の威光だろう。これも癪に障ることではある。)という人物にはまったく好意を持っていなかったが、下の文章を読んで見方が180度変わった。
これは立派な教養人だ。その政治哲学も(彼の古典趣味から来ているのだろうが)悪くないし、教育観にも同感する。
こういう人は、昔の、それも太平の時代ならいい「殿様」になっただろう。だが、戦国時代に、自分の力で権力闘争に勝ち抜けるタイプだとは思えない。現代でも、ヒトラーやスターリンのようなヤクザ・ゴロツキ型政治家を相手にして勝てる人物だとは思えない。彼が総理としてまったく何もできなかった理由もそこにあるのではないか。
つまり、彼は夢想的な政治家であり、リアルポリティシャンではない、と思う。ただ、だから駄目だと言うのではない。現実と理想が乖離しているなら、悪いのは当然現実の方である。
「殿様」が理想家ならば、汚い現実の泥の中に手を突っ込んでドブさらいをする実務家の部下が必要だったはずだ。「退を好む者」を登用する、というのは彼の古典的教養から来たものだろうが、そこにすでに現実から遊離しているものを感じるのは私だけだろうか。「退を好む者」は清廉な人物、人格者である。そういう人物にドブさらい(たとえば官僚群の悪辣な策謀との戦い)ができるとは私には思えないのである。
一事が万事、あるいは一斑を推して全豹を知る、で、細川護熙の政治的不成功はこうした彼の現実から遊離した思考パターンに原因があると思うのだが、繰り返すが、彼の理想主義は素晴らしいものだ。そして、下の記事に書かれた「提言」のほとんどに私は賛同する。


(以下引用)


≪ 【細川護熙】「国も国民も『足るを知れ』」
   55年体制を崩した「殿」が夢見た「質実国家」


【 戦後70年となる今年、日経ビジネスオンラインでは特別企画として、戦後のリーダーたちが未来に託す「遺言」を連載していきます。この連載は、日経ビジネス本誌の特集「遺言 日本の未来へ」(2014年12月29日号)の連動企画です。 第25回は、細川護熙氏。1993年8月に内閣総理大臣に就任して、いわゆる「55年体制」が崩れるきっかけをつくった細川氏は、日本は「大」ではなく「中」日本主義を目指すべきだと話す。 】

 私は総理大臣や知事をやりましたけれども、人の登用については基本的な信条があるんです。一番大事なことは、「退を好む者」を重用するということ です。『呻吟語』という、中国の呂新吾という人が書いた名著があるんですけど、その中に「人を挙ぐるにはすべからく退を好む者を挙ぐべし」と出てきます。 これなんですよね。

 政務次官になりたいとか、大臣になりたいとか、そういう方が世間には大変多いわけですけど、物欲しそうな顔をしている人は大体だめですね。そうではなくて、権力やポストに恬淡としていて、自分はいつでも退くと。そんなもの就きたくないというぐらいの人がいいんです。

 総理の時、田中秀征を総理特別補佐にお願いしたんですけれども、彼なんかそういう人ですからね。後に大臣にもなりましたけど、本人としてはまった くそのポストに就きたいとか、そういうのはなかった。やっぱりそういう人でないと、国家の大事は語り合えないですよ。結局、総理の時に腹を割って本心を話せたのは彼ぐらいでしたね。

■物欲しそうな人は信用できない

 物欲しそうな人は、信用できません。会社でもそうでしょう?  例えば石川島播磨重工業(現IHI)の社長をし、東芝の社長をし、経団連の会長にもなられた土光敏夫さん。お宅には何度か伺いましたが、川崎の下 町の30坪ぐらいの家でね。初めて行った時は探し当てるのが大変でした。経団連会長が財界総理と呼ばれて、今よりもはるかに権威のある時でしたから、私は てっきり豪邸に住んでいるものと思ってましたが、それがもう普通の、どちらかと言えば古い小ぢんまりとした家でね。

 「メザシの土光」という異名がありましたけど、6畳くらいの台所兼食卓の部屋で、本当にメザシをごちそうになりました(笑)。給料も「自分は10 万円あれば足りるから」と言って、残りは全部、母上が開かれた学校に寄付されていたんですね。

 さすがに高齢なので秘書の方が迎えには来てたみたいですけど、通勤も黒塗りの車ではなく、電車。そういう清貧な生活をされていたからこそ、政府の行政改革を牽引できたんだと私は思います。やっぱりトップが身をもってそういう姿勢を示さないと、説得力がありませんからね。

■背伸びせず、量より質に重点を置いた国へ

 私が総理を辞め内閣総辞職を決めたのも、こういう考えが根本にあったからです。急だったためにいろいろと言われましたが、私は一貫してこうした信 念を肚に置いて仕事をしてきました。辞意を表明した時はもう、政権としては死に体になっていましたのでね。ポストに執着して延命する考えは全くありませんでした。

 総理に就任したときの最初の所信表明演説で「質実国家」ということを言いました。質実国家というのは、経済成長一本やりでなくて、生活の量よりも質 に重点を置いた文化の香り高い、環境にも配慮した、品格と教養のある国とでも言ったらいいでしょうか。国も国民も背伸びをせずに、自然体で、内容本位の生き方を探るべき時代を迎えている、とね。

 日本では急速な高齢化と人口減が進んでいます。2040年代後半には日本の人口は1億人を切って、おそらくマイナス成長から抜け出すことは難しいだろうと言われている。だから簡素な生活をしなきゃならんというのは、日本の成熟した経済社会からの要請であるし、また地球資源とか環境の面からの制約で もある。

 最近、内外のいろいろな識者の人たちが、大きくなることばかり考えないで、少し分相応にダウンサイズしたらどうかという意味のことを言っていま す。ベストセラーになっているトマ・ピケティさんの『21世紀の資本』。あれもそうですよね。フランスの経済学者で脱成長のことを言っているセルジュ・ラトゥーシュとか、『資本主義の終焉と歴史の危機』を出した経済学者の水野和夫さん、この間亡くなった経済学者の宇沢弘文さんなんかも「背伸びはだめ。低成長を前提に生活様式を改め、そのモデル国家になるべきだ」ということを盛んに仰っていました。まったく我が意を得たりという感じです。

■「足るを知る」

 でもこれは、何も今の時代に新しく出てきた価値観ではないんですよ。戦前でも戦後でも、例えば幸田露伴や夏目漱石、『徒然草』の吉田兼好、良寛さ んだって、みんな同じようなことを言っているわけですね。これは普遍的な価値観なんです。私は別に、今の時代だからそうしなきゃならないと言うのではあり ません。いつの時代でも、質実に生きるべきだとそう思っています。

 そう考えると、これからの日本の進むべき道は、身の丈に合ったほどほどのライフスタイルでやっていく、つまり大きくなることばかりを目指すのではなく、言うなれば「中日本主義」でやっていくということに尽きるのではないでしょうか。

 大衆は、やっぱり贅沢をしたい。自動車もできれば1台じゃなくて2台、3台と欲しい。うまいものも食いたい。欲望は際限がありません。こういうも のは、いったん手綱を緩めればどんどん膨張していきます。しかし、そういうことは好ましくないことなんだと、ブレーキを踏んで、手綱を引き締めなくてはならない。老子のいった「足るを知る」という意味を、よく考えるべきじゃないでしょうか。

  「遺言」として何か書いてほしいということだったので、「没量」と書きました。「モツリョウ」と読みます。もともとは禅宗の『碧巌録』という、本の 中に出てくる言葉です。今の時代はお金でも生産量でも、何でも量で語るわけだけれども、この言葉の意味するところは、すべてのものの価値を量ではかるというのは、それは間違っているんじゃないですかと。おかしいんじゃないですかということなんですね。

 こういう逸話がありましてね。ある時、浄土真宗の蓮如上人のところに若い坊さんが「弟子にしてください」と訪ねてくる。そうしたら蓮如さんは 「じゃあ、すぐ琵琶湖に行って水を全部かき出してこい」と言う。するとその坊さんは「じゃあ、行ってきます」と、そこにあったひしゃくを持って琵琶湖に 向って駆けだして行こうとする。

 ひしゃくなんかで琵琶湖の水をかき出せるわけはないんだけど、蓮如さんはそれを見て「おい、待った」と。「なかなか見どころがあるから弟子にして やろう」と言うんです。この坊さんは量ということにこだわっていない。それを馬鹿にする見方も当然あるでしょうが、蓮如さんはそれを「なかなか見どころがある」と評したわけです。こういう考え方が、これからの日本には必要なんだと思います。

■「中日本主義を目指すべき」

 私は以前から、「日本は中日本主義を目指すべき」と言っています。大ではなく、中。それは政治的にも経済的にも対外的にも、大きくなることばかり 考えないで、ほどほどの、分相応の振る舞いをすべきではないかと。総理のときも常任理事国になるとかならないとかいう話があって、私は背伸びをしてなる必要はないと言っていましたけど、それもまったくそういうことなんです。

  日本は戦後、万事がアメリカに追いつけ追い越せという目標で頑張ってきたわけです。しかし残念ながら、高度経済成長のあたりからそれを意識しすぎ て、物質的、経済的成果ばかりを追求してきた。そのために日本人はいつの間にかGDPとか、経済成長率とか、あるいは生産性とか、売り上げとか、生産高とか、数字で表される目先の成果ばかりを気にするようになってしまった。そして本来あるはずの、もっと大事な価値のあることを忘れてしまったという気がします。

 そこにいくと欧州諸国なんかは、アメリカ型デモクラシーの波をかぶっても、やっぱり彼らは自分たちの伝統というものを本当に大事にして、アイデン ティティーを墨守して、教育のシステムでもすぐアメリカの制度を見習ったりしなかった。ファストフードやコンビニなんていうものにも非常に慎重で、自分たちの生活の形にこだわって守ってきている。そこが日本と大きく異なる点だろうと思っています。

 若い方に、こういうことを分かってもらうのは非常に難しい。私らの世代は戦争も経験し、貧しい時代も知っている。そして、長く生きてきた経験もあ ります。だからこう思える部分がある。私だって、今のような考えを、若い頃から明確に持っていたわけではないので、若い人たちにいきなり「考え方を変えろ」と言ったってすぐに受け入れてもらえるものではないでしょう。

■若者には古典をもっと学んでほしい

 だからこそ私は、やはり古典といわれるものを若い人たちにはしっかり勉強してもらいたいと思っています。人生で何を勉強するのかって言えば、究極 的には「どう生きるか、どう死ぬか」それだけですよね。そういうものはまさに古典に詰まっている。まぁ何でもいいんですが、例えば『十八史略』では 4500人ぐらいの人が出てくるわけですよ。その中にそれぞれの生き方というものが克明に描かれている。

 戦後70年なんてものじゃなく、もっともっと長い歴史を経ても、やはり人には根源的に変わらない価値観があると分かるわけです。それは『三国志』だってそうだし、『太閤記』だってそう。教養というのは、そういうことだと思うんですよ。

 特に海外の首脳級の方々は、特に宗教的な人たちの生き様や、哲学的なものに深い教養をもっている。そういう部分を養っていないと、外国に出ていって例えば首脳会談で話をするといったって、通用しませんよ。
 どうやったら売上高を上げられるのか、生産性が高まるのか。または、コミュニケーション能力が上がるのか。そんなハウツーものなんかが巷にはあふ れていますが、それがどれだけ役に立つというのか。人生に深く関わるところの、つまり、原理原則みたいなものを身に付けなければ、馬鹿にされてしまいますよ。

■教養なきリーダーは世界から無視される

 例えばね、英国首相だったチャーチルは、もともと米国のトルーマン大統領を軽蔑していたと言われています。ところがある時の晩餐会後にトルーマン が、ピアノを弾いた。彼はピアニストを志すほどの腕前で、大統領在任中もピアノの練習を欠かさなかったという。その演奏を聴いたチャーチルは「ミスター・ トルーマン」と言っていたのを、それを機に「ミスター・プレジデント」に改めた。トルーマンの芸術的才能にチャーチルは敬意を表したわけです。

 ピアノでも、本の話でも何だっていいんですよ。チャーチルは自分もレンガ積みもやって、職人の資格を持っていたし、絵も描いたし、ノーベル文学賞も受けたし。要するに普遍的な価値観につながる幅広い教養を身につけていた人物です。ドイツのシュミット元首相には私も何回か会っていますけど、彼は政治の 世界をやめて60歳を過ぎてから新進のピアニストとしてデビューした。

 日本人が考える以上に、そうした部分を海外の首脳たちは持っている。そして、ちょっとそんな話をすると、もう非常に喜ぶわけです。こうした事実に、もっと目を向けてもいいんじゃないですかね。

 まさにそれが人間的魅力と言い換えられるものですよね。普遍的なものなんですよ。自分の生き方としての原理原則というものを持っている。そうした 信条を持っていれば、何にでも、対応できます。ただ上っ調子に相手の話に合わせる能力を磨こうとするのではなくて、人として本当に深いものを持つ方がずっと価値があります。

 こんなことをあまり言っちゃ申し訳ないけれど、でも日本の政治のリーダーで、どれだけいますかね、そんな人。日本の総理や経営者で…。宮沢(喜一)さんや大平(正芳)さんは大変教養のある方だったけれども、本当に数少ないと思います。

■大学に行ってプラスになったことはひとつもない

 教養というようなものがないと、ユーモアとかウイットとかいうものも生まれてこないですね。自分で考えたことに責任が持てないから、国会答弁もお 役人の答弁ばかりになっちゃったりとか、本当に面白くないことになるわけです。ウイットとかユーモアとか、いまの日本ではそういうものがまったく感じることがないですね。

 例えばスポーツ選手のインタビューなんかでも、時々海外の方だと気の利いたことを言う人がいるでしょう。自分の体験から学んだことを語る人の話は面白いんですよね。日本ではたいてい、ただ頑張りますと言うだけ。そんなのはもうあいさつじゃないですよね。

 こうしたことは、子供の頃からの訓練しかないのだと思います。やっぱり教育を根本的に変えないとダメですね。白州正子さんもここ湯河原にも何回か 来られて、よくそんな話もしたんだけど、やっぱりそこは教育だなあと。ある時知り合いから「大学に行くかどうか迷っている」と相談されたことがあったらしいんです。白州さんは「大学なんか行ったって、ひとつもそんなもの役に立たないわよ」と言って大学行くのをやめさせられた。

 私もまったくその通りだと思うんですね。自分自身も大学に行って、プラスになったことはひとつもないと思いますしね。あ、いや、家内と知り合ったことだけが唯一の収穫かな(笑)。あとは何もないですよ、本当に。

■とにかく日本の教育はつまらない

 とにかく日本の教育はつまらない。小学校から大学まで。イタリアの学校なんか見ているだけで本当に楽しそうですよ。教室を何回か見させてもらいましたけど、これは芸術家が育つわけだと思いました。

  本当に自由にいろいろやらせるわけですね。例えば美術館に行ったって、みんな好きなところに行って見る。ヘッドホンとかパンフレットとかの説明を頼 りに見るとかではない。この絵はいい、この彫刻がいいと思ったら、そこで立ち止まってじっとそれを見る。自分の感性にマッチするものを見つけることで楽しんでいる。彫刻の前なんかで子供が寝そべって絵を描いたりしていますよね。

 それを日本だとすぐに、説明テープを聞かせる。いいと思ったことに対して価値を感じさせるんじゃなくて、他人の物差しを押しつけることばかりですね。

 教育改革の一番効果的なやり方はね、荒療治でこんなことできっこないんだろうけど、理想としてはですよ、もしやれるなら、小学校から大学まで全部、それぞれの学長や校長にすべての権限を与えて好きなようにやらせてみたら面白いんじゃないか。

■同じような人間を大量生産する教育はいらない

 文部省の教育指導要領も何もそんなものを全部気にしないで、好きなようにやらせれば、すごいユニークな学校がたくさんできると思うんですね。いい 学校はどんどん伸びるし、だめな学校は消えていく。親ももっと真剣に、子供にどんな教育を受けさせるか考えるんじゃないでしょうか。

 同じような場所で画一的に教育したらダメですよ。もっと自由にやらせたら、子供たちなんか本当に面白い絵を描くんですから。私なんかもこの間、自分が幼稚園の時の絵をおやじがとっていて改めて眺めてみたんですが、これがなかなかよくできていてね。我ながら「この頃はこんな想像力があったんだ」と驚きましたよ。なんでもいいんですけど、昔の古典を徹底的に読ませるとか、中学までに3カ国語ぐらいできるようにするとか、色々なことを学校が考えたら教育は活性化すると思うんですけどね。

 同じような人間を大量生産しても、そんな人はこれからの時代にはもういらない。私はそういうものを頭から無意味だといって拒絶していましたが、理 系の人はともかく、微分積分とかルートの何乗だとか、大半の人にとってそれが人生で何の役に立つのか。余計なことのつめこみが多すぎるんです。もっと本当の知恵を養うことに教育は力を注ぐべきだと思いますよ。





細川護熙(ほそかわ・もりひろ) 日本新党代表だった1993年8月に内閣総理大臣に就任。いわゆる「55年体制」が崩れ、日本の政治体制 が大きく変わる契機となった。衆院選挙制度に小選挙区比例代表並立制を導入。高い支持率を誇ったものの翌年4月に退陣。60歳で政界引退後、神奈川県湯河 原町の私邸にて作陶、書、水墨画などを手がける。現在は襖絵制作を中心に活動。2014年に「脱原発」を掲げ東京都知事選挙に出馬するも落選。現在は自然 エネルギー推進会議の代表理事などを務める。肥後細川家第18代当主。元朝日新聞記者、元熊本県知事。1938年1月生まれ。(写真:千倉志野、以下同)  ≫(日経ビジネス:マネージメント―戦後70年特別企画「遺言 日本の未来へ」)


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メディアの安倍への造反が始まっているか

「播州武侯祠偏照院」より転載。
貴重な情報、貴重な文字起こしである。
ラジオという目立たない媒体とはいえ、こうした発言がNHKで流された、ということは、これが単に突発的な事件、アクシデントでなかったとしたら、希望の持てる潮流の変化が起こっているのかもしれない。


(以下引用)



安倍政権・霞が関・大企業・マスコミという地獄行きの旅客船から逃げる人もでてきた。渾沌堂
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=87548  より

上記文抜粋
・・・・・・・・・
[NHKラジオ第1]藤原直哉氏:地政学的変化のなかの日本の未来 〜911は自作自演〜


竹下氏からの情報提供です。
 リチャード・コシミズ氏のブログでも紹介されていましたが、NHKラジオで例の911に関する衛星写真にふれ、“911テロが自作自演であることを示していた”という発言が藤原直哉氏の口から飛び出しました。
 また後半部分の日本や世界が進む方向性についてもプラウト的な捉え方をされているのではないでしょうか。“その方向性をいつも意識しながら、普段の仕事や生活をすすめていくことが、あまり困難なく新しい時代に到達するためには非常に重要なこと”とアドバイスされています。


「地政学的変化のなかの日本の未来」 経済アナリスト 藤原直哉さん
転載元より文字起こし) NHKラジオ第1 15/3/27

ラジオより文字起こし: 

mc:藤原さん、おはようございます。

藤原:おはようございます。

mc:日本でも世界でも株価が上昇していますが、藤原さんはその背景については、どうご覧になっていますか?

藤原:はい。あの、全世界で政府、中央銀行が恣意的に金融市場を動かしてですよね、株価の下落ですとか、それから株価の上昇、或は金利の下落も結構無理に根拠なくやっていることが多くて、何でこんなにムキになって市場を動かすのかというところに、やはりそのこうでもしないと政治も経済ももたないという厳しい現実が背景にあるんだと思うんですね。

貧困国も大変なんです。中国、インド、中東、ブラジル、さらに先進国のヨーロッパ、アメリカもみんなその巨大なバブル崩壊というのがですね、経済を蝕んでおりまして、この崩壊は止まっている様子がないですね。

特にその爆発的な不動産投資をした国ではですね、不動産価格の下落が止まらずに、倒産が急増している、そういう国がありますね。

あるいはその原価の半分以下に割り込んだ原油、ガスの価格でもうとにかく増産してお金を稼ぐしかないということで、増産はするわ、値段は下がるわで大変になっちゃった産油国とかですね。

あるいはその貿易の縮小で貿易が止まってしまって経済が回らなくなった国とかですね、あるいはその見かけの繁栄を装おうためにサブプライムローンを手当たり次第に貸しまくって身動きがつかなくなってしまった国とかですね、よく見ますとその実態は実に様々なんです。

我々はその1990年代にバブル崩壊の大変な経験を日本としてしているわけでありまして、巨大なバブルが崩壊したら、結局最後の大破綻までいかないと物事が途中で止まるという事はないということは我々は実感で良く知っているわけですね。

今その各国は、90年代と同じような途中の状況にありましてですね、何をやっても症状がよくならなくて、各国政府、企業、中央銀行が振り回されているのが実情なんですね。

こういう状況で世界中は今、利下げとか金融緩和しているんですが、こういうことをやっても効果は極めて限られておりますし、どこかの国のようにですね、これからは利上げをしようなんて言っているんですが、利上げをしたら経済は吹き飛んでしまうんですね。

FRBがQEやゼロ金利政策を止めなければならい時には、市場では大事件が起きる。
FRBがQEやゼロ金利政策を止めなければならい時には、市場では大事件が起きる。(出典)


昔の日本の経験を物差しに考えましたら非常にわかりやすいことなんですけども、各国とも、自分たちだけは昔の日本とは違うと言って頑張っているんですが、しかし、結局は同じ状況なんです。

でも実はそれ以上にですね、地政学的変化が今世界に起きております。例えばウクライナではですね、自主的にこの間の戦争でアメリカがロシアに負けたわけです。そしてアメリカ抜きでヨーロッパがロシアと停戦を決めたと。ロシアのユーラシア及びアメリカに対する影響力は格段に高まりましたですね。

あるいはそのアラビア半島南部のイエメンで事実上政府が崩壊して、アメリカが大使館も軍も国外に逃げ出してしまったわけですね。

国が武装勢力の手に落ちてしまいまして、サウジアラビアがいたたまれなくなって軍事介入を昨日あたりからしておりますけども、これはあたかもですね、中東のアメリカと親しい国の未来を予兆する出来事なんですね。

或はそのイランとアメリカなどの間の核の脅威はかなり進展しております。最終合意は先送りになりましたけれども、イランとパレスチナの武装勢力のヒズボラ、この2つは昔からアメリカのテロリストとして、アメリカはテロとして、テロリスト団体と指定しているんですが、アメリカはこの2つをテロリストのリストから削除しているわけですね。

或はその中国主導のアジアインフラ投資銀行にイギリスとヨーロッパを参加する。日本とアメリカは参加しない、台湾は要請があれば参加すると言っているわけでありまして、新しいユーラシアの時代に日本もちゃんと参加しないと、何か孤立するばっかりなんですね。

(続きはここから)

或はそのアメリカの退役軍人の団体があるんですが、そこに属しております元軍人がロシア政府が出してきました2001年の911テロに関する衛星写真をモスクワで検討したんです。それはあの時のですね、ビルの破壊というのが、爆破解体によるものでありまして、911テロが自作自演であることを示していたと。

その事を公表しているんですね。しかもその団体はロシアのプーチン大統領にですね、世界の平和を確保するために必要なその他のいくつかのファイルも公開するように、同時に要請しております。

出典
ベテランズ・トゥデイのゴードン・ダフ氏がプーチン大統領に宛てた資料の公開要求(出典 )


日本でも安倍政権が安保法制、或は辺野古の基地の移転、原発再稼働、TPP推進などの政策を推進しているんですが、いずれも反対は根強くてですね、与党内にも議論がありますし、今後安倍氏の力押しだけでできることなのかは、甚だ疑問な所がありますね。

mc:そのような世界情勢の中で、これから日本はどうなっていくとお考えですか?

藤原:はい。以前から述べておりますように、21世紀というのは20世紀とは全く秩序が違う時代になると思います。

システム的に言いましても、アメリカが1つだけ強いとか、或はドルが1つだけ強いとか、自民党が1つだけ強いとか、こういったように1つだけ最後に強いのが残るという状態になりますと、その次は、そのシステムが中からとけていきまして、イノベーション、創造と言いますか、全く新しいものが生まれてくるんですね。

江戸時代が行き詰まりまして、明治維新が起きたり、戦争末期の翼賛体制が行き詰まりまして戦後の民主政治になったり、或はその昭和の非常に一極化しましたバブル経済がとけて、平成のもっと分権化された新しい経済が生まれたりと、こういう感じなんですね。

で、アメリカの世界一極体制っていうものがとけてくれば、それはロシアとか中国が台頭する。まさに今の状況でありますし、いずれはそれもとけて、今度はユーラシア全体が各地域の横の共同体というかたちで安定していくでしょうし、さらにはドルが一極でとけてくるのであれば、ユーラシアも、或はその地域の自立性も高まりまして、地域ごとの基軸通貨という状態にもなるでしょうね。

日本も政治が中から1つとけてくればですね、経済、それから財政、都市の一極集中もとけてくるし、本格的な21世紀の日本に形が変わっていくでしょう。その間はいろいろ困難もあるかもしれませんけども、まあしかし、いずれにいたしましてもですね、変化が来る事は間違いない。そこに天変地異とか気象災害ということもあり得るでしょうし、いろんな意味で日本はですね、これから国を作り変えていかないと、新しい時代に合った国になっていかないのでありますね。

ですから、今起きております国際的な金融の問題、軍事の問題というのも、要するに新しい時代が来ているとういうことじゃないかと思うんですね。こういう変化、たぶんおそらくこれから50年まではかなり進んでくるんじゃないかなと思うんです。今からちょうど100年ぐらい前にはですね、アジアの夜明けということで、辛亥革命というのが中国で起きまして、それから半世紀ぐらいの間に2度の大戦を経験して、日本は軍隊もなくなりまして、新しい日本に生まれ変わったわけでありますから、今からほんとに50年もしますと、全く違った秩序の中に我々はいるんじゃないかと思いますね。

mc:そうした時代の流れの中で、これからどんな意識をもっていくことが大切だとお考えですか?

藤原:はい。現在のこの見かけの安定というのは、世界中、たいていがですね、単にお金を刷って撒いて、取り繕っているというそれだけのことであることが多いんですね。ですから、こういうものは、消える時はあっという間に消えてしまいます。その反省も踏まえまして、21世紀というのは健康と持続可能性を重視して、近代文明を乗り越えました新しい世の中を建設することになっていきます。その方向性をいつも意識しながら、普段の仕事や生活をすすめていくことが、あまり困難なく新しい時代に到達するためには非常に重要なことなんですね。

で、政治や外交におきましても、何かこう強いものに守られているという姿ではなくて、自立して横に連帯する、連携するというかたちになるというのが21世紀の国内も外交も経済もそういう姿だと思いますね。

ですから、誰でもまず個性を生かして、競争するんではなくて競争を避けるために独自の進化をとげていくという、基本的に考え方の転換が必要です。競争の結果未来が生まれるんじゃないんですね。ですからまあ、そういう意味で言いましたら、みなさんそのリーダーをちゃんと作らなきゃだめだと思いますね。

横に繋がって、みんなでその自立できるようなリーダーを押し出していく力がないと、その共同体はなかなか持ち上がらないと思います。いずれにしましても、今年は変化が激しいので、注意が必要かと思います。

mc:はい。ありがとうございました。

藤原:ありがとうございました。

文字起こし:はちコ



・・・・・
・・・・・・・・・
抜粋終わり

9・11アメリカの自作自演が、NHKのラジオで流れた。

これも「泥舟=日本田布施・横田帝国」から逃げようと、まともな人が動き出した印かな。

今の東京・大企業・霞が関は、タイタニックだろう。

お読みくださりありがとうございます。

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60歳児は人前には出すな

コメント25の「60歳児やからしゃーない」には笑った。「60歳児」とはまさに安倍にぴったりの言葉だ。麻生なども同類だが。


【悲報】安倍、外国指導者の葬式中に爆睡


rr



1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:39:30.16 ID:6PGfCZFK0.net
現地の人に呆れられた模様

@jichellemanice
https://twitter.com/jichellemanice/status/582059577983660033
Abe please. If you're here to pay your respects to Mr. Lee, can you not sleep in UCC
(安倍。リークアンユーに敬意を表しているなら寝るな)
http://f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fut573/20150329/20150329225130.png

5: セリーグ速報がお伝えします 2003/07/13(土) 13:19:52.46 ID:lfkmapegj  




3: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:40:14.28 ID:LrGB3Kfb0.net
謎定期

4: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:40:15.59 ID:6PGfCZFK0.net
ちなみにシンガポールの元指導者、リークアンユーの葬式

5: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:40:42.98 ID:GX/oZyk8M.net
なんやこいつ…

国の恥!

6: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:41:12.65 ID:hR82W0CzD.net
行かなくてもいいのにわざわざ行くって言ってこのザマか

7: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:41:43.99 ID:VR9SvYVU+.net
ほんま最悪…
安倍、頼むから辞めてくれ

そんなに寝たいんなら永遠に眠っとけや

12: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:43:19.79 ID:Fb0iQw3m0.net
一番右にいる奴も私語しとるしリー氏の人望はボロボロ

13: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:44:19.43 ID:GX/oZyk8M.net
ほんと外国に失礼…
何が積極的平和主義じゃ
何が地球儀外交じゃ
最低限の礼儀もないんじゃ外交以前の問題やろ!!!!

14: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:44:23.11 ID:b7Er9ey+0.net
時差ぼけやろ

19: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:46:22.69 ID:6PGfCZFK0.net
本来なら辞職もんやろこれ
この前の我が軍発言もそうやし
おかしいやろ今

22: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:46:46.63 ID:FJpnGBej0.net
ケンモメンに聞きたいんだけど、安部じゃなくて誰が総理なら文句ないの?

26: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:48:10.26 ID:6PGfCZFK0.net
>>22
このスレにケンモメンなんていない
いるのはなんJ民だけ

33: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:49:28.66 ID:FJpnGBej0.net
>>26
じゃお前でいいや
誰が総理として理想なの?

24: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:47:40.84 ID:L6stLn+60.net
シンガポールが華僑の国って知らんのか…

29: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:48:50.48 ID:7K51ihdA0.net
>>24
ネトウヨはまず華僑を知らんと思う

35: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:49:46.80 ID:u6lciGtU0.net
>>29
そらいくらなんでもないでしょ

45: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:53:15.09 ID:LKPBDXhcK.net
>>35
なんかネトウヨに在日認定された声優かなんかが「わたし華族の家系なんですが……」って言ったら
「ああ中国人かよwww」って言ってたで

25: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:48:05.56 ID:ob5vd9SR0.net
60歳児やからしゃーない

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四月の馬鹿、永遠のアホ

エイプリルフール向けの話題は無いか、と探して、次の記事に出遭った。
まあ、これで日本は経済的に死亡だね。
法人税軽減したところで、いったい、企業は誰に商品やサービスを売るつもりなのだろう。もはや、物やサービスを買う一般庶民はいないよ。恒久的デフレ、恒久的不景気になる。金の卵を産むニワトリを殺して食ったら何も残らない、というのと同じこと。政府や大企業(財界)というのはまったくアホの巣窟。四月だけの馬鹿ではなく永遠のアホ。


(以下引用)

消費税10%、17年4月に引き上げ決定

1: デンジャラスバックドロップ(宮城県)@\(^o^)/ 2015/03/31(火) 22:41:20.69 ID:ACZDk2lO0●.net BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
消費税10%への引き上げ時期、17年4月決定

2015年度税制改正関連法が31日、参院本会議で
自民、公明、次世代の党などの賛成多数で可決、
成立した。

消費税率10%への引き上げ時期を、当初の予定から
1年半先送りして17年4月とすることが決まった。
景気が悪化した時に増税を停止できる「景気条項」は削除された。

14年4月に消費税率が8%に引き上げられた後、
個人消費の回復が遅れている。

15年度税制改正では、景気の底上げを図る。
親や祖父母から受け取った結婚や子育ての資金について、
1000万円まで贈与税を非課税とする。
企業のもうけにかかる実質的な税負担の割合である法人実効
税率(標準で34・62%)を2・51%引き下げる。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150331-OYT1T50151.html

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沖縄県民による基地封鎖もありうるか

「日刊ゲンダイ」記事の末尾だけ転載。
全体に良記事だが、長いので、特異な主張が書かれた末尾だけ転載する。
私がこの主張(「今後について」以降)に賛成だ、ということではなく、こういう発想もある、という備忘としてである。
仮に、この手段で在沖米軍撤収となったとき、何がその後に起こるか、まで考えておくべきだろう。実際、住民による基地封鎖が起これば、そんな危ない基地は使用不可能であり、そこから米軍は撤収する、となる可能性はあると思う。
その後に起こるのは、面目を潰された日本政府によるさらなる沖縄いじめと、沖縄独立の機運のたかまり、独立運動の暴力化や内乱化かもしれない。それらをすべて考えた上での最後の手段として、沖縄県民による基地封鎖は考えるべきだろう。
つまり、プーチンによる「原爆使用もありうるよ」と同じことで、これを使ったら関係者全員にとてつもない被害が起こるわけで、そうならないように良識的に解決する責任はすべて政府にある。すなわち、強引な辺野古移転を中止し、普天間基地は県外移転すればそれで済む話である。



(以下引用)



沖縄在住の作家・目取真俊氏 「県民の怒りは日本に広がる」

中央のメディアのうぬぼれと沖縄差別
――メディアにも差別意識がある?

「日本と沖縄の間の断絶はこの10年でも拡大する一方です。沖縄の中では、もはや日本を見限った方がいい、日本は沖縄を利用することしか考えず、基地問題をどれだけ訴えても関心を持たない日本人に期待してもしょうがない、という意識が広がっていると思います。私はもうヤマトゥのメディアが報道しないことを嘆くこと自体バカバカしいと感じています」

――今後について、どうみていますか?

「辺野古や高江に来て抗議行動に参加する人たちは、インターネットで情報を得たり、ドキュメンタリー映画の自主上映で現状を知った人たちがほとんどです。現場の状況をツイキャスする人も多く、日々の活動を知らせるツイッター、ブログ、フェイスブックがいくつもあります。大手メディアの情報発信力は巨大ですが、実際に行動する人たちは自力で情報を得る力を持っています。日本人全体が無関心でも、沖縄県民が本気で実力行動を起こせば、基地撤去は実現可能です。数千人単位で嘉手納基地の主要ゲートを封鎖し、基地機能を1週間停止させれば、日本政府が何をしようと、米政府は在沖米軍を撤退させるでしょう」

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生番組の裏側は大騒動

「阿修羅」から転載。
前の記事の補足内容的な記事になるのではないか。
先ごろ終わったばかりだが、遊川和彦脚本の「○○妻」は、内容はいろいろ粗が多いドラマだったが、テレビ局が主要舞台であったため、ニュースキャスターとプロデューサーの力関係などが分かって面白いところもあった。(かなり粗雑なストーリーで、登場人物の大多数が下劣、下品な人間で、見ていて気分の悪くなるドラマだったが、どういう風に話の結末をつけるのか、という興味のために、ついつい最後まで見た。ひねりも何もないつまらないオチだった。www)プロデューサーよりも偉いのがおそらく編成局長で、その上にもいろいろいるのだろう。あのドラマでは、ニュースキャスターの意見が案外番組内容や番組の方向性に反映されている、というように描かれていて、少々驚かされた。実際そうなのだろうか。ならば、古館は「報道ステーション」という番組の作られ方にどれほどコミットしているのか、興味深い。私は、ニュースキャスターというのは、ただ、与えられた台本通りに喋り、時々、毒にも薬にもならないアドリブを入れるだけの存在かと思っていた。(笑)もっとも、ゲストコメンテーターとの会話もあるから、台本どおりとはいかず、そこに普通のアナウンサーには無い頭の回転の速さも必要になってくるわけだろう。
私はどちらかと言えば古館を「報道ステーション」の看板にしたのには反対だったが、報道ステーション自体は原発問題ではかなり頑張った番組だと思う。今回の「古賀の乱」で報道ステーションやテレビ朝日(だったか?)自体を否定するような意見をネットで散見するが、それは短絡というものだろう。むしろ、そうした声は、この機会に「反原発報道」を行うメディアを潰そうという工作員によるものではないか、と疑う必要があるかと思う。


(以下引用)



さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/301.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 29 日 14:10:05: igsppGRN/E9PQ
   
 
   

      これが爆弾発言の全容か?(「現代ビジネス」(講談社)HP 古賀茂明「日本再生に挑む」より)


さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!
http://lite-ra.com/2015/03/post-983.html
2015.03.29. リテラ


 元経産官僚・古賀茂明氏の『報道ステーション』(テレビ朝日系)爆弾発言について、本サイト・リテラはこれまで2本の記事を配信したが、さらに続報である。


 放送中に一体何が起きていたのか、そして、古賀氏はなぜ発言したのか。テレビ朝日の報道局員は、「報道フロアはもう騒然となってましたよ。報道局幹部は、激怒してましたが、番組のスタッフや局員からは、よく本当のことを言ったという称賛の声や、普通のことを言っただけじゃないかという冷静な声、激論はあってもいい、面白い、視聴率が取れるといった様々な声が出てました。幹部の前では言えませんけどね」と話す。局内も古賀批判一色ではないようだ。


 放送から一夜明け、古賀氏が、彼に非常に近い新聞記者に語った内容を我々は独自ルートで入手した(古賀氏本人に確認したところ「ノーコメント」ということだった)。
 生々しい証言のため、ほぼ全編を掲載する。


●あの時、スタジオでいったい何が起きていたのか!?


 僕と古舘さんとわーっとやり合って、CMに入りまして、そこで(番組の幹部W氏が)来るんですよ。「打ち合わせに無いことをしゃべるな」と言ってきたんです。だから僕は「えっ?」と驚いて、「打ち合わせしたこと以外は、しゃべっちゃいけないんですね、もう一回言ってください」と言ったら、「だから打ち合わせに無いことを言わないでください、古賀さん」と言ったから、僕はそれを紙に書いたんです。
『打ち合わせに無いことを喋らないでくださいと(番組の幹部W氏は)言いましたので、私はこの番組の中では打ち合わせたこと以外しゃべれなくなってしまいました』って、(CMのあと)最初にそれを言ってから、私はしゃべりますからと言ったんです。CM中のことです。
 そしたら(番組の幹部W氏)は、すごいあせっちゃって、「なんでそんなこと言うんですか」と言うから、だってあなたが今言ったでしょ、と。
 僕の立場としては言いたいことを全部言いたいけど、でも、それを言わないんだったら、何で言わないか説明しなければならないじゃないですか、と話をして、あなたは名前を出さないで裏でそういうふうに圧力かければすべて済むからいいですけど、僕は名前出してやっているんですよ、と。だからあなたも正々堂々と言えると思っているんだったら、名前を言っても何も困らないでしょうと言ったら、それは困ると言って。
 そして今度は何か「いきなりあんなことをしゃべるのはフェアじゃない」と言い出して。結局、(番組の幹部W氏は)その時に何を心配しているかというと、そういう「圧力がかかった」とか、あるいは「言うなとか言った」とか、そういうことを言われることだけを一生懸命気にしているわけ。というのが一回やりとりがありました。
 古舘さんが何で怒ったのかよくわからなかったんです。最初は。僕は、古舘さんのことを悪く言うつもりはなかった。それなのに古舘さんが急に怒ったんですね。それが、ちょうど古舘プロの佐藤(孝)会長の名前が出た時だったんです。もう顔色が変わったんですね。私がその名前を言ったとたんに。何か古舘さんは一生懸命に、それでも「正しいものを作っているんです」、とか言ったんです。
 だから僕は、全部、Mプロデューサーとかディレクターが一生懸命やったからで、そのプロデューサーを更迭しちゃってどうするんですかって話をしたんです。そしたら古舘さんは「更迭じゃない」と言ったんです。


●Mプロデューサーの更迭、コメンテーターの恵村氏、古賀氏の降板


(Mプロデューサーは)もう去年の暮れか年明け早々には異動を言われていたはずです。もちろん、古舘さんはそれを知ってました。一方、局側は、それを3月26日木曜日まで隠していた。何でかというと後ろめたいからなんですよ。
 古舘さんはとにかく僕に対して、前回出演したときに謝っているんですよ。謝った理由は何かというと、要するに「自分はわざと知らないフリをしてきました」と、Mプロデューサーが代わるとか、コメンテーターの恵村(順一郎)さんが代わるとか、僕も出さないということは、もちろん、彼だって知ってはいるんですよ。知ってはいるんだけどテレビ局側にはわざと聞かないで、知らないフリをしました、と。自分は単なる出入り業者に過ぎないから、とか卑下して言うんですよ。
 もちろん、彼には正式な意味での人事権はない。だけど実際は、これは、古舘プロダクションの関係者に聞いた話だけど、古舘氏の番組人事への事実上の影響力はすごく大きくて彼自身これまでもそれを行使してきたんです。形としては佐藤会長を通してかもしれないけど。それなのに彼はMプロデューサーも恵村さんも守らなかった。守ろうとして諦めたのではなく、最初から逃げたんです。だから僕のところに謝りに来たんです。
 楽屋に来て、「本当に古賀さん申し訳ありません」と頭を下げて、そしたら僕としたらもうどうしようもないですよね。だって、古舘さんはもう認めちゃっているわけですから。もう僕には何にも言う言葉がない。古舘さんはそういう方だったんだと扱うしかないな、と。要するに闘う人間ではなくて、ただ、自分の保身だけの人間なんだということだとわかったんです。
 それなのにあそこの場(27日生放送中)で、如何にも自分が戦っている、こんなに自分はがんばっているみたいなことを言い、且つ、(Mプロデューサーは)更迭じゃないと言い、公共放送を使って、自分の立場を守るために言わば嘘を言ったわけですよ。


●番組の最後、番組と古舘氏がやったこと


 番組の最後の最後で、古舘さんが「一部承服しがたいことがあった……」とか言いましたよね。一部承服しがたいというのは、他のかなりの部分を承服しているのか、よくわかりませんが、あの時は、最後に、お詫びの原稿が古舘さんのところに回ってきて、彼は、最後に何十秒でこれを読む、最後終わるぎりぎりでそれを読んで、番組が終わりというのを狙った。つまり、僕が反論できないようにした。
 それもおかしくて、その前の議論では、「もうこういう話をするのはやめましょうよ、視聴者に分からないんですから」と古舘さんは散々言っていて、私も、やめましょうと言って、ニュースの中身の話だけになったんですよね。それなのに、そういうように議論を切っておきながら、やりとりしたら自分が負けちゃうからなのか、一番最後の最後に、もう僕が反論できないような時間に言っているんです。だから全然言っていることとやっていることが違うんです。


●放送終了後、報道局長が仁王立ちで……


 そして放送が終わったらスタジオに番組幹部らが来て「おかしいじゃないですか」とずっと言いながら、私が楽屋に戻るのにもずっとついてきて、楽屋から出ると、通路の真ん中に仁王立ちした報道局長がいて、通路を通さない感じで、彼はおそらく僕にきっちり抗議した、と、周りに分からせようというのもあるのか、みんなの前で見せるように、「何であんなことを言うんだ」「あれはおかしいじゃないか、ニュースの中身と関係ないじゃないか」とかそんなことを色々言いながら、私についてきて、私は無視して、でもエレベーターまでついてきて、地下のハイヤーの乗り口までずっとついてきて、そういうことをずっと言うわけです。
 だけど、僕が途中から、あなたの仕事はこういうことが仕事なの? 違うでしょ、なんで(Mプロデューサーを)更迭したの?」と。
 そしたら報道局長は「更迭じゃない」と最初は言い張っていたんだけど、僕が「じゃあ、なんで(Mプロデューサーを)代えるの? 古舘さんにしても(Mプロデューサーを)代えたいわけじゃないでしょ。(Mプロデューサーを)守るのがあなたの仕事でしょ」と、ずっと僕は色々言ったら、報道局長は途中から黙ってしまった。完全に何も言えなくなっていました。


●テレビ朝日が古賀氏を訴えるとの見方も流れているが……


(訴訟してくるかどうか)それはわかりません。もちろんその可能性はあると思いますよ。だから、訴訟になっても絶対に大丈夫だというだけの証拠を揃えて、発言の内容もその範囲を絶対に超えないように事前に一言一句考えてましたし、相手の出方も複数のシナリオを考えてましたから。
 本当は、もう少し言えたんですけど、やはり古舘さんとの今までの関係を考えるとそこまでは言えませんでした。時間もなくなって、ガンジーの言葉をどうしても言いたかったから、あれ以上は言えませんでした。
 まあ、冷静に考えれば、そんなことをして、わざわざ寝た子を起こすようなことをするのが得なのかどうか、と考えるかもしれませんが。1週間も経てば、静かになりますよね。今のマスコミの状況では。


●古賀氏はなぜ、降板問題を告発したのか


 僕がなぜあの発言をしたかというと、最大のポイントは菅(義偉)官房長官が、僕を個人攻撃してきているんですね。菅さんが会見でやや間接的に、さらに記者らにオフレコで、僕のことと分かるような言い方で、頭に来たとか、放送法に違反しているのではないかとか、記者らに言っていて、それは耳に入ってきている。複数の記者がいるところでの発言なので、僕の耳にも入ることを分かった上での発言で、つまり、それは脅しになると計算して言ってきているので、それをやられているときに、私は黙れないんです、やっぱり。
 そこで私が黙っていたら、前にあったテレビ局への自民党からの圧力文書の時、テレビ局が何も抗議しなかったことと同じになってしまう。だから私は黙っているわけにはいかない。菅さんが脅してくるなら、私はそれを言いますからねと、だから申し訳ないけど私はああいうことを言わせてもらった。
 しかも、菅さん一人じゃ『報道ステーション』を転向させることはできないので、テレビ朝日の早河(洋)会長や古舘プロダクションの佐藤会長なども巻き込んでやっているという話も入ってくるわけです。
 でも、その戦いの中で、古舘さんは、ずっと下のほうにいるんですよ。古舘さんは早河会長に従うしかない立場に落ちているんです。だから、僕の戦いの中で、古舘さんは関係ないんです。
 僕は番組中に古舘さんに言ったんです。「僕は古舘さんを攻撃しているわけじゃないんですよ」と言っていたんですけど、彼は何故か最後まで私を攻撃しようとした。何故なのかなと考えました。自分がかっこ悪く見えるのが嫌だったので言い訳したのか。でも、彼のあの言い訳はかえって彼の姿を惨めなものにしてしまいました。
 あとは、佐藤会長や早河会長の手前、それはもう思いっきり反論しておかなければならないということだったのかな、ということくらいしか僕には思いつきませんでしたね。


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 以上が我々の入手した古賀氏の証言のすべてだ。この古賀氏の言葉を聞いて、『報道ステーション』のスタッフ、いや、他局も含めた報道関係者は、一体何を思うのだろうか。


(木庵 葉)

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すべてがお芝居のテレビとは何か

「岩下俊三のブログ」と「小田嶋隆ツィッター」から転載。両者とも例の「古賀茂明の乱」についてのコメントだ。
岩下俊三氏はかつて「報道ステーション」のスタッフ(ディレクター?)だったらしく、番組の内情に詳しいから、こちらには未知の情報も下記記事から得られたが、この事件に対する意見はどうも煮え切らない。奥歯に物が挟まったような、という感じだ。前置きでは威勢のいいことを言っているが、内容は「古館も古賀もどちらもダメ」という意見なのか、という印象なのだが、どこがどうダメなのか、どうすれば良かったのか、これからの報道番組はどうあるべきなのかがさっぱり分からない。
要するに「上手に掟破りをしろ」ということのようだが、何とヌルい思想だろう。(万引きをする中学生やその親か!)そもそも、古賀茂明には、これが最後の出演機会だったではないか。そこで言いたいことを言わないで、いつ言えというのだ。
それに比べて、小田嶋隆の言葉は明瞭だ。テレビの生番組が「芝居」であるならば、生である必要性は無い、ということだ。そして、「古賀の乱」こそが、もっとも本来のテレビ的な価値のあるアクシデントではなかったか、ということだろう。
生番組まですべて操作されたお芝居になったからこそ、現在の「テレビ離れ」が起こっているのではないか。岩下俊三氏のような現場経験者が、「古賀の乱」についてこの観点からの言葉がまったく無い、というところに、今のテレビの惨状の原因がありありと分かる気がする。


(以下引用)

わが身を振り返る「確信犯」の方法論

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長く躊躇し、長く沈黙し、そのまま放置することも考えた。

けれども

嫌いな楽屋落ちかも知らないが、ニュースステーション、そして報道ステーションの「かって」スタッフであった自分としてはなんらかのことを言うべきであろう。都合の悪いこともあるが、どうせ死ぬしか選択肢のない老人、文句があるなら告訴でもなんでもしやがれ!!と決断してこのブログを書いている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まず

報道ステーションの生放送で古館くんと古賀某がすれ違ったようだ。この「事故?」のことで別にいうことはないが、すでにテレビの時代は終焉に向かっていることがいっそう確信的になったということはいえるだろう。

古館くんは「いちおう」プロでありテレビをよく知っている。知っているだけに報道のキャスターを演じることの無理やストレスは相当なものだろうと思われる。かれがこの番組をやり始めたた頃に夜中の六本木の業界人しか知らないであろうちいさなバーで「ヤケ酒?」を飲んでいる彼に出っくわしたこともあるが、彼の孤独と悩みの表情は番組打ち合わせの時の顔とは違っていて想像するに余りあるとおもわせた。

それでも

なお、テレビの本質(エンタメ)をぎりぎり保ちながらなんとか危うい均衡で彼なりの「発言権」を守ってきた。その彼を支えたのはなんといってもそこそこの、、、そう、その武器は視聴率であった。視聴率という武器は圧倒的に強いのだ。

たとえ

それが電通のねつ造であろうとなかろうと、その数字によって明日のスーパーマーケットのエンドの商品陳列が入れ替わるのだから。つまり全日の視聴率は商品のCMによる販売数の増加の目安になっているのである。

また

民放では基本的にそれによって社員もタレントも飯を喰っているのである。

もとより

東電もテレビ局も独占禁止をすり抜けてけて自由な競争下にはないのだから、政府や行政に阿り気を遣うのは仕方がない。仕方がないけれどNHKではないのだから、視聴率が減ったら飯の種がなくなるのはそれどころではないということにもなる。

それで

すこし危ういが、入念な打ち合わせのをして放送に臨めばそれなりの「成果」も上がるし、一方でスタッフや出演者自分だけの「ひそかな正義感」も満足させられる。このタイトなロープ「虚実皮膜」を渡ってきた古館くんはそれなりに偉いと思わないでもない。ただ個人的には大嫌いだけけれど、、、。

僕だって

もともと反権力でトップが顔をしかめることばかりやっていたが、そこそこの視聴率(つまりシノギ)を稼いでいたのでいくらかでもディレクターをやってこれたのだ。

しかし

今回の報道ステーションの騒動では、一貫して古賀某を推していたプロデューサの松原文枝という子(僕は直接知らない)は、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会から「報道ステーションにおける川内原発の報道は客観性と正確性を欠き、放送倫理に違反している」と指摘され、本人も減給処分を受けたし、すでに人事異動で飛ばされることになっていた。

また

当然社長の早川洋(お互い気に喰わん奴だと感じている)もその他テレビ朝日上層部も苦々しく思いつつ古館の「寸止めテクニック」の期待していやいやこの三月までは件の松原一家の古賀某を使っていたのであろう。

つまり

個人的な正義感や義務感はしばしば暴走することは早川洋だって承知の上であるとおもわれる。早川本人ですら「その昔」若いときは労働組合活動で過激であったこともあるが「スト破り」をやったためにその絶妙なバランス感覚で社長にまで上り詰めたのだから、どこかには反権力の燃えカスが残っている筈である。

それゆえ

彼は御身大切の保守ではあるが「なべつね」にまで転向しきれず、彼にはなりきれないのであろう。

それゆえ

ちょっと危ない松原文枝を首にしないでなお古賀某や恵村順一郎をブツブツいいながらものこしていたのかも知れない。

ただ

彼らとも若すぎて僕は面識がなく、なんともいえないが、「なんとなく」好きにはなれない。なんとならば「報道ステーション」のもっている鼻持ちならない「えせ」ヒューマニズムがむずがゆくて仕方がないのだ。

ただ今回の件で、

古賀某は確かに過激ではあったが、作戦として上手く行ったとは思えない。通産官僚であった彼にはわかっている筈だが、せっかく「発言権」があるのだからもうすこし上手に使わないと元も子もなくなってしまいがちだからである。

たとえば

僕のような根っからの風来坊とは違い田原総一朗さんや鳥越俊太郎さんは結局は排除されてはいるけれど、「掟」は知っていた。この無言の「掟」と説明するのは難しいが、少なくとも視聴者=大衆を味方に付けないで「独善」でありすぎると、たとえそれが絶対的正義であろうと、ただちに、分厚い「保守=既得権益」に潰されてしまうのである。

このことを痛切に感じている古館くんはそうではない、利口だ。だけど嫌いである。それは同じスタッフルームにいてもまったく「知性」とか「矜持」らしいものが感じられなかったせいであろう。

その点

直接会ったことはないが古賀茂明は最後っ屁を深夜岩上安身とぶちまけることを前提で、言いたいことを「すべて」いったのであろが「掟」を破ると言いたいことすらも十分に言うことが出来ない結果になるのだ。その証拠に冒頭のフリップはひっこめさせられるのが早すぎて読めなかったのである。

そこで

僕は先日は出演していなかったし、ネットでの評判はいまいちだが、報道ステーションで慎重な物言いの政治部長・藤岡くんを評価している。個人的にも僕の田舎の高校の後輩でもあるし彼が新卒でニュースステーションに入ったきたときから知っておるので若干贔屓目であることは否めないが、実は彼は硬骨漢でありながら一貫して「社内保守」を守っているように思われる。思われるけれど彼なりの朴訥な正義感は認めている。

もとろん

掟破り、内部告発は重要である僕自身がその類型であると自負しているし、生まれつきなんにでも反発する性分だ。

にもかからわず

すべてが「掟」破りだと何も生まれない。椋梨藤太がいたから「こそ」長州藩がアウフヘーベンできたのだ「とも」思はれる。

とまれ

テレビとは一体何なのか「公共」の電波とはいったいなんのか、、、、という問題提起に古賀茂明は一石を投じたのもまた確かなことである。



(引用2)



小田嶋隆 @tako_ashi  ·  3月28日

私は見てません。「ナマなんだから勝手なことを言う人がいたって不思議ではないよね」というお話をしています。 RT あんなんが頻発するテレビを見たい人がいるのか

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プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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