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なぜ改革派はいつも敵と味方を間違えるのか

まあ、歴史には、この種のミス(特に仲間割れ)のために悲惨な結果になった事例は無数にある。近くは、日本の学生運動の内ゲバ、遠くはフランス革命の派閥化と仲間割れなど、左翼方面に多いが、馬鹿である。保守派の敵は改革派すべてだから、敵を間違えることは滅多にない。多くの場合に相手が自滅するwww
国民全体としても、敵とすべき相手と味方とすべき相手を間違えているのはよくある話であり、下層階級が、自分たちを奴隷状態にしているその政治責任者である保守政党を支持するのは、「肉屋を支持する豚」と揶揄されている。
ロシア史を見ると、政治を改革し、善政を行っていた開明的な皇帝(アレクサンドル2世)をテロリストが爆殺して、父を殺された、その次の皇帝(アレクサンドル3世)が強硬な保守反動政治を行い、改革派を弾圧したという例もある。これなど、味方とすべき相手を敵にした例だろう。闘争の現場ではいつも過激派の意見が優勢を占めるものであり、後になるとその判断は間違いだったという例が多いように思う。
フランス革命も、ルイ16世一家を殺したために、欧州王族(ほとんどが縁戚関係)への「人質」を失い、そのために後の対外戦争で苦労し、結局ナポレオン頼みになって共和政治を簒奪されたのである。周辺国家に対し、その軍隊がフランスに一歩でも足を踏み入れたらルイ16世一家を死刑にする、と宣告すれば、その死の責任は革命政権ではなく、フランスに侵攻した国のものになる。そうして時間稼ぎをして国内政治を立て直していたら、ナポレオンは不要だったのではないか。(ナポレオンの政治内容自体は良かったと思うが、彼が皇帝になったのでは、「革命」は失敗だったと評されても仕方がないだろう。)結局は、革命政権内部で対立し、殺し合いばかりやっていたから革命の中身が滅茶苦茶になって行ったのである。



(以下引用)



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これ、やる方はもちろん大損しますが、やられる方もむちゃくちゃ迷惑なんですよね。お互いに何も得しない。






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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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