で、今は空き家や空き部屋、特に「(公民館など)公共の建物で普段は何にも使っていないスペース」は膨大にあると思う。つまり、この需要に応えるのは非常に簡単なはずなのである。管理人(保安員)ひとり(あるいは5時間乃至4時間交代制でふたり)を置き、緊急時には警察や病院に連絡するだけでいい。まあ、これは単なる「フリースペース」の話であり、図書館としての本来の業務をするなら、話は別だ。
これを実現するだけでも住民にはかなり感謝され、市長なら支持率爆上がりだろう。で、そこには市民が提供する「読み捨てた本や漫画や雑誌」を置けば、子供の知的教育にも大きく寄与するだろう。それは今の文化や過去の文化の継承の場にもなるわけだ。家で、子供がうるさくてうんざりしている主婦も大助かりである。そのスペースの一画は私語自由とし、子供同士で勉強を教え合うようにすれば、子供の知的レベルも爆上がりである。子供も勉強が楽しいだろう。勉強を口実に好きなあの子やあの子と話ができるのだから、劣等生にも楽しく勉強ができるわけだ。で、あの子やその子に認められるために真面目に勉強し、優等生になったりする可能性もある、かもしれない。コミュ力も当然アップするし、互いによく知り合えば、いじめもかなり減少するだろう。
つまり、一石二鳥どころか、一石十鳥くらいのアイデアではないか?
(以下引用)
2025-05-02
■anond:20250502191629
■図書館にいるのに、なんで本読まないの
近所の図書館が好きで好きで毎日のように通い詰めてかれこれ4年半。もうすぐ5年になる。
その図書館は選書もサイコーだし、ソファも置いてあるし、読みたい本はだいたい棚に置いてくれている。なんていうかありがたすぎる図書館。
この図書館の近くに住めただけで、ガチャSSSだわって思えるくらいの図書館。本当にすごい。いくつかの賞も受賞していたはず。
なんだけど、通い詰めていて気付いたことがあった。
平日でも半分以上。土日祝ともなれば100以上ある席は、ほぼ満席になるのだが、みんな棚から一応本を持ってきてはいるものの、実のところ本を読んでい・・ない。
じゃあそんな彼らは何をやっているのか。
自分調べだと、図書館にいる人達はだいたい以下の4つに分類できる。
1:スマホいじり
2:パソコンいじり
3:勉強(資料を使っての学習は許可されているので、ここでの勉強は「学校の宿題、課題」を指す」 & 仕事の持ち込み。
4:寝てる。
5:ほか(何もしない、奇妙な行動、大声で騒ぐなどの迷惑行為含む)
比率で言うと、1・2(スマホ、パソコン)で5割は超えると思う。
3(勉強)で3割くらい。あとの1割が寝ていて、もう一割が変な人達。
まぁ図書館で何をしようと自由なのだが、3の勉強と2のパソコン作業はまだ許すとしても、1のスマホいじりはみんなやめられないんだなって思っちゃう。
ガッツリ参考書開いてるサラリーマンも、女子高生も10分も経てばみんなスマホポチポチし出す。
「スマホ、いじらないだけで、他人と大きく差をつけることが出来る」って、ある本で読んだことがあるんだが、図書館にいるとそれが本当なんだなってつくづく思います。
住民が本当に求めているのは、図書館じゃなく、勉強やスマホいじりのできる無料のフリースペースなのかもしれない。
そっちの方がコスパが良い(書籍代が要らない)わけだし、これからは住民の要望を正しく理解して施設を作るべきなのかも。