今日は旧暦の八十八夜なので、唱歌の「茶摘み」の歌詞を載せておく。作詞作曲者名は不明。「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ」という義務命令調や「摘まにゃ日本の茶にならぬ」という国威高揚的歌詞が、軍国時代の日本を想起させる。まあ、しかし「八十八夜」(旧3月13日)という言葉が「夏も近づく」頃だということを教えるだけでも、価値がある唱歌である。3月中旬だから、まもなく旧暦4月、つまり夏になる、ということだろう。
(以下引用)
(以下引用)
夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る 「あれに見えるは茶摘みじゃないか あかねだすきに菅の笠」 日和つづきの今日このごろを 心のどかに摘みつつ歌ふ 「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ 摘まにゃ日本の茶にならぬ」 |
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