私の子供時代から青年時代は「実存主義」とやらいう思想が流行していたが、それがどういう思想か、私にはまったく理解できなかった。「不条理」とか何とかいうキーワードは耳にしたが、それが人生や社会とどういう関係があるのか、まったく理解の外だったわけだ。
で、今にして思うが、「不条理」とは「理性や合理性の敗北」の意味であり、世界は暴力が支配している、という意味だったと思う。それは、実存主義が第二次世界大戦という、理不尽な暴力が世界を支配した時代に生まれた思想だからだ。しかし、それは暴力の支配が一見終わったかのように見える時代に起こった思想だったから、一般人には「知識人の思想のお遊び」にしか見えなかったのである。
そして今、新たな「暴力の支配」「合理性の敗北」の時代が来ている。新型コロナがそうであり地球温暖化詐欺がそうであり、ウクライナ戦争の拡大がそれである。そのどこにも合理性は無い。理性が無い。暴力の前に理性は無力であり、それこそがかつて言われた「不条理」なのだろう。
で、今にして思うが、「不条理」とは「理性や合理性の敗北」の意味であり、世界は暴力が支配している、という意味だったと思う。それは、実存主義が第二次世界大戦という、理不尽な暴力が世界を支配した時代に生まれた思想だからだ。しかし、それは暴力の支配が一見終わったかのように見える時代に起こった思想だったから、一般人には「知識人の思想のお遊び」にしか見えなかったのである。
そして今、新たな「暴力の支配」「合理性の敗北」の時代が来ている。新型コロナがそうであり地球温暖化詐欺がそうであり、ウクライナ戦争の拡大がそれである。そのどこにも合理性は無い。理性が無い。暴力の前に理性は無力であり、それこそがかつて言われた「不条理」なのだろう。
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