とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12836814148.html
<転載開始>

TODAY'S
 
お注射マン

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

先日ゾッとするようなアレ体験をしたので記事にさせて頂きます。

この一件からは思うところが多すぎて内容が散らかってしまうことをご了承ください・・・。


とある独居の患者さんから次のような依頼を受けました。

全身が痛くなり?整形外科クリニックに行きたいとのこと。

話を聞いてみると、痛み止めの注射を毎月打ちに行っているそうです。

今までどうしていたのか聞いてみたところ、前回までは一般的なタクシーで行っていたそうなのですが、本人曰く「重症化した」から今回は私の事業所に依頼をしてきたという流れでした。

体の状態を電話越しで確認してみたところ、今でも何とか歩くことは出来る様子ですが、不安が大きく補助が欲しいみたいです。

車椅子にも座れそうなので、1名対応で予約を承り、当日は相方がお迎えに上がったのでした。

自宅に行ってみると概ね情報通りで、特に問題なく出発できたそうですが、その間の会話でとんでもないことが発覚します。

相方「今日の午前中は込み合っててお迎えが午後になってしまうかもしれません

患者さん「大丈夫、午前で終わる事はないと思うから

(?)この時点で午前9時
相方「痛み止めの注射を打つだけなんですよね?

患者さん「そうだけど全身に打ってもらうから前回も昼過ぎてた

とのことで、なんと全身10箇所以上に痛み止めのブロック注射を打ちに行くのだそうです。

常軌を逸しています。

しかも、前回から全身に打っているそうですが、体中が筋肉痛のような痛みになり、その後体が動かなくなり、今日にいたるという事が発覚。

こう続けます。

あれは痛み止めの注射なんかじゃない、別の注射を打たれたんだ俺は

そんなことは無いと思いますが、そう思うのになぜ病院に足を運ぶのか。

まるでコロナワクチンを見ているようです。

何事にも限度というものがありますよ。

それに、医者も医者ですよね。

痛いのなら痛み止めの注射を打ちましょう、というのは対処療法でしかない上に、

全身が痛いなら全身に痛み止めの注射を打ちましょう、という発想がどうにも幼稚というか、アレというか。

でもここの整形外科クリニックは地元でも人気のところなんですよ。

コロナワクチンと同じで、患者達は自動的に病院に足を運ぶようにプログラミングされているのかもしれません。

ちなみに、痛み止めのブロック注射を調べてみたのですが、どうやら保険適用になるのは初診月は1ヶ月に4回まで、翌月再診月より1ヶ月に2回とまでと定められているようです。

つまり、この方の場合は2回分以上は自費で支払っているということですよね。

一体いくらになるのでしょうか。

とあるクリニックの料金表を見たところ、部位によって違うものの1割負担で500円~900円程度と書いていました。

仮に500円だとすると、1本あたり5000円ですから、この患者さんが11本なのか19本なのかは分かりませんが、仮に12本とした場合、6万円の報酬になります。
 
ここにレントゲンやら別の加算も加わるでしょうから・・・
 

儲かりまんなぁ
 

やはり私には子供同士のお医者さんごっこのようにも見えるし、認知症同士のおままごとにも見えるし、認知機能の下がった中高年をターゲットにした詐欺(弱みにつけ込んだ押し売り)のようにも見えてしまいます。

この一件からも、日本人の変態的な注射好き(刺すのも受けるのも)が伺えますよね。

お注射マンですよ。


そして話はここでは終わりません。

午後になっても一向に電話が鳴らず心配していたのですが、15時頃に一般のタクシードライバーから電話が来ました。

何やら見覚えのある光景で嫌な予感がします。

おばちゃんタクシードライバー「あの、そちら介護タクシーさん?

私「はい

〇〇さんを間違えて家まで送っちゃって。整形外科から依頼があったものだから何も知らず迎えに来ちゃったの

自宅についたら介助が必要だからって言われて、私にはどうすることもできないから手伝いに来てくれませんか?

お前、人のことなんだと思ってんだよ

という言葉を押し殺し、

先日の一件から間をあけずに、また同じような出来事が起こった怒りの気持ちも押し殺し、

仕方がないけれどとりあえずタクシーには帰ってもらって、手伝いに行ってあげましたよ。

介助だけでww

でも行ってみると、想像以上に悪化しているのです。

もう歩行すら出来なくて、ほぼ全介助。

自宅のベッドに寝かせましたがこのまま寝たきりになっちゃいそうな雰囲気です。

行きより悪化してて愕然としました。

こんな状態だから自分では電話できず、クリニックに私の事業所に電話してもらうよう頼んだのでしょう(そして間違えられた)。


そういえば、昨日投稿したコロナワクチン後遺症の患者さん方もやはり体が動かなくなる人が多かったように思います。
 
私自身もコロナワクチン後遺症で体が動かなくなる症状を何度も見てきました。

 

でもそれらの人達は皆、病院に行っても原因不明と言われ、たらい回しにされて痛み止めだけ処方されるのがオチなのです。

 

 
しかし昨日投稿した通り、本人達に自覚がないだけで、こうした事例は山のようにあるのだろうと思います。

今回の患者さんが後遺症化どうかは分かりませんが、痛み止めを全身に打ちたくなる要因は何だったのかと、勘ぐってしまいます。
 
まぁ何にしても、この方の場合は痛みを和らげようと整形外科クリニックに行ったのが運の尽きでしたね。

整形外科クリニックの多くは、注射で生計をたてているお注射マンが多いのだと思われます。

だって、たった1回ブスッとするだけで5000~10000円ですよ。
 
1秒くらいの医療行為です。

 

そして毎日毎日、患者がブスッとしてもらう為に、まるでディズニーランドのアトラクション待ちのように朝から開店前のクリニックに大勢並んでいます。

この医者は1日に何発ブスッとしているのでしょうか。

100発のお注射だけで1日50万円~100万円の売上なのだから、笑えますよね。

病院に行くのは勝手じゃない?」と思うかもしれませんが、これら医療費の9割は我々の税金ですからね。

医療は必要ですが、何事にも限度や節度というものがあり、救急車も同様ですが必要な人に手厚く提供できるのが正しい形なのは、あえて私が言うまでもありません。

今回の患者さんのケースは、先生が相手の弱みに付け込んだのか、患者から泣いて頼まれたのか知りませんが、
 
少なくともアレな日本人同士の医療は、確実に財政を不健全にしていると私は感じます。


ちなみに、どこの整形外科クリニックのホームページを見ても、ブロック注射を激押しです。

中には「保険適応が2回ですが何度打っても安全です、問題ありません」と、保険外の注射まで推しているところも見受けられます。
 
ほんまいかいな。
 
ブロック注射って、痛みのある部分の神経の近くに麻酔薬を注射して、痛みの伝わる経路をブロックするものですよ・・・。
 
全身に打っても安全と誰が言い切れるのでしょうか。
 
そしてお注射マンは、自分の体で同じことができますか?
 
ほんとアレの極みだなと、個人的には思います。


そして、想像してみて欲しいのですよ。

今回の一件でのアレ度合いを。

一般のタクシーに気づかずに乗り込む患者さんもアレだし、

この状態の人で一般のタクシーを呼ぶ整形外科の看護師もアレだし、

この状態の人を乗せて出発するタクシードライバーもアレだし(乗せる時はクリニックのスタッフ総出だったと思われる)、

医師の注射狂い具合もアレだし、判断もアレだし、

痛みを取るために打った注射で痛みが増して更に体が動かなくなったのに、また注射を打ちにいく患者もアレだし、

登場人物全員アレ

結局アレな人達が増えれば増える程、負担がこちら側にくる上に、その構図にすらアレな人は気付けないから困ります。

この世界はアレが中心になって動いていくでしょうから、明るい未来など想像しない方が身のためかもしれません。

1億総認知症の世界では、何事にも期待するだけ無駄だと思われます。