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死刑制度が許容される唯一の条件

私は、悪事を行った人間は、その悪事に相当する罰を受けるべきだと思うし、殺人に相当する罰は死刑しかないと思っている。つまり、「目には目をもて償い、歯には歯をもて償うべし」というのが罪と罰の基本原則だと思っているわけだ。従って、「死には死で償う」ことになる。
しかし、人間が神でない以上、冤罪は必ず起こり得る。
冤罪による死刑は国家による最悪の犯罪(殺人罪)なのである。
ならば、罪と罰の基本原則どおり、その冤罪に関与した警察、検察、司法の関係者全員、場合によっては証言者も含めて全員が死刑になるべきだと思う。
それくらいの厳密さで死刑制度を運用する場合に限り、私は死刑制度を支持する。
そのような厳密な警察や司法の運用はまったく不可能だ、というなら、死刑制度をやめればいいだけだ。
いかに確率的に小さくても(実際はかなりな冤罪事件があるのだが)、冤罪が起こることが最初から前提の上で死刑制度があること自体おかしいのではないか。冤罪がわずかの確率でしか起こらないからいいのだ、というのなら、その冤罪被害者への罪はどう償うことができるというのか。当人が死刑になった以上、償うことは不可能なのだから、償う必要などない、というのが死刑賛成論者の考えなのである。これもまた一種の合理主義だが、そのご当人が冤罪被害者になったらさぞ面白い見物だろう。




(以下引用)




さんがリツイート

死刑がない国は国家が(司法制度の下)冤罪で人を殺すことはありませんよ。これは「絶対」に。




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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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