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腐海指数

竹熊健太郎がツィッターで「気がつけばこの国は腐海の瘴気に怯えて暮らす風の谷の民みたいな事になってる。宮崎駿、やっぱり凄いな。」と呟いているが、まさしく50年後の日本は「ナウシカ」の世界になっているのではないか。
毎日のように放射能を浴びながら平然と生きているこの国の人間の精神構造は、いわば狂気が日常となって無感動状態(アノミー)(訂正:「アパシー」の間違い。偉そうにカタカナ語を使うから、こういう恥をかく。まあ、「アノミー(混沌状態)」と言っても間違いではないが)になっているのだろう。まあ、すでにゾンビ化しているということだが。
その間も放射能はどんどん空気や土壌を汚染していき、やがて日本は腐海となるわけである。
不謹慎な言い方だが、これからは毎日の放射線量を「腐海指数」とでも言ったらどうか。これがどんどん積み重なって、やがてすべてが放射能汚染され、完全な腐海になるのだが、上に立つ連中は、その頃にはすべて死んでいて、誰も責任など取らないわけだ。

もっとも、「不快指数」という言葉自体、すでに死語か。

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お上に従って死になさい

「東海アマ」でリツィートされたものを転載。
つまり、我々は自分で自分や家族の身を守ることも許されないということだ。すごい世の中、すごい国である。なぜ区役所への暴動が起きないのだろう。


(以下引用)


東京都中央区は砂場の検査も食材の情報開示も拒否。親が調べるのもダメ。さらに牛乳を飲ませないのも砂場に入れないのもダメ。保育園に通っている以上は牛乳を飲まなきゃいけないそうです。

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「安全宣言」による被害拡大って日本のこと?

朝日新聞電子版から転載。
日本政府や政府・東電お抱え御用学者たちが「原発は安全ですコメント」で起訴される日は近いか?


(以下引用)


「安全宣言で地震被害拡大」学者7人起訴 イタリア地裁2011年5月25日23時3分




. 2009年4月に309人の犠牲者を出したイタリア中部のラクイラ地震で、地震学者が直前に「安全宣言」を出したために被害が広がったとして、ラクイラ地裁の予審判事は25日、学者7人を過失致死罪で起訴した。地震予知失敗の刑事責任が問われる、世界でも異例の裁判となる。

 起訴された国立地球物理学火山学研究所(INGV)のエンゾ・ボスキ所長ら7人は、地震発生6日前の同年3月31日、政府の災害対策機関の幹部やラクイラ市長らと災害対策委員会を開いた。ラクイラで半年間にわたって続いていた微震について検討したが、避難勧告は見送られた。
.

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上の者と下の者

nico's blogより転載。
「現実に死者が出ていないからいいじゃないですか」という発言は、いかにも政治家や官僚、あるいはその近辺の人間の言いそうなことである。では、死者が出た場合、彼らは責任を取るのか、と言えば、絶対に責任は取らない。この国の腐敗は、これまで、すべて、そのような「社会的犯罪」「政治的犯罪」に対する追及が為されなかったことによるものなのである。と言うのは、「彼ら」は法律と社会システムを運用する側であるために、彼ら(官僚その他)の責任を追及することは不可能に近いのだ。これこそが政治の根幹に横たわるアポリア(難問)だろう。
官僚たちのあの傲慢さは、彼らが自分たちのその絶対的優位性を知りつくしていることから来るものだ。
法を管理し支配する人間に法の下で処罰を与えることはできないのである。


(以下引用)


同日、福島の子どもの親たちがバスをチャーターして上京し、文部科学省前で子どもの被ばく許容量年間20mSvを撤回するよう必死に訴えた。俳優・山本太郎氏も参加した(関連記事リンク)。福島瑞穂・社民党党首、民主党国民生活派の森ゆうこ・川内博史議員らも駆けつけ、要請・抗議に訪れた親たちを支援した。交渉自体は文科省役人がのらりくらりと答弁をし、埒のあかないものとなり、人々から怒号が飛びかったが、年間20mSvに関して「文部科学省のやっていることは法律違反」「子どもたちの健康を守るのが官僚の責任」と指摘する森議員の姿は実に素晴らしい。森氏は腐敗・暴走する検察問題でも鋭い追及を国会で行っていた。ぜひとも近い将来川内氏らと新党を結成していただきたいと思う。
しかし文部科学大臣・副大臣・政務三役は親たちとの面会を拒絶した。高木義明文部科学大臣と鈴木文科副大臣はこの日、福島の親たちとは面会せず、国際サッカー連盟ブラッター会長と会っていたことが判明している。また林久美子文部科学政務官の東京事務所秘書が有権者の問い合わせに対して「現実に死者が出ていないじゃないですか」「あなたの子どもが福島に居るわけじゃないんだからいいでしょ」などと発言した疑惑が指摘されている(リンク)。

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セシウムの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい


「日刊現代」電子版から転載。
いよいよ表ジャーナリズムも放射能汚染をおおっぴらに認めて報道し始めたようだ。これでも政府は放射能汚染を「風評」であるとして非難するのだろうか? それとも宗主国からの指令で「原発批判OK、自然エネルギー政策へ転換して良し」となったのか?
ブログタイトルは言うまでもなく、西田佐知子の「アカシアの雨に打たれて」のもじり。今度の梅雨は大変だ。



(以下引用)



セシウムの雨が日本列島を襲う
【政治・経済】
2011年5月24日 掲載


ついに大阪、九州まで
 神奈川の茶葉、群馬・利根川の天然アユ、大阪や大分の雨やチリ……。福島原発から放出された放射性物質「セシウム」が全国各地で検出され始めた。半減期が約30年と長期にわたる放射性セシウム。日本列島の放射能汚染は一体どこまで広がるのか。
「いま検出されている数値はハンパじゃありません。例えば、国際環境NGO『グリーンピース』が5月初めに行った福島原発周辺の海洋調査では、近海で最高2万3000ベクレル/キロのアカモク(海藻)が見つかった。国の安全基準では、セシウムが500ベクレル/キロ、放射性ヨウ素でも2000ベクレル/キロだからメチャクチャに高いことが分かります」(科学ジャーナリスト)
 放射性セシウムはカリウムと同じ経路で筋肉に蓄積されやすい。体内に取り込まれると、2~3カ月で尿などで排出されるが、すべてが排出されるわけではなく、半分程度が残るという。グリーンピースの海洋生態系問題担当、花岡和佳男氏もこう言う。
「セシウムは60~70日で体内から排出されるといっても、やっかいなのは半減期が30年と長いことです。いったん排出されても、今のような放射性物質の拡散が続いているような現状では、再び取り込まれる可能性もあるし、汚染が広がる懸念もあります」
 特に注意が必要なのはこれからのシーズンだ。梅雨や台風シーズンに入れば、降り積もったセシウムが空に舞い上がり、日本中に飛散する。河川や地下水の汚染も広がりかねない。屋外のプールも不安だ。中高年に人気の夏山も要注意である。
「セシウムは木や植物の葉毛に付きやすく、樹木が茂る山中は空気が滞留するから飛散しにくい。木や葉に付着したセシウムが風雨で地表に落ちれば、それをカリウムと間違えた山菜などの植物が取り込む。それが直接、人間の口に入ることもあるだろうし、エサとして食べた動物の肉を人間が食べる可能性だってある。海にも共通することだが、セシウムが“循環”するのです。いったん森や山が汚染されると浄化されるまで時間がかかる。チェルノブイリ事故でも周辺の野生ジカの肉から放射性物質が見つかっていて、エサとして食べたキノコが原因ではないかといわれたものです」(前出の科学ジャーナリスト)
 大気、水、土壌、海……。日本総汚染になってきた。 .

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ジャーナリストの品定め

今の時代は、専門のジャーナリストよりも、民間の人間のほうが世界情勢の真実や政治の裏側をよく知っていたりする。個人が個人と対面して得られる情報も必ずしも真実ではないから、日常的に政治家や経済人と付き合っているジャーナリストでも、真実など何一つ分からないということもある。つまり、ジャーナリストは権力の道具なのであり、「彼ら」にとって都合のいい情報を書かせればそれで役目は終わりなのである。
だから、今や世間の人間の多くはマスコミを「マスゴミ」と呼び、その報道などほとんど信じていない。
しかし、マスコミの中にも誠実な書き手は多少はいる。小泉・竹中路線に反対してマスコミに干されていたころの森田実もその一人だろう。今はどうかは知らない。以下に転載する本澤二郎なども、まあマシな部類である。ジャーナリストでマシな部類というのは、これは最大級の褒め言葉だ。それほどにマスコミはひどいということだ。


(以下「日本の風景」より引用)



 衰退するアメリカと日本である。時代は大きく動いている。原発事故が止めを刺す日本である。脱原発は人類からのメッセージでもある。それは本当の独立を手にする警鐘でもある。そう自覚をする政治指導者の決起が求められているのだが、正直なところ、数は少ない。
 しかし、小沢と鳩山が決起したことは明るい材料である。自立する日本へと舵を切る東日本大震災にしなければなるまい。
<CIA網は官僚・政治家・学者・ジャーナリストなど多彩> 言及するまでもないだろう。CIAの網は、まるで蜘蛛の巣のように張られている日本である。彼らと関係する者たちが社会の指導層を占める日本である。政治家はいうまでもない。霞が関の官僚が全てそうである。大学のポストもワシントンの意向が反映されたりしている。
 抗する原子力工学の専門家が一人京都大学にいることが判明した。全てを絡め取ることは不可能なのだ。ジャーナリストの世界にもいる。大手の新聞・テレビ界に潜んで、ワシントン向けの情報発信に貢献している。
<国民奉仕の人間に> 国民に奉仕する人間でありたい。そうしてこそワシントンと対等に渡り合えるだろう。それをアメリカ国民も願望していることを理解すべきだろう。

 売国奴は人間としてもっとも恥ずべきことである。自立する人間こそが、自由で民主主義を口にする資格者なのである。
2011年5月22日9時45分記



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放射能で死ぬか交通事故で死ぬか

ブログを書くというのは、自分の頭の中身をさらけ出すということだから、人前で裸になるようなものである。私もこういうブログを書くことで、「あいつの頭のレベルはこんなものか」と嘲笑されたりしているわけだ。まあ、別に笑われてもいいと思うし、「国民の一人一人が自分の言うべき事を言わないから日本はこうなってしまった」と思うからこうしたブログを書いているわけである。
何度も書くが、親しい人間同士が政治論議をしても険悪な間柄にならないような、そんな社会が私の理想なのである。今のように、友人や親類縁者でも政治に関しては話もできないという世の中は窒息しそうだ。かつては自民党系の保守主義のオヤジやジジイたちが大声で保守論をぶちあげ、周りはそれに対して沈黙しているという状況だったのである。原発事故が起こってやっと保守陣営の発言が控え目になったのだ。
「泉の波立ち」の南堂氏も、そういう保守陣営の一人で、相変わらずの原発擁護論をまだやっている。原発事故が起こっても、「たいした被害はない。福島周辺から逃げだす必要はない」などと言い続けている。こうなると御用学者の一人と認定するしかないだろう。
彼の毒舌はなかなか面白いので、まだ時々彼のブログを見ているが、もはや彼の論理は基地外レベルになりつつある。面白いので転載する。しかし、付記部分で橋下大阪府知事を「日本のヒトラー」と呼んでいることには同意である。まあ、すべての発言がダメという人間はいないのだから、我々は「この人は90%信頼できる」とか「この人の信頼度は10%」とかいう感じでさまざまなブログを眺めればよいのである。

ついでだが、確率的に言えば、戦場よりも道路の上よりも、畳の上、つまり家の中にいるのが一番危険である。なぜなら、統計上、家の中で死んだ人間が圧倒的に多いからである。というのはどこかで聞いた冗談。


(以下引用)


では、少しでも危険を避けるために、大阪に行くべきか? 
 しかし、大阪に避難すれば、さまざま交通手段を取ることで、交通事故に遭う危険性が高まる。それによる死亡率の高まりは、放射線による死亡率の高まりよりも、かえって上だろう。
 
 かなりおおざっぱに推測すると、次のようになりそうだ。
  ・ 東京から大阪へ避難する死亡率低下(放射線) …… 百万人あたり 10人
  ・ 東京と大阪で往復する死亡率上昇(交通事故) …… 百万人あたり 2人
 この数字を見て、10-2=8 という計算をして、
 「そうか。避難する方が死亡率が下がるぞ」
 と思い込むとしたら、早計である。

 10人死ぬのは、70歳ぐらいになってからの癌の死亡率だ。仮に癌で死ななくても、別の病気で 80歳ぐらいで死にそうだから、大差があるわけじゃない。
 一方、交通事故で死ぬのは、若いうちに死ぬことだ。10歳の子供が死ぬかもしれない。20歳の若者が死ぬかもしれない。その損失は、あまりにも大きすぎる。70歳の老人が癌で死ぬのと、10歳の子供が交通事故で死ぬのでは、差がありすぎる。
 「東京から大阪へ避難したら、うちの婆ちゃんは癌で死なずに済んだけど、うちのかわいい一人娘が交通事故で死んでしまった」
 というふうになりかねない。

 結論。
 あわてて動くべからず。「慌てる乞食はもらいが少ない」という通り。
 下手にあわてて動き出せば、金を失うどころか、命を失う。

 「大阪ならば放射線が少ない」というのは、真っ赤な嘘だ。大阪も千葉も、たいして違いはない。「関東はもう終わり」なんて語っている大阪人だっているが、それだったら大阪だって同様だ。


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 [ 余談 ]
 大阪に行けば、「日の丸に対する不敬罪」で逮捕される危険もある。  (^^);
 あそこはそろそろ、「日本のヒトラー」が生まれかかっている。「首相公選制による日本征服」を狙いはじめた。

  → 君が代で立たない教員辞めさせる 大阪府の橋下知事
  → 橋下知事:「現行憲法改正、首相公選制を」

 大阪に行けば、放射線では死ななくても、ヒトラーによって逮捕される危険がある。  (^^);

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