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日米安保と憲法9条の衝突

トランプは、日米安保条約が「米国は日本を守る義務があるのに日本が米国を守る義務が無いのは不公平だ」と言って日米安保条約破棄をほのめかしているらしいが、米国の軍需産業にとっては日米安保の破棄は大きな金づるの消滅だから、大反対だろう。
なお、「米国が日本を守る義務がある」はトランプの誤解(しているふり)であり、「米国が日本の領土を自由に使って軍事展開をしていいし、日本政府や自衛隊は米国の指令に従う義務がある」というのが日米安保の意味。日本の領土外では、「憲法9条」のために米国の戦争に加われない、というのが安倍政権より前の「拘束条件」で、米国がそれに不満を持っていたわけだ。米国の戦争の中で、「米国を守るための戦争」などほとんど無い。





  1. イージス・アショア、最初は800億円と言われていたのにいつの間にか1300億円とかになってるよね。しかも搭載ミサイルの料金が入ってない。これが一発40億円するのだそうだ。とりあえず4発買うそうだが、北朝鮮の日本に照準を合わせているノドンが300発だって。



  2. 田岡俊次氏が解説していたが、イージス・アショアなどの米国製武器の取引はFMS(対外有償軍事援助)という米軍の独自ルールで行われる。値段は米軍が勝手に決めることができ、しかも契約成立後に値段を上げることができる。もはや援助ではなく押売りである。


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