ABC NEWSによると、マイケルさんとシーラは事件前から不倫関係にあったことがわかっており、再婚後は2人でレストランを経営していたという。’17年、ピエロが逃走に使った車にあった髪の毛のDNAがシーラのものと一致したため、彼女は逮捕された。第1級殺人罪で起訴され、州の司法当局は死刑判決を目指して裁判の準備をしていたが、今月25日にシーラはマーリーンさんの殺害を認めたという。
シーラの弁護人グレッグ・ローゼンフェルドは、AP通信の電話インタビューで「この善行(自供)によって、依頼人は来年にも釈放される可能性があります。今回の司法取引は彼女にとって信じられないほどの勝利です」と語った。裁判で有罪判決が下されれば少なくとも25年の刑を受ける可能性があったためだそうだ。
’00年に遺族が地元紙The Palm Beach Postに語ったところによると、マーリーンさんは事件当時、夫の浮気を疑い離婚を考えていたという。しかし、夫婦の財産の多くがマーリーンさんの名義だったため、シーラは彼女を殺して全てを手に入れようとしたと見られている。
夫のマイケルさんは妻の殺害に関与していたとはされていないが、’94年に重窃盗、恐喝、走行距離計の改ざんなどで有罪になっている。