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「レンサ球菌」?「人食いバクテリア」?

「東海アマ」ブログ記事で、私には何とも判断できないので、全体をそのまま載せる。ただ、アマ氏のブログでは冒頭の引用記事でだけ使っているが、最近のマスコミや有名ブログの記事の中で「レンサ球菌」という表記が広まっているのは何か引っかかる。つまり、「連鎖球菌」という、昔からある当たり前の菌(常在菌)を、何か特別な、怖い菌だとアピールするための小細工ではないかと思う。まあ、アマ氏の見解が正しいのではないか。

(以下引用)




「右足切断したら助かるかも」致死率30%“人食いバクテリア”壮絶な症状とは 患者数941人に…調査開始以降で最多 1/26(金)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/de986283631ec61f662ca6bcfcabd2fb1460c80f

 大きく腫れ、内出血したふくらはぎ。60代の女性が感染したのは、手足などの壊死(えし)を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」です。30%という高い致死率から、“人食いバクテリア”とも呼ばれています。
 国立感染症研究所によりますと2023年、国内の患者数が941人となり、1999年の調査開始以降過去最多となりました。
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 引用以上

 上は数日前の記事だが、実は、もうかなり前から日本で人食いバクテリアが激増しているとの医療機関からの指摘があった。以下は、7年前の2017年、徳州会からのもの。

 2017年(平成29年)7月31日 月曜日 徳洲新聞 NO.1093
 人食いバクテリアの恐怖 国内の感染者数が過去最多 発症者30%が死亡との報告も
 https://www.tokushukai.or.jp/media/newspaper/1093/article-13.php

 埼玉西武ライオンズの森慎二投手コーチが今年6月、毒性の強い溶血性レンサ球菌(溶連菌)の感染による敗血症で亡くなった。体調の不調を訴えたのは、亡くなるわずか3日前だった。

 「劇症型溶血性レンサ球菌感染症は“人食いバクテリア”とも呼ばれ、手足の壊死(えし)を引き起こして死に至ることもあります。国立感染症研究所(感染研)は手足の腫れなど感染が疑われる症状が出た場合、すみやかに医療機関の受診を呼びかけているほどです」と湘南鎌倉総合病院(神奈川県)感染管理対策室の佐藤守彦医長。

 感染研のデータによると、感染者数は2014年が273人だったのに対し、15年は8月9日までで279人に上り、調査を始めた1999年以降、最多となった。都道府県別に見ると東京都が44人と最も多い。東京都感染症情報センターは17年7月23日までの都の感染者数は48人と発表。

 「風邪によく似た病気ですが、劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、レンサ球菌という風邪のウイルスとは異なる細菌による病気です。細菌とはウイルスと違って自己複製能力をもち、抗生物質が有効なものを指します。通常はレンサ球菌に感染してものどの痛みや皮膚の感染症程度にとどまりますが、森コーチのように急激に症状が進行する重篤な疾患となることもあります」(佐藤医長)

 発症すると数日以内に血管や神経などが壊死し、あちこちの臓器に障害を起こして、ショック症状になり死亡することが多い。日本でも毎年、発症者が報告され、このうち約30%が死亡。きわめて致死率の高い感染症と言える。子どもから大人まで広範囲の年齢層に発症し、とくに30歳以上の大人に多いのが特徴のひとつ。

 劇症型溶血性レンサ球菌感染症の原因のひとつとなるのは「A群溶血性レンサ球菌」で、しばしばのどや皮膚に見られる細菌。のどや皮膚に、この菌をもっていても、何の症状もない場合もある。

 「この病気は急速に進行します。白血球毒素が白血球を減少させるので、抵抗力が弱ってしまいます。健康な人でも、まれに劇症型を発症することがありますが、発症リスクが高いのは、がん、糖尿病、慢性心疾患、慢性呼吸器疾患のような基礎疾患をもつ人などです」(佐藤医長)

 初期症状は発熱、突然発症する激痛、めまい、インフルエンザのような症状、錯乱状態、体に広い範囲で出る紅斑など。時間との勝負になるので、体調を崩したら早期の受診が必要だ。
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 引用以上

「人食いバクテリア」報告数が最多 50歳未満の死者増 国が解析へ 2024年1月17日
  https://www.asahi.com/articles/ASS1K4VQ6S1JUTFL00Y.html

 上に書かれていることは、数日前にニュースになった内容とほぼ同じである。しかし、国内で、「人食いバクテリア」が深刻な問題になったのは、私の記憶では、2011年以降だと思う。それ以前に、ニュースで見た記憶がない。
 この病気は、「劇症型溶血性連鎖球菌」によって引き起こされるとされているが、最初に1987年にアメリカで報告され、大きなニュースになった。
 日本では、1992年に最初に報告され、毎年100~200人の患者が出ているとされる。
 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/341-stss.html

 以下は川崎市多摩区の例だが、2011年フクイチ事故以降、翌年は下がって2013年から明らかな激増傾向が見える。
 検索して出てくる全国の推移傾向は、おおむね、このグラフに似ている。
 https://www.townnews.co.jp/0203/2020/01/24/514861.html

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 「劇症型溶血性連鎖球菌」というのは、実は特別なパンデミックでもなんでもなく、身近にありふれた日和見菌の一種で、何らかの理由で免疫が下がった人だけに増殖して、三割の患者を殺してしまう。

 例えば、加熱したゴマ油などを過剰摂取すると、脂漏性脱毛症になることがあるが、その原因菌となっているマラセチア真菌は、ごくありふれた皮膚常在菌であって、普段は何もしないが、ゴマ油・エゴマ油を加熱して、たくさん摂取するとリノール酸がヒドロキシネナールという有毒物質に変化して、脳や皮膚などに悪影響を及ぼし、皮膚常在菌にすぎないマラセチアが、大増殖して頭髪の脱毛を引き起こす。また認知症の原因にもなる。
 (脱毛治療はマラセチア真菌対策軟膏=ケトラルを一日2回頭皮にすり込めば十日ほどで治癒、三ヶ月後には脱毛も元通り回復する)

 普段は体を守ってくれている常在菌が、なんらかの理由で、体に敵対する病原体に変化するのだ。溶血連鎖球菌も、この世でもっともありふれた常在菌の一種なのだが、怪我をしたときや咽頭炎を起こしたとき、免疫が落ちていると化膿悪化することが知られている。
 免疫力の強い人なら創傷を放置しても、溶血連鎖球菌を免疫力がやっつけてくれる。

 それなのに、死亡率30%を超えるような劇症化を引き起こす理由は、特別な理由で免疫が下がったことを意味している。
 以下の動画は、クリニックを営む医師が、劇症溶血性連鎖球菌症について詳しく語っている。

 人食いバクテリアとは何のことか
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm43304869
 https://www.nature.com/articles/s41541-023-00730-x
 
 この医師も、溶連菌による炎症はありふれたもので、容易に治療可能だと指摘している。それなのに劇症化すると3割が死亡する恐ろしい病原体に変貌する理由は、病原体の特異な毒性ではなく、感染した人間の免疫力の問題であると指摘している。

 「免疫低下」と聞いて最初に思い浮かぶのは、新型コロナワクチンの副作用(副反応というのはごまかし)である。
 EUでさえも、ワクチンのブースター接種について一昨年、警鐘を鳴らしている。

  EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れも 2022年1月12日
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1220Y0S2A110C2000000/

 2023.03.13 新型コロナワクチンはもう打たないほうがいい?3回以上は免疫力が低下との報告も
 https://biz-journal.jp/2023/03/post_336080.html

 長尾和宏医師が本音で解説。「ワクチンによる免疫力低下」と「ターボ癌」について言えること、町医者として今考えていること 2023.01.31
  https://www.mag2.com/p/news/565085

 長尾医師は、免疫力が低下するとガンのプロモーションにターボ作用が加わると指摘している。これは恐ろしいことだ。

 人食いバクテリアなる「ありふれた溶連菌」で死亡してしまう人は、特別な事情で、免疫力を大きく低下させているのである。
 同じように、免疫低下で起きる病気としては、「帯状疱疹=ヘルペス」が知られている。帯状疱疹を発症する人は、何か特別に免疫力が低下している事情があるというわけだ。こちらも帯状疱疹とガンの増殖に関係があるといわれている。

 実は私も一昨年末に帯状疱疹を発症し、未だに後遺症の痛みに苦しんでいる。免疫力に注意していた私が発症した理由は、何か特別な問題がありそうだが、まだ原因不明のままだ。(私の発症している肺線維症が免疫低下をもたらすという記事を見つけたが)

 日本では、人食いバクテリアと同様に、2011年以降、帯状疱疹の発症率が激増している。
 https://www.taiju-life.co.jp/joyful/health/099/index.htm
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 ワクチンは2021年後半からだから、これは、2011年に起きた、あの凄まじいイベント、福島第一原発事故が関係していると容易に想像がつく。
 上の方に紹介した、川崎市の人食いバクテリア症も、同じようにフクイチ事故以降、激増が始まっている。

 放射能内部被曝が免疫低下を引き起こす。このことは、世界中で無数に語られてきた。

 免疫系に及ぼす影響 放射線影響研究所
 https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/health_effects/late/immunity/
 上のデータは、米軍ABCCの後継機関が発表していて、核兵器や原発の推進勢力が言っていることだ。

 低線量被ばくの最大の影響は免疫システムの低下
 https://noimmediatedanger.net/contents/275

 被曝は免疫力が低下する、全身衰弱病
 https://ameblo.jp/ropi1/entry-11372379309.html

  2011-10-06 被曝から老化し免疫力低下して症状が出るまでのメカニズム
 https://kuhuusa-raiden.hatenablog.com/entry/20111006/1317883158

 実は、似たような内容を、私も数十のブログで公開してきた。だが、私には公的機関の裏付けによる権威が存在しないため、世間の大半の人々は相手にしなかった。
 ほとんどの日本国民が、放射能やワクチンが免疫低下を招いている真実を知らないし、信じようともしない。
 それは、多くの人々が、メディア報道を無条件に信用しているからでもある。

 放射能やワクチンが、相乗作用によって人々の免疫力を低下させ、ガン、白血病、帯状疱疹、人食いバクテリアなどを激増させてきたことは、最初からわかりきっていた。
 だが、公的機関やメディアは、そうした既成事実をほとんど報道せず、原子力産業の忖度に終始している。

 原子力産業を推進することは、日本国民が、ガンや帯状疱疹や、人食いバクテリアに苦しむことよりも、はるかに価値が高いことで、負の報道を抑制しなければならないという使命感さえ感じるのだ。
 だから人食いバクテリアが激増していると報道しても、その原因が、ワクチン接種やフクイチ事故による放射能被曝であることは一切報道しないアンタッチャブルなのである。

 メディアが、こうして原子力産業に忖度を続ける理由は、原子力産業の広告費、年間600億円、総額で3兆円近い広告費が、電通を通じてメディアを支えてきたからだ。

 世界のトヨタを上回る2兆4000億円、原発再稼働の流れに乗って行きを吹き返す「原発広告」の特殊すぎる実態 2016年6月7日
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2016/06/07/66320/#:~:text=%E6%9C%AC%E9%96%93%20%E3%81%84%E3%82%8F%E3%82%86%E3%82%8B%E9%9B%BB%E5%8A%9B%EF%BC%99%E7%A4%BE,%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E7%B4%84%EF%BC%96%EF%BC%90%EF%BC%90%E5%84%84%E5%86%86%E3%80%82

【本間 いわゆる電力9社(原発がない沖縄電力を除く)が過去約40年で原発推進のために使った「普及開発関係費」と呼ぶ広告宣伝費の総額は、約2兆4千億円といわれています。 これを1年当たりに換算すると約600億円。】

原発広告の8割以上を電通が担当しているので、メディア各社は、電通に逆らえば、息の根を止められることになる。だから、原発に関する負の情報は決して報道できないのだ。

 これが、フクイチ事故以降、激増している人食いバクテリア症や帯状疱疹の原因が、原発事故と結びついていない本当の理由である。そして、政府が強引な正当化を続ける新型コロナワクチン副作用と免疫低下の関係が報道されない理由である。

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イギリス医療の現状へのコールマン博士の提言

「大摩邇」所載のヴァーノン・コールマン博士(医者)の記事の一部で、イギリス医療界についての彼の意見だが、半分以上、日本の医療界でも同じだろう。まあ、日本よりはるかに医療崩壊の度が進んでいるようだ。これは、明日の日本の姿でもあるわけだ。
なお、日英の差を考慮するかどうかに関わらず、書かれた「意見」にすべて同意というわけではない。8割くらい同感、というところか。たとえば、私は、高血圧治療のようなものは看護師レベルで処方していいという考えだ。そもそも、高血圧基準がおかしく、大半の「患者」は不要な治療を受けていると私は思っているので、その治療薬を厳正に安全確実なものだけに限定すれば、医者でなく看護師が対応していいと私は思うのだが、まあ、医者連中は大反対するだろう。

「健康な人のスクリーニング(健康診断)をすべてやめる」べきだという提言には大賛成である。健康診断で病気が発見された事例の少なさは誰でも知っている。我々は体の不調という明確な徴候で自分の病気や不健康を知るのであり、健康な時の健康診断で知ることは滅多にない。

(以下引用)「NHS」は日本の厚生省みたいなものだろう。(「厚労省」という、医療・衛生と労働問題を一緒の役所にするのは暴挙であった。)読みやすさを考慮して、適宜行分け(段落分け)した。元の記事で赤字にしてあったところが、なぜか全部黒字になったので、強調部分が何か興味のある人は元記事を見るといい。


25. 英国では、NHSは崩壊し、ほとんど修復不可能である。必要不可欠ながん検査の待ち時間は非常に長くなっており、ほとんどの患者は病気が診断される前に亡くなってしまう。治療待ちのリストも数年に及ぶ。生きているうちに治療を受けられるのは、王室のメンバーだけである。NHSは必死にお金を節約する必要がある。ここでは、費用がかかり必要でない手続きや活動を削減し、患者にとって不都合な現在のシステムを適応させることによって、お金を節約できる簡単な方法をいくつか紹介する:

 健康な人のスクリーニングをすべてやめる。健康な人に対する検診はすべて放棄すること。すべてのスクリーニング・プログラムを中止し、その費用を実際の徴候や症状のある患者の調査や治療に充てるべきである。

すべての精神科医は、何か役に立つことをするように再教育されるべきである。精神医学は、何の役にも立たず、多くの害をもたらす、まったく役に立たない専門分野である。

ほとんどの心臓手術は不必要である。
心臓病を患う患者の多くは、ストレスを避けるか、ストレスに対処することを学び、菜食主義に徹し、入念に調整された運動を行えば、快方に向かうことが証明されている。

多くの化学療法は、害が大きく、良いことはあまりないことが知られている。美容整形や整形手術はすべてやめるべきだ。そんな余裕はない。

管理職の半数は即刻クビにすべきである。残りの半数はさらに半年後にクビにすべきである。

開業医には(現在のように週24時間勤務ではなく)きちんとした週労働時間を設けるよう指導すべきである。そしてGPは夜間や週末も働き、患者のために適切な緊急呼び出しシステムを提供しなければならない。この新しい取り決めを受け入れたくない開業医は、NHSを去り、列車の運転手として仕事を得るようにすればよい。

ストライキを行った病院の医師は全員クビにすべきだ。残された医師は、適切な週休二日制に戻し、シフト制で夜間や週末も働けるようにすべきである。

抗生物質は薬局で処方箋なしで買えるようにすべきである。そうすれば、感染症患者が医者を見つけられないために抗生物質を入手できないという現在のシステムよりも、問題は少なくなる。多くの命が救われる。

老齢年金を倍増すべきである。これにより、老齢年金受給者は食事と暖をとることができるようになる。その結果、年金生活者の罹患率は劇的に低下するだろう。

病院に「医師仲間」を配置する計画は中止すべきである。これは災いをもたらす。

不妊治療はやめるべきだ。NHSにそんな余裕はない。いずれにせよ、この国は過密だ。

看護師は介護と看護に戻り、偽医師になろうとするのをやめるよう指導されるべきである。看護師は薬を処方したり、手術をしたりすべきではない。

このような簡単な変更がなされれば、すべての患者とほとんどの看護師はより幸せになり、より満足できるだろう。NHSの問題点の詳細については、「NHS:何が間違っているのか、それを正しくする方法」を読んでください。 コピーを入手するには、www.vernoncoleman.comの書店にアクセスしてください。NHSの問題点については、ヴァーノン・コールマン著『The NHS: What’s wrong and how to put it right NHS:何が間違っているのか、どうすれば正せるのか)』を読んでください。本をお求めの方は、、www.vernoncoleman.comのブックショップで入手にアクセスしてください。


 


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刺青という自傷行為の愚かさ

この記事は、あまり誰も書いてないこと(おそらく事実)を書いている点で貴重だが、こうした記事が被生活保護者への差別や偏見につながる可能性が高いので、拡散することの有害性(危険性)もあり、悩むが、載せることにした。と言うのは、主に刺青(タトゥー)の危険性についての記述が有益だからだ。
私は刺青を馬鹿(あるいはヤクザ)発見装置と見ているが、昔はたいていはただのヤクザかそれに近い連中の他者威嚇用武器だったのが、今は馬鹿の装飾である。中には顔に刺青する大馬鹿もいる。まあ、これは欧米かぶれのひとつだろう。サッカー選手など、刺青をしていないほうが稀ではないか。体が商売資本の俳優ですら刺青をしたりする。つまり、そういうのは化粧や特殊エフェクトで誤魔化せるからだろう。彼らには「身体髪膚これを父母に受く。敢えて毀傷せざるは孝の初めなり」という、東洋(儒教)の常識が無いからだ。そもそも、両親など、金づるか敵としか思っていない。まあ、現代では東洋も似たようなものだろうが。

(親や主君への忠孝という思想も、封建社会の非道や不合理を温存した面はある。)→(忠孝思想には、「忠ならんと欲すれば孝ならず。孝ならんと欲すれば忠ならず」という矛盾状態への対応が不可能という根本的欠陥がある。また、「孝」思想には、「親の言葉や意志は絶対」という、子供を精神的奴隷状態にし、精神的発達を阻害した面もある。)

(以下引用)

なぜ生活保護にヤ◯ザが多いのか?介護の仕事で分かった事

とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12837976461.html
<転載開始>

TODAY'S
 
なぜ生活保護にヤ〇ザが多いのか?介護の仕事で分かった事


こんにちは!生チョコぽん酢です。

介護関係のお仕事をされた事がある方ならわりと出くわすヤ◯ザ等の反社の人々。

介護業界は閉鎖的なのであまり表に出てこないだけで、たくさんのトラブル体験談をお持ちではないでしょうか。

私もいつか、自身が体験したトラブルを書いてみようと思ってはいたのですが、

そう考えてみると、その話を聞く為に必要な事前情報から説明すべきだと思い、

本日はそれを書いてみようかと思います。


いつからか突然沸き起こった暴追暴対の流れ。

表だって活動できなくなったヤ◯ザは数を減らし、逆に今までヤ◯ザがいたおかげで抑制できていたオラオラしたいだけのパンピが幅を利かせだし、見分けがつかなくなってきた為、



介護業界でも医療業界でも、今ではひっくるめて行動(暴力暴言)に対して、徹底的な撲滅を掲げております。

そして暴対法もかなり浸透しており、車を買うのにも家に住むのにも何をするにも、善良な市民という前提がなければほとんど何もできない世の中になりました。

これは生活保護も例外ではなく、本来ヤ◯ザ者は生活保護を受給することはできません。

つまりヤ◯ザは暴対法により収入が減ったのもさることながら、社会的な支援も当然受ける事が出来ないのです。

しかし、それは表向きのお話。

不思議なもので、実態は生活保護受給者の中にヤ◯ザ者が一定数混ざっているのですね。


なぜこのような事がまかり通るのかというと、建前上は「もう足を洗った」ということになっているからです。

でもそれは所詮建て前であって、確かめるすべは多くありませんし、もし足を洗っていない確固たる証拠があっても、


 


事件になるまでは「知りませんでした」と見て見ぬフリをしてあげるのが介護業界の暗黙の了解というもの。

こうやって我々も、役所のケースワーカーさん達も、茶番に付き合ってあげています。

例えば家に行ってみると、たくさんの現役子分達が出入りしてたり、アカラサマな場合もそっとしてあげるのです。

なぜかって?


 


もう既にここがセーフティネットだから。


 


セーフティネットから抜け落ちてしまったらどうなるかを想像してみてください。



そして介護や医療、そして私が行っている搬送の仕事というのは、こうしたヤ◯ザに出くわす率がかなり高いのです。

それは何故かと言うと。


 

  ヤ〇ザが生活保護になる理由①病気

 


ヤ◯ザ全員ではないにしてもかなりの割合で、病気を患うからです。

代表的なのが肝臓癌(肝硬変)、糖尿病、腎不全。

三拍子かってくらい多いです。

これ系の人たちは若い頃から大酒を飲んだり無茶をする傾向にあるのか、

不摂生が祟り、中年を迎える頃には体が駄目になってしまう方が驚くほど多い。

太く短く生きることに美徳を覚える方が多いのだと思いますが、現代の医療だと生き延びてしまうから尚更なのでしょう。
 

  ヤ〇ザが生活保護になる理由②入れ墨(タトゥー)


①と関連しますが、入れ墨も肝臓への負担に拍車をかけています。

これは有名な話のようで、案外知らない人が多いですよね。

少し前まではピアスを開けるのにも「親からもらった体に」という具合に猛反対される時代で、

何なら髪を染める事すら猛反対される時代だったわけで、入れ墨なんて言語道断。

入れ墨を入れて勘当されたなんて話を身近で聞いたほどです。

でも現代ではなんとなく入れ墨(タトゥー)って、海外ドラマの影響か?

オシャレとか、ちょい悪な感じとか、ポジティブにとらえられておりますでしょ。

あれ、マジでやめたほうがいいですよ。

入れ墨は体に常に異物を入れている状態になり、肝臓や腎臓の働きが活発になります。

つまり常に負荷がかかることで、慢性的な腎機能や肝機能の低下を招く為、炎症を起こしやすくなるのです。

それ以外にもB型肝炎、発汗性の低下のリスクもあり、また例え特定の病気にならなくとも臓器が疲弊している状況では、新たな疾患も招きやすくなり、百害あって一利なし。

入れようか悩んでいる人は、一度冷静になりましょう。


 


人間一時のノリだけで動くと、ろくなことになりません。



また、反社の人ほど入れ墨を好みますから、このような理由からも上記の病気に拍車をかけてしまっていることが予想されます。
 

  まとめ


このような理由から、ヤ◯ザ者は若くして高額な医療ケアが必要になり、破産して生活保護になるみたいな流れですね。

しかしながら、足を洗っているかどうかはさておき、根が反社なので何かと揉め事を起こすのですよ。

これは私だけではなく、同業者さんもたくさんトラブル経験があるほどです。

具体的なトラブル事例は今度また記事にさせて頂きますね。


なので我々は体は大事にしましょう・・・。

別に長生きしましょうと言っているわけじゃないのですよ。

人間には一人ひとりに違った寿命が備わっています。

でも死ぬその時まで元気でいたいじゃないですか。

将来のことなど誰にも分かりませんが、多少の配慮1つで雲泥の差が出るのもまた事実なのです。


 


 


 

おわり

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マイナカード保険証というザルシステム

「大摩邇」で知った記事を転載。
まあ、馬鹿システムである。つまり、「他人の保険証を使い放題」となり、健康保険財政は破綻するまで膨れ上がる可能性があるわけだ。


(以下引用)

印刷した写真使って3秒で突破…マイナ保険証の顔認証システムに穴 「なりすまし」の恐れ


西日本新聞

健康保険証の代わりにマイナンバーカードを利用するための読み取り機=東京都内の病院



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脳死(ゾンビ)社会

「大摩邇」から転載。
「大摩邇」の別記事の一節を先に引用する。

昔ながらの意味での職業は存在しない。弁護士、医者、教師、聖職者たちは皆、陰謀家たちに忠誠を売っている-あるいは、少なくとも彼らの指導者たちはそうしている。(V・コールマン)

(以下引用)文中の「対処療法」は「対症療法」が正しいのではないか? 「療法」とは当然病気に「対処」するものだから、「対処療法」は同義反復である。病気を根底から治さず、「症状」を止めるだけの皮相的療法だから軽蔑的に「対症療法」と言うのだろう。(喘息での「咳」などのように症状自体が病気を悪化させる一因である場合もあるので、「対症療法」すべてが悪いわけではない。)

お注射マン

とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12836814148.html
<転載開始>

TODAY'S
 
お注射マン

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

先日ゾッとするようなアレ体験をしたので記事にさせて頂きます。

この一件からは思うところが多すぎて内容が散らかってしまうことをご了承ください・・・。


とある独居の患者さんから次のような依頼を受けました。

全身が痛くなり?整形外科クリニックに行きたいとのこと。

話を聞いてみると、痛み止めの注射を毎月打ちに行っているそうです。

今までどうしていたのか聞いてみたところ、前回までは一般的なタクシーで行っていたそうなのですが、本人曰く「重症化した」から今回は私の事業所に依頼をしてきたという流れでした。

体の状態を電話越しで確認してみたところ、今でも何とか歩くことは出来る様子ですが、不安が大きく補助が欲しいみたいです。

車椅子にも座れそうなので、1名対応で予約を承り、当日は相方がお迎えに上がったのでした。

自宅に行ってみると概ね情報通りで、特に問題なく出発できたそうですが、その間の会話でとんでもないことが発覚します。

相方「今日の午前中は込み合っててお迎えが午後になってしまうかもしれません

患者さん「大丈夫、午前で終わる事はないと思うから

(?)この時点で午前9時
相方「痛み止めの注射を打つだけなんですよね?

患者さん「そうだけど全身に打ってもらうから前回も昼過ぎてた

とのことで、なんと全身10箇所以上に痛み止めのブロック注射を打ちに行くのだそうです。

常軌を逸しています。

しかも、前回から全身に打っているそうですが、体中が筋肉痛のような痛みになり、その後体が動かなくなり、今日にいたるという事が発覚。

こう続けます。

あれは痛み止めの注射なんかじゃない、別の注射を打たれたんだ俺は

そんなことは無いと思いますが、そう思うのになぜ病院に足を運ぶのか。

まるでコロナワクチンを見ているようです。

何事にも限度というものがありますよ。

それに、医者も医者ですよね。

痛いのなら痛み止めの注射を打ちましょう、というのは対処療法でしかない上に、

全身が痛いなら全身に痛み止めの注射を打ちましょう、という発想がどうにも幼稚というか、アレというか。

でもここの整形外科クリニックは地元でも人気のところなんですよ。

コロナワクチンと同じで、患者達は自動的に病院に足を運ぶようにプログラミングされているのかもしれません。

ちなみに、痛み止めのブロック注射を調べてみたのですが、どうやら保険適用になるのは初診月は1ヶ月に4回まで、翌月再診月より1ヶ月に2回とまでと定められているようです。

つまり、この方の場合は2回分以上は自費で支払っているということですよね。

一体いくらになるのでしょうか。

とあるクリニックの料金表を見たところ、部位によって違うものの1割負担で500円~900円程度と書いていました。

仮に500円だとすると、1本あたり5000円ですから、この患者さんが11本なのか19本なのかは分かりませんが、仮に12本とした場合、6万円の報酬になります。
 
ここにレントゲンやら別の加算も加わるでしょうから・・・
 

儲かりまんなぁ
 

やはり私には子供同士のお医者さんごっこのようにも見えるし、認知症同士のおままごとにも見えるし、認知機能の下がった中高年をターゲットにした詐欺(弱みにつけ込んだ押し売り)のようにも見えてしまいます。

この一件からも、日本人の変態的な注射好き(刺すのも受けるのも)が伺えますよね。

お注射マンですよ。


そして話はここでは終わりません。

午後になっても一向に電話が鳴らず心配していたのですが、15時頃に一般のタクシードライバーから電話が来ました。

何やら見覚えのある光景で嫌な予感がします。

おばちゃんタクシードライバー「あの、そちら介護タクシーさん?

私「はい

〇〇さんを間違えて家まで送っちゃって。整形外科から依頼があったものだから何も知らず迎えに来ちゃったの

自宅についたら介助が必要だからって言われて、私にはどうすることもできないから手伝いに来てくれませんか?

お前、人のことなんだと思ってんだよ

という言葉を押し殺し、

先日の一件から間をあけずに、また同じような出来事が起こった怒りの気持ちも押し殺し、

仕方がないけれどとりあえずタクシーには帰ってもらって、手伝いに行ってあげましたよ。

介助だけでww

でも行ってみると、想像以上に悪化しているのです。

もう歩行すら出来なくて、ほぼ全介助。

自宅のベッドに寝かせましたがこのまま寝たきりになっちゃいそうな雰囲気です。

行きより悪化してて愕然としました。

こんな状態だから自分では電話できず、クリニックに私の事業所に電話してもらうよう頼んだのでしょう(そして間違えられた)。


そういえば、昨日投稿したコロナワクチン後遺症の患者さん方もやはり体が動かなくなる人が多かったように思います。
 
私自身もコロナワクチン後遺症で体が動かなくなる症状を何度も見てきました。

 

でもそれらの人達は皆、病院に行っても原因不明と言われ、たらい回しにされて痛み止めだけ処方されるのがオチなのです。

 

 
しかし昨日投稿した通り、本人達に自覚がないだけで、こうした事例は山のようにあるのだろうと思います。

今回の患者さんが後遺症化どうかは分かりませんが、痛み止めを全身に打ちたくなる要因は何だったのかと、勘ぐってしまいます。
 
まぁ何にしても、この方の場合は痛みを和らげようと整形外科クリニックに行ったのが運の尽きでしたね。

整形外科クリニックの多くは、注射で生計をたてているお注射マンが多いのだと思われます。

だって、たった1回ブスッとするだけで5000~10000円ですよ。
 
1秒くらいの医療行為です。

 

そして毎日毎日、患者がブスッとしてもらう為に、まるでディズニーランドのアトラクション待ちのように朝から開店前のクリニックに大勢並んでいます。

この医者は1日に何発ブスッとしているのでしょうか。

100発のお注射だけで1日50万円~100万円の売上なのだから、笑えますよね。

病院に行くのは勝手じゃない?」と思うかもしれませんが、これら医療費の9割は我々の税金ですからね。

医療は必要ですが、何事にも限度や節度というものがあり、救急車も同様ですが必要な人に手厚く提供できるのが正しい形なのは、あえて私が言うまでもありません。

今回の患者さんのケースは、先生が相手の弱みに付け込んだのか、患者から泣いて頼まれたのか知りませんが、
 
少なくともアレな日本人同士の医療は、確実に財政を不健全にしていると私は感じます。


ちなみに、どこの整形外科クリニックのホームページを見ても、ブロック注射を激押しです。

中には「保険適応が2回ですが何度打っても安全です、問題ありません」と、保険外の注射まで推しているところも見受けられます。
 
ほんまいかいな。
 
ブロック注射って、痛みのある部分の神経の近くに麻酔薬を注射して、痛みの伝わる経路をブロックするものですよ・・・。
 
全身に打っても安全と誰が言い切れるのでしょうか。
 
そしてお注射マンは、自分の体で同じことができますか?
 
ほんとアレの極みだなと、個人的には思います。


そして、想像してみて欲しいのですよ。

今回の一件でのアレ度合いを。

一般のタクシーに気づかずに乗り込む患者さんもアレだし、

この状態の人で一般のタクシーを呼ぶ整形外科の看護師もアレだし、

この状態の人を乗せて出発するタクシードライバーもアレだし(乗せる時はクリニックのスタッフ総出だったと思われる)、

医師の注射狂い具合もアレだし、判断もアレだし、

痛みを取るために打った注射で痛みが増して更に体が動かなくなったのに、また注射を打ちにいく患者もアレだし、

登場人物全員アレ

結局アレな人達が増えれば増える程、負担がこちら側にくる上に、その構図にすらアレな人は気付けないから困ります。

この世界はアレが中心になって動いていくでしょうから、明るい未来など想像しない方が身のためかもしれません。

1億総認知症の世界では、何事にも期待するだけ無駄だと思われます。

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医療が病人や病死者を増やす?

私が「健康関係記事」でいつも書いてあることが、ほとんど和田氏の言っていることと同じである。私のような素人が言うより、医者である和田氏が言うほうが耳を傾ける人が多いのは当然だろうが、残念ながら、マスコミの医学記事はロックフェラー医学界(製薬会社主導医学界)に乗っ取られているから、この手の記事は一般人はほとんど目にしない。
ひとつ、「寿命は寿命」として、じたばたせずに生きるのはどうか。まあ、私自身高血圧「治療」のために、毎月病院に通っているが、それは「治療」より、相手の医者が身内なので、隠者に等しい生き方をしている私のわずかな社会参加(人間関係維持)の目的が大きいのである。

念のために言えば、私の主張は「医学否定」ではない。「無駄(有害)な医療の否定」だけである。

(以下「大摩邇」から引用)

町から病院がなくなったら死ぬ人が減った…医師・和田秀樹が指摘する「日本の高齢者医療」の深すぎる闇

ライブドアニュースより
https://news.livedoor.com/article/detail/25621016/
<転載開始>
健康で長生きするにはどうすればいいのか。医師の和田秀樹さんは「医者が無理やり病気をつくり、本来は治療しなくてもよい人を治療するケースが驚くほど多い。医者にかかることで、かえって寿命が短くなるおそれがある」という――。

※本稿は、和田秀樹『医者という病』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。






■日本の医療は、無駄な検査と投薬が多すぎる

高齢者になると格段に処方される薬の量が増えますし、無駄な検査も増えてしまうので、医療費を増大させる要因になります。ただ、医者が正常値にこだわらず、「少しでも数値がその枠からはずれると、薬を使って数値を戻そうとする」という行為をしなければ、医療費が少しは軽減されるでしょう。



日本の医療体制の崩壊を防ぐには、何とかしてこの「正常値信仰主義」を正して、無駄な検査や投薬を防ぐ必要があるのです。そのために大切なのは、血圧の高い人が薬をやめたらどうなるのか、逆に薬を飲み続けた人はどうなっているのかを、きちんと大規模調査することです。

現状、日本の正常値にはまともなエビデンスがありません。それならば、ただの平均値±2標準偏差である正常値に頼らず、調査によって導きだしたエビデンスを元に、日本の医療のベースとなる治療方針を決めるべきではないでしょうか。


その際には、ぜひ「成人の正常値」だけではなく、「高齢者の正常値」についても調査してもらいたいものです。


私自身、もし許されるならば、健康状態を改善しつつも医療費を下げる研究などをしたいです。しかし、大学医学部の教授のように研究費がない上に、研究スタッフもいないので、自分では実施できません。現在、研究ができる立場にいる大学の教授は、非常に恵まれています。

■がん検診が広がっても、がんが「死因トップ」のまま

ところが、彼らは自分たちはろくにこの手の研究をしない上に、この手の研究をする人を選挙で教授にさせません。研究者を名乗るのであれば、研究費稼ぎのための製薬会社にこびへつらうための研究ではなく、少しでも日本の医学に貢献する研究を進めてほしいものです。


もしまともな研究をしないならば、もっと向学心のある若者に道を譲って、引退していただきたいです。


各種検査の中で、「これは不要ではないか」と私が強く思うのは高齢者の「がん検診」です。


日本人の死因の一位となるがんで死ぬ人が増えるほどに、マスコミなどを通じて「がんは怖い病気だから、がん検診を受けよう」と喧伝(けんでん)されがちです。しかし、世界中を見ても日本でがんの死者数が多く増え続けている理由の一つは、「がん検診のしすぎ」だと感じています。


昨今の日本では、腫瘍マーカーなどの血液で簡単にできる検査をはじめ、がん検診が広く行われるようになりました。しかし、がん検診がどんどん普及しているのに、がん患者の数が増え、がんによる死亡者数も増えています。


なぜこんな不思議な事態が起こっているのでしょうか?


それは、検診で見つけなくてもよいがんを発見しては、無理やり治療するからこそ、がん患者やがん死者が増えているという大きな矛盾が存在するからです。


■高齢者にがん検診は必要ない

そもそもがんは治療せずに放置していても、死の直前までは痛みなどを感じづらく、晩節を穏やかに過ごせるため、「最も幸せな病気」と言う医者もいるほどです。余命があと数年という患者さんのがんを見つけて、それを無理に治療してつらい思いをさせる必要はないと私は思います。


また、どんなに対策していても、高齢者になるほどにがん患者の割合は増えていきます。そもそもがんという病気は、細胞の老化によって引き起こされる要素があります。私がかつて浴風会病院という高齢者専門の総合病院に勤務していた際、患者さんの遺族の許可を取り、毎年100例ほどの遺体の解剖が行われていました。


解剖してみたところ、80代後半の方で、体の中にがんのない患者さんはほとんどいませんでした。それでも、がんが死因だった人は三分の一くらいで、残りの方はご自身ががんであることを知らずに亡くなっていきました。


高齢者であれば、がんが体内に発生したとしても、無理やり早期発見をして、治療する必要はないともいえるのです。

■一番怖いのは「がんもどき」を無理やり治療する行為

「病気は早期発見するほうが良い」と思われるかもしれませんが、検診によって恐ろしいのが、本来は治療しなくてもよい「がんもどき」を発見することです。「がんもどき」を最初に提唱したのは、近藤誠先生です。がんには、ほかの臓器への転移や浸潤(しんじゅん)する能力を持つ危険ながんと、これらの能力を持たない「がんもどき」の2種類があります。


危険ながんの場合は、手術などで取り除いても再発を繰り返しますし、手術や抗がん剤治療などを行うことで体への負担が強くなり、死期が早まることもあります。


しかし、がん検診で見つかる早期がんの大半は、「早期治療したほうが良いがん」ではなく、治療する必要のない「がんもどき」だというのが、近藤先生の考え方です。悪さをしない「がんもどき」は、転移はしないので、ご自身が症状を自覚するようになってから治療しても、決して遅くありません。


「がんもどき」の代表的なものといえば、スキルス性以外の胃がんや前立腺がん、甲状腺がんなどです。これらのがんは、手術や抗がん剤、放射線などで治療しようと試みられがちですが、放置しても問題がないことも多いので、無理に治療してQOLを下げるほうが問題だと私は考えています。


何が言いたいのかというと、がん検診を受けても、数種類のがんをのぞけば、大半のがんは見つけても助からないか、放置しても問題のないもののどちらかしかないということ。ですから、日本では数多のがん検診が行われているものの、がんの死亡者数がちっとも減らないのです。

■がんと一緒に生きる選択肢もある

早期発見したとしても、深刻ながんの場合は、寿命を1、2年延ばすことはできても死を防ぐことは難しいのです。


非常に残念なことですが、転移するタイプのがんは、10年ほどの年月をかけて、1センチほどの大きさへと成長していきます。その頃になってようやくがんを発見できるわけですが、すでにその時点で、がんは体中のいろいろな場所へと転移しています。


つまり、がんの種類が悪ければ、早く見つけて治療してもうまくいかないですし、がんの種類が悪さをしないものであれば、治療をしなくても長生きできるのです。


もちろん若い人ならば手術や治療に耐えられる力はあると思うので、早期発見によって治療する選択肢も悪くはないでしょう。ですが、ただでさえ体中の細胞ががん化しやすい上にその進行が遅い高齢者については、早期発見したせいで治療を行うことになり、抗がん剤や手術で体を壊したり、入院によって足腰が弱ったり、体力が大きく落ちてしまったり……との弊害が起こりがちです。



私自身が見てきた多くの高齢者たちの中には、がん検診を受けず、自分ががんだと知らなかったがゆえに、最後まで人生を楽しみ、穏やかに亡くなった方々が大勢いらっしゃいます。


どちらを選ぶかは価値観次第ではありますが、検診を通じて無理にがんを見つけて戦おうとするのではなく、もしかしたら体にいるかもしれないがんと一緒に生きるという人生を選ぶことも、一つの手段だと思います。

■過度な医療の介入は健康を損なう

現在の日本の医療は、事前に病気を防ごうとする予防医療が中心です。ですが、そのやり方はあまり意味がないのではないかと、私は常々思っています。


そう思う根拠の一つに、1974年から1989年にわたってフィンランドの保険局で行われた大規模な調査研究があります。この調査では、40歳から45歳の循環器系が弱い男性が約1200人参加し、健康管理をされたグループと何も介入しないグループとに分けて、その後15年間にわたって追跡調査を行いました。


最初の5年間、健康管理が行われたグループは、4カ月ごとに健康診断を行った上で薬剤が処方され、アルコールや砂糖、塩分の管理など食生活に関する指導も行われました。何もしないグループでは、健康調査票への定期的な記入以外は、放置されたのです。


その後、6年目から12年目については、健康管理は自己管理にしてもらい、15年後に両者の健康状態がどうなっているのかを検査しました。多くの方は、最初に健康管理されたグループのほうが、十五年目の健康状態は良いはずだ……と考えるのではないでしょうか。


しかし、結果はその予想を大きく覆すもので、がんをはじめとする各種の病気の死亡率や自殺者数、心血管性系の病気の疾病率や死亡率などの数値は、きちんと健康管理が行われていたグループのほうが高かったのです。


この結果を見て、「過度な医療の介入は健康を損なうのではないか」と感じる人は少なくないでしょう。

■欧米で集団検診が廃止になったワケ

ただ、私が驚いたのは、このフィンランドの研究が発表された後の日本の医者たちの反応でした。本来ならば、多くの医療関係者たちがこの衝撃的な結果に対して真剣に向き合うべきだと思いますが、日本の多くの医者たちは「調査の仕方が間違っているのでは」といって検証もせず、バカにするだけ。


医者たちが科学者である以上、調査で自分が納得のできない結果が出たのならば、きちんとその原因を精査すべきではないでしょうか? 調査の仕方が悪いというのであれば、それを修正した上で何がおかしかったのかを具体的に挙げるか、自分たちが同じ実験を行って、「このデータは間違っている」と指摘するべきです。


科学的なデータには科学的な反論が必要です。ですが、日本の医者の大部分は、こうした作業を怠り、自分たちの常識と違うデータは、検証もせずに排除する。国立大学にしても私立大学にしても、彼らの研究には国からの補助金も出ています。当然ながら、補助金は国民の税金から成り立っているのですから、研究費をもらう以上は公共の利益に還元されるような研究をするべきです。


ですが、彼らはこれまでの常識を覆す実験や調査結果に文句ばかり言って、自分たちでその結果を調査することはしません。これでは、日本の医学がいつまでたっても進歩しないのは当然です。だからこそ、日本は、アメリカよりも医学の進歩が10年(下手するとそれ以上)遅れてしまうのでしょう。

■集団検診が義務化されているのは、日本と韓国くらい

また、そもそもの集団検査自体も、国際的には不要論がささやかれています。


日本では、集団検診をして、血圧や血糖値、コレステロール値を見て、異常値があれば、検査データを正常にするために薬を出すやり方が主流です。ただ、世界的な研究で、集団検診は結果的には患者の寿命をあまり延ばさないということが近年わかってきました。


欧米ではいち早くこの事実に気が付いたため、集団検診は廃止になっています。現在のように、日本のような集団検診が義務化されているのは、日本と韓国くらいです。


2019年2月の日経新聞の報道によれば、OECDも日本の集団検診には見直しを求めているほどです。この事実について、もっと多くの日本人は知っておくべきではないかと私は思います。

■医療行為をしないほうが死ぬ人は減る

日本でも、医者いらずのほうが、寿命が延びた例はあります。その有名な例として挙げられるのが、「夕張パラドックス」でしょう。


2006年、北海道の夕張市が財政破綻し、市民病院が廃止になり、19床の診療所となったため、夕張市民たちが病院で医療行為を受ける回数が格段に減りました。病院に行けないのであれば死者数は増えるのでは……と思われるところですが、なんと夕張市では、がんで死ぬ人と心臓病で死ぬ人、脳卒中で死ぬ人の数がすべて減り、老衰で死ぬ人の数だけが増えたのです。


この夕張市の事例は、医療行為をしないほうが死ぬ人は減るし、病気にならずに老衰で死ねるという疫学的な根拠になったといえます。


コロナ禍でも、医療行為をしなかったゆえに死亡者数が減るという現象がありました。新型コロナウイルス感染症が日本にやってきた最初の年である2020年、実は日本全体の死者数が驚くほどに減りました。2020年は死亡数が約138万人で死亡数は11年ぶりに減少しました。


本来、少子高齢化が進んでいますから、死者数は毎年増えるはずなのに、2020年は前年より死者数が約9000人も減ったのです。

■医者が無理やり病気を作り出しているのではないか

多くの方は、コロナ禍には人がバタバタと亡くなっていったと思いがちですが、コロナが流行ったせいで医療機関に行かなくなった患者がものすごく増えました。何しろ熱があったらコロナだとみなされ、病院に拒絶されることが多かったのですから。


和田秀樹『医者という病』(扶桑社新書)

その後、2021年と2022年は史上最大の死者数を更新しました。これは、以前と同じように医者の治療を受けていたら死んでいた人たちが、一年間寿命が延びた結果だと考えれば、医者に行かなければ一年くらい寿命が延びるという大きな推定根拠になったと思います。


そして、もう一つの特徴は老衰が大幅に増えていることです。これも医者に行かないと、病気で死なないで自然に死ぬことができるということでしょう。


医者が無理やり病気をつくった結果、本来は治療しなくてもよい人が治療する羽目に陥っているケースが驚くほど多いことが、これらの事例からよくわかるのではないでしょうか。


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和田 秀樹(わだ・ひでき)
精神科医
1960年、大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。ルネクリニック東京院院長、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師。2022年3月発売の『80歳の壁』が2022年トーハン・日販年間総合ベストセラー1位に。メルマガ 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
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(精神科医 和田 秀樹)

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癌治療と新コロワクチンにおける推進派医師の異常性

私は抗癌剤治療への不信感を何度も書いているが、それは身近な職場の人間が癌治療(抗癌剤治療だったかどうかは分からない。放射線治療かもしれない。)であっという間に死んだのを見た経験からの私の直感にすぎない。要するに、癌部位だけを退治して、それ以外の部位が何の影響も受けない抗癌剤は不可能だろうという直感だ。と同時に、癌治療(主として抗癌剤治療)を受けた患者の生存率が著しく低いというのが、私の知ったマスコミ情報のほとんどから分かる。抗癌剤治療でむしろ寿命が短くなったとしか思えないのである。下の記事の赤字と下線にした部分は私による強調だが、その一例ではないか。
(癌部位切除以外の)癌治療は、治療自体が著しく苦痛を与え、効果が判然としないどころか、むしろ命を縮める可能性が高い、つまり、医者の儲け以外の理由がないのである。近藤誠以外の医者がそれを言わないのは、医者仲間の「仁義」あるいは「紳士協定」という、仲間同士のかばい合いだろう。あるいは、医者自身が不勉強で、大学で習ったことを盲信し、それ以外のことを知らないのだろう。これは新型コロナワクチン推進派の医師にも言える。

(以下引用)

倉田真由美さん 夫と同じステージ4「すい臓がん」公表の森永卓郎さんへの思い綴る   「森永さんとは仕事で浅からぬ縁があった」「今はまだまとまらない」


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職業:
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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