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とある算数の論理問題

クイズを出そう。
次の計算には、ある特別な規則があるが、それ以外は通常の計算規則に従うとする。その特別な規則は何か、推定せよ。

1:「1+1=2」
2:「1+2=4」
3:「4+1=6」
4:「5+3=8」
5:「6+3=10」




















まあ、頭を悩ますだけ馬鹿になる問題だが、答えは「偶数+奇数は任意の偶数を答えとする」である。あるいは、他の解も可能かもしれない。たとえば上の例の場合は「偶数+奇数は正常な計算のその答えの次の数字を解とする」でも成り立つ。
こういう馬鹿な問題を作ったのは、「論理とは、前提がいい加減(非常識)だとその解も異常なものになる」と言いたいからだ。
まあ、カッコ良く言えば「合理主義の陥穽」ということを言いたいわけだ。
最近のネット論争にはこの類の、「議論の前提(データ)そのものが怪しい」から、奇妙な結論、いい加減な結論になるものが多くないか?

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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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