引用記事からは話が離れるが、私が研究してほしいなと思うのは、血圧と癌の関係である。何となくだが、血圧の高い人間は癌になりにくいのではないか、という気がするのである。何の根拠もないが、低血圧の人は臓器への血の巡りが悪そうで、血の滞留が癌を生成するのではないか、という妄想だ。これは「高血圧は悪!」という世間(世界)の風潮へのアンチテーゼである。もちろん、異常な高血圧は脳溢血になりやすいというのは事実だろうから、高血圧万歳というわけではない。今は、その「異常な高血圧」の基準数字があまりに低くないか、ということである。そのために安易に降圧剤が処方されていないか。
昔のように「年齢+100」(「年齢+90」だったか?)というのがまともなのではないか。ただ、その場合、「正常な血圧」の人でも脳溢血になる割合は増えるのは確実ではあるだろう。何が正常なのか、難しいところだ。まあ、降圧剤は両刃の剣というところではないか。
(以下引用)
抗マラリア薬は抗がん剤でもあるのだろうか
イベルメクチン、アルテミシニン、そして、ヒドロキシクロロキンに抗がん作用があることがわかっている。
いくつかの研究では、がんが寄生虫のように振る舞うと仮定していることに注目しており、この観点は興味深い。外部寄生虫と同様に、がんは宿主である人体に栄養を依存しているが、独立して機能し、しばしば宿主に損害を与える。
アブレウ教授は、マラリア、がん、および COVID-19 に共通する特徴は、それらすべてが増殖に鉄を必要とすることであり、したがって、アルテミシニンはマラリア、がん、および COVID-19の予防に成功して使用されていると述べた。
アブレウ教授は、寄生虫、ウイルス、および、がんの間に関連性があるかどうかについて、さらに研究を行う必要があると述べている。
イベルメクチンは、がん細胞の増殖と転移を防ぎ、いくつかの種類のがんにおいてがん細胞の死を促進することが研究でわかっている。イベルメクチンは、がん細胞が酸素と栄養素を得るために必要な血管の形成を防ぐこともできる。