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人の命は平等か?

「東海アマ」さんは「反原発」の闘士であると同時に、「反・死刑制度」思想の持ち主であり、「性的自由主義者」でもあるようで、「反原発」での彼の筋金入りの発言に惚れ込んで、彼のツィートをフォローしていた人々が、彼の「反・死刑制度」や「性的自由主義」の面に驚き、あるいは嫌悪を感じて離れていく例が多いようだ。
私自身は、「東海アマ」ツィッターを、情報源としてしばしば利用させて貰ってはいるが、当人にはあまりお近づきにはなりたいとは思わない。まあ、私は「死刑制度賛成論者」であり、「性的封建主義者(絶対的一夫一婦制主義者・不倫絶対反対論者・偕老同穴主義者)」だから、向こうから交際を断るだろうが。

さて、今日、問題としたいのは東海アマ氏の下記発言である。
この「君」と言われているのは「死刑制度賛成論者」の誰かだと思うが、果たして「死刑制度賛成論者」は「反原発」であることと矛盾するだろうか。

私が、悪人には人権は無い、という思想の持ち主であることは前にも書いたと思うが、もっと明確に言えば、「悪人は積極的に殺すべきである」と思っている。それによって無数の命が助かるからだ。(誰がその判断を下すのかという問題、現実に法的手続き以外で悪人を殺すことが可能かどうかという問題は棚上げにしての話だ)
こういうような「命の問題を数の問題にする」のは、私の大嫌いな「ハーバード白熱授業」のサンデル教授の「正義論」みたいで厭なのだが、しかし、「悪人の命」と「善人の命」とどちらが大事か、と言えば、それは善人の命に決まっている、と私は思う。
もちろん、何が善で何が悪かというとまた面倒な議論になるのだが、簡単に言えば、「他人に害を及ぼすのが悪で、他人に福利をもたらすのが善である」というだけのことだ。ならば、石原、橋下、前原、経団連要人らが悪人であるのは明瞭だし、ユダ金が悪であるのはなおさら明瞭だろう。(私は、彼ら全員がこの世から消滅すれば、この世界は大きく改善されると考えている)そして、庶民のほとんどは善人だが、ヤクザや暴力団が悪であるのも明らかだ。権力の下部組織、つまり警察や検察は、それ自体は善でも悪でもないが、権力のために、あるいは身うちや組織自体のために悪を行うこともあるわけだ。

さて、本題の「死刑制度賛成論者」と「反原発」は矛盾するかどうかだが、私は、まったく矛盾しないと考えている。
それは、人間の命の価値には上下がある、と私は考えるからだ。原発で被害を受けるのは原発近隣のすべての人間だ。だが、死刑で失われるのは、凶悪犯罪者の命である。それを平等視すること自体が異常だと私は思う。
もちろん、神の目から見れば、どの命も同じかもしれないし、あるいは人の命も昆虫の命も、同じかもしれない。だが、我々は人間社会で生きる人間にすぎない。その社会を改善していくためには、悪を減らし、善を増す努力をするしかないのである。
死刑制度は、悪を減らす努力の一つの形であり、「冤罪」に最大限の注意を払い、明らかな凶悪犯だけを死刑にするのならば、まったく問題は無い、と私は考えている。もちろん、社会に経済的余裕があれば、死刑制度を廃止し、「懲役200年」という温情を凶悪犯に与えてもいいだろうが、生活保護も受けられない貧困家庭が無数にある中で、凶悪犯罪者に屋根のある住居と三食を与えるのも「不正義」のようにも思う。
要するに、東海アマ氏の考えは命に関する「悪平等」思想のように私は思うわけである。

もう一度言うが、悪人などこの世から消滅するのが他の人々の幸福なのである。
悪人が社会の上位にはびこるから、今の日本の惨状ももたらされているのではないか。




(以下引用)



1. 私のニセモノに注意‏@tokaiama
@bnr32love 君は絶対に反原発ではないと断言する。原発に反対する理由は命を大切にする思想だからだ。人殺しをしてはいけないという無条件の思想だ。君にはそれが皆無だから、今は口先だけで反原発を言ってもいずれ原発に賛成するだろう





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脱欧入亜の勧め (付け足し 「テーゲー主義のこと」)

「文殊菩薩」から転載。記事の筆者はリチャード・コシミズ氏。
白人と言うか、白んぼと言うか、アングロサクソンというか、ユダ金と言うか、連中のやり方にはフェアプレーという概念は無い。言うこと為すこと虚偽と詐欺ばかりである。(それを象徴するのがハリウッド映画でのキャスリーン・ビグロー映画や、今回の「アルゴ」というプロパガンダ映画のアカデミー賞受賞の一件である。連中は、あらゆる手段で世界をペテンにかけようとする。)
そういう連中を相手にする事自体が間違いだ、というのが私の考えだ。つまり、欧米との関係をすべて断て、ということである。それで日本が失うものは、今や何一つ無い。
日本に必要なのは、市場としての中国や東南アジアと、資源提供国としてのロシアや中東、それにせいぜいが、未来の市場としてのアフリカや中南米くらいであり、欧米から日本が得るものは何も無い。その一方、彼らの詐欺や恐喝で失うものは膨大である。
日本を好きな欧米人も多いらしいから、民間の交際まで断絶するのは問題もあるが、少なくとも、政治と経済の面では、欧米という「悪しき友人」とは断然、絶交すべきだろう。つまり、かつて福沢諭吉が言った、「日本はアジアという悪しき友人と絶交し、欧米という文明国家と結びつくべきだ」の「脱亜入欧」とは正反対に、「脱欧入亜」こそがこれからの日本の進むべき道なのである。
そう考えると、今さらながら、「東アジア共同体」を主張した鳩山由紀夫は先見の明があった、ということである。


なお、この「酔生夢人のブログ」は、気が向いた時だけ書くことにし、内容もその場の気分しだい、とするつもりである。つまり、今以上にいい加減なものにする予定だ。(笑)

「谷間の百合」さんが、少しお疲れらしく、「しばらくパソコンを閉じる」などとおっしゃっているが、世間の愚劣さにあんまり真面目に怒ってばかりいたせいではないか、と推察する。
飯山老人も「テゲテゲ」と言う言葉を使っているが、沖縄にも「テーゲー(=適当、いい加減)」という言葉があり、物事はすべて「だいたい(大概=テーゲー)でいい」と考えるのが沖縄人気質である。これではまず、仕事で立派な成果は上げられないから、本土の杓子定規な人や向上心の強い人、規律を好む人には嫌われることもあるが、精神的にはストレスが溜まらない生き方だ。そういう「いい加減主義」を少しは持つのも、悪くはないと思う。
ということで、「谷間の百合」さんも、記事掲載は時々でもいいから、ブログは継続してほしいものである。
昔、「ゲバゲバ60分」というバラエティ番組があって、その最後でインチキな雷みたいな扮装をしたハナ肇が、「あんたかてアホやろ、わてかてアホや。ほなサイナ~ラ」と一言言って、番組が終わるのが常だったが、この「あんたかてアホやろ、わてかてアホや」という言葉は、なかなか含蓄がある。そういう気持ちでいれば、世の中のアホ(特にカシコぶったアホや高学歴のアホ、社会的地位の高いアホ)どものするたいていの事は我慢できるというものだ。




(以下引用)


軽自動車はTPP協議外=スズキ会長

白んぼが軽自動車作れば良いと
一喝!

相変わらず男前です。


リチャード・コシミズ's blog 2013/02/27 08:24



日本の軽自動車は技術の粋。環境にやさしい優れもの。馬鹿でかい燃費の悪い車は日本にはいらない。狭い国土狭い道路を縦横無尽に走り回れる小回りの利く軽自動車に優遇税制を設けるのは至極当然。

ユダヤ米国は自動車に輸入関税をかけているのに日本は非課税。それでも参入できないのは「無能」だから。燃費が悪いから。環境にやさしくないから。左ハンドルだから。(TPP後は日本も左ハンドルにしろとか言ってきそうですね。)アセンブリーがいい加減で「当たりはずれ」があるから。毎週違うところが壊れて毎週修理工場入りだから。無駄に高いから。ダサイから。営業所ネットワークを拡充して一生懸命売らないから。ハイブリッドもろくに作れないから。

スズキの鈴木会長、「(米国メーカーが軽自動車を)造って輸出しても結構だ」と一喝。勿論、そんな能力はないが。正論です。
実力で勝負できない無能者集団、ユダヤ米国。経済ヤクザ商売で人様から収奪するしか生きる道が残っていない破綻者。

そのヤー公に雇われた安部偽総理とユダヤ家畜政治家の群。屠殺場はあちらです。


2013/2/26 17:45

白んぼが軽自動車作れば良いと一喝! 相変わらず男前です。

軽自動車はTPP協議外=スズキ会長 時事通信 2月26日(火)17時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130226-00000104-jij-bus_all

スズキの鈴木修会長兼社長は26日、環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、米国側が軽自動車の優遇税制を問題視していることについて、「全然関係ない。こじつけだ」と反論し、協議の対象にはならないとの見方を示した。新車発表会の席上、記者団に語った。 鈴木会長は米国が自動車に輸入関税を課しているのに対し、日本は課税していないと指摘した上で、「(米国メーカーが軽自動車を)造って輸出しても結構だ」と米国の主張を批判した。 






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「ゼロ」で「ダーク」で「最低」な生き方

「ザウルスでござる」というブログに引用されていた記事を転載。
「ザウルスでござる」の存在は、さきほど「ネットゲリラ」で知ったばかりである。NHK放送の、沢木耕太郎によるロバート・キャパの謎を解明したドキュメンタリー番組がやらせだとかパクリだとか書いている記事が今話題になっているようだが、コメント欄まで読むと、その記事自体には勘違いや妄想も多いようだ。しかし、自分の目と頭で世の真実を検証しようという姿勢の強いブログのようで、いろいろと面白い記事もありそうだから、とりあえず「お気に入り」に入れておいた。
下記記事は、キャパの記事などよりも重要性がある記事だと私は思う。
つまり、映画による大衆洗脳という問題がここにはあるからだ。
私は「ハートロッカー」の頃から、彼女(キャスリーン・ビグロー)の映画製作姿勢に強い不快感を持っていて、彼女の「洗脳映画」は最初から見ないことに決めている。彼女の映画作家としての力量はなかなかのものだという評判だが、それがワシントンのプロパガンダだけのために使われているのは、実に情けないことである。




(以下引用)



「ゼロ・ダーク・サーティ」 ハリウッド映画はCIAの道具になりさがっている



以下は、元米国国務次官補代理ピチェニック氏のスピーチ(2012/12/28)の抜粋である。ピチェニック博士は、米国国務省で5人の大統領の元で仕事をしてきた、キッシンジャーと並ぶエリート官僚であり、米国政府の裏の裏を知り抜いた人物である。トム・クランシーの小説に出てくるジャック・ライアン、また1992年の映画「パトリオット・ゲーム」でハリソン・フォードが演じた主人公のモデルにもなった人物でもある。なお、同氏は精神分析医、神経学者、作家でもある。



アメリカという国は欺瞞に満ちているが、一部に真実を語る人間もいる。こういう人間の言葉にもいちおう耳を傾けておく必要がある。



     = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =

ファンタジーの世界では虚構が当たり前である。だからハリウッドには虚構を売る権利があるし、「ゼロ・ダーク・サーティ」の監督キャスリン・ビグローにもその権利があるし、ハリウッドを動かす演出や技術の専門家たちにも、好きなように事実や小説を歪曲したり作り上げたりする権利がある。しかし、今回のこの「ゼロ・ダーク・サーティ」は、“実話をうたった悪質なでっちあげ”である。



わたしの論拠はこうである。まず、この映画はビン・ラディンが米軍のシールズ部隊によって殺害されたという2011年のウソの上塗りであるということだ。あの時にオバマ大統領はビン・ラディン殺害という大芝居をプロデュースしたが、それは大統領に再選されるためにどうしても必要だったからだ。オバマ大統領自身、それがウソであることは承知だったし、このわたしもウソであることはわかっていたし、わたしが長年いっしょに仕事をしてきたCIAの職員は誰でもウソだとわかっていたし、米軍の諜報部も、政府の諜報関係の世界でもみんな「ビン・ラディン殺害」がウソであると知っていたのだ。そして、今ではほとんど世界中が、あれが真っ赤なウソであることを知っている。



なぜ“ウソ”であると言えるのか。そもそもビン・ラディンは2011年以前にすでに死んでいたのである。これはわたしの作った話ではない。ビン・ラディンについての基本的な情報として彼がマルファン症候群という病気であったことをわたしは当時国務次官補代理として知っているからである。このマルファン症候群という病気は何も医者であるわたしがでっちあげたものではない。ちなみにわたしは有資格の精神分析医であり神経学者でもある。このマルファン症候群という病気は遺伝病で、ビン・ラディンは生まれつきこの病気だった。国務省勤務していたわたしはアフガニスタンの紛争の際に彼の活動について知る立場にあった。そして彼の病歴記録から彼がこのマルファン症候群であることを当時すでに知っていた。この病気では身体の結合組織が徐々に分解していくために寿命が非常に短くなる。この短命の病気は、変性遺伝子疾患であって治療法がなく、寿命を延ばすこともできない運命的な病気である。



実は2001年の7月に国家安全保障担当大統領補佐官とCIA医療部門の医師が中東のドバイにある米国の陸軍病院に派遣されたことがある。何のためか。瀕死状態にあったオサマ・ビン・ラディンの治療のためである。このことは記録があるのでだれでも確認できる。2001年7月ということは9.11事件の起きる2カ月ほど前のことである。9.11事件の真実についてはここでは深く立ち入らないが、わたしはあのとき翌日のインタビューで「これはでっち上げだ」と言っている。「ブッシュ、チェイニー、ネオコン連中の仕組んだ“被害演出”の陰謀である」とわたしはあのときにはっきり言っている。そして対テロ戦争としてイラク戦争が始まったわけだが、この戦争はオサマ・ビン・ラディンの殺害によってしか終結し得ないものであった。ブッシュ政権からオバマ政権に変わり、そして2011年の5月にオバマ大統領はビン・ラディンがパキスタンで米軍のシールズ部隊によって殺害されたと全世界に向けて公表した。このときもわたしは意見を求められた際に「ありえない話で馬鹿げている」と言った。米海軍特殊部隊(シールズ)の精鋭部隊チーム6が、すでに死んで存在していない人間をどうやって殺害できるのだ。遺体安置所を襲撃したと言うのか。ビン・ラディンを追い詰めて彼の頭を撃ち抜いたというお話には開いた口がふさがらない。そして話はさらに発展して遺体を海に投棄したという笑い話のようなオチまでついている。そして米国政府は投棄に先だってビン・ラディンのDNAを採取したなどとほざいている。そんなものを誰が信じると言うのか。



今回の「ゼロ・ダーク・サーティ」という映画でいちばん馬鹿を見るのは監督のキャスリン・ビグローである。なぜならば、この作品によって彼女に対する信頼性が大きく損なわれるからである。これは彼女の「ハートロッカー」などの今までの作品を賛美し彼女に対して敬意を払っていたわたしにとっても残念なことである。CIAと米軍諜報部には特別な或る部署があり、その部署の仕事の対象はハリウッド映画であり、それらを米国政府のプロパガンダに利用することである。そしてそれらは我々米国民の税金でなされているのである。そういったCIAなどの息のかかった映画を米国民や世界中の人々が知らず知らずに受け入れているのである。この点はよく心しておかなければならない。そうした映画の最近のものではベン・アフレックが監督をした「アルゴ」がある。これはCIAがベン・アフレックにもちかけた構想である。同様に「ゼロ・ダーク・サーティ」はCIAと国防省がキャスリン・ビグローにオファーした構想である。



すでに述べたようにビン・ラディンはすでに何年も前に死んでいたわけで、シールズが殺害しようにもそこには存在しなかった。そもそも第三者が検証できるようなビン・ラディン殺害の証拠は何一つないのである。遺体もないし、米政府は遺体の写真すら出せないのである。にもかかわらず、ハリウッドはこのシールズによる実体のない演出ドラマを今度は事実であったかのような作品として創り上げることができるのだ。ハリウッドに“不可能”はない。キャスリン・ビグローはCIAから持ちかけられただけではない。彼女にはすでにCIAの秘密要員としての顔があり、お国のためと思って活動しているのである。彼女が共和党支持か民主党支持かはもはや問題ではないのだ。



このようにCIAはハリウッドに奥深く入り込み、その人脈も自在に操ることができる。テレビドラマも同様にCIAの洗礼を受けることになる。そうしたドラマに出てくるテロリストやアルカイダのイメージはCIAの指示に従って創られている。もちろんストーリー制作のプロセスにも関与している。国防省、陸軍、CIAなどがこぞってハリウッドを活用し、ハリウッド関係者をごっそり抱き込んでいるのだ。その時々の政府の国策や計画に応じてきめ細かく世論形成と大衆的思考操作がなされる。イラク戦争突入の際も、アフガニスタン派兵の際もそうであったし、現在ではイランやシリアのアサド政権に対する大衆の反感を醸成するためにやっきになっている。



ハリウッドは今でこそCIAや軍部の言いなりになって政府のプロパガンダの道具になり下がっているが、60年前はそういった権力の介入をはねつける心ある人々が多くいた自由の砦であった。中でも“ハリウッド・テン”と呼ばれる10人の映画人はマッカーシズムによる赤狩り旋風が吹き荒れるなか、信念を貫いて権力と闘った。彼らは“共産主義者”というレッテルを貼られ、ほとんど魔女裁判とも言えるようなかたちで弾圧されたが、屈服しなかった。今日のキャスリン・ビグローやスピルバーグやキャサリン・ケネディなどと違って、当時の映画人、中でも「真昼の決闘」の脚本のカール・フォアマンの場合、そのストーリーでは悪漢を恐れて協力を拒む友人や町民に見捨てられながらも一人逃げずにとどまって闘う保安官の姿を描いたが、それはまさに当時のハリウッドにおける状況そのままであった。その名作「波止場」で有名なエリア・カザンの場合はちょっと話は複雑で、彼自身は元共産主義者で過去の同志の名前を売った密告者であった。わたし自身は共産主義を是認しないが、密告も是認しない。わたしが共産主義と闘ってきたことは皆さんもご承知のとおりである。さて、映画「橋からの眺め」の中で原作者のアーサー・ミラーはこうしたカザンのような“密告”を告発し、異なる文化や異なる主義に対するハリウッドにおける排他主義的傾向を批判した。このようにハリウッドは自由な表現をめぐって常に闘いがある場所であった。自由な表現を脅かすもの、権力の手先になるような働きかけ、プロパガンダの道具になるような誘い、こういったものと闘う人々がいる場所であった。今日のハリウッドは、CIAの道具であり、米軍の道具、産業と軍部の牛耳る米国政府の道具になり果てている。その目的はわれわれを楽しませながら米国政府のプロパガンダを広めて洗脳することにある。



さて、今回のキャスリン・ビグロー監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」をあなたが観に行くのなら、それはそれで結構。それはあなたの選択である。わたし自身はこの映画を観ることを拒否する。アメリカ国民の皆さんにお願いする。どうかCIAによるハリウッド操作に皆さんの税金が使われていることを考えて頂きたい。税金にはもっと重要な使い道があるはずではないだろうか。プロパガンダはFOXニュースのようなメディアだけでも十分すぎるくらいである。



出典: Title - Hollywood Films Secretly Dictated By The CIA. YouTube Video





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弱者や下の者に自己犠牲を要求するという姿勢

「ネットゲリラ」から転載。最後の「なぜ農業をするか」についてのブログ管理人野次馬氏の発言は、彼にしては珍しく偽善的な発言だなあ、と思う。崖っぷち社長ではないが、誰もが自分の利益、自分のエゴのために戦うのが世間であり、この資本主義の社会ではないか。

「アンタの作ったトマト、美味しいわぁ」と、客が喜んでくれる、その顔見たくてトマトを作るという、そういう、素朴な動機で作られる作物を食べたい。それが、農業の基本だと思う。

こういう考えで農業をやる人間が農業で生きていけるわけはない、と私は思う。そもそも、今どきの農業で、生産者が消費者の顔を直接見ることなどあるわけがない。「金のためではない」というような「精神主義」こそ、ネットゲリラ氏がこれまで嫌ってきた偽善ではないだろうか。そして、そういう偽善を偽善と知らずに好む人間(素朴な善人)は、この世界にはたくさんおり、そうした善人を美辞麗句で騙すことで悪は勢力を伸ばし、支配を強化してきたのである。(まさに「地獄への道は善意で舗装されている」のである。)
実は私は「偽善」そのものは必要だと考えている。「偽」とは分解すれば「人為」であり、無意識的な善ではなく、意識的に、努力して行う善が本来の「偽善」だったのである。そして、そのような「偽善(人為的善)」は褒めるべきものであることは言うまでもない。だが、悪を隠すための偽善は、巨大な害悪の原因であり、何よりも嫌悪すべきものだ。
そして、そうした虚偽に騙される人々にも、騙された責任というものがある。なぜなら、無知な人々が騙されることで、社会全体はどんどん悪化していくからである。TPP問題も、そうした「無知との戦い」になるだろう、と私は見ている。
ネットゲリラ氏の上記の言葉は、百姓は利益など求めるな、と言っているように私には聞こえる。他人(下の者)に正当な利益(農業補助金などはそうではないだろうが)の獲得を許さない姿勢は、この社会の上位層に蔓延する姿勢である。あらゆるブラック企業経営者の姿勢がそうであることは言うまでもないが、経団連も官僚もすべてそうなのである。
そして、「自分の利益のことを口にしたり、そのために戦ったりするのは恥ずかしい」という日本人的なシャイさが、日本社会の理不尽な「上による下からの搾取」を容易にしている。だから、私はネットゲリラ氏の言葉を否とし、崖っぷち社長の言葉を是とするのである。
下の記事の中の瑣末な問題を取り上げただけで話が終わりそうだが、こうした「他人に(または上の者が下の者に)無私・無欲を要求するという図々しさ」こそが、日本をどんどん悪い状態にしていると思うので、この問題はけっして瑣末だとは思わないのである。
もちろん、日本が現在直面しているのはTPPという「日本占領計画」といかにして戦うかという大問題なのだが、それについては無数の記事がネットに溢れているので、私が論じるまでもない。また、下記記事における「農業ギルド」のこれまでの陋習は批判されて当然であり、それを変えないと農業はTPPが無くとも死滅するはずである。


(以下引用)



自民の反対派はこれどーすんのかな
野次馬 (2013年2月23日 14:21) | コメント(29)

勝谷誠彦氏が、農協から頼まれて原稿を書いたんだがボツになったそうで、嫌がらせにその全文をネットで公開してます。全文転載可だというので、ここに転載します。

 <言葉を紡ぐことを商売にしているので、私は用語には比較的厳格である。だからTPPという言葉に関しては、最初から怪しいと思っていた。TPPに懐疑的な人々はまずここから入ればいいと思うのだが、この協定の正式名称を英語で言える人も実は少ない。
 正式には『Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement』である。これを霞が関はどう訳してきたか。言うまでもなく『環太平洋戦略的経済連携協定』だ。
 英語が少しでもわかる人なら「あれ?」と思いませんか。Teans を英和辞典で引くとこう出る。<「越えて」「横切って」「貫いて」「通って」「...の向こう側の」>。これのどこをどう読めば「環太平洋」になるのだろうか。もし「環太平洋」ならばPan-Pacific にならなくてはおかしいでしょう。現にさまざまな団体や条約の名称はそうなっている。
 言葉は真実を語る。つまり「太平洋のあっちとこっち」の条約なのである。もっとあからさまに言うならば「アメリカと日本の決まり事」なのだ。これは御存知のように、全体で扱う金額などのほとんどを日米が占めていることでもよくわかる。「アメリカに言われて従わざるを得ない命令」であることを誤魔化すために「環太平洋」などというデタラメな翻訳を役人はしたのだと私は思う。このことを霞が関の連中に指摘すると、みんな黙ってしまう。ホントだからだろう。
 日本人は「みんな仲良く」に弱い。大東亜戦争の戦勝国の仲良しクラブに過ぎない国連に過大な期待をするのでもわかるように。「シンガポールも、ブルネイも入っていますよ。ここで経済大国の日本が欠けるというのは国際協調を国是としているプライドにもとりませんか」と言われると、日本人はついグラリと来る。日本の役人は外交で他国をやりこめられないくせに、自国民を騙す技術は天下一品なのだ。その結果が積み上がっている国家の債務であることは言うまでもない。
 私はまずこの「すべてが嘘つきから始まっている」という認識を持つことが大切だと思う。あらゆる業界で横断的にだ。
 この国は長年の利権談合共産主義によって、業界団体がタコツボ的にオノレの利権を守ることに慣れてきた。だから今回の国際的な詐欺にしてもすぐにそれぞれの事情を持ちだして来る。たしかにいずれも根拠のあることだが、こうなると互いの足を引っ張り合うのもまた、私たちの宿痾だと自覚しよう。
 農業は特に国内の批判にさらされてきた。さまざまな問題はある。しかし、だからといって「外に放り出して鍛えてもらえ」というのは乱暴すぎる話だ。いま問題になっている体罰ではないが「根性を叩き直す」だけではなく、殺されてしまう可能性もあるのではないか。だが、他の業界の中には農業を目の敵にして、こういうことをしきりに主張する向きも目立つ。「自分はそう見られているんだ」という自覚と謙虚さはまさに「戦略的に」農業界は持った方がいい。
 それには被害者面をやめることだ。もっと雄々しく立ち回ることだ。これが日本の農業界にもっとも欠けていた。さきほど体罰について書いたが、いまもうひとつの大きな問題として「いじめ」がある。さまざまな業界にとって農業って「いじめたくなる存在」だという自覚はありますか?数をたのみ、先生という名の政治家に可愛がられ、過保護な扱いをされているのに、外でケンカするとすぐに負けて泣いて帰ってくる。こんな子どもがいたら、よくないことではあるが、いじめたくなる奴も出て来ると思いませんか?
 日本酒の本をたくさん書いている私は、長く酒蔵の方向から農業を見てきた。有名な産地の山田錦の蔵への割り当てが、いかに利権と談合にまみれているかも知ってきた。今や立場は逆転し、山田錦を蔵に「買ってもらう」時代になったのは慶賀の至りだ。
 日本酒業界はこの農業界からの逆な「いじめ」に耐えてきた。自らを鍛え、昨年度はついに日本酒の出荷量は底を打ち、反転攻勢に立っている。「クール」な日本酒は今やわが国が誇る輸出産業だ。誰も守ってくれてはいない中、自助努力で復活したのだ。これはひとつの学ぶべきモデルではないだろうか。
 農業だけではなく特に医療や保険など明らかにマイナスとなる部門は多い。極端な話、モノを書いて飯を食っている私の業界でも「日本語が参入の邪魔になる」として全部英語で発信しろと言われるかも知れないのだ。マンガみたいな話だが、あながち冗談だけではない。それほど「丸飲み」の約束というものは怖い。そんな「詐欺師」を相手にして、いま農業にもっとも必要なのは「ファイティングポーズ」なのだ。国民の同情を引いたり、脅したりすることではない。「こんなかわいそうな農業」ではなく「こんな立派な農業」を危機にさらすわけにはいかない、そう国民に思わせて欲しい。>

以上、転載でした。

おいら、日本の農業をダメにしたのは「補助金」だと思う。働かなくてもカネが貰える。いや、むしろ、休耕田で働かない方がカネになるとか、そんな事をやってりゃ、勤労意欲が薄れて当たり前だ。「アンタの作ったトマト、美味しいわぁ」と、客が喜んでくれる、その顔見たくてトマトを作るという、そういう、素朴な動機で作られる作物を食べたい。それが、農業の基本だと思う。作った作物が、市場に出せばカネになる。後は知ったこっちゃない、どこに運ばれてどこの誰が食うのか、ゼニになりゃ、知ったこっちゃない、しかも、その上に補助金ばかり欲しがって、あっちからもこっちからも「カネくれ」「カネくれ」と手ばかり出て来るので、世間では「千手観音」とまで呼ばれているのを、農業従事者さんは知ってますか? そういう、今までの農業のカタチに見切りをつけて、自分で作った作物を自分で直売所に持ち込んで、買って行く客の顔を見ながら、励まされながら、ゼニ儲けのためにアメリカが、中国が作る農産物と戦う。そこに、価格だけでない「価値」を見い出して、客が買って行く。それが商売というモノだと思うし、農業以外の分野ではみんな、そうして戦っている。カネ寄越せという話だけではなく、どうしたら戦えるのか、それを考えないと生き残れません。


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日本は欧米という邪悪な国家群と断交せよ

「続壺斎閑話」から転載。(原タイトルの「壺」と「斎」は別字)

私は「反・新自由主義」であり、「反・グローバリズム」の人間であることは、これまでのブログ内容からだいたいお分かりだと思う。「反・グローバリズム」とは「反・自由貿易」でもあり、関税や貿易障壁は日本国民の利益を守るために、むしろ必要だと考えている。そして、グローバリズムによって日本国民の利益がこれ以上侵害されるならば、「鎖国」という時代錯誤の手段も考えるべきだというのが私のこれまでの主張であった。
というのは、世界の文化や文明はこれ以上発展する可能性は無い、と私は思っているからだ。つまり、日本のように、必要なものは自国内でほぼ充足できる国は鎖国(主として欧米との国交断絶、貿易停止)によって受けるデメリットはほとんど無いというのが私の主張である。
1990年以降、つまりバブル崩壊後の日本の経済的衰退と文化的・道徳的退廃は、ほとんどグローバリズムの結果である、と私は考えている。いわば、日本はグローバリズムによって喰い散らかされているのである。
今の日本にとって、外国(特に欧米)の存在は本当に必要か、と考えてみた時、必要なものとして何があるだろうか。せいぜいが、輸出企業(その大半の実態はおそらく外国人株主が実質的に所有する多国籍企業だろう)が利益を得るための市場や労働力補充のために外国(主として発展途上国)が必要だ、という程度だろう。
幕末や明治維新の時期での開国は、おそらく不可避的であったし、その結果も功罪を論じるならば「功」の方が大きいだろう。何より、西洋の科学を取り入れ、産業を興隆させる必要が当時は痛切にあったのである。しかし、その科学も産業も、もはやこれ以上の発達はまず無い、と私は見ている。後はその害悪が社会を劣化させるだけだろう。
だから私は、日本は鎖国(欧米との断交)をした方が良い、と言うのである。
それによって、日本は欧米による収奪を免れるべきだ、ということだ。
もちろん、全面的な鎖国をするか、部分的鎖国をするかは頭のいい人たちに考えてもらえばいいことである。
というのが私の考えなのだが、細かく論じれば切りが無いので、この辺にする。
で、下記記事における丸山真男の主張は、私とは正反対の「開国肯定論」(正確に言えば、「より良い開国がありえたはずだのに、新天皇制国家建設を主眼としたために駄目な開国になった」という論)なのだが、彼が現在の「TPPによる日本破壊」に直面した日本を見ていても「TPPによる新たな開国=国家主権喪失」を肯定するかどうか、知りたいものである。丸山真男は私の尊敬する思想家の一人であるのだが、この件については、考えは正反対なのである。


(以下引用)


丸山真男の開国論

続壺齋閑話 (2013年2月19日 18:10) | コメント(0)| トラックバック(0)

丸山真男は、日本は三度にわたって開国のチャンスを迎えたと言っている。(開国「忠誠と反逆」所収)室町末期から戦国時代にかけてがその第一、明治維新がその第二、そして昭和の敗戦がその第三である。「開国」と題した小論では、第二の開国たる明治維新について考察を加えている。
明治維新の動乱を通して、一般の日本人は二重の開国を経験した。西洋諸国に対して開国したという通常の意義の開国のほかに、閉ざされた社会から開かれた社会へと自らを転換させた、それが第二の開国と言うに相応しい強いインパクトをもった、と丸山は考えるのだ。
徳川時代と言うのは、世界史上例を見ないような閉ざされた社会だった。全国に二百数十の領邦国家(藩)が分立し、相互に独立しているばかりか、領邦国家内部でも、人民は堅固な身分秩序に組み込まれ、「農民の土地緊縛をはじめ徒党の禁止・職業移動と旅行の制限・紛争の局地解決主義など」文化と行動とのあらゆる面に渡って「リジッドな定型化」が支配した。
こうしたリジッドな体制は、徳川氏によって意識的に採用された、と丸山はいう。「もし徳川氏が大名分国制の否定の上に全国的なヘゲモニーを確立したならば、それは古典的な絶対主義への道であったはずである。けれども徳川氏は三河以来の譜代を中核とした主従結合をあくまでも権力の核心として維持し、その力によって、公家及び寺社勢力を無力化するとともに、徳川氏と基本的に同じ組織原則にもとづいた外様大名をコントロールした」
こうして出来上がったスタティックな体制を、福沢諭吉は「日本国中幾千万の人類は各幾千万個の箱の中に閉ざされ、また幾千万個の壁に隔てらるるが如し」といった。このような計画的閉鎖社会にあって、宋学的世界像が正統的地位を占めたのは不思議ではない。宋学は世の中の秩序と自然の秩序を同一視し、現行の秩序を永遠不変のものとして合理化してくれたからである。
西洋諸国から迫られた開国は、単に国全体を外国に対して開くのみならず、領邦国家間の関係を流動化させ、上述したようなリジッドな体制を溶解させていったのであった。
開国の結果まず現れた現象は、物価の騰貴と道徳的アナーキーであった。物価の投機は、貿易の結果大量の金銀が流出したことによってもたらされた。物価高で生活を破壊された人々は自暴自棄になり、それが道徳的アナーキーをもたらした。たとえば維新前後の会津若松では、生活のために売春を営むものが数百にのぼり、宇都宮では贋金作りが横行し、「在々処々、押込、夜盗、火付、盗賊流行、不安のことどもなり」といった状態だった。
攘夷運動が活発化した背景には、こうした民衆の間の動きも作用していたのである。そうした民衆の怒りが、まず現行の権力を破壊する力として働き、維新政権ができたのちでは、上からの改革に対する反抗の力として働き、自由民権運動をあれだけ激しいものにさせる原動力になったと考えられるのである。
ともあれ、開国によって国内が流動化し、これまで交際のなかった異質な社会との接触が増えるにしたがって、視野が開けた状態になって、多くの人々が、自分がこれまで直接に属していた集団への全面的な同一化から解放され、自分と社会との関係を意識的・相対的に考えるようになる。そのことは、近代的な個人の成立や、自由な結社の成立を促す力として働くはずだ、と丸山は考える。
しかし明治維新後の動きは、かならずしもそういう方向には進んでいかなかった。明治維新によっていったんは開かれた日本の社会を、新しい指導者となった藩閥勢力が、天皇制国家と言うもうひとつの閉じた社会へと、再び閉じ込めにかかった努力が、効を奏した結果だというのである。そのへんの事情を、丸谷化は次のようにいっている。
「無数の閉じた社会の障壁を取り払ったところに生まれたダイナミックな諸要素をまさに天皇制という一つの閉じた社会の集合的なエネルギーに切り替えていったところに"万邦無比"の日本帝国が形成される歴史的秘密があった」
このあたりの丸山の問題意識は、開国によってせっかく盛り上がった民衆のダイナミックなうねりが、権力によって巧妙にからめとられ、全体主義的な方向へと導かれていった歴史的な現実を前にしての、はぎしりがきこえてくるような無念さを感じさせる。





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元電通マンの教える「政治的社会的事件の背景」

「ギャラリー酔いどれ」経由で知った「日々坦々資料ブログ」記事である。この「日々坦々」は好記事が多いので、私も「お気に入り」に入れることにした。
時間が無いので特に前説は書かない。面白い情報がたくさん入っており、啓蒙的でもあり、できるだけ多くの人に読んでほしい記事だから拡散目的での掲載である。
筆者は何しろ、もと電通マンだから、「社会的現象の裏の本当の政治」を知っているし、内部告発をするような正義感と高い見識もある。




(以下引用)



小沢一郎潰しを仕切ってきた「三宝会」の前身だったといわれる「電通青の会」とは?元電通マンのツイートより
小沢一郎潰しを仕切ってきた「三宝会」の前身だったといわれる「電通青の会」


電通マンだった「マッドマン」がイギリス在住の時に「電通青の会」などについてツイートした内容。
(『読書日記と着物あれこれ』より)

madmanjapman マッドマン
電通内部告発者はこの10年日本のネットで遂に現れなかった。私だけじゃないか。マスコミの上杉、岩上、検察の三井、警察の仙波、司法の誰だっけ(笑)に続いて私は電通、広告代理店内部告発をツイッターでする。

madmanjapman マッドマン
営業部にフジのセールスが来て「ポイントシステム」とかいって、広告主が ポイントを貯めるといい枠が買えるなどと電通新人営業マンの前で説明。 天下の電通より殿様商売をしたテレビ局?異常な時代だった。

madmanjapman マッドマン
恩師の国弘正雄氏は当時夜のニュースのキャスターをしており、夕方の「政治経済特講」で「日本テレビほど非国際的な放送局はない」と生徒に向かって吠えていた。今思えばあれはCIA広報局という彼の皮肉だったのか?



madmanjapman マッドマン
@kuruminooya 昨晩60歳の普通の英国人紳士と話したら「日本の記者クラブはひどい」と言ってました。ウィキリークス効果で世界に広まっているようです。外圧を使って日本の記者クラブを崩壊させるように動きましょう。「分割と統治」なんだよね!と共感。

madmanjapman マッドマン
英国ではブレアが裁判所に呼ばれてイラク戦争責任をマスコミも国民も糾弾中。小泉純一郎を糾弾できない日本は民度が低い。 ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)

madmanjapman マッドマン
世界に類を見ない国籍不明の媒体に変質させられた。(江藤淳『閉ざされた言語空間』209ページ)報道の自由、言論の自由が日本で死んだ日。 ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)

madmanjapman マッドマン
@michi__m 優秀な若者を電通はバブル崩壊後の91年から採用しなくなった。僕が入社の86年はプロデュース能力がある奴らが多かった。僕が最後の電通世代でしょう。97年頃の新入社員にはもはや覇気がなくなってました。サラリーマンみたいな無個性なやつばっか。 新聞社も同様

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri 倫敦で米国人は見ません(笑)肩身が狭いのでしょう。私の生徒でも自ら米国人であることを隠しているのがいる。 英国人の米国人への嫌悪感は2003年以降すごいものがある。 倫敦は人種のるつぼ。世界中の人が米国人の悪口をいっているので、 小心者の私も参加。

madmanjapman マッドマン
ロックフェラー系のブレアからロスチャ系のブラウンに代わった時点で英国一般国民は「戦争経済」での経済効果を放棄した。ブレアへの糾弾は、 戦争経済の行き先が2007年の北岩銀行破たん、08年のリーマンショックの引き金をひいたこと。大英帝国の幻想は2008年に終わった。

madmanjapman マッドマン
植草一秀先生の『日本の独立』で丁寧に「明治維新6年の政変」が説明されており、この本のお陰で現状の認識ができた日本人多し。平野貞夫が言うように、2011年の今も明治維新の途中なのであり、小室先生が言うように日本は未だに前近代国家である。明治6年で挫折した民主政治制の 復活戦なのだ。

madmanjapman マッドマン
@kikuchiyumi 英国人は「国民を誤った方向へ誘導した」で国民もメディアもまとまっている。小泉の戦争参戦責任を問う声を広めましょう。

madmanjapman マッドマン
@dush7 @kikuchiyumi 米国人、英国人の庶民と一緒に日本人も戦いましょう。ブッシュ、ブレア、小泉のA級戦犯が無垢なイラク市民を100万人も殺したんだ。世界は日本市民の立ち上がりを待っている!

madmanjapman マッドマン
@s29h @michi__m 制作中心だったテレビ局が外注化により官僚的になっていった。TBSならテレビマンユニオンとか下請け会社に制作機能が80年代に移っていきました。広告制作も同様に下請けプロダクションに制作機能が移行。テレビ局の怠慢。

toracyan06 とらちゃん
RT 上杉隆氏「鳥越俊太郎さんが4月からテレビを干されるのは、昨年の民主党代表選で、小沢・菅双方を呼んだが菅総理が来ず小沢氏だけインタビューした事を、テレビ朝日番組審議会が問題視したから」。http://nico.ms/lv40401930 #fpaj #free_kaiken

madmanjapman マッドマン
『ザ・スクープ』で三井環と検察の裏金作りの追求をやったのもまずかったのでしょうね。さあ、田原はテレ朝に残るかどうか。

madmanjapman マッドマン
主婦のパワーに期待。「B層の逆襲」が今日本で始まる RT @kurararan @youarescrewed;私も一応主婦なのでB層ですが、主婦の中のかなりな人たちが気がついてきています。先日のバレエ発表会の父兄の会話でそう感じました。もう止められないでしょう。こういう流れは。

shimazu_norie 紀絵
NHK放送受信料支払拒否国民運動をさらにすすめて、NHK放送受信料返還請求国民運動にしましょう!@ichimuann 植草一秀の『知られざる真実』NHK放送受信料支払拒否国民運動を立ち上げよう

madmanjapman マッドマン
与謝野の「欧州20%に比べて日本の5%の消費税は信用の証」は嘘。国民年金や健康保険や車に関する税金の高さを徴税として加えれば、現時点ですでに日本は欧州並みで余裕はない。生活者目線でなく上(財務省)からの国債発行の為の言い訳;インタビュー http://bit.ly/fN6fiD

madmanjapman マッドマン
田中康夫の4分間の菅へのTPP質疑は見事;「開国」でなく「壊国」 http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40779&media_type=wb&lang=j&spkid=19952&time=00:32:52.0

madmanjapman マッドマン
小沢さんは西郷隆盛の意志を引き継いでいますよね。政治指導内閣を目指したゆえ「征韓論」「政治とカネ」とレッテル貼りされて。明治維新も6年目、民主党政権は2年目で主権在民が挫折 RT saigou_ ;西郷 南州 小沢さんも人間だから胆力は人の何十倍あるかも。

madmanjapman マッドマン
著書の方も必読ですよ。RT @tokudasu ;これは必見です。 RT @sentinel0079 植草一秀『日本の独立』刊行記念講演会 90分にわたる講演です。http://www.asukashinsha.co.jp/news/n1761.htm

madmanjapman マッドマン
農業は単なる一産業ではない。日本人にとっての土地から神が与えてくれる自然の恵みである。ビジネスのagricultureではなくて、日本人にとっては園芸のhorticultureである。比率が少ないとか価格とか数値化する発想自体が神、自然、人間すべてに対する冒涜である。

madmanjapman マッドマン
CIAの雇われバイトも予算縮小でたった7人w。日露関係を悪化させたい 勢力の仕掛けが見え見え。発信が産経だからわかりやすい。 ●モスクワ大使館前で日本国旗燃やす 政権派、領土問題で抗議か - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/world/news/110217/erp11021701240000-n1.htm

madmanjapman マッドマン
おはようございます倫敦なう。今日も9時間後ろから日本を追っかけます。時差の歴史。明治維新時に議論の末日本標準時間が東京に決定。ところがその20年後に国際会議で世界基準時がグリニッジに決まった。当時は英仏の覇権争いがあり、フランスはメートル法、イギリスは世界基準を獲得した。

madmanjapman マッドマン
グリニッジからだと緯度の関係で東京は9時間20分と中途半端になるから、ちょうど9時間になる東緯135度の明石になった。世界基準と国内基準の関係を最も象徴するのがこの時間だ。英国と仏国の覇権争いという世界事情は日本国内基準では薩長新興勢力と旧江戸幕府の覇権争いであった。

madmanjapman マッドマン
官僚文部省は歴史の教科書では嘘を教えるから日本国民は騙されている。毛利敏彦の『江藤新平』(中公新書)が正しい歴史の事実。日本史は「官僚側の勝手な解釈」だ。HISTORYは彼らの(HIS) でっちあげ話(STORY)」だ。検察の調書、朝日新聞、教科書と同じ手口。

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri 私の生徒でシティで金融商品作ってる奴に聞いたら、地震ファンドが 2009年は最も商売になったそうです。あの頃から急に日本は地震が増えましたよね。

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri ロスチャイルドが環境ビジネスにシフトしてきたのがこの10年の流れですよね。表ではCO2削減とかだったが、これも2008年にバレた。裏側でやっているのがショックドクトリンとしての気象操作。

madmanjapman マッドマン
@Seijibu 田原総一郎が1984年に裏切って「電通青の会」を作ってから、電通内部の情報が伝わらなくなっている。電通出身者の有名人も昔は多かったが、なぜか、この時期から元電通マンが世間にでなくなったのはなぜ?

madmanjapman マッドマン
@bujikore 日テレの内部告発者が出てきましたね。各大手マスコミが各社から1人づつ出てくればいい。制作会社の孫受け契約社員の実態とかね。ひどいもんだぜ、テレビ局なんて。全部暴露してやる。

madmanjapman マッドマン
@RisingSun_kiri 英国人が戦争経済の限界に気がついてしまったんです。英米の決裂の理由です。商売としては原価がかかりすぎるんですよね。在庫処理をしたいというのが今は動機じゃない?

madmanjapman マッドマン
電通の営業局は昔は連絡局と言われていた。この「連絡」という言葉こそ CIAなどの情報局AGENTの下請けであることの証左。米国の上からの指示をそのまま実行する連絡係。前原と同じ連絡係。その中心が昔から政治局の第九連絡局。

madmanjapman マッドマン
マスゴミは国民みんなのアイマスク。ウィキリークスやエジプトのデモを日本国民に知らせるな、の指示が第九連絡局からすぐ隣の部局のイベント局とか媒体局に指示がでるのだろうかと電通社員の末端の私はずっと思っていた。

madmanjapman マッドマン
最近はおそらく、赤坂(TBS、米大使館)で各局の政治部長が10人集まった密談で決めて、直接しているから電通を通さないでやっているのでは? 郵政民営化洗脳キャンペーンの時はBBDOとの日米合同だったし、請求書 が発生したから電通仕切り(竹中中心)だった。

madmanjapman マッドマン
広告枠での収益が上がらないからマスゴミは必死で報道番組やドラマなどの本放送枠をもプロパガンダ枠にしている。もはや、編集枠と広告枠という区別もない。マスゴミは全社員一体となって、CIAエージェント工作団体に成り下がっているゆえ、結束が固い。波取り記者などスパイ活動そのまま。

madmanjapman マッドマン
CIA工作第一部隊が記者クラブマスゴミ。第二部隊が司法マフィア。特捜部を中心に検察、警察、裁判所と国民の税金で米国留学してクルクルパーになった奴、創価や統一などのカルト宗教で洗脳された奴が権力を握っている。広域暴力団アメリカの極東支部日本の2暴力団体のマスゴミと司法。

madmanjapman マッドマン
@ngc3333 菅は昔からジェラルド・カーティス(CIA)と私的なつきあいがあったようだから、石井氏と三井環を敵陣に売り飛ばした可能性がありますね。

madmanjapman マッドマン
@henrryd6 みんな最初はB層だった。私だって10年前まではデヴィッドロックフェラーが慈善家だと思ってました(笑)小沢さんだって20年前まで米国のために戦争の資金集めたりして。B層の逆襲が今始まる!

YoIsomichi 磯道義典@社会システム研
@hanayuu 「議員の調査依頼内容、外務省に筒抜け 出向官僚が一覧表 http://bit.ly/i9dGzL 」米国に報告するためにこんな調査をしているのだろうか。外務省が米国スパイなのでは?

madmanjapman マッドマン
亀井静香が罵るように90年末の外務省はワシントン東京支部だもんなあ。 孫先さんんが言っているような60年代まで存在した独立志向派はどうして 消えていったのか。時代は三島の死、ロッキード事件へ流れた。

magosaki_ukeru 孫崎 享
鳩山氏テレビインタビュー拝見。香港のテレビが実施しこの報道できない日本を見ると、マスコミやこの国は何かと思う。見て改めて鳩山氏が総理継続すれば日本にとりどれだけ幸せだったか確信。それを追い出したジャパンハンドラー、迎合した官僚、そして誰よりもそれを煽ったマスコミに怒りを覚える。

madmanjapman マッドマン
孫先さんも遂に鳩山さんを再評価。昨年の5月から一貫して「鳩山の評価は時代と共にあがるだろう」と書いてきた私としては「勝った」の気持ち。 「戦略がないことが最高の戦略」という思想を僕は世界最長寿のロックバンドのローリングストーンズから学んだ。鳩山は政治家でなく、ロッカー なのだ。

madmanjapman マッドマン
@kazuyuki_77 明治政府は英国ロスチャイルドの傀儡政府、昭和55年体制は米国ロックフェラーCIA傀儡政府、2009年の政権交代は、明治維新挫折の政変6年の「敗者復活戦」。南北戦争で忙しくなったからペリーはひきあげて、英国に譲っただけでしょう。

madmanjapman マッドマン
重要な基礎知識。僕らの世代(80年代)までで一番政治的、諜報的な広告代理店は当時 第三位の東急エージェンシーですよ。東急の社長の出自を考えれば、自民党のスピンは ここで、当時のマスコミ読本『創』にも書かれているくらい当時のマスコミ受験者には 常識的知識です。中曽根康弘が首相だった

madmanjapman マッドマン
私の隣の営業部で社会党(土井たかこ時代)の選挙キャンペーンをやっていたが、予算の少なさから「政治がクライエント(顧客)は儲からない」が社内常識。それよりも経団連とかとコネができたりして、大クライエントが獲得できるようになるという副産物 期待じゃなかったろうか。

madmanjapman マッドマン
バブル崩壊後の91年以降電通の売り上げは低迷していった。世界第一位の座から落ちた年もあった。2位の博報堂は90年代初期から新メディアに取りくみ、マスコミ業界人は博報堂の方を評価し始める。電通が政治を商品として本格的に取り組んだのは消費税導入の頃からでは?日本の属国化が激化した頃

madmanjapman マッドマン
思い出してほしい。80年代は今のようにニュース番組の時間は長くなかった。夕方6時まではニュースなどなかった。今は5時半から全地上波ニュース。主婦層を取り込む目的。制作部への圧力はあっただろうが、広告枠と報道枠は少なくとも建前上は 別々だった。政治部よりも広告局の方が強かったのだ

madmanjapman マッドマン
私が86年頃に雑誌をやっていた時に「ペイドパブ」を始めた。女性雑誌などで始まって、 宣伝の記事を本当のように書き、広告主に記事とその下の広告枠をセットで売るという新しい手法だ。新聞では朝日新聞が真っ先に始めた。上10段記事と下5段の広告。今では誰でも提灯記事だと気がつくが。

madmanjapman マッドマン
その手法を政治に取り込みテレビで始めたのが90年代。バブル崩壊後でTV広告料が激減したことも主な理由だが、自民党が衰退していく中で自民と電通がよりそう形で移行したのだろう。また世界的に広告代理店のM&Aがあり、第一広告社や第一企画などの中で東急は弾き飛ばされていく。

madmanjapman マッドマン
数年後におきるグローバライゼーション(日本企業の外資化)の波を広告業界は一足先に浴びることになった。電通はバブル期は米国の代理店を買収(不動産業界と同じ)するまでの勢いだったが、90年代はむしろBBDOなど米国の大手グループに逆に 買収されるという立場が逆転する。金融の流れも一致

◎プロパガンダ教本/エドワード・バーネイズ (著)、中田安彦 (翻訳)

madmanjapman マッドマン
完成形が小泉政権であることは皆目一致する所。中曽根康弘は2000年に電通の役員になっている。この人事には注目したい。中曽根はこの時点ですでに旧勢力、米国のキッシンジャーとのコンビである。中曽根と小泉が2003年の密談で決裂「もうあなたには引退してほしい」が事実なのか。

madmanjapman マッドマン
もう1人田原総一郎。成田豊社長中心に田原の奥さんの葬儀を見れば田原と電通の関係は今では常識。小泉竹中路線の広告塔になったことへの謝罪はいまだにない。 1984年の名著『電通』は今読んでも名著だが、田原が電通に寝返ったのはどの時点なのか。電通青の会が怪しい。

madmanjapman マッドマン
田原はロッキード裁判時に検察の冤罪を指摘し、CFRの存在を日本一早く紹介したジャーナリストだ。私は小学生の時、テレビ東京時代の田原の大ファンだった。田原本人が言うように、70年代のテレ東は今のニコ動のような存在だった。電通青の会については、田中良紹、高野氏にぜひ一度直接聞きたい

madmanjapman マッドマン
そろそろ寝ます。来週から各マスコミ業界編と各社編についてひとつづついきます。記憶違いなどもありますから、関係者の方はいつでも事実訂正をよろしく。最後に喧嘩して電通に辞表を叩きつけた27歳の私の台詞「いつか新しいメディアがでてくるからな。その日が来るまで覚えてろ!」(1990年)

madmanjapman マッドマン
クールジャパンについてはさすがの麻生氏。生魚を食べるのは野蛮人、といった認識を持つのは古い世代の西洋人。この10年私がいる倫敦市内も寿司、日本料理店などは異様に増えた。消費文明の末裔として、欧米諸国が最後の消費の対象としたのが 「日本サブカルチャー」。日本語教師の私もその一部

madmanjapman マッドマン
@yasuowat 読む価値のある電通本は田原の本と木下英治『小説電通』と週刊金曜日の『マスコミのタブー電通の正体』の3冊くらいしかない。他は無価値。ナベツネ本がたくさん出ているのに比べて実に少ない。

madmanjapman マッドマン
祖先や人類への冒涜 RT @kogoro2 @madmanjapman 人間は大地の恵みによつて生かされています。「農」は国の「本」であり「農」を守ることは国を守ることだと思います。「農」を軽んじることは国を軽んじるに等しく亡国の途となりましょう。

madmanjapman マッドマン
英国はもはや基幹産業がないじゃないか、という日本人に一言いいたい。 英国は案外農業国だ。自給率が70%。スーパーに行っても見かけが悪い野菜や果物が平気で売られている。神の恵みなのだから、日本でも形や色が悪くてもおいしいものは販売するべきじゃないか?食料インフレなのだから。

madmanjapman マッドマン
政局しか書けないイエロージャーナリズム。政権交代がなかった自民党のゴシップ誌の記者に政策は書けないよね。 RT @saigou_ ;新聞テレビは所詮政局好きなんだよ。巷の政治好きも政局好き。(笑)

madmanjapman マッドマン
NHK出身。711選挙、民主党党首914選挙で不正選挙をNHKの人脈を通じて(官房機密費を使って)世論調査捏造などでした疑いあり。 RT @satoto_m ;安住国対はNHK出身なの?

madmanjapman マッドマン
読売のように調査員使って割り出して処分する恐怖政治もあるし,会社員だから RT @hirougaya ;現役の記者クラブ系メディア記者が、せめて「おれは内心記者クラブの開放に賛成だが、会社でつらい目にあうのでそうは言えないのだ」と実名でツイッターやブログで公にいえばいいのに。

madmanjapman マッドマン
これは同感。文化部の人はどこもいい人ばかり。15年間つきあわせていただいた僕の率直な感想です。専門誌とか自分で買って勉強してくるし。 RT @hirougaya; 「朝日にもあろうものが」にも書いたですけど、新聞社の中でも良心的な人は外報部と文化(学芸部)に多いんです。

madmanjapman マッドマン
東アジア共同体が忘れられてしまった理由;①米国が邪魔している ②モデルとなるEUが金融危機で分裂ゆえ、機運が下がった

http://twitter.com/#!/madmanjapman




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天皇の存在意義

私は尊皇攘夷主義者のサヨク(漸進的社会主義論者)という滅茶苦茶な人間だが、良く言えば融通無碍であり、ドグマ的では無いところが取り柄だと自分では考えている。天皇尊重思想にしても、天皇の存在を日本文化の土台として尊重する気持ちが基本であり、もしかしたら、それを政治的にうまく利用すれば日本を今よりも良い方向に向けることもできるのではないか、と夢想しているだけのことである。もちろん、昭和天皇や今上天皇の人柄が好きだ、という部分もあるが、それとは別に昭和天皇の戦争責任は永遠に免責されない、とも思っている。天皇家が一般的な意味での「万世一系」だとも思っておらず、皇統は何度か断絶していると考えているが、あえてそれを「万世一系」と見做すべきだ、というのが私の考えだから、まあ右翼から見れば憎むべき「天皇機関説」論者の一人になるのかもしれない。
下記記事は「櫻井ジャーナル」からのものだが、ここに書かれたことに私はほぼ肯定的である。ただし、天皇が日本という国の礎である、という私の考えはそれでも動かない。日本とは、日本文化を意味するのであり、日本文化が失われた国は日本ではない。そして日本文化の土台には天皇という存在があったし、それが失われて「万葉集」も「古今集」も「新古今集」もただ過去の遺物でしかないとなれば、我々はただ日本家屋の中に住んで欧風生活をするだけの奇妙な人種になるしかないだろう。我々は現在の文化の中に残る過去の伝統とのつながりによってかろうじて「日本人」たりえているのである。もちろん、それはさまざまなアレンジをされてはいるが、やはり日本的感性がどこかに残っているからこそ、世界的な価値をも持つのだ。
グローバリズムという野蛮な「平準化」の波に抗するためには、我々は日本の文化や日本的感性、日本的感情をより鋭く意識し、守らねばならない。そして、天皇という存在はその土台だと私は考えている。


(以下引用)



2013.02.11


第2次世界大戦で敗北、民主化されたはずの日本だが、2月11日の紀元節だけでなく、天長節や明治節も復活、中国を本格的に侵略した総大将の誕生日も祝っている


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 2月11日は「建国記念の日」なのだという。何年か前のこの日、日本という国がつくられたというのだろうが、具体的にどのような出来事を指しているのだろうか?

 第2次世界大戦で敗北した後に民主化され、新たな日本が生まれたと解釈するならば、いくつかの節目が存在する。日本がポツダム宣言の受諾、つまり降伏を決断し、同盟通信の海外向け放送で連合国側に伝えたのは1945年8月10日、15日には国内向けに「玉音放送」とか「終戦勅語」と呼ばれている放送が流されている。

 正式に降服したと言えるのはこの年の9月2日、東京湾に停泊していたアメリカの戦艦ミズリー号の甲板で、政府全権の重光葵と軍全権の梅津美治郎が降伏文書に調印した時だろう。新たな国のあり方を定めた日本国憲法が公布されたのは翌年の11月3日、施行されたのは5月3日である。

 しかし、「建国記念の日」は8月10日でも、15日でも、9月2日でも、11月3日でも、そして5月3日でもなく、2月11日・・・

 カマトトぶるのはやめよう。言うまでもなく、2月11日は「明治王朝」を樹立した勢力(薩摩藩や長州藩、その背後のイギリス)の定めた「紀元節」を復活させたのである。その根拠だとされているのが『日本書紀』の記述。そこに「辛酉年春正月庚辰朔天皇即帝位於橿原宮」(辛酉の年の正月1日、庚辰の日に天皇が橿原宮で即位した)とあり、それを明治王朝の役人が換算して紀元前660年2月11日に建国されたと決めたようだが、その計算方法は明らかにされていない。

 この説に従うと、「神武天皇」は縄文時代晩期/弥生時代前期の人ということになる。現在でも日本では「邪馬台国論争」が続いているが、その主人公である卑弥呼が登場するのは弥生時代後期。神武天皇は卑弥呼よりはるか昔、釈迦や孔子が生まれる前の人物だということになる。

 要するに、紀元節は日本書紀を利用して明治王朝が創作した「神話」にすぎない。こうした代物を恥ずかしげもなく「建国記念の日」に定めているのが現在の日本。否定されたはずの「皇国史観」は健在である。カルト国家と言われても仕方がないだろう。いや、明治王朝は天皇を神だと称するカルト集団として始まり、その呪縛から少なからぬ日本人がいまだに逃れられないでいる。

 戦前には「四大節」とよばれる祝日があった。紀元節のほか、元日の「四方節」、4月29日の天長節(昭和天皇の誕生日)、11月3日の明治節(明治天皇の誕生日)だ。12月23日の天皇誕生日を天長節と理解すれば、4月29日は「昭和節」ということになろうか。元日はともかく、現在、これらは建国記念の日、みどりの日、文化の日として続いている。ちなみに、勤労感謝の日は戦前の「新嘗祭」である。



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