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アメリカに残る民主主義精神



ここで言われている大リーグの様子は、さすがに民主主義の本場という感じがする。最近のアメリカは政治的には民主主義が形骸化して資本家の傀儡政権ばかりだが、実生活では民主主義精神というのが残っているのだろう。
簡単に言えば、「上下関係より横の関係(基本的な平等さ)を重視する」ということである。つまり、「役職の権限は尊重するが、それ以外の部分では個人としてはみな平等」というのが民主主義の精神ではないか。だからこそ選挙ではどんな人間でも平等に一票が与えられるのである。その一票を平気で放棄している国民の国が民主主義になるはずがない。

(以下引用)



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000133-sph-base
 イベントの途中、和久田氏から発言を求められた岩隈は、日米野球界の考え方の違いを指摘。
「アメリカは選手同士がみんなリスペクトしているから、誰かがエラーをしてもその選手のせいにはしない。監督のコメントでも選手のことを悪く言うことはまずない。日本はすぐに責任問題にしてしまうところがあるなと。
チームが連敗している時にミーティングをするけど、日本では中心選手、リーダー格の選手が話して終わることが多い。アメリカはルーキーだろうが、試合に全然出ていない選手だろうが関係なく、自分が思ったことを発言する。
たぶん日本だったら『何でお前が発言してるの』となる。全員がリスペクトし合っているから、メジャーという舞台は力が発揮しやすい場所なのかもしれない」と発表した。

 ちょうど、日本では部活動において「力の不均衡」などからいじめが起きやすい、という話題を議論していたところだったこともあり、参加者たちからは岩隈に大きな拍手が送られた。

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