胃腸に肉が入ると「腐る」・・・・漢字が教える真理
腐るという字は「府」の中に肉がおさまっている。
この「府」とは、消火器系の内臓を表します。
「五臓六腑にしみわたる」という言葉があります。
この「六腑」とは食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸を意味しており、
消化器官のことです。
「腐」という字は、もともと
「腑(消化器官)」に肉が入る」ことを意味しています。
漢字こそは、東洋の叡知といわれ真理をといています。
ですから、
「腐」という字は「内臓」の中に「肉」が入ると「腐敗現象が起きる」
ということを表しています。
ガンは決して原因不明の病気ではないし、また、局所的な病気でもない。
原因は誤った食生活による血液の汚れである。
したがって、ガンは全身病である。
だから唯一の根本療法は、食生活を正して血液を浄化
することである。
医学博士 森下敬一
現代医学を称して、日進月歩の医学などという。
ガンについても年々治癒率が向上しており、もはや《死にいたる病》ではない、ともいう。
ところが現実には、ガンによる死亡者数は年々増加の一途をたどっている。
世界のあらゆる国が、
ガン制圧のために大勢の研究者と巨額の研究費を投入しているにもかかわらず、
ほとんど見るべき成果はあがっていない。
ガン対策の根本を誤っているからだ。
現代医学ではガンを、
「何らかの原因で細胞が突然変異をおこし、無限に分裂増殖する病気」
と定義している。
原因はわからない、ということである。
だから、治療法は外科手術、放射線、科学薬剤でガン腫を摘出し、
あるいは破壊するという局所的な対処療法しかない。
これらの、原因を無視した方法では決してガンを克服できないことは、
ガン患者の激増という厳然たる事実が証明している。
たとえガン腫を摘出しても、
血液の汚れを治さないかぎり再発、転移はまぬがれない。
発ガンの原因となる食品の代表は肉である。
卵・牛乳などの動物性食品も同じである。
これらの食品で発ガンするメカニズムについては、
腸内細菌の研究により理論的に解明されているが、
ここ4世紀半のわが国の死亡原因の統計資料によっても明白である。
わが国のガンによる死亡原因の中でもっとも多いのは胃ガンで、
ついで肺ガン、肝臓ガンであるが、欧米諸国においては大腸ガンや乳ガンなどが多い。
ところが、わが国においても、大腸ガンや乳ガン、子宮ガンが急増しており、
食生活の洋風化、すなわち
肉・卵・牛乳・乳製品の摂取量の増加
との相関関係がはっきり認められている。
◆肉や卵、牛乳、乳製品などの動物性食品を摂ると
なぜガンが増えるのか。
肉そのものは、もちろん発ガン物質ではない。
ただし、汚染されている肉の場合は別だ。
肉が原因になるのは、腸内で腐敗するからである。
肉に含まれているタンパク質、脂肪、コレステロールが、
腸内細菌によって発ガン物質または発ガンをうながす物質(助発ガン物質)をつくるのである。
私たちが食べた肉はアミノ酸に分解されるが、
その一部は腸内細菌によって有害物質のアミンになる。
このアミンが、胃や腸で亜硝酸と一緒になると、ニトロソアミンが作られる。
ニトロソアミンは、強い発ガン性のある物質である。
亜硝酸は、野菜や飲料水にたくさん含まれている硝酸塩から、
消火器内の細菌によって簡単につくられる物質なのだ。
肉や魚の加工食品の発色剤としても使われている。
そのうえ、唾液にも含まれているし、腸粘膜からも分泌される。
とにかく、どこにでもあるシロモノなのだ。
しかもニトロアミンができるのに、胃はもっとも具合のよい場所ときているから、
胃ガンの発生率が高くなる。
また、動物性たんぱく質に多く含まれているリジンやアルギニン、
動物性脂肪に含まれるレシチンやコリンは二級アミンのもとになる。
したがって、肉を食べると、細菌の多い大腸では二級アミンの量が増加し、
これに亜硝酸塩が加わって、ニトロソアミンができることがわかった。
つまり、「肉→腸内細菌→ニトロソアミン=ガン」
という図式が成り立つのである。
肉をたくさん食べると、アミノ酸のチロシンやフェニールアラニンは、
腸内細菌の働きでフェニール化合物になる。
このフェニールはからだ中をかけめぐって、ガンの発生を助ける。
肉に多く含まれる必須アミノ酸のトリプトファンは腸内細菌によって、
アミンやアンモニアのほか、インドールやスカトールなどになる。
これらの物質は、ハツカネズミの実験から、発ガンを促す事が明らかにされた。
大腸ガンの原因と考えられているんものの一つに、
腸と肝臓の間でキャッチボールされる発ガン性物質がある。
腸内に入った食物や薬に含まれる有害物質と腸内でつくられた毒物の一部は、
肝臓のグルクロンと腸内細菌のβ-グルクロニダーゼとによって、
体の外に排出されず、肝臓と腸の間をいったりきたりするという腸肝循環をおこす。
このとき肉を食べると、腸内のβ-グルクロニダーゼの働きが活発になる。
このキャッチボールのタマが、発ガン物質や助発ガン物質だと大腸がんになるのである。
高脂肪の肉食は、その消化吸収のためにたくさんの胆汁を必要とし、
腸内に胆汁酸が増える。
胆汁酸は腸内細菌の働きによって、デオキシコール酸やリトコール酸など、
大腸ガンやそれを促す物質にかわるのではないかという疑いがもたれている。
肉食と発ガンの因果関係を腸内細菌の作用から紹介したが、
高脂肪、高タンパク食品がいかに怖いものであるか、
「悪いのは脂肪で、タンパク質は関係ないのだ」という栄養学者の主張が、
いかに無責任きわまるものかわかっていただけたと思う。
参考文献:肉を食べると早死にする 医学博士 森下敬一著
すべての動物性食品は百害あって一利なし。
心臓病、ガン、肥満を防ぐにはVEGAN(完全菜食)しかありません。
健康、動物愛護、環境保護の観点から、私たちが菜食を選択するべき理由を
エリックマーカス著「もう肉も卵も牛乳もいらない」 にくわしくかかれています。
ガンの原因、予防、診断、治療に対する研究が、あらゆる医療機関において行われています。
環境や生活習慣がガンと密接な関係を持っていることはよく知られています。
私の肉親も何人かがガンで亡くなりましたが、人はガンになると急に食事を見直します。
病気は今までの生活習慣の表れですから、
深刻な病気になって初めて菜食を考える人が多いように思います。
肉食によるガンの典型的な例は、肺ガン、乳ガン、大腸ガン、膵臓ガン、
甲状腺ガン、胆のうガン、腎臓ガン、膀胱ガン、骨ガン、リンパのガンなどがあります。
これらは肉食傾向のある欧米人に多い病気でした。
日本では、菜食傾向のある昔は少なかったですが、肉食中心の食事をするようになって、
現在は日本でも肉食ガンが増加しています。
肉食(肉・卵・牛乳を含む)は、ガンの増殖を抑える免疫力を破壊し、
ガン細胞を増殖させます。肉食はガンの「増殖要因」です。
これらの肉食ガンのほとんどは肉食を避けることで大幅に防ぐことができます。
肉食をすると人間の体内にある種の毒素が溜まります。
動物は屠殺の時に細胞が秒単位でガン化していきます。
人間でも恐怖や極度のストレスを体験すると数日で白髪になったりガンになります。
放牧で育てた牛でも屠殺のやり方は同じですので毒素が溜まるのは同じです。
ガンにかからないためにも、肉食はやめましょう。
ーーー引用おわりーーー
肉、乳製品は餌、飼育場所により、放射能汚染も報告されている
(報道は隠ぺいされているが、完全には隠せない)