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霜を踏みて堅氷至る

非常に面白い問題提起だが、しかし庶民感覚では昔からこんなものだったと私は思う。おそらく私が19歳20歳だったら、杉田水脈みたいな考え方だったのではないか。
要するに、我々は20歳になるまでにすでに誤った世界像や社会観や歴史観を、教育やマスコミや近隣の大人や先輩によって叩き込まれていて、立派な(アホな)心情右翼として大人になるわけである。
タイトルは、前にも書いたが、「物事は長い布石があって、それが成長して事件として表れるものだ」、ということである。「易経」の中の言葉で、私が大好きな言葉だ。


  1. 小田嶋隆‏ @tako_ashi 10月26日
  1. 念のために言っておくけど「長谷川豊ならびに杉田水脈の主張に共感する層はもはや現代日本人の多数派かも」というオレのtwは、「多数派なのだから尊重されるべきだ」という主張ではない。「いつの間にやら日本はこんな国になっちまったんだろうか」という慨嘆だぞ。あたりまえじゃないか
  1. うーん。「長谷川豊や杉田水脈の言説を支持する人間が現代の日本にはたくさんいる」という内容の私のツイートを読んで、 「オダジマは長谷川豊と杉田水脈の発言に共感している」  というふうに受け止める人たちがけっこういるみたいでですね。
  1. 長谷川豊や杉田水脈の発言について「言葉の選び方が無神経だったけど、言ってることそのものは正しい」とか思っている人間は、たくさんいる。 たくさんいるどころか、「弱者が滅びることは、社会の前進のためにはむしろ良いことだ」くらいに考えるのが、もはや多数派だったりするのだと思うです。
  1. もう少し詳しく述べると「自堕落な人間が自らの愚かさゆえに社会から排除されるのは当然のなりゆきだし、そうやって劣悪な遺伝子が淘汰されることで、結果として社会全体の強度が上がることは、むしろ望ましい展開だ」くらいに考えるのが、現代日本人の典型的な態度なのであろう、ということです。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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