「ゴルギアス」の中の、ソクラテスの主張の要約を先ほどまで書いていたのだが、どこかのキーを触ったとたんにそれが全部消えてしまったので、1時間ほどかかった仕事がパーである。まあ、誰も求めていない仕事だから、それはウィキペディアなどに任せることにする。今は、その気力も出ないので、その報告だけにする。報告しないと、言ったこともやらない無責任な奴だ、ということになるだろうから。やらなかったのではなく、アクシデントで、やったことが消えたのである。
簡単にまとめておく。
「カルリクレスは欲望の満足が幸福と言うが、欲望の満足は当人に害悪になることもある。それよりも、正義や節制のほうが、当人にも周囲にもよいものだ」というような話である。
だが、これは、「周囲の満足や不幸などくそくらえ。俺は、自分が満足しさえすればいいし、放埓のかぎりを尽くして身を滅ぼしても満足だ」という人間を納得させる議論ではない、と私は思う。
ざて、あなたはソクラテス派か、カルリクレス派か。上級国民はほとんどがカルリクレス派であることは確かだろう。
簡単にまとめておく。
「カルリクレスは欲望の満足が幸福と言うが、欲望の満足は当人に害悪になることもある。それよりも、正義や節制のほうが、当人にも周囲にもよいものだ」というような話である。
だが、これは、「周囲の満足や不幸などくそくらえ。俺は、自分が満足しさえすればいいし、放埓のかぎりを尽くして身を滅ぼしても満足だ」という人間を納得させる議論ではない、と私は思う。
ざて、あなたはソクラテス派か、カルリクレス派か。上級国民はほとんどがカルリクレス派であることは確かだろう。
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