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宣撫工作?

話の内容とはさほど関係ないんだが、「宣撫工作」という言葉の使い方がおかしくないか。いや、辞書を引いたことは無いが、字面や、過去に読んだいろいろな文章での「宣撫工作」という言葉の使い方から見て、この言葉はたとえば占領軍などが、被占領地住民の不満や不安をなだめるために行う工作を意味するのではないか。まあ、ネットで調べればいいことだが、それも面倒くさいので、ただ一石を投じるだけにしておく。なお、この手の言葉(軍隊用語)は普通の国語辞書には出ていないことが多く、昔は調べることすら困難だった。だから、ヤマ勘で使っている人は多いと思う。私も、その種の言葉の意味は、すべてヤマ勘で理解している。
なお、ネットゲリラ氏はプロのライターであった人だが、プロが言葉の間違いをしている例は膨大にあるし、必ずしもそれが恥だとも私は思わない。「To err is human」である。私も自分のブログの中で無数の言葉の誤用をしているはずだ。ただ、誤用が拡散されるのは好ましくない、というのが私の考えだ。言うまでもなく、この件で間違っているのは私の方かもしれないが、人が一瞬でも「立ち止まって考える」きっかけになればそれでいいわけだ。



(以下引用)


百合子の粛清リスト

| コメント(3)

小池百合子は父親が政治好きで、自分も議員になりたかった人なんだが、この父親、「貿易商」と呼ばれるんだが、石油の利権でゴソゴソ動いていた人です。だから小池百合子はアラビア語を学びに留学した。その後、彼女はテレビ東京の経済番組のメインキャスターとして活躍。まぁ、それなりのバックは持ってます。

 そんななか、処分対象候補をまとめた「粛清リスト」が存在するという。関係者によると、西新宿にそびえ立つ本庁勤務の約60人の局長級(次長、理事などを含む)のうち、複数人の名前も掲載されているようだ。処分の時期については、都議会が終わる来週以降になるという。
 小池氏の狙いと、石原氏の不可解な動向をどう見るべきなのか。
 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「小池氏は、一連の不祥事を事件化していきたいと考えているのではないか。石原氏は、公開の場で『背任』的なイメージを貼られるのを嫌っているのだろう。今後、都職員たちは責任を押しつけられないよう、どんどん情報を出してくる。石原氏は『進むも地獄』『退くも地獄』という状況に追い込まれそうだ」と語っている。

なんで元特捜の若狭が小池に付いたか。しかも、異常に軽い処分で済んだのか。最初っから、コレ、事件化が決まっている事件です。CIAが誰かをターゲットにして失脚させる時には、まず、マスコミで叩いて、ターゲットの印象を悪くしておく。「コイツはこんなに悪いヤツなんですよ」という宣撫工作だ。そして、おもむろに特捜が出て行って、捕まえる。みんな、このパターンでやられた。田中角栄もそうだし、小池百合子に限れば、事務次官守屋をやった時もそうだった。CIAの手羽先になっているのは、いつも文春ですw いつものメンバーが勢揃いw ただ、今回は最終ターゲットが誰なのか、それがまだハッキリしない。石原慎太郎なのか、浜渦なのか、内田なのか。それともその全部なのかw



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ゲスの極みはあの人やその人だけではない

「ネットゲリラ」所載の記事だが、私はこの手の記事を読むたびに「みだらな行為をした」という記述を見ると笑いたくなる。「みだらな行為」って何だよ。手を握ったのか? どこのラインから「みだらな行為」なんだか、さっぱり分からない。はっきりと「性交した」と書けない理由があるのだろうか。「性的行為」でもいい。
カネを出したのが悪かったのだろうか。タダならば「恋愛」の扱いになり、「みだら」でなくなるとかwww いったい、どういう基準で警察や新聞は「みだら」であるかないかの区別をしているのか。
もちろん、年少者に対する性行為、あるいは性的行為は禁止されねばならない。それは、当事者に判断力が無く、何をされているかも分からないまま性行為の相手をさせられるからだ。つまり、幼児や少年少女保護の目的である。
しかし、その一方で、社会が性的行為への関心をマスコミを使って煽り立て、ほとんど奨励しているような中で、少年少女の方に性的好奇心が無いはずはない。いや、それは昔からあったが、それに「カネを使え、どんどん使え、いい服を着ろ、高価な化粧をしろ、そうすれば楽しい生活が送れる」とそそのかすマスコミのコマーシャルやステマがあれば、カネのために体を売る少女たちが出てくるのは当然の勢いである。要するに、売り手がいるから買い手がいる。買い手がいるから売り手も出てくる。売春少女の背後にあるのは、社会全体のゲス化なのである。


(以下引用)



児童ポルノ根絶活動の講師、中学生にみだらな行為容疑
女子中学生にみだらな行為をしたとして、警視庁は、会社役員平川容疑者(35)=さいたま市大宮区上小町=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕し、6日発表した。
「15歳と知っていた」と容疑を認め、「他の子にも同じことをした」と話しているという。
 石神井署などによると、平川容疑者は、児童を性被害から守るために東京都が警視庁と連携して保護者や教職員向けに開いている講演会「ネット等の性被害(児童ポルノ)根絶等の啓発講演会」で昨年6月~今年3月まで、講師を務めていた。

 逮捕容疑は9月4日、練馬区のホテルで、都内の中学校の女子生徒(15)が18歳未満と知りながら4万円を渡す約束をし、みだらな行為をしたというもの。
現金を受け取れなかった生徒が110番通報し、発覚した。2人は前日にツイッターで知り合ったという。


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コックピット型作業机

私は絵は描かないが、こういう風に(正確には、この絵とは違って、完全な「コ」の字型の)三方を囲む形の机が欲しいと昔から思っていた。
正面と右にはパソコン、左には小さな資料本棚。椅子からいちいち立たなくてもすべての必要な動作がその場でできるというもの。いわば、コックピット型の作業所である。
なぜ、そういう机を作らないのだろう。簡単に作れそうだのに。まあ、個人的なデスクワークをしている人にしか需要は無いだろうが、これからの「在宅ワーク」増加を見込むなら、この種の机が作られていい。
椅子も、床屋の椅子か歯医者の椅子のようなものがいい。座っていて楽だ。自動車の座席もいい。長時間座るのに最適な構造である。普通の椅子は、1時間も座っていると尻が痛くなる。







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現在の大阪の精神風土

私はほとんどテレビを見ないので分からないが、こうなっているらしい。なるほど、橋下や大阪維新の会が勢力を伸ばしたわけだ。



(以下引用)





カマヤン1192(昔漫画家だった人) Retweeted

今の大阪の「情報系」番組って、見事なまでにウヨやトンデモの評論家連中しか出てないんだよな。それで社会の問題を分かった様な気になって喋るからブラマヨ吉田みたいになる。ある意味彼は今の大阪の惨状を無意識に代弁したんだと思う。

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無責任主義・プロジェクトシステム・私有の否定などについて

「ギャラリー酔いどれ」に載っていた「ネットゲリラ」記事の一部だが、これは現代の時代精神というものを正確に捉えているのではないか。企業の「拝金主義」は誰でも感じていることだが、「責任を取らない」主義というのも大きなポイントとして意識する必要がある。会社だけではない。大きな組織はほとんどがそうだろう。失敗があれば、下の人間や弱い人間に責任を押し付けて、知らんふりをする。オリンピックも東京都新市場も同じ構図である。

実は、下の記事を読む前に「混沌堂主人雑記」記事の中で二つほど興味を惹かれた記事があったのだが、それはgeneumi氏の、大意「組織は恒常的に置く必要はない。プロジェクトごとに作り、問題が解決したら解散すればいい。公務員なども同じだ。固定的な役職に給料を払うのは無駄である」というような意見と、マドモワゼル愛氏の、大意「マンションのほとんどは、所有者が働きに出ている間は無人である。これは大きな無駄だ」という意見である。後者は、「所有から共有へ」という世界像を提示しているわけである。所有とは、正確には「私有」と言うべきだろうが、「私有」の否定と言うと「共産主義か」と思われそうなので、「所有」と言ったのではないか。厳密には専有(占有)だろうが共有だろうが「所有」である。
語義の話がくどくなったが、geneumi氏の意見もマドモワゼル愛氏の意見も非常に興味深い。あるいはこれからの世界を望ましい形にするヒントかもしれない。だが、同時に、それらの考えには大きな欠陥があるからこそ、現在のような形になっているかもしれない、と考えてみる必要はありそうだ。たとえば、「固定的組織」と「プロジェクトシステム」との比較をしてみて、両者の長所と短所をリストアップする作業が必要だろう。
私有の否定にしても、私有には共有では得られない長所もあるはずだ。たとえば、「これはみんなのもの」と言うのと、「これはあなたのもの」と言われた場合の愛着度の違いなどもある。愛着とは執着であり、悪だ、という仏教的人生観を誰もが持っているわけではない。愛着こそが人生の輝きを作る、というのは恋愛などを考えればわかることである。

geneumi氏の意見もマドモワゼル愛氏の意見も、いかにももっともなのだが、より大事なものを取り落している可能性は無いだろうか。あるとしたら、それは、どちらの意見も「無駄の排除」という点に立脚していることから生じているのではないか、と思う。つまり、結局は企業の論理と同様の経済合理性が目に見えない縛りになっている可能性はあると思う。




(以下引用)




自前で雇うより割高なのに派遣を使うのは何故か? 
それは「責任を取らなくていいから」です。
企業は雇った従業員を食わせるために仕事をしている、
という意識がなくなった。
その場の銭儲けのために、必要な人数をかきあつめるだけ。
どんな大企業でも、みんなその日暮らしの経営になってしまった。
これからも、意外な大企業がどんどん潰れて行くだろう。
未来を見据えていないんだから、当然だ。





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死の天使?

完全犯罪など簡単にできると私は思っている。(ただ、偶然の事情で露見することはありうるから、そういう意味で「完全」な犯罪は難しいだろう。だが仮に露見しなかった犯罪を完全犯罪だと言うなら、それは膨大にあるはずだ。)たとえば二人の人間がビルの屋上にいて、そのうち一人が転落死した場合、これが事故なのか他殺なのか自殺なのか、誰に証明ができるだろうか。ほとんど、裁判官や裁判員などの心証で決めるしかないだろう。
また、非常に容易に完全犯罪になりやすいのは、

1)警官や警察上層部が犯人
2)権力者が犯人

そして「医者や看護婦が犯人」という場合だ。
医者や看護婦の殺人など立証はほとんど不可能だろう。殺人などをしてもデメリットしかないからやらないだけではないかwww 医者や看護婦は患者を生かすことでカネを得ているのだから、殺すメリットは無い。(カネ儲けのための不適切治療による「緩慢な殺人」なら平気でやっているのではないか。たいていはそれを当人たちが意識していないだけの話で。)ただ、病院(病床)が満杯になって、非効率的になってきた場合、早く死んでくれねえか、と「終末期医療機関」などなら思うかもしれない。つまり、ここでは「患者が死ぬことが工程の一部」なのだから、それが滞ると困るわけである。
まあ、以上は半分冗談だが、私は、「終末期医療機関で患者の生命を長引かせてどうする」と疑問に思わないでもない。つまり、当人の同意があれば、安楽死を実行してもいいのではないか、ということだ。もちろん、安楽死の幇助も現行の法律では立派な犯罪だ。だが、日本語本来の意味で「立派な」犯罪かもしれない。苦しむ人間を苦痛から救うために殺してあげるのは人道的行為ではないか、という「高瀬舟」問題だ。
下の記事の大口病院では患者たちに死が大口を開けて待っていたわけだが、犯行の動機が何だったか、まだ分からない。単なる職場の不満の「憂さ晴らし」、患者への八つ当たりだった可能性が高いが、そうだとすると、これは人道的にも許しがたい殺人だとなる。だが、ほとんど人間としての意識の無い患者を無理に生かしている医療への抗議の意味もあったとしたら、私にとっては興味深い。



(以下引用)

【横浜点滴連続殺人】内部犯行?病院関係者2人を任意で聴取

2016年9月29日 17時00分(2016年9月29日 21時11分 更新)

大口病院前に集まる報道陣


[拡大写真]



 横浜市神奈川区の大口病院で起きた“点滴連続殺人事件”が28日、急展開を迎えた。この日までに捜査当局が同病院に勤める2人の病院関係者に任意で事情を聴いていたことが判明。点滴袋のゴム栓に小さな穴を開け、そこから界面活性剤を投与するという手口からも内部犯行が疑われていた。捜査の範囲は日に日に狭まっており、容疑者逮捕のXデーは秒読みとの緊迫感が高まる一方、一筋縄ではいかない“ある事情”が浮上している。それは――。

「犯人の目星はついている」――。こう語るのは捜査関係者だ。高齢患者らの最期をみとる終末期医療機関として名高い大口病院で、ともに寝たきり状態だった西川惣蔵さん(88)と八巻信雄さん(88)さんが相次いで亡くなった。

 20日に死亡した八巻さんの点滴に異物が混入していたことが判明し、18日に亡くなっていた西川さんも同様の状況だったことが分かり、連続殺人事件に発展。2人の体内からは、消毒液の一種で毒性の強い「逆性せっけん」由来の界面活性剤が検出された。死因は中毒死だった。

 その後の捜査で未使用の点滴袋約50袋のうち、一部の点滴袋のゴム栓に貼られた保護シールに極小の穴が開いていたことが判明。栓の中央部ではなく縁付近に注射針を刺し、目立たないように界面活性剤を注入したとみられる。

 不審者の目撃談もないことから、犯人は点滴の置き場所や、人がいなくなる時間帯を熟知した内部関係者である可能性が極めて高い。


 本紙の取材によれば、捜査線上に浮上しているのは2人の病院関係者。そのうちのX氏は一部で「変わり者」と言われており、「極度の潔癖症。他人の使ったボールペンなども触れない。かと思えば、患者が残した飲み物に口をつけることも…。寝たきりの患者に暴言を吐いて、注意されたこともあった」(事情通)という。

 もう1人のY氏は「ペットボトルの水に漂白剤を入れられた」などの“院内イジメ”に遭ったことがあるという。

「Y氏の言い分をうのみにすることはできないが、院内イジメの主犯はX氏だったと。両者の関係性が今回の事件にどうつながるのかは不明だが、当局は2人を別々に呼び出し、すでに任意で事情を聴いている」(同)

 報道陣の間では、現場の雰囲気からも事態が動くのは時間の問題といった声が出ている。だが、現実は…。

「神奈川県警は張り切っているが、犯人特定につながる決定的な証拠が出ていないという情報もある」とは同事情通。

 同病院はプライバシー保護の観点から、防犯カメラをほとんど設置していない。また、問題の点滴で容疑者の指紋が検出されたとしても、それが医療従事者であった場合、点滴に触れることは十分あり得るだけに、それだけで「クロ」とは言い切れない。

 冒頭の捜査関係者は「防犯カメラがないのが痛い。院内の関係者からは、特定の人物の名前が挙がっているが、うのみにはできない。半ば強引に立件しといて、証拠不足で公判維持できなかったら元も子もないからね。マスコミはスピード逮捕を期待しているようだが、慎重に証拠固めしている最中だ」と明かす。

 同病院では7月から9月の間に約50人が亡くなっていたことも、事件発覚を機に明らかに。果たしてXデーは訪れるのか――。






(夢人追記)こういう記事があったので転載しておく。「死の質」ではなく、本当は「苦痛に耐えるだけとか、人間ではない状態で生かされるという生の拒否」なのだから、終末期の「生の質」(QOL)の問題の一部なのである。死には質など無い。どのような死も、生から死への一瞬の巨大な転落だけだ。死は苦痛ですらない。死の前の苦痛と死そのものの苦痛の混同である。「『男』は一度しか死なない。臆病者は何度でも死ぬ」



低い日本の死の質 本人より家族や医師の意向尊重も理由

NEWSポストセブン / 2016年9月30日 16時0分

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「死の質」が低い日本の現状



 2015年10月に英誌『エコノミスト』の調査部門が「死の質」ランキングを発表した。緩和ケアや終末期医療の質や普及度に基づく80か国・地域のランキングで日本は14位だった。


「医療先進国」の日本はなぜ、14位に沈んだのか。上位国と比べて、緩和ケアのシステム作りが進んでいないことが一因だと関係者は声を揃える。


 緩和ケアの専門医である長尾クリニック院長の長尾和宏氏は患者の意志が尊重されにくいことが、日本の「死の質」を低下させていると指摘する。


「欧米には自己決定の文化がありますが、日本は本人よりも家族や医師の意向が尊重されます。患者本人が延命治療を拒否すると意思表示した文書を『リビング・ウィル』といいますが、日本は先進国で唯一、これが法的に担保されていない。


 欧米では本人の意思を尊重した医療が当たり前ですが、日本は本人不在のまま終末期医療が進む。ある調査によれば、終末期医療について、自分で方針を決めたという人は亡くなった人のわずか2~3%でした」


 日本は本人不在の終末期医療が多く、アジア諸国にも遅れをとっている。


「アジア圏トップの6位になった台湾は2000年にリビング・ウィルを法制化した。日本を下回る18位の韓国ですら今年2月に法制化しています。日本は医療の質は高いが、“死に方”に関しては世界から20年以上遅れています」(同前)


 ドイツの医療・介護事情に詳しい淑徳大学総合福祉学部の結城康博教授は「死の質」を高めるためには、家族にも相応の「覚悟」が必要だと強調する。


「病院で死ぬ患者の数は、欧米諸国では約50~60%なのに対し、日本は約80%近い。日本の場合、『命を長らえること』を優先して、終末期に在宅医療を進めていても異変があると救急車を呼び、患者を病院に押しつける傾向があります。そこには『死の責任を取りたくない』という思いもある。


 苦しくて喘ぐ親を見て、周囲が延命治療を望む気持ちも理解しますが、家族が死に立ち向かわない限り終末期医療は変わりません」


 死の質を世界水準に上げるには、家族の覚悟が必要になる。


※週刊ポスト2016年10月7日号









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誰も止まらないから俺もいいんじゃね? という心理

別記事で、未読だが、タイトルによると、横断歩道を通過中に轢き殺された人は自動車事故死の20%以上ある、ということである。横断歩道が赤でも渡ろうとする歩行者は無数にいるから、必ずしも自動車側だけの責任ではないだろうが、常に歩行者を保護しなければならないのは道交法の大前提だろう。そういう「法の精神」がおろそかにされた結果が現在の「無法国家」日本ではないか、と思う。道交法だけの問題ではない。

しかし、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても止まろうとしない自動車が9割もいる、というのは恐るべきことではないだろうか。人心の荒廃、ここに極まれり、である。


(以下引用)

<JAF調査>横断歩道に歩行者 「止まらない」車9割

毎日新聞 9月26日(月)22時28分配信

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 信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割以上の車が一時停止していないことが26日、日本自動車連盟(JAF)が公表した自動車運転に関する全国調査の結果でわかった。大部分のドライバーが歩行者優先のルールを守らず、道路交通法に違反する行為が横行している実態が明らかになった。

 調査は8月15日~9月1日、全国47都道府県の計94カ所で実施。平日午前10時~午後4時の間に、片側1車線の道路上に信号機が設置されていない横断歩道でJAF職員が横断を試みた。この結果、通過した乗用車と自家用トラックの計1万26台のうち、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したのは757台と全体の7.6%のみ。調査した94カ所のうち48カ所では、止まった車が5%未満だった。

 道交法は、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる際、横断歩道の直前で車を一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けている。違反者には3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金が科される。現実には取り締まりはほとんどなく、歩行者が車に道を譲ることで事故を防いでいる状態だ。全日本交通安全協会の幹部は「横断するのが子どもやお年寄りでも車はほとんど止まらないだろう。警察官が張りついて取り締まるのは難しく、運転者の良識に任せざるを得ない面がある」と、お手上げ気味。JAFの担当者は「運転免許取得時に必ず習うはずなのに忘れてしまうのか、道交法違反の認識がない可能性がある。今後のキャンペーンで啓発活動に取り組みたい」と話した。

 JAFは今回の調査に先立ち、6月にインターネットで全国アンケートを実施。「信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているのに、一時停止しない車が多いと思う」との回答が86%に上っていたことから、初の実態調査に乗り出した。【鳴海崇】




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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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