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廊下の奥に立っているもの

「さてはてメモ帳」から転載。
フランシス・ベーコンという画家についての記事の後半部分に、この記事があった。たぶん「晴耕雨読」からの転載だと思う。同タイトルの記事をそちらで見た記憶があるが、その時は読まなかったので、中身は知らない。
なぜ読まなかったのかというと、こういう「いかにも」という感じの政治思想俳句を私は好まないからだ。もちろん、俳句の題材に何を扱おうが自由だが、私の好む類の俳句ではない、ということだ。
だが、反戦思想のキャッチコピーとしてならば、なかなか優れたコピーであるとは思う。廊下の奥に立っているのはもちろん幽霊的な存在であろうという、日本人の集合的無意識に訴えかけ、いつのまにか忍び寄る戦争というものの不気味さをうまく暗示している。
なお、記事の下から二つ目の関連記事の、福島の除染作業員の不審死の件は私も「徽宗皇帝のブログ」で取り上げたが、この事件の続報が聞こえてこないところがまた不気味である。




(以下引用)




http://sun.ap.teacup.com/souun/12575.html#readmore




戦争が廊下の奧に立っていた

1939(昭和14)年、京都大学俳句会で活躍していた、

渡辺白泉という学徒が詠んだものです。

白泉はとくに政治に関与していたわけではありません。

もちろん、左翼でもありませんでした。

戦争を嫌い、平和と文学を愛するごくふつうの大学生だったのです。

ところが、特高警察はこの俳句にまで目をつけ、

「反戦思想の持ち主だ」

と言って、渡辺白泉に治安維持法違反の嫌疑をかけ、投獄しました。

仲間も俳句を作れないほどの言論弾圧を受けました。

いまに伝わる「京大俳句事件」です。(新興俳句弾圧事件)

たった一句の俳句にまで弾圧が及んだ暗黒の時代。

そのおぞましい暴力は、まだ大丈夫だろう、と思っている矢先に、

突然に襲ってきたのです。

国民の目と耳と口をふさぎ、

自分たちの思うがままに独裁的な政治をしようという勢力が

居丈高に振る舞っているいま、

すでに不気味な圧力は

あなたの背後にしのび寄っているかもしれないのです。

戦争が廊下の奧に立っていた

戦前、京大生・渡辺白泉がこの俳句を詠んだときには、

もう戦争は廊下の奧どころか、茶の間に軍靴で侵入していたのです。



TPP"秘密文書"をWikileaksが暴露「著作権侵害の非親告罪化」に10カ国賛成 The Huffington Post | 投稿日: 2013年11月14日 16時01分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2013/11/14/tpp-copyright_n_4271586.html?utm_hp_ref=japan

【不審死】福島の除染作業員がゴミ箱の中で炎上して死亡!しかも、ゴミ箱の外からは留め金!警察「事件性はない」

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1196.html


日本が戦争をできるようにしたい安倍首相とオバマ大統領
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-f1e9.html




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