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電子社会は「板子一枚下は地獄」の社会

電子データは、何かのミスや誤作動や電子犯罪で一瞬で消えるという悪夢が付き物である。これは、データを残したくない悪党には有利なので、どんどん電子データ化社会が進んでいく。
なお、これは電気完全依存社会の一面だが、実はスマホ完全依存社会にも同じ危険性がある。つまり、所持するスマホを紛失、あるいは破壊されたら社会から隔絶するという危険性だ。現金廃止になり、スマホ利用の電子マネーだけになった社会は恐怖社会そのものである。常に「電子処刑」が足元にある。それは餓死に直結するのである。

(以下引用)

新潟県の公文書データ10万件が消失 保守業者がテストなしで新機能追加し不具合に

2023年04月24日 12時10分 公開
[ITmedia]

 新潟県は4月21日、サーバに保存していた公文書データ10万件が消失したと発表した。外部からの攻撃によるものではなく、システム保守業者の人為ミスが原因としている。

photo新潟県庁舎

 県は富士電機ITソリューション(東京都千代田区)が開発・保守を担う公文書管理システムを使用している。消失したのは同システムにおいて3月24日午後9時から31日午後11時59分までに登録した文書の添付ファイル10万3389件。「県民や関係事業者に直ちに大きな影響があるものではない」としている。

 4月10日に、県の職員が添付ファイルを開けない状況になっていることに気付き、富士電機ITソリューションに調査を依頼した。ファイルが消失したのは9日夜ごろで、判明した段階でバックアップ期間(3日間)を過ぎていたためバックアップファイルが残っていないことが分かった。


 原因は、添付ファイルの拡張子を小文字に変更する新機能を、運用テストや社内審査などの必要な社内手続きを経ずに追加したことという。これにより、不要なファイルを削除するプログラムが約10万件のファイルを不要として削除した。開発担当者と運用担当者の間で情報共有もできておらず、県から連絡を受けた際に対応に遅れが出たという。

photo

 現在は、5月7日をめどにデータの復旧作業を行うとともに、復旧できなかった場合の影響を調査している。県は「保守業者の業務執行体制を精査し、必要な対応をとる」としている。


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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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