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老人医療での「薬害」

和田秀樹の文章で、前半というか、全体の3分の2は専門医批判で、一般人にはあまり関係の無い話なので、省略。医療改革は医者自身がやる話で、素人にはどうしようもない。年齢による「薬効の半減期」の違いの話や、薬の「足し算処方の害悪」は一般人も知る価値がある。

ちなみに私は降圧剤を飲んでいるが、自分で調節している。「年齢+90」より低い時は、むしろ低血圧になるほうが危険だとして、飲まない。高年齢で140以下など、かえって問題だと思っている。
ただし、性別や体格差によっても、適正血圧は違うのではないか。低血圧のプロレスラーなどいるとは思えない。彼ら(スポーツ選手は概してそうだが)は馬鹿のように肉を食べるから脳の血管も丈夫だろうが、運動選手は若い人でも瞬間的には最大血圧が200を超えると思う。かなり前にベジタリアンのマラソンランナー(ではなく、ジョギングのカリスマみたいな人か)が脳溢血か何かで死んだ話もあった記憶がある。マラソンやジョギングなら菜食主義でもできるだろうが、健康にとって菜食主義は危険だと私は思っている。まあ、これも一般論としての話だ。基本的には「菜食主義では脳の血管がもろくなる」可能性があると思う。もちろん、体全体の筋肉量も落ちるだろう。(降圧剤の中には「横紋筋融解症」の副作用のあるものもある。私はたぶん、その被害者である。いや、であった。自分で診断して、その薬をやめたが、その後遺症は残っている。)
要は、自分の体格や、仕事や日常生活でどの程度肉体負荷があるかの判断だ。私の祖母は、一日中部屋に座っているような生活だったが、100歳を超えるまで生きていた。生きるだけなら手足の筋肉すらさほど必要は無いのだろうが、体格がいい人間は手足を動かすだけでも筋肉量が必要になる。

(以下引用)

薬の飲みすぎの弊害は高齢者ほど深刻である

専門分化型の医療から総合診療型の医療への移行が進まない限り、高齢者は不調の数だけ薬を処方され続けます。教科書通りの診療であれば、一つの病気に対して3〜4種類の薬を出すのが「正解」なので、実際には、不調の数×3くらいの種類の薬を飲まされているのではないでしょうか。


誤解のないように申し上げておきますが、私は何も、薬を一切飲んではいけないとか、すべての薬がダメだと言っているわけではありません。


ただし、薬の飲みすぎには明らかに弊害があります。だから、数々の書籍で私も繰り返し警鐘を鳴らしているのですが、特に高齢者の場合はその影響は深刻です。


なぜかというと、高齢になるほど肝臓や腎臓の機能が落ち、薬を分解したり使い切れなかった成分を排泄したりするのに時間がかかるからです。


薬を飲むと15〜30分後の血液中に流れる薬の濃度が最も高くなりますが、一定の時間が経つとその血中濃度は半分くらいになります。それまでに要する時間のことを「半減期」といい、薬の種類によっても異なりますが、多くは8時間から半日ほどだとされています。

薬を毒にしてしまう過剰な「足し算処方」

薬を処方されるときに、一日に2回飲んでくださいとか3回飲んでくださいとか言われると思いますが、その根拠になるのも「半減期」です。血中濃度が半分くらいになるタイミングで次の薬を飲めば、効果を持続させることができるので、そのような指示が出されるのです。


ただし、若い人であれば半減期が6時間くらいの薬でも、高齢者の場合は8時間くらい経っても血中濃度が高いままで、実際の半減期は12時間以上になるということはザラにあります。


高齢の患者さんに対してはその点を考慮して、薬の量を調整するのが常識だと私は思うのですが、それが考慮されずに処方されてしまうケースは驚くほど多く、ただでさえ高齢者は体に薬が蓄積しやすい傾向にあるのです。

過剰に残った薬は、もはや薬ではなく、毒となる可能性のほうが高いと言わざるを得ません。


それだけでも問題なのに、総合診療という発想のない臓器専門医は体のあちこちに不調を抱えた高齢者に対し、それぞれの不調に応じた多種類の薬を「足し算処方」するのです。


そんなことをすればあっという間に薬漬けになり、かえって健康を損ね、場合によっては命を縮めることにもなりかねません。


総合診療型の医療への移行が阻まれるせいで、この国の高齢者はそういう危険に日々さらされているのです。


---------- 和田 秀樹(わだ・ひでき) 精神科医

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バイキンが怖いがキスはする?

「ヒトメタニューモウィルス」という名前も大袈裟なわりに喜劇性があるが、「ニューモ」はおそらく「ニューモニア(肺炎)」だろう。単なる風邪でもたまには肺炎にまで至ることもある。何なら恋人とキスしてウィルス(バイキン)をうつされ肺炎になることもあるww (「恋にさよなら」)*pnewmoniaの発音は「ニューモウニア」がやや原語発音に近いか。

" What do you get when you kiss a guy?
You get enough germs to catch pnewmonia
After you do, he'll never phone you 
I'll never fall in love again
I'll never fall in love again"

(以下引用)

未知のウイルスじゃないってば・・・

みのり先生の診察室さんのサイトより
https://ameblo.jp/drminori/entry-12881575804.html
<転載開始>

今話題の中国で流行中のHMPV。


 


ニュースでも報じられていますが「未知のウイルス」とか「謎の感染症」とか言われてますが、これって煽りすぎだと思います。


 


だって知られているウイルスですよ。


 


まずはニュースから↓


 

 


 


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


 


中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流行の懸念

1/7(火) 5:30配信


<インフルエンザによく似た症状を引き起こすこのウイルスは、比較的新しいため、治療法もワクチンもまだない>

ニュース報道やソーシャルメディアへの投稿では、中国でヒトメタニューモウイルス(HMPV)というあまり知られていないウイルスが流行していると警告されている。


 


中国当局はまだこの事実を公式に認めていない。

その代わり、中国疾病予防管理センターは2024年最終週までのデータに基づく公式報告で、中国において複数のインフルエンザ様疾患の発生率が上昇傾向にあることを指摘した。

このデータからは、インフルエンザが疾病の流行の先頭に立っていることがうかがえる。


 


検査を受けた患者の30.2%がインフルエンザ陽性で、前週より6.2%増加しており、重度の呼吸器疾患で入院した人の17.7%が陽性と判定された。

だが、このデータは同時に、HMPVの感染率が新型コロナウイルス、ライノウイルス、アデノウイルスといった他のインフルエンザ様疾患よりも高く、中国における呼吸器疾患検査の陽性率の6.2%、呼吸器疾患による入院の5.4%を占めていることも示している。


HMPVの正体は?

ヒトメタニューモウイルス(HMPV)は、あらゆる年齢の人にインフルエンザのような病気を引き起こす可能性のあるウイルスだが、幼児や高齢者、免疫力が低下している人の場合は、感染リスクがより高くなる。

このウイルスは2001年に発見されたばかりで、インフルエンザに似た呼吸器合胞体ウイルス(RSV)と同じ仲間に属している。


(中略)

 


この記事の見出しはミスリードですね。


 


「未知」ではなく「既知」のウイルスです。


 


発見されたのは2001年ですよ。


 


20年以上前です。


 


症状は?


 


普通の風邪症状です。


 


特効薬やワクチンがない?


 


普通の風邪も同じでしょう?


 


 


そもそも風邪に効く薬もワクチンもいまだに無いと言っていいでしょう。


 


インフルエンザワクチン接種してもかかってますよ。


 


重症化をおさえる?

症状ひどくて困ってる患者さんやスタッフを今まで大勢診てきましたけど。


 


 


そもそも風邪って薬で治すものではなかったはず。


 


 


こうして風邪を理由に行動制限や治療薬・ワクチンの強制を行うことにならないことを祈ります。


 


風邪を口実に、公衆衛生を名目に、どれだけの経済的犠牲と人命が奪われたのか。


 


コロナパンデミックの振り返りを科学的・医学的に検証すべきです。


 


 


いまだにワクチンやめてない日本は本当に狂ってますよ。


 


 


次に何かが引き起こされても騙されないようにしないといけません。


 


次は何を仕掛けてくるのか、注視していきましょう。





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ビタミンCの大量摂取療法

風邪やインフルエンザは基本的に暖かくして寝ていればいいだけの話だ。個々人が病気で休めないほどの「社会(会社)にとって」必要な仕事なら、人員に余裕をもって配置しているのが企業や組織の義務だろう。無理に会社に来られるほうが会社には迷惑なはずだ。


まあ、ビタミンCの効用には私も(実体験より思想として)同感だが、前にも書いたように、ドリンクなどで「大量に摂取」すると、糖分のほうが害があるだろう。本当なら静脈注射が一番いいのだろうが、素人には危険だから、看護婦経験者と薬剤師だけで働くオーソモレキュラー治療施設(栄養指導と静脈注射のみで、危険性ゼロ)を法的に許可したらどうか。もちろん、医師も参加していいわけだ。医療界もこの前の新コロ騒ぎや医者(外科医)が美容整形医志望者しかいないという現状を考えないと、医者や医療への信頼はゼロになるだろう。

*前にも書いたが、「オーソモレキュラー」というカタカナ語のいかがわしい印象はかなり問題で、適切な日本語名を考案することを提案する。「高分子」も不可。これも山師(素人だまし)くさい。


(以下引用)

高用量ビタミンCは鳥インフルエンザや他のウイルスにも効きます

マブハイさんのサイトより
https://memohitorigoto2030.blog.jp/archives/26584149.html
<転載開始>
(※次の疑似プランデミックに備えて出来ること。高用量ビタミンCで検索すればインチキと思える商品から本物まで多数出てきます。)

分子整合医学ニュースサービス、2005年10月26日


ビタミンCは鳥インフルエンザや他のウイルスにも効きます

(OMNS) 高用量のビタミンCは、ウイルス感染症に対して非常に安全で効果的な治療法です。 [1,2] 高用量のビタミンCはフリーラジカルを中和し、ウイルスを殺し、免疫力を高めます。 ビタミンCを定期的に補給することは、ウイルス感染症の予防に役立ちます。

新聞や雑誌、その他のニュースソースで頻繁に言及されている鳥インフルエンザ(または家禽インフルエンザ)は、特に深刻なインフルエンザの一種です。 150人ほどの感染者のほとんどすべてが家禽から感染しているため、家禽インフルエンザと呼ぶべきでしょう。 [3] 興味深いことに、鳥インフルエンザの症状には、皮下出血、鼻血、歯ぐきの出血が含まれます。これらは壊血病の典型的な症状でもあり、深刻なビタミンC不足が存在することを意味します。

つまり、ビタミンC(アスコルビン酸)による治療が必要だということです。重症の場合は、20万~30万ミリグラム以上のビタミンCを、医師による静脈内注射(IV)で投与する必要があるかもしれません。鳥インフルエンザは、急性ウイルス性出血熱、エボラ出血熱のようなウイルス感染症と同様に、ビタミンCを急速に消費してしまうため、このような高用量の投与が必要になる可能性があります。

ウイルス感染症にかかったと思われる場合、ビタミンCの静脈注射がすぐに利用できない場合はどうすればよいのでしょうか? ノーベル賞受賞者のライナス・ポーリングは、鼻水、風邪、インフルエンザの症状を感じたらすぐに、ビタミンCを1回に数千ミリグラム服用すべきだと述べています。
最良の結果を得るには、起きている間にビタミンCを均等に分けて摂取します。ポーリング博士によると、軟便(下痢寸前)になるまで、このスケジュールでビタミンCを摂取し続けます。軟便になったら、ビタミンCの摂取量を約25パーセント減らします。また軟便になったらビタミンCをさらに減らしますが、ウイルス感染の症状が再び現れ始めたら、摂取量を増やします。ビタミンCの摂取量はすぐにわかるようになります。子供でもこれを行うことができます。完全に回復するまで続けてください。ビタミンCはウイルス性の病気の重症度と期間を大幅に短縮します。

ビタミンCの専門家であるロバート・キャスカート医師は、非常に高用量のビタミンCの投与を推奨しています。重度の風邪には、1日あたり60,000~100,000ミリグラム。[4] ほとんどのインフルエンザ(流感)には、1日あたり100,000~150,000ミリグラム。[5] 鳥インフルエンザの場合は、150,000~300,000 mg/日です。[6]

覚えておくこと

ビタミンCは、飽和(腸の耐性または軟便)レベルで抗ウイルス薬の代わりとなります。

ビタミンを非常に大量に摂取することで病気が治る理由は、病気が引き起こすビタミンの欠乏が病気の原因となっている可能性があるからです。

このアプローチの安全性については、ビタミンによる死亡例は年間1件もありません。一方、適切に処方され指示通りに服用された医薬品による死亡例は、年間10万人を超えています。病院での医療ミスによる死亡例はさらに多くなっています。医薬品とは異なり、ビタミンの場合、安全な摂取量の範囲は非常に広くなっています。

オーソモレキュラー医学とは?

ライナス・ポーリングは、オーソモレキュラー医学を「最適な分子環境、特に人体に通常存在する物質の最適濃度を供給することによる疾病治療」と定義しました。

オーソモレキュラー医学は、安全で効果的な栄養療法を用いて病気と闘います。詳細情報:http://www.orthomolecular.org

査読付きの「オーソモレキュラー・メディスン・ニュース・サービス」は、非営利かつ非商業的な情報リソースです。

編集審査委員会:

アブラム・ホッファー医学博士、博士
ハロルド・D・フォスター博士
ブラッドフォード・ウィークス医学博士
キャロリン・ディーン、医学博士、自然療法士
エリック・パターソン、医学博士
トーマス・レビー、医学博士、法学博士

アンドリュー・W・ソール、博士、編集者および連絡担当者。
Eメール:
 omns@orthomolecular.org

参考文献:

1. Gorton HC, Jarvis K. ウイルス感染による呼吸器感染症の予防と症状緩和におけるビタミンCの効果。J Manipulative Physiol Ther. 1999年10月;22(8):530-3. 「風邪やインフルエンザの症状が現れる前または後に大量投与されたビタミンCは、対照群と比較して、試験対象集団において症状の緩和と予防に効果があった。」

2. スミス L. (編) ビタミンCの使用に関する臨床ガイド (別名: 基礎医学としてのビタミンC: フレデリック・R・クレンナー医師の出版および未発表作品の抄録) 1988年。F. R. Klenner, M.D.、「ビタミンCの注射および経口投与により容易に治癒したインフルエンザ、脳炎、および麻疹の症例を報告」
 
 http://www.seanet.com/~alexs/ascorbate/198x/smith-lh-clinical_guide_1988.htm

http://my.webmd.com/content/article/112/110522.htm

4. Cathcart RF. 腸管の耐性、ビタミンC欠乏症、急性壊血病。医学的仮説、7:1359-1376。 http://www.orthomed.com/titrate.htm

5. Cathcart RF. 大量投与のビタミンCによるインフルエンザの治療。
 http://www.orthomed.com/mystery.htm#treatment

6. Cathcart RF. Avian (bird) flu. 鳥インフルエンザ
 http://www.orthomed.com/bird.htm

https://orthomolecular.org/resources/omns/v01n12.shtml

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病院に初詣www

まあ、行列に並ぶのが好きなのだろうwww


(以下引用)

「“インフルエンザ感染爆発”で年末年始の病院に大行列」というBD報道

BrainDead Worldさんのサイトより
https://nofia.net/?p=24770
<転載開始>

だから…こんな寒い中、外で並んで待つんなら、家で暖かくして寝ていましょうよ。インフルエンザだろうが何だろうが、どんな風邪でも寒い中で突っ立っていれば、悪化するだけです。しかも、病院は何の解決策もくれないですよ。効果的な薬なんてないですし。


でもまあ、この「発熱 → 病院に並ぶ」というのも洗脳なんでしょうねえ。

【猛威】“インフルエンザ感染爆発”で年末年始の病院に大行列 薬局も緊急事態に「在庫が非常に心配」 東京都では5年ぶりに警報基準超える

FNNプライムオンライン 2025/01/06



1月2日、ずらりと並んだ人たち。初売りでも福袋でもなく、病院にできた患者の列でした。


理由は日本各地で猛威を振るうインフルエンザ。


1医療機関当たりの患者報告数は、前の週に比べ2倍以上となり、警報レベルの都道府県は36となりました。



東京都でも5年ぶりに警報基準を超える中、多くの人が仕事始めを迎える6日、都内のクリニックを取材すると、開院前に多くの人が並んでいました。


新年を迎えた病院の前にできた受診行列。


症状を感じて受診しに来た人:
朝早く(開院20分前)に来たが、前には5~6人が並んでいた。


年末に親子でインフルエンザに罹患(りかん):
(熱がある時に並ぶとしたら?)きついですね。娘が熱出た時も私が(列に)並びに来て、順番来たら娘と一緒にまた病院に来るという形だった。


正月の診療時間を6~7時間延長して対応したという病院には、次々とインフル患者が駆け込んできていました。


緊急事態は薬局にまで及んでいます。


有明ファミリー薬局薬剤師・小林和正さん:
「インフルエンザ薬」は500人分ほど年末に入る前に在庫しておいたが、50人分くらいしかなくなっている状況。これからさらに増える予想がたちますので非常に心配な状況。

 




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白内障の基礎知識

「よつば眼科」というところのホームページ記事で、ここに載せたのはその一部だが、懇切丁寧な内容である。

(以下引用)


白内障は、自覚症状があらわれるのが遅く、気づかない人も多いでしょう。


さらに、進行も遅いため放置してしまいがちです。


治療方法や手術費用についての知識がないので、積極的に受診できないといった場合もあるでしょう。


しかし、進行状況は人によって違うため、放置はおすすめしません。


ここからは、よくある質問を3つご紹介しますので、受診や手術前の予備知識として参考にしてください。

白内障が出始める年齢は?

50代で4割、60代で7割、70代で9割と言われています。


個人差はあるものの、年齢と共に増えていくとされている病気なので注意が必要です。


70代以上になると、多くの方に白内障の症状が見られるようになります。


ただし、白内障は老化現象のみとは限りません。


様々な原因によって、若いうちから発症してしまう人もいます。


糖尿病やアレルギー疾患などの持病がある方は、長く使用している治療薬が原因になる場合があるため注意が必要です。


また、アトピー皮膚やスポーツによるけがが原因で白内障になる場合もあります。


目やまぶたを掻いたり、衝撃を受けたりしたことによって、水晶体に傷が付く外傷性の白内障です。

手術の費用は?

単焦点眼内レンズを用いる場合は基本的に健康保険が適用されます。


患者の負担は費用の3割で、相場は片目につき45000円程度です。


ただし、レーザー手術や多焦点眼内レンズは保険の適用外となります。


レンズの種類やオプションによって費用が異なるため、診察と共に相談して決めていきましょう。


保険適用の自己負担額には、医療費控除や高額療養費が対象になる場合があるので、区役所などの市町村役場にてご確認ください。

白内障を予防するには?

抗酸化作用のある成分が多く入った食材を摂取することが大切だと言われています。


ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類やミネラルが豊富な食材を積極的に摂ると良いでしょう。

  • パプリカ・ブロッコリー・パセリなどの緑黄色野菜
  • キウイ・イチゴ・かんきつ類などのフルーツ
  • ゴマ・アーモンド・ピーナッツなどの種実類
  • ヒマワリ油・ヤシ油・べに花油などの植物油
  • プルーン・リンゴ・赤ワインなどのポリフェノール類
  • 海藻・魚介・納豆などのミネラル類

緑黄色野菜やフルーツなどから摂取できるビタミンCは、熱に弱い性質があり、生で食べるのがおすすめです。


炒めて食べる場合には、べに花油などの植物油を使って調理すると、ビタミンEも同時に摂取できるので効果的でしょう。


ポリフェノールやビタミンなどを摂取することで、目の老化を遅らせられます。


また、適度な運動や紫外線対策も必須です。


体を動かして、健康的な生活を心がけましょう。


ただし、紫外線対策は忘れないようにしてください。


水晶体のたんぱく質は紫外線の影響を受けやすいため、帽子やサングラスなどで保護しましょう。


白内障の予防には、とにかく老化させないことが大事です。


様々な病気のリスクを抑えるためにも、健康的な生活を心がけると良いでしょう。

まとめ

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老人性白内障とビタミンC

三石巌博士はビタミンCの静脈注射で白内障を治したそうだが、経口摂取でも効果はあるようだから、白内障の可能性が高い人(まあ、老人は全員そうだがww)は食事や間食やサプリでビタミンCを摂取するのも一手段だろう。もちろん、手術すればいい、というのも手だが、カネの無い層は自分で予防するほうが安価だろう。ただし、ビタミンC(クエン酸?)は非常に酸味が強いので、ドリンクなどだとやたらに糖分を含む可能性が高いかもしれない。

(以下引用)

ビタミンC摂取と老人性白内障発症の関係について

-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-

私たちは、いろいろな生活習慣と、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、白内障などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てる研究を行っています。


平成7年(1995年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県石川という4地域にお住まいの、45~64歳の男女約40,000人の方々に、食習慣などについてのアンケート調査に回答して頂きました。そのうち、ビタミンCに関する回答に不備がなく、「白内障と診断されたことがある」または「白内障の手術を受けた」と答えた方を除いた約35,000人を、今回の分析の対象としました。対象者をビタミンCの摂取量でグループ分けし、平成12年(2000年)に実施したアンケート調査における老人性白内障発症リスクを比較し、専門誌で論文発表しましたので紹介します。
Eur J Nutr. 2007年46巻118-124ページ


平成12年に実施した調査で、医師から老人性白内障と診断されたかどうか、また老人性白内障の手術を受けたかどうかについて回答していただきました。平成7年に白内障を発症していなかった対象者35,186人(男性16,415人、女性18,771人)のうち、5年後の平成12年の調査で、男性216人(1.32%)、女性551人(2.94%)が新たに白内障と診断され、また、男性110人(0.67%)、女性187人(1.00%)が白内障の手術を受けたと回答しました。これらの回答の妥当性を確認するために、対象者の一部に許可を得て過去の医療記録と照合したところ、白内障の診断については53名中49名(92.5%)で、また手術については25名中25名(100%)で、自己申告による回答と医療記録の一致が確認されました。

ビタミンCの摂取量が多いほど、老人性白内障と診断される率が低くなる

ビタミンCの摂取量を男女ともにそれぞれ均等に5つのグループに分けて、その後5年間の老人性白内障の発症(診断の自己申告)との関係を解析しました(図1)。図の縦軸は、老人性白内障のなりやすさを示しています。ビタミンCの摂取量が一番少ない人のグループを1として、それ以上摂取する人の群がどのくらい(何倍)、老人性白内障になりやすいかを示しています。


図1 ビタミンC摂取と老人性白内障の発症との関連


解析の結果、ビタミンCの摂取量が多くなるにつれて、発症リスクが低くなる傾向が見られました。ビタミンCの摂取量が最も多いグループの発症リスクは、最も少ないグループに比べ、男性で0.65倍、女性で0.59倍、つまり、男性では35%、女性では41%低くなっていました。

ビタミンCの摂取量が多いほど、老人性白内障の手術を受ける率も低くなる

さらに、老人性白内障の発症を、より確実にとらえた「手術を受けた」と答えた方に絞って調べました。それでもやはり、ビタミンCの摂取量が多くなるにつれて、リスクが低くなる傾向が見られました(図2)。ビタミンCの摂取量が最も多いグループの発症リスクは、最も少ないグループに比べ、男性で0.70倍、女性で0.64倍、つまり、男性では30%、女性では36%低くなっていました。


図2 ビタミンC摂取と老人性白内障による手術との関連

 欧米で報告されていたビタミンC摂取による老人性白内障の予防効果が、日本人においても改めて確認された

欧米では、ビタミンCなどの抗酸化栄養素の摂取と老人性白内障発症率との関係について調査した追跡研究が多数存在しており、食事からのビタミンC摂取により老人性白内障の発症率が低下することが報告されていました。また、血中のアスコルビン酸濃度が高い人で、低い人よりも白内障リスクが低いことが観察されています。しかしながら、サプリメントの使用を調べた前向き研究や、ビタミンC補給による無作為化比較試験では、必ずしも白内障予防効果が示されているわけではありません。


加齢による水晶体の混濁は、水晶体を構成する蛋白が酸化によるダメージを受けることが主な原因であると考えられています。食事から摂取されたビタミンCによって、眼組織のアスコルビン酸濃度が高くなり、加齢による水晶体のダメージを予防することが、実験で示されています。


これまでアジアの一般住民を対象に検討した大規模な追跡研究は行われていなかったため、日本人においてもビタミンC摂取による老人性白内障の予防効果があるのかどうか分かっていませんでした。今回、私たちが行った追跡研究の結果、日本人においても、食事からのビタミンCの摂取が老人性白内障の発症率を低下させる可能性があることが分かりました。


 

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創傷と創造

「東海アマ」ブログ記事で、記事前半は個人的な話なので省略する。後半は医療界の「欺瞞の歴史」のようなもので、まあ、欺瞞ではなく錯誤だとも言えるが、その錯誤の事実を隠してきたと言うか、堂々と呆れた「医療方針の路線変更」をしてきたことのほうが凄い。
普通のビジネスでそういう行為をしたら、完全に「あいつは信用ならない奴だ」とされて見放されるだろうが、なぜか医療界ではそれがまかり通ってきたのである。
それは、患者側が圧倒的に知識の壁にさえぎられていて、「疑問を持つこと」すら不可能だったからだろう。しかし、今はネットで素人でもかなりの科学知識や医学知識を調べることができる。それによって「専門家」の仮面が剥がれ落ちようとしているのである。新コロ騒ぎはその代表的事例である。

*「創傷」の「創」に「きず」の意味があることを、漢和辞典を調べて初めて知った。「傷」を「創(つく)る」とは変な熟語だな、と思って調べたのである。なるほど、物事の創造とは、既成のものに「刀(りっとう)」で打ち込むこと、傷を与えることだったのだwww
医療界に切り込んで傷(創傷)を与えることで、まともな医療が創造されるかもしれない。



(以下引用)

それから、私は子供の頃から急性膀胱炎以来、軽度の腎不全が続いていた。痛風もそのせいだ。長じて、酒とつまみのせいで痛風腎に近い状態になり、腎機能が低下したまま今に至っている。
 ところが、腎不全の治療プロトコルは、「安静第一」で、激務は禁止されていた。
 だが、私は1990年に日本百名山を完登するなど、登山に狂いまくっていた。

 腎不全の治療プロトコルに反した人生だったが、とりあえず終末を迎えようとしているのだが、実は、「安静第一」のプロトコルが大きな間違いで、腎不全は運動によって改善するという新たな指針が作られている。
 
 2022年12月14日 腎不全の運動制限、今と昔でこんなに違います
 https://www.toseki.tokyo/blog/renalfailurelit/

 新しい腎不全の治療プロトコルは、安静にせずに、運動によって全身の循環を高め、腎臓への血流を増やすことで、腎機能の自主的な回復を促すというものだ。
 医療界のこれまでのプロトコルは真っ赤なウソだったのだ。

 もっとも代表的な医学プロトコルの巨大な過誤は、一般の創傷治療で、「消毒ありき」という常識だったものが、今では「消毒せず、洗浄だけで幹部を密封して放置する」というものに代わっている。
 我々が子供の頃、怪我をすれば消毒というウソの知識で、赤チンやヨーチン、オキシフルに頼っていた治療方法は、すべて無意味なものだった。
 http://www.wound-treatment.jp/title_heisa.htm

 この新たな「湿潤療法」の普及によって、日本の医薬品産業にも巨大な影響が押し寄せ、赤チンは消えてしまった。
 つまり、医学は権威をひけらかしながら、ウソばかり押しつけてきたのだ。

 最大のウソは「癌治療」だった。
 癌治療の大半が、癌を悪化させていたことをとりあげた著書や論文は多い。
 https://store.shopping.yahoo.co.jp/netoff/0011787623.html

 たとえば、20年前まで、癌患者末期では、抗がん剤によって食欲がないことで大半の患者が栄養失調に陥り、癌よりも栄養不良で死ぬことが多かった。
 今では、癌患者には抗がん剤よりも栄養療法の方が大切になっている。適切な体力によって免疫力を向上させることの方が、抗がん剤よりも大切だったのだ。

 また腎不全と同じで、運動によって循環を高めることの方が、抗がん剤よりも治療効果が大きかったのだが、医師は、それでは医療の価値が下がると思い込んで、そうした考えを否定してきた。

 実は、癌患者には「自然治癒」の実例が多数ある。
 https://www.youtube.com/watch?v=IlDolmd1Bxk

 ポイントは、自然界で癌細胞を本当にやっつけてくれているのは、放射線でも化学抗がん剤でもなく、実は、自身の免疫作用だった。
 そこで自然治癒の実例を調べてみると、癌患者が創傷や他の病気によって免疫力を向上させたとき、一緒に癌細胞もやっつけて癌細胞が消失してしまったケースが多数報告された。

 昔から、「痛風患者が癌にならない」と噂されてきたが、その本質は、痛風患者は全身の関節で炎症を起こしていて、普通人の何倍もの免疫物質を産生していることが関係しているのかもしれない。
 こうして考えると、癌の本当の治療法は、体内の免疫を上げることであって、そのために、他の病気や怪我が役に立ったりする場合があるということだ。

 ところが、癌の免疫療法は丸山ワクチン以来、たくさん出現しているのだが、一向に普及しない。
 最大の理由は、医師が「治してやった」と言いにくいことや、製薬企業が利権を享受できないことに尽きる。
 医療問題の本質は、医師が利権に依存する体質にあることが、はっきりと分かるのだ。
 

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