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著作権の不思議

この写真家(ユージン・スミスと言ったか)の撮った、水俣病患者である子供を抱いてその母親が風呂に入れている写真は、母性の崇高さというものを写真で極限的に示したような感動的なもので、私は「日本のピエタ」と私的に呼んでいる傑作写真なのだが、その家族(遺族だったか)からの抗議があったか何かで、著作権を持っていた写真家未亡人がその写真を非公開にしてしまい、私はそういう事が許されていいのか、と疑問に思ったものである。要するに、芸術家当人が死んだ後、その遺族がその芸術家の作品を非公開にする権利があるのか、ということだ。
おそらく、その写真は米国の著名写真雑誌に載っていると思うが、それとも米国でも非公開になったのだろうか。私の推測では、この映画はその母子の写真を見た人が感動して企画したものだと思う。もしそうなら、この映画の中でその写真は必然的に登場するのではないだろうか。


(以下引用)






これは驚いた。









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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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