まあ、考えれば、そうなるのが当然だろうなあ、と思う。
実は、私自身、加齢による胃腸の衰弱に悩んでおり、非常に下痢をしやすくなっていて、胃腸の老化の対策は何かないか、と探しても、見つかるのはたいてい「乳酸菌サプリメント」のステマサイトばかりなのである。だが、下に書かれているように、乳酸菌は胃液で死んでしまうのなら、これはイワシの頭を信心する類いの迷信を利用したインチキ商売なのではないか。
ヨーグルトやヤクルトなどは「美味いから飲む」、というならいいが、それが健康にいいと信じて愛用している人が大半だと思う。医学界は、この疑問に誠実に答える義務があるはずだ。
(以下引用)
乳酸菌は、胃液でほとんど全滅するのではないのですか?
greed_jarさん
2010/12/1008:12:55
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乳酸菌は、胃液でほとんど全滅するのではないのですか?
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moriani503さん
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2010/12/1008:23:29
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その通りです。乳酸菌の中でも最近注目されているもの、有名なものを集めてみました。摂取した乳酸菌は、そのすべてが腸に到達できるわけではありません。口から入った細菌が勝手に増殖しないように、人には胃酸と胆汁酸という2つのバリアが備わっているのです。胃酸はpH1~2の強酸性で酸に弱い乳酸菌はここで死滅してしまいます。現在、口から摂取する99%の乳酸菌が、生きたまま腸に届くことなく死滅するといわれています。もし酸に耐えた乳酸菌が腸に届いても、そこに溜まることが出来なければ効果が十分に発揮されずそのまま便と一緒に排出されてしまいます。(溜まることが出来なかった菌を通過菌といいます)つまり乳酸菌は、胃酸や胆汁(消化液)に強く、腸に定着(増殖)できる強さが必要というわけです。
ビフィズス菌、ヤクルト菌KW、乳酸菌LG21、植物性乳酸菌、コッカス菌、L29乳酸菌、L92乳酸菌、EF乳酸菌、ETF-2001、クレモリス菌、ラブレ菌
上記のように乳酸菌は、胃や十二指腸を通過するときに胃酸や胆汁によってほとんどが死滅することから、腸まで生きたまま届く乳酸菌の開発競争が熾烈に行われています。例えばY社では、乳酸菌飲料の菌数を増やし、従来、一本の容器に150億個程度だった菌の数を200億、400億に増やしたものを販売しています。乳酸菌の数を多くすれば死なずに腸まで届く乳酸菌がふえるだろうと言う考え方です。しかし、従来の乳酸菌飲料より多くの乳酸菌が死なずに腸まで届いたとしても、すでに腸内に住んでいる善玉菌の縄張りに住み着くことは出来ず腸に留る事は出来ません。そこで窮余の一策として、このメーカーは乳酸菌飲料を毎日欠かさず飲むことで効果が期待できると謳っています。また、乳酸菌は空気に当たると死んでしまいますから大きな容器に入れて長く保存することも難しいので毎日小さな容器の乳酸菌飲料を飲み続けなければなりません。それで本当に効果が期待できるのでしょうか。という疑問視する意見もあります。乳酸菌の摂取=腸内環境の維持とは限りません。
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質問した人からのコメント
2010/12/10 08:28:58
一安心 排泄物の臭いが消えてしまったのですが、乳酸菌の仕事かどうか怪しくて質問しました・・
実は、私自身、加齢による胃腸の衰弱に悩んでおり、非常に下痢をしやすくなっていて、胃腸の老化の対策は何かないか、と探しても、見つかるのはたいてい「乳酸菌サプリメント」のステマサイトばかりなのである。だが、下に書かれているように、乳酸菌は胃液で死んでしまうのなら、これはイワシの頭を信心する類いの迷信を利用したインチキ商売なのではないか。
ヨーグルトやヤクルトなどは「美味いから飲む」、というならいいが、それが健康にいいと信じて愛用している人が大半だと思う。医学界は、この疑問に誠実に答える義務があるはずだ。
(以下引用)
乳酸菌は、胃液でほとんど全滅するのではないのですか?
greed_jarさん
2010/12/1008:12:55
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moriani503さん
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2010/12/1008:23:29
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その通りです。乳酸菌の中でも最近注目されているもの、有名なものを集めてみました。摂取した乳酸菌は、そのすべてが腸に到達できるわけではありません。口から入った細菌が勝手に増殖しないように、人には胃酸と胆汁酸という2つのバリアが備わっているのです。胃酸はpH1~2の強酸性で酸に弱い乳酸菌はここで死滅してしまいます。現在、口から摂取する99%の乳酸菌が、生きたまま腸に届くことなく死滅するといわれています。もし酸に耐えた乳酸菌が腸に届いても、そこに溜まることが出来なければ効果が十分に発揮されずそのまま便と一緒に排出されてしまいます。(溜まることが出来なかった菌を通過菌といいます)つまり乳酸菌は、胃酸や胆汁(消化液)に強く、腸に定着(増殖)できる強さが必要というわけです。
ビフィズス菌、ヤクルト菌KW、乳酸菌LG21、植物性乳酸菌、コッカス菌、L29乳酸菌、L92乳酸菌、EF乳酸菌、ETF-2001、クレモリス菌、ラブレ菌
上記のように乳酸菌は、胃や十二指腸を通過するときに胃酸や胆汁によってほとんどが死滅することから、腸まで生きたまま届く乳酸菌の開発競争が熾烈に行われています。例えばY社では、乳酸菌飲料の菌数を増やし、従来、一本の容器に150億個程度だった菌の数を200億、400億に増やしたものを販売しています。乳酸菌の数を多くすれば死なずに腸まで届く乳酸菌がふえるだろうと言う考え方です。しかし、従来の乳酸菌飲料より多くの乳酸菌が死なずに腸まで届いたとしても、すでに腸内に住んでいる善玉菌の縄張りに住み着くことは出来ず腸に留る事は出来ません。そこで窮余の一策として、このメーカーは乳酸菌飲料を毎日欠かさず飲むことで効果が期待できると謳っています。また、乳酸菌は空気に当たると死んでしまいますから大きな容器に入れて長く保存することも難しいので毎日小さな容器の乳酸菌飲料を飲み続けなければなりません。それで本当に効果が期待できるのでしょうか。という疑問視する意見もあります。乳酸菌の摂取=腸内環境の維持とは限りません。
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2010/12/10 08:28:58
一安心 排泄物の臭いが消えてしまったのですが、乳酸菌の仕事かどうか怪しくて質問しました・・
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