まあ、日本総研という正体不明の機関の出す、正体の知れない「幸福度」というのをマスコミが垂れ流すことから見ても、この「幸福度」が政府の肝入りで、原発多数立地県である福井をヨイショするためのものであることは自明だが、それを信じる馬鹿もたくさんいるのだろう。
そもそも、女性の労働力人口比率とか子供の体力や学力が幸福と何の関係があるというのか。
「日刊ゲンダイ」はわりといい記事を書くことが多いが、怪しげな「幸福度」を無批判に記事にするのは頂けない。
(以下「日刊ゲンダイ」から転載)
そもそも、女性の労働力人口比率とか子供の体力や学力が幸福と何の関係があるというのか。
「日刊ゲンダイ」はわりといい記事を書くことが多いが、怪しげな「幸福度」を無批判に記事にするのは頂けない。
(以下「日刊ゲンダイ」から転載)
幸福度3回連続トップの福井県でも叶わない東北県とは…?
火曜サスペンス劇場でおなじみの東尋坊がある福井県。敦賀、美浜、大飯、高浜の原発からも補助金がワンサカと入ってくる。
日本総合研究所「幸福度ランキング2018年版」で、福井県はまたしても総合1位。これで3回連続の王座に君臨している。
福井県は各種指標でも上位に顔を出し、47都道府県のトップだけを抽出しても、「社会教育費」(3万9580円=博物館や図書館など)、「女性の労働力人口比率」(53.9%)、「子どもの運動能力」、そして「学力」などが並ぶ。頭がよく、かつスポーツ万能の児童生徒が多いのだ。
今春は東大に10人、京大に18人が合格。高校野球で知られる福井商から初めて京大に合格した生徒が出て、県内ではちょっとした話題になった。合格者の総数こそ少なめだが、それは「大卒者進路未定者率」(1位)、「若者完全失業率」(4位)が優秀のため、地元に残っても就職の心配がないためだ。
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