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一番苦労するのは常に組織の末端

どんな些細な話題にも食いつく(保守政権の悪行についてだけはノーコメww)「泉の波立ち」らしい記事である。言っていることはまったくセイロンティー、いや、正論。(きっこみたいな口調になってしまった)
こうした違法行為が何年も続いていること自体がおかしいのだが、まあ、コンビニ店主自体、FCに加盟した時点で本部の奴隷になることは予想すべきだったのだろう。そして、末端の人間の犠牲の上で消費者もまた利益を得ているのである。実際、コンビニほどコンビニエントなものはめったにない。世の中で消費者に一番役に立っている存在ではないか。政府の末端組織にしてもいいくらいだww



(以下引用)

2017年02月03日

◆ 恵方巻きの大量廃棄

 恵方巻きは大量に発注されたあとで、値引きもしないので、大量に廃棄される。

 ──

 恵方巻きはスーパーなどの店頭に大量に並んでいる。
 そんなに売れるのか? と不思議に思ったが、案の定、売れずに、店頭に大量に残っている。

 それは、どうなるか? 値引きされるか? いや、値引きされない。
ustam  さっき仕事帰りにスーパー寄ってきたんだけど、閉店間際なのに売れ残ったエフォー巻が全然割引になってなかったな。閉店後に店員が買い取るのだろう…。一方有明の海苔養殖はバブル状態なんだってな。
( → はてなブックマーク
 定員が買い取るのか? いや、むしろ、大量に廃棄されているようだ。
  → 【悲報】恵方巻、大量廃棄される【画像】

 ひどいものですね。
( ※ 話はこれでおしまい。)



 [ 付記1 ]
 コンビニで販売のノルマを課されたというアルバイトの声。
  → 恵方巻で悲鳴 過酷な販売ノルマに苦しむ

 一方、コンビニのオーナーは、本部から、恵方巻きを大量に押しつけられているそうだ。
  → コンビニオーナーが証言“恵方巻き販売で本部から圧力” New!


 [ 付記2 ]
 何でこんなに「押しつけ」が蔓延するのか? それは、恵方巻きは、ボロ儲けできるからだ。原価が安く、売値が高い。利益率がとても高い。だから、やたらと売りつける。
 だったら、そんなものは、買わない方が利口ですね。普通に寿司か刺身でも食っている方がいい。

 [ 付記3 ]
 このような押しつけは、違法である。
  → 恵方巻きは、違法巻き

 [ 付記4 ]
 コンビニ本部は「押しつけをしていない」と弁解する。
  → コンビニオーナーが証言“恵方巻き販売で本部から圧力” | NHKニュース
  → 恵方巻で悲鳴 過酷な販売ノルマに苦しむ実態 | NHKニュース

 一方、押しつけるのは、コンビニ本部の社員だ、という証言もある。
 オーナーによりますと、節分の前になると本部の社員が店舗を訪れ、去年の恵方巻きの売り上げ実績を示され、ことしの販売数の目標設定を求められるほか、大口の顧客を書き込むためのリストや、従業員ごとの販売実績を記録して張り出すための「予約獲得表」と呼ばれる表が提供されるということです。
( → コンビニオーナーが証言“恵方巻き販売で本部から圧力” | NHKニュース
 似た証言もある。
abababababababa  バイト時代のオーナーが、バイザーと取っ組み合いの喧嘩したらしい。オーナーが居ぬ間に恵方巻き3本入り1000円のを100食勝手に注文されてた。泣く泣くオーナーが自腹で買って、バイトに3食ずつ配ってた。バイザー絶許。
( → はてなブックマーク
 [ 付記5 ]
 この問題を扱った記事。
  → コンビニ恵方巻「大量廃棄」問題の解決が難しい事情
 
 現状を是認した上で「解決が難しい」と結論している。
 馬鹿げている。解決は簡単だ。現状を否定すればいい。特に、違法行為を否定すればいい。
  ・ 店舗への強制割り当て(大量押し込み)
  ・ バイトへの購入強制

 こういう違法行為を禁止すればいいのだ。いや、もともと違法行為は禁止されているから、違法行為をするコンビニ本部や店舗を摘発すればいいのだ。
 その場合、結果的には、売れ残りは大幅値引きされるので、きれいに売り切れることになる。単に法律を守るだけで問題は解決するのだ。
 上の記事は、「違法行為をする現状を是認する」という前提の上で、「解決は難しい」と結論している。そりゃ、違法行為を是認すれば、そうでしょうね。何言っているんだか。

 えほう = いほう = あほう
  


 【 関連項目 】

  → 食品廃棄を減らすには

 恵方巻き以外でも、大量の食品廃棄が生じている。

 
posted by 管理人 at 22:25| Comment(2) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 [ 付記4 ][ 付記5 ] を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2017年02月04日 07:21
コンビニ本部からの押し売りを禁止して、値引き販売を容認すれば改善されます。しかしながら、前者は本部の売上減に繋がりますし、後者は裁判で敗訴しても、依然値引き販売は見当たりません。

圧倒的な力関係の差に依るものでしょう。本部の腹が痛む方向には進みにくいわけです。新聞の押紙と同様な構造ですから、誰がどういった法的根拠に基づいてどのように禁止するかを考えると一朝一夕には是正されない話かと考えます。
Posted by 作業員 at 2017年02月04日 18:27







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