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隠居爺氏の吸血鬼(英米)考察

「隠居爺の世迷言」から記事の後半を転載。前半は吸血鬼そのものについての考察なので割愛する。まあ、このブログは娯楽性が高いから、お勧めする。いくら知的でも、毎度毎度シリアスな内容だと、私には耐えられない。そもそも、そういうのが読める知的水準ではない。
なお、「世迷言」は「よまいごと」と読む。まあ、常識か。
イギリスという国(その中心のイングランド)やその国民は、隣国であり同じ英語圏の国であるアイルランドに対し苛酷な収奪政策を行なってきた、まさに吸血鬼国家である。これは、他国侵略をしても、比較的人道的な扱いをしてきた日本人とは「体質が違う」というか、国民の倫理水準が違うと言えるのではないか。ただ、日本国民の倫理水準は「新自由主義」の浸透でかなり怪しくなっているとは思う。それを英米化と言ってもいい。
キリスト教が道徳の土台になっていた文化圏で、キリスト教信仰が消えたら、無道徳国家群になるのは当然だろう。ただ、上級国民は昔からキリスト教など信じていなかったか、一般国民や異民族や異国民には何をしてもいいという、都合の良い考え方をしていたのだろう。つまり、もともと欧米社会の上級者は吸血鬼だったわけだ。

(以下引用)


 ところでアメリカは、いや、吸血鬼はなぜ血を吸うのだろうか。百科事典レベルでそこを説明しているものはない。そこで「吸血鬼 なぜ血を吸うのか」でググってみたが、どうも答えというか、通説はないらしい。

 私のイメージとしては、欧米は合理的な思考をするように感じるけれど、実は違うのかもしれないな。だって、吸血鬼がなぜ血を吸うのか知らないままで、ドラマを成立させるのだから、かなりの曖昧な思考回路しか持っていないことになる。

 まあ、欧米人というのはそういうものだということかな。なにしろ、魔女狩りなどという、摩訶不思議な残虐行為をしていたのが欧米だからね。あるいは、人を襲って大切なものを奪うという行為は、欧米人にとってあまりにも当たり前すぎて、わざわざその動機を説明する必用がないのかもしれない。

 ずいぶん話が遠回りしてしまったけれど、書きたいことは「アメリカは吸血鬼のような国」というだけのこと。そのために、なぜアメリカは人の血を吸うのか、つまり、なぜ他国を侵略して殺し、犯し、奪い、騙すなどの十戒に背いたことをするのかと考えているのだけれども、どうも吸血鬼のお話からは導き出すことができないようだ。

 そこで視点を変えてみよう。世界の中でも特に残酷な民族が英米人になる。イギリスとアメリカが悪の根源になる。残酷なだけでなく、悪知恵が働くのも特徴。狡いというのか卑怯というのか、多くの民族が後ろめたさを感じるようなことでも、英米人は罪悪感を感じないどころか、逆に嬉々として行おうとする。"鬼畜米英"というのは今もって正しい。優生学を信奉し、劣等民族を根絶やしにするというのであれば、まず滅ぼさなければならないのは英米人になるはずだ。彼らは特に道徳において世界一劣っている。

 英米人がなぜ残酷で卑怯かといえば、それは彼らの住む土地が痩せていて、あるいは気候が悪すぎて、いつも飢えと隣り合わせであったためではないかと私は想像する。生きていくためには、他人を殺し奪うしかないというのが、厳しい土地を与えられた英米人の宿命になる。

 アメリカ自体は豊かな国で、他国を侵略する必用などどこにもない。しかし、アメリカに流れ込んで実権を握っているのはイギリス人の末裔になる。そのイギリスが世界の覇者となったのはもっぱら他国を侵略したからであり、それはイギリスという国があまりにも貧しい国であったためだ。

 どうも、文化・文明が発展するためには、適度の困難が必用になるようだ。ある程度の環境の厳しさと、ある程度の豊かさ。これは一人一人の個人にも当てはまることで、甘やかされすぎてもだめだし、厳しくされすぎてもだめ。適度な愛情と、適度な厳しい訓練が必用になる。

 イギリスが花開いたとき、このバランスがちょうど良かったのだろうねえ。ただし、花開いたのは、殺しと略奪を中心に据えた文明になってしまったけれどね。イギリスは最初から呪われた土地だったのだろう。イギリス人が手本としたのは、おそらく、ヴァイキングかな。現在グローバリストなどと呼ばれている、存在の曖昧な連中もヴァイキングの末裔に違いない。海賊なら当然のこととしてグローバリズムを目指すはずだ。土着の土地を持たない人たちだから。

 いずれにしても、彼らが生き延びるためには、他国の侵略と、殺人と、略奪と、騙しが一番効率的だったわけで、現在のアメリカにまでその伝統が脈々と引き継がれている。それが鬼畜米英の正体と思っていいだろう。

 同じヨーロッパの白人で、ロシアも気候風土が厳しいように思われるけれど、おそらく、ロシアはモンゴル人の血が混じっているために、英米ほど残酷にはならないのではないかと思う。人間は黒人が一番温かい地域に住み、白人が一番寒い地域に住む。そして一番残酷なのが白人で、一番穏やかなのが黒人なのだろう。日本人や中国人のような黄人はその中間になる。

 面白いことに、残酷さで中位の黄人であるモンゴル人には、血液型B型が多い。よって、モンゴル帝国の影響下にあった国々もB型が多くなっている。日本もその一つだが中国やインドはB型の割合が日本よりももっと多くなる。

 SF作家で私の一番好きなのがアイザック・アシモフで、ロシア出身のユダヤ人だけれども、血液型はB型だったはず。あの何ともいえない愛嬌は、血液型B型の影響かもしれない。頭が切れるのはユダヤ人の血だろうか。

 日本人は中国を嫌うが、黄色人種の残酷さというのは、白人の残酷さとはレベルが違う。なにしろ、アメリカの白人と来たら、日本に原爆を2発落として大喜びをするくらいなのだから。そんなことをした凶悪な人類というのはアメリカだけだからね。そこをすっかり忘れて、あるいは、アメリカのプロパガンダに騙されて、日本人には中国を嫌う人が多い。コロナ怖い、ワクチンで助かる、ロシアが悪い、ウクライナかわいそうなどと全く同じで、日本人の愚かさがそのまま表れている。

 極悪非道のアメリカも、最近は分が悪い。英米にやられっ放しだったBRICSをはじめとする世界中の国々が、立ち上がり始めたからだ。極めて自然というか当然というか、当たり前すぎるくらい当たり前のことになる。なにしろ、英米に手当たり次第殺され、奪われてきたのだから、それを防ぐのは正当防衛以外の何ものでもない。

 そこにおいて、日本というのは大変に奇妙な国になる。日本も他の国と同様に英米に侵略され、殺され、奪われてきた国の一つであることは説明するまでもない。しかし、日本には特殊事情があって、自民党という大変に優秀なアメリカの番頭が、アメリカの傀儡であることを国民にさほど悟られずに日本を治めてきた。日本国民を上手に騙しながら、大東亜戦争敗戦後、現在に至るまで、アメリカに日本の富を横流ししてきた。日本の政治体制は、野党も含めてアメリカの植民地政策の一試行形態であり、それがゆえにアメリカに支えられた自民党政権が続いてきた。

 ところがここに来て、自民党が劣化したのか、アメリカ政府が劣化したのか、あるいは、日本という国、アメリカという国が全体として劣化したのか、自民党もアメリカも、日本に対する露骨な植民地政策を隠そうとしなくなってきた。

 大人しい上に愚かである日本人は、アメリカの日本に対する植民地支配が限度を超えるようになっても、それほどの不満を表明しない。しかし、問題は日米関係だけではなく、世界中がアメリカを見限り始めていることで、日本だけが知らんふりをしていれば治まるという問題ではなくなってきている。

 その上、戦況が不利になってきたアメリカは、日本も武器をとって世界と戦え、植民地に選択の自由はないと日本に命令してきた。アメリカの番頭である自民党は、目を白黒させながらも、アメリカの意向に沿おうとして動き始めている。そんな世界の情勢、日本の情勢の中にあって、あなたには吸血鬼の子分となって血を吸い始める覚悟ができているだろうか。私はお断りする。



P.S.


今思いついて、ChatGPTに吸血鬼が血を吸う理由を聞いてみた。


回答は、


1 不老不死を求める欲望


2 生存のためのエネルギー源


3 弱体化の防止


4 儀式や呪術の一環


ということだった。

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