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放射能汚染列島へまっしぐら

どこの公共事業の盛り土に使うんだよwww




(以下引用)


原発汚染土:「8000ベクレル以下」なら再利用を決定



毎日新聞 毎日新聞
毎日新聞




 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の汚染土などの除染廃棄物について、環境省は30日、放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル以下であれば、公共事業の盛り土などに限定して再利用する基本方針を正式決定した。同省が非公式会合で盛り土の耐用年数をはるかに超える170年もの管理が必要になると試算していたことが発覚したが、基本方針では「今後、実証事業で安全性や具体的な管理方法を検証する」と表記するにとどまり、管理期間には言及しなかった。

 福島県大熊、双葉両町にまたがる中間貯蔵施設に保管される除染廃棄物は最大2200万立方メートルになると見込まれる。国は2045年3月までに県外で最終処分する方針で、できるだけ再利用して処分量を減らしたい考え。

 基本方針では、再利用は管理主体などが明確な公共事業に限定し、1メートル離れた場所での追加被ばく線量を年間0.01ミリシーベルト以下に抑えると明記。同8000ベクレルの汚染土を使う場合、50センチ以上の覆土をし、さらに土砂やアスファルトで覆う対策を取るという。

 ただし、原子炉等規制法では、制限なく再利用できるのは同100ベクレル以下。環境省の非公式会合で、同5000ベクレルの廃棄物が同100ベクレル以下まで低下するには170年かかる一方、盛り土の耐用年数は70年とする試算が出ていた。

 基本方針では、再利用後の管理期間の設定や、管理体制の構築について触れられておらず、原子炉等規制法との整合性を疑問視する声も上がっている。環境省側は「管理期間や方法については、モデル事業を通じ、今後検討を進める」(井上信治副環境相)との姿勢だ。【渡辺諒】



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イギリス人は信念に基づいてEU離脱是非の投票をした

記事冒頭に書かれている「今日も日曜日」というブログから転載。
イギリス在住の人らしい。現地にいるからどうこうという話ではなく、「全マスコミが同一歩調を取っている」時にも、こうしたデータはちゃんとどこかにあり、こういう記事がどこかで読めるということが貴重である。これがネット時代のありがたさだ。
まあ、民主主義発祥の地とすら言えるイギリスの国民投票結果に他国の人間があれこれケチをつけること自体、不遜な話である。日本のマスコミ、日本の評論家、お前らのことだよ。

私は、離脱派の勝利は(いや、たとえ逆の結果であったとしても、国民投票の結果が政治を決定したというだけで)、ある意味、「民主主義を守った」という側面があると思っている。つまり、国民の意思で政治が決定される、というのが民主主義なら、はたして他の国、とくに日本ははたして民主主義の国か、ということだ。

政治家が選挙公約を平気で破り、それが問題にすらならない国のどこに民主主義が存在しているというのか。これは国民主権ではなく政治家主権、官僚主権ではないか。



(以下引用)



今日も日曜日

毎日日曜だったらいいな。今日も日曜の気分で綴ります。


イギリス人がEU離脱の結果に悔やんでいるという報道は本当か?

イギリス 社会 海外

イギリス人はEU離脱を悔やんでいるという論調の報道

6月23日に行われた国民投票で、イギリスのEU離脱への支持が残留を上回って以降、イギリスの動向はこれまで以上に世界中の注目を集める状況になっています。


加えて、日本のメディアでは、よくイギリス国民が今回の投票結果を悔やんでいるという論調で報じられています。


例えば、国民投票のやり直しを求めるイギリス議会への請願が400万人集まっている、離脱派が国民投票後に公約を撤回した離脱に投票した人が憤っているなどというものがあります。


また、中には、EU離脱の意味も分からずにEU離脱に投票したんじゃないか?などという報道もあります。


実際のところはどうなんでしょうか?

国民投票のやり直しには反対が多数

先般の国民投票を巡って繰り替えし世論調査を行って注目を集めたYouGovが、また興味深い世論調査(https://yougov.co.uk/news/2016/06/29/little-support-second-referendum/)を行っています。


6月27、28日に、国民投票のやり直しについて賛成・反対を尋ねた結果、


 賛成:31% 反対:58% 分からない:11%


という結果でした。


f:id:ichikawa_ken:20160630045838p:plain


この結果で興味深い点は、離脱に投票した人では、91%がやり直しに反対だということです。


この結果によれば、日本のマスコミで盛んに報じられている、離脱に投票して悔やんでいる人って1割いないんですよね。


ちなみに、国民投票で残留に投票した人も29%が、国民投票のやり直しに反対です。


こちらは、どう見るか判断の分かれるところでしょう。

スコットランドが独立した場合でも、国民投票のやり直しには反対多数

合わせて、このような世論調査も行われています。


もし、スコットランドが独立する事態となった場合に、国民投票をやり直すことをどう考えるか尋ねた結果、


 やり直すべき:30% やり直すべきではない:51% 分からない:19%


という結果でした。


f:id:ichikawa_ken:20160630052902p:plain


6月23日の国民投票における投票別で、改めてみていきましょう。


国民投票で離脱に投票した人の83%が、スコットランドが独立するような事態でも、国民投票をやり直すべきではないとしています。


悔やむという言葉がいかに当てはまらないかがよくわかります。


むしろ強い確信というべきではないでしょうか。


加えて、国民投票で残留に投票した人でも、その24%がやり直すべきではないと言っている点も注目すべきでしょう。


 


やはり、しっかり数字を追いかけていくことは大事です。


日本のマスコミは、一旦決めた自社の方針にあわない記事は載せない傾向にあります。


我々視聴者も、マスコミの報道をしっかり吟味する必要がありますね。


 


それでは、また日曜に!




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国境線の消滅は何を生むか

「ギャラリー酔いどれ」から転載。
宮崎正弘というのはネトウヨに近い人物だという印象が私にはあって、彼の記事はいつもスルーしていたが、たまたま下の記事は、BREXITについての考えが私に近いようなので、少し興味が出て読んでみると、なかなか面白かった。まあ、自分の考えに近い意見だけ読むというのはかなり問題行動(人格の低レベル固定化につながる行動)なのだが、嫌なものには近づきたくないというのは人間の自然な行動だ。これは老人の特権で、若い人は好き嫌いが多いと人間として成長できませんwww 老人がたいてい頑固になるというのは、そういう行動の結果だ。いつも言う「霜を踏みて堅氷至る」である。成長途上の人間に必要なのは「自己否定」であり、「自己肯定」は「ありのままの自分でいい」だから、成長するわけがない。
下の記事とは無関係な話ばかりになったが、書かれていることにほぼ同意なので、特に付け加えることもない。ただ、問題提起だけしておく。

欧州の各国家を解体して、各国の主権を失った結果への批判が今のEU離脱問題である。移民問題も、国家が戦争で破壊された結果、国民が他国に逃げ出すという、「国家破壊」「国家消滅」の問題だ。つまり、移民にせよEUにせよ、「国境線の消失がもたらす問題」とくくれるわけである。
はたして、それ(国家の消滅)がジョン・レノンの「イマジン」で歌われたような理想的状態かどうか、再考するべきだろう。私はこの歌が大好きなのだが、それがEUのような形のものだとは思わない。ましてEUが意図的に中東国家を破壊した結果、膨大な難民を生み出したツケを自ら抱え込んだことは喜劇(破壊された国家の国民にとっては悲劇)でしかない。戦争で破壊される以前のリビアやシリアやイラクと、現在のリビアやシリアやイラクを比べれば、前者が「非民主的国家」とされながら、実は「国境線で守られた天国」だったのではないか、と思えてくる。

なお、これは、国境線を守る、とかいう軍事的な国防問題の話ではないのは言うまでもない。軍事的な意味での国境線などもともとグレーゾーンでしかないものだ。それを極端に問題視すれば軍事衝突するしかないのは自然の理である。


(以下引用)


◆http://melma.com/backnumber_45206_6386136/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み  発行日:6/28


  BREXIT(英国のEU離脱)に続くは、
  Frexit,Itexit,Nexitだ
    仏蘭伊に拡がるナショナリズムの嵐とEU離脱の国民投票の声


***************************************

英国のEU離脱を「ショック」とか「時代錯誤」とか書いている新聞がある。
離脱は予測された通りの事態ではないのか。

僅差で否決されたもののスコットランド独立の動きは沈静化していないし、
移民への反感が強まってきた英国社会が、
これ以上のEU残留を望むというのは考えにくいことだった。

英国離脱ショックという論調の策源地は
英国のファイナンシャルタイムズと週刊『エコノミスト』誌である。

両誌ともにグローバリズムの最前線を走るメディアで、
その基調に便乗した欧州の左翼メディア、日本のリベラルなマスコミ、

とどのつまりグローバリズムを獅子吼する国際左派が
その思想的退潮を嘆いている
のである。

「ひどい結末だ」と、グリンスパン元FRB議長が発言したように、
これはミルトン・フリードマン以来の市場自由主義時代の終わりの始まりなのである。

またEU本部のあるブラッセル官僚主義政治の敗北でもある。

ところが日本の論調を読んでいると、独自の国益の視点から論じたものはなく、
英国進出日本企業が困惑しているとか、ナショナリズムは危険だとか、
国際協調に背を向けた反動的な流れだとか、偏見にみちた『解説』が目立つ。

英国を襲ったのは「英国のトランプ」こと、ボール・ジョンソン前倫敦市長
(次期英国首相に最有力)が、グローバリズムに反対して、
国民に強く呼びかけ、国民投票をリードしたからである。

これで英国は国内的にはスコットランド独立、アイルランドと北アイルランドとの統合など、
ナショナリズムの動きも活発化することになる。

同時に不法移民への不満をかれらが吸収することに成功した。

政権内部事情からいえば、キャメロン辞意を受けて次期首相をめぐる党内闘争が激化する
だろうが、次期確実といわれた親中派オズボーン財務相の政治的影響力が
著しく後退したとみても良い
だろう。

グローバリズムに立脚するのが国際市場だから、世界では、肝心の英国より、
ほかの国々の株価が悪影響を受けた。

NY、日本はむろんだが、ドイツで6・8%下落、フランスで8%、
スペイン12・4%、イタリア12・5%と惨憺たる株価暴落が起きた。

英国は3%の下落だったから、欧州全体のほうが衝撃が大きかったことを物語る。


これでTPPの成立は展望できなくなった

欧州では「独仏蜜月」によるEU、
通貨統合『ユーロ』という従来のグローバリズムの基本姿勢が
真っ正面から挑戦を受けたかたちとなり、

エリートの政策決定機関をいわゆる『ブラッセル』というが、
方々で潜在的マグマとなっていた『反ブラッセル感情』の爆発が今後も継続されるだろう。

げんに「BREXIT」につづいて「FREXIT」(フランスの離脱),
「ITEXIT」(イタリア同),「NEXIT」(オランダ同)の動きが顕在化したと
『ワシントンポスト』が伝えた(5月27日付け)。

オバマはTPPが、これで絶望的になったことを嘆きつつ、
キャメロン英首相に電話して慰めたそうな。

しかしヒラリークリントンは「TPPに反対し、みなさんの雇用を守り、米国を守る」
と発言しており、トランプ、サンダースもTPPに反対しているから、
米国議会での批准は望めない展望となった。

つまりTPPは空中分解へ至る

フランスでは2017年5月に予定さる大統領選挙で
ルペン率いる国民戦線が勝利しそうな勢いであり、

すでにハンガリーは保守政権。
ハイダル党首はオーストリア首相の一歩手前まで躍進している。

今後、何が起きるか。

英国は経済が沈み、景気は沈滞するという説がある。

EUとの離脱交渉は、英国の新政権が交渉を開始し、最短でも二年、
最長で七年が予測され、明日、何かが変わるということはない。

過剰反応と市場の狼狽は、投資家のパニック心理を表すものでしかない

長い目で見れば、欧州結束、政治同一化という長年のブラッセルのエリートが夢想した
政治統合が幻想となっておわり、

EUはやがて分裂を繰り返し、ユーロからギリシア、スペイン、ポルトガルの離脱が予定され、
欧州の弱体化がおきるだろう。


読者の声 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  
(読者の声1)

イギリスのEUからの離脱、宮崎先生が予測されていた通りに成りましたですね。
これでトランプ陣営が勢いづくかもしれませんね。

難民の問題は日本国政府も、国民も真剣に考えてもらいたいものです。
難民受け入れ拒否は人権侵害だ、人種差別だと
頓珍漢な連中が声高に騒ぎますが、

内乱による難民の問題は、難民を生じないように内乱を終息させてやる
のが正しい国連の役割だ
と思っています。

内戦を激化させても終息の手立ては何も取らないで、難民を受け入れよ、
の一辺倒では話に成りません


難民となる人たちも、生まれ故郷を捨てて言葉も習慣も違う国へ往ったところで
必ずしも幸せが待っているとは限りません。

自国が安定すればそれに越したことはない筈です。
尤も、内乱などがなくても故郷を捨てたがっている厄介な民族も近くにいるようですが)

難民として移民しても、其の国が難民に対して
最低限でも生活できる様な特権でも与えないかぎり、真正面な生活はできないと思います。

時が経つにつれ高度の補償を要求し、人権侵害だ、人種差別だなどと喚き
法外な保障を要求する集団と化するでしょう。

必要もない特権を迂闊にも与えてしまったがため、図に乗って、
郷に入っては郷に従わぬ 不埒な連中が肩で風をきって、堂々と闊歩するようになった。
ヘイトスピ-チが起こるのも当然の成り行きだと思っています。

民族破滅の元凶に繋がる○○トンネルの促進や、外国人地方参政権の付与など
断固許してはならない
国体の乱れの本です。

尊王の下、2676年の長きに亘って営々と引く次がれてきた、

他国に例を見ない高度な文化を有する日本国を、
無分別な難民・帰化人等々によってゆめゆめ壊されてはならないと思っています。

経済問題が重要であることは百も承知ですが、今の金融界が遣っている事は
「鹿を追う者山を見ず」と同じで、
「金を追うもの人心を見ず」、ではないでしょうか。

これでは国民が憤慨するのも当然ではないかと私は思っています。

民族が殆んど入れ替わってしまっている、
何処かの国の様になってしまっては話に成りません。

   (北九州素浪人)


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為替相場変動は織り込み済みで経営しないと経営者ではない

「世に倦む日々」氏がいいことを呟いている。
特に、「円高で輸出企業が潰れ、日本経済は壊滅的被害を受ける」と騒ぐマスコミ経済評論家やネット評論家(アベノミクス擁護派のネトウヨが大半だが)の議論に対し、
 
昔の日本の製造業というのは、どれほど円高になっても国際競争力を落とさなかった。逆にどんどん世界市場でのシェアを上げた。1971年から1991年の 20年間に円の為替は4倍になっている(1$360¥→1$90¥)。この間、ずっと貿易黒字ですよ。


という言葉は、「そういえばそうだったなあ」と思い出させてくれる貴重な指摘である。それを思えば、円が対ドルレートで(あるいは対ポンド、対ユーロレートで)110円が90円くらいに高くなる程度のことで何を大騒ぎしている、と思う。その程度の為替変動で「利益が出ない」と騒ぐなら、では、その前のアベノミクスの円安政策で稼いだカネはどこへ行った、ということになる。稼いだ時は自分の手柄、損した時は政治のせいという図々しさだ。まあ、リーマンショックの時の金融界もそうだったが。


(以下引用)


中野晃一は、2年後にもう一回国民投票があって、そのときは残留派が勝つだろうみたいな話をしていた。そうは思わないな。仮に2年後にもう一回国民投票をやったら、離脱派の方が数が増えていると思う。EU崩壊は流れだ。食い止めるのは難しい。下手をしたら、英国内で内戦が起きるんじゃないか。
これを契機に、これから2年経ったら欧州がどれほど変わるか。その認識と分析が全くないね。マスコミ論者と中野晃一は。安心理論を撒いている。反EUは多数派になりつつあるのに。フランスでもスペインでも。デンマークでもオランダでも。大陸のその変化は、英国内の離脱派をさらに増やすじゃないか。
離脱は2年後で、交渉が複雑で、今回の国民投票は法的拘束力がないから、「ただちに影響はない」みたいなことをマスコミ論者が言いまくっている。中野晃一もそんな説明をしている。そのうち考え方が変わるだろうと楽観論を撒いている。何を言ってるんだろうね。英国の民主主義を甘く見てはいけないよ。
昔は円高になってもリストラなんかしなかった。この1971年から1991年の時代というのは「格差」だとか「非正規」だとか「ブラック企業」なんて話はなかった。円高になったらリストラというのは最近の話だ。リストラするのは内部留保のためだろ。https://t.co/LKxlGuMnaa
 
 
昔の日本の製造業というのは、どれほど円高になっても国際競争力を落とさなかった。逆にどんどん世界市場でのシェアを上げた。1971年から1991年の 20年間に円の為替は4倍になっている(1$360¥→1$90¥)。この間、ずっと貿易黒字ですよ。見習って欲しいよね。

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野党連合よ「不正選挙」対策はまだなのか

「阿**」所載の植草一秀の文章の一部を転載。
英国のEU離脱意思決定は、英国が失った国家としての主権を取り戻す、ということだ。これは、日本で言えば、TPP問題に相当する。国家としての主権を他者(グローバル企業)に盗まれたいのかどうかという問題であり、それを望むのは当のグローバル企業と、その手下の政治家とマスコミだけである。
来る参院選で、野党あるいは野党連合が勝つための大義名分はたくさんある。それをきちんと国民に伝えるだけで、本来なら容易に勝てるはずである。残る問題は、ただ不正選挙をいかにして防ぐか、ということだけだ。



(以下引用)



英国のEU離脱を決定したのは英国の主権者である。

この問題の論議に際して、残留を主張していた中心は


資本家


である。


資本の利益を追求する者がEU残留を求めた。


しかし、英国の主権者はEUからの離脱を求めた。


EU離脱を求める理由として


「移民の増加」


が例示され、


「移民の増加を嫌うEU離脱派は外国人排斥派である」


とのレッテル貼りが横行した。


これは、グローバリズムを推進する強欲巨大資本による情報操作である。


EU離脱の根本精神には、


「自国のことは自国の主権者が決める」


という民族自決の原則の尊重がある。


第2次大戦後に世界中で広がった国家の独立は、


「自国のことは自国の主権者が決める」


というものだった。


この考え方が、正当に、そして当然の主張として、表面化しているに過ぎない。


EU離脱派が「他国人排斥者」であると決めつけるのはあまりにも短絡的である。


安倍政権が国民を欺いて参加しようとしているTPPは、


「日本のことを日本の主権者が決められなくなる条約」


である。


TPPがもたらすものは、


「日本のことを強欲巨大資本=多国籍企業が決める」


という多国籍企業主権体制


である。


日本の主権者が賢明であるなら、


こんな国家主権、国民主権を放棄する条約に加入するなどという選択はあり得ない。


欧州ではこれから、ギリシャのユーロ離脱、南欧諸国のユーロ離脱などの動きが活発化するだろう。


デンマークやオランダでも、自国の独立を重視する主張が勢いを増すことになる。


英国のEU離脱は、多国籍企業=強欲巨大資本による政界制覇戦略に対する、


主権者の反攻の開始を意味する極めて意義深い決定である。


世界は大資本のために存在しているのではない。


世界は、世界に生きる、それぞれの地域の、それぞれの人々のために存在する。


それぞれの地域の人々が、それぞれの地域のことを、自分たちで決めようとするのは当然のことだ。


多国籍企業が世界を支配する正当性など、どこにも存在しない。


独立国同士が話し合って、契約、条約を決めることはあるだろうし、肯定もされる。


しかし、独立国が主権を放棄して巨大資本の支配下に入ることほど、馬鹿げたことはない。


しかし、馬鹿げた政府が存在すると、それぞれの国の主権者に害を与える、


馬鹿げた条約に加盟してしまうことが起こり得る。


安倍政権は2012年12月の選挙で、


「TPP断固反対」


のポスターを貼り巡らせて戦った。


それにもかかわらず、選挙から3ヵ月も経たない2013年3月15日に


TPP交渉参加を勝手に決めて、2016年2月には最終文書に署名してしまった。


このような売国行為を主権者は許してはならないのである。


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政治家の言動への判断

まあ、こういうことになるから、物事は是々非々で行かなければいけないわけである。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いだと、物事の判断を誤る。
無数にいる政治経済ブロガーやマスコミ評論家の中で、安倍総理の伊勢志摩サミット発言を評価したのは、一応左側と見られる陣営の中では「逝きし世の面影」の宗純氏と私だけではないか。

と言っても、安倍総理の極右思想や安倍キチガイ政権を肯定するわけでないのはもちろんだ。
馬鹿に見えても、世間の大多数が思うほど安倍は馬鹿ではないし、政治家は馬鹿ではない。ただ、ポジション的に馬鹿な言動を強いられるだけだ、ということである。我々は、そのポジショントークこみで(つまりそういう前提で)政治家の言動を判断すればいいだけだ。



(以下引用)

【全員土下座】安倍総理「な?だからG7サミット首脳宣言で言っただろ?」

1: オリンピック予選スラム(愛媛県)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 15:59:48.44 ID:GQ1PL5iX0.net BE:135853815-PLT(12000)
首相「金融市場の安定必要」英国民投票EU離脱多数受け
6月24日 15時29分

安倍総理大臣は、岩手県一関市での街頭演説で「英国で投票が行われた結果は、離脱となった。
この影響で、世界の市場は大きな影響を受けている。私たちは、しっかりと対応していかなければならない。金融市場の安定が必要だ。
新興国の先行きの不安など、新たな危機に対応していくために、あらゆる手を尽くしていく。まさにG7=主要7か国で取りまとめたことに従って、対応していく」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160624/k10010570241000.html

関連
G7 伊勢志摩首脳宣言 平成28年5月27日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000160267.pdf
世界経済の回復は続いているが,成長は引き続き緩やかでばらつきがあり,また,前回の会合以降,世界経済の見通しに対する下方リスクが高まってきている。
近年,世界的な貿易のパフォーマンスは,期待外れの状況にある。弱い需要及び未対応の構造的な問題が,実際の及び潜在的な成長に負荷を与えている主な要因である。
非経済的な由来による潜在的なショックが存在する。英国の EU からの離脱は,より大きな国際貿易及び投資に向けた傾向並びにこれらが生み出す雇用を反転することになり,成長に向けた更なる深刻なリスクである。





2: キン肉バスター(やわらか銀行)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:00:37.16 ID:xr1QwX1Q0.net
安部「なw」




3: ドラゴンスープレックス(福岡県)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:00:43.45 ID:jFai4Fb70.net
メルケルがヒス起こしてたもんなあ




50: ツームストンパイルドライバー(宮崎県)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:09:28.72 ID:0ZY3W/qA0.net
>>3
ま、メルケルとしては立場上、あぁ言わざるを得ない部分があっただろうし
内心安倍首相に同意してたとしても、「余計な事言うんじゃねぇ!」ってポジションだからの

まぁみんな頑張れ
日本国民、死ぬほどガンバレ
また円が騰がるぞ





511: 32文ロケット砲(長屋)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 17:45:39.36 ID:hh9gANhG0.net
>>3
朝日毎日新聞がメルケルキャメロンの肩を
持ちまくってたね





6: 閃光妖術(静岡県)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:01:51.96 ID:D+6Cx0pb0.net
ケチつけてたのが当事者という
つか当事者だからか





22: オリンピック予選スラム(dion軍)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:05:34.58 ID:3Rt/uI770.net
>>6
欠点を言われると腹が立つだろ
図星だったのよ
日本が言うなっていう





46: フェイスクラッシャー(空)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:09:02.21 ID:cSc8CJ6w0.net
>>22
これ。
俺らも認識してるからあえて空気読まずに言うなよ、ってとこだろ





66: 河津掛け(catv?)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:11:44.19 ID:LU4e/7Eu0.net
>>22
そういうことだすね





9: トラースキック(神奈川県)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:02:54.83 ID:YgeFiw2J0.net
あれはメルケルが馬鹿なだけ

今回のイギリス離脱もメルケルの脅しが逆効果
せっかく残留は議員が死んだのに脅迫されたら反抗しようと思うだろ





86: ストマッククロー(庭)@\(^o^)/:2016/06/24(金) 16:14:13.84 ID:dP1L/jbM0.net
>>9
そもそもたかが相手陣営のババアが一匹死んだところで
国の命運を占う判断を翻すと思うか?

殺人犯と一緒にされたくないから
残留派転向を口に出しても心の中で舌を出してた奴が大勢いたんだよ

そこを読み違えて慢心した残留派が心底アホだった



(夢人追記)宋文州氏はBREXIT賛成論だったようだ。そのブログ記事と、それに対する読者コメントを参考までに転載しておく。



英国民の「私」がEU離脱を選ぶ

中国も日本同様、英国のEU残留を強く希望しているようです。英国の企業と不動産を大量に買収し、欧州への拠点にしようとしている中国企業が多い上、習近平政権もEUへの影響力を期待して英国との関係を強化してきたからです。

しかし、EUに残留するかしないかは英国民の立場に立って考えなければ問題の本質が見えて来ないのです。他国の態度はあくまでも他国の都合によるものです。

私がもし英国民であれば、つまり英国民の「私」がどう思うかと言うと、たぶん迷いながらもEU離脱を選ぶでしょう。

「私」は難民を受け入れたくないのではありません。低所得層の人々は仕事や福祉が奪われるなどの心配でそのような心情になるでしょうが、経営者やビジネスマンにとって難民はチャレンジ精神が旺盛な安い労働力であり、異なる発想ももたらしてくれます。

「私」がEU離脱を支持する最大の理由は英国の未来を心配しているからです。

日本には「寄らば大樹の陰」という諺がありますが、それは大樹より小さい人々の話です。その大樹と同じくらいの巨人は大樹の陰に寄っても安全でもなければ快適でもありません。大樹の枝にぶつかったりしてお互いに迷惑です。

さらに大樹の陰にも限界があります。あまりにもたくさんの人々が集まるとその陰の意味が無くなります。混雑で身動きが取れなくなり、密度で風通しが悪くなり、体温で温度が上がり、騒音で不安になります。そのうち心理的に弱い人々ばかりが集まり、最初に陰を見付けた人は逃げ出したくなります。

EUに入っても英国は自己通貨を持ち続けました。ユーロとポンドとの関係はまさに嫁と姑の関係でお互いに居心地が悪いのです。より長い時間にわたってより広い範囲において、英国がその潜在力を発揮させるにはEUに拘束されるよりも、自由度をもって世界中で活躍したほうがいいのです。

ソ連崩壊後、東欧諸国が挙ってEU加盟を目指し、今やトルコまで加盟を検討しているところです。EUの理念である政治平等と経済統合は小国や後進国にとっては都合が良いのですが、大国や古い先進国にとって主権の喪失と時間の無駄に過ぎないのです。同じ思いは英国民同様、フランス国民がより噛みしめています。Pew Research Centerの調査ではEU残留反対のフランス国民の割合は英国民よりも高いのです。

EU残留支持派が主張している欧州統一市場へのアクセスの便利さはメリットに見えますが、それは兄弟の多さに期待するようなものです。自分より貧乏な兄弟がますます多くなる今、共同生活を止めたくなるのは自然です。また、残留派はしきりに離脱後の不確定性を強調しますが、これは離婚後の不確定要素を恐れて幸せを掴む勇気を無くした心理です。

人類の歴史を見れば分かるように、永遠の同盟や連合は存在しません。それは永遠の学級とクラスがないと同じ理屈です。世界視野と長期戦略を持つ国が、効率の悪い同窓会に拘束される訳にも行きません。今回、かろうじて英国残留が決まってもこの問題の本質は変わりません。

(金曜日に皆さんがこの文章を目にした時、英国の国民投票の結果が既に出ているはずです。しかし、この文章は私が月曜日に事務局に送ったものです。書いたのは6月18日です。)
この記事へのコメント
宋さん こんにちは。

私はUKが離脱を選ぶと思っていました。EUはドイツにはかつてない繁栄をもたらしたもののその他の国は大したメリットを出せずに居るのが実情。もちろんそれはドイツ人の努力と地政学的な利が大きく作用しました。
今後EUに残りドイツが作るルールの中で窮屈に生きるよりは、いっそ飛び出したほうがと思うのが人の常だろう、と。私が英国人なら迷わず離脱を選びます。
現在投票は終了し、最新調査では残留派が若干優位とのことで予想は外れそうです、ただドイツ帝国に対抗するジョンブルが出てくることを期待したい。
Posted by としや at 2016年06月24日 08:32
英国へ入国すれば入国審査官は外国系の人が多いなど、植民地時代の流れで国際化が進んでいますが、ここまでEUが大きくなって離脱があるのかと戸惑っています。
英国のことは英国が決めるものですから静かに見守るほかありません。民主主義の国ですから。それに、EUの規律を緩めるなど、方策は有るのではと思います。
中国のように、多民族国家で、特に併合した地域の多い国は今後どうなるのか。その時の国際的な影響はもっと大きいかもしれませんね。
Posted by 旧旧車 at 2016年06月24日 09:17
宋さん、おはようございます。いつものヘソ曲がりです。

英国のEU残留か離脱かは、小生にもこの投稿をしている現在のところ不明です。

宋さんの「私」は、EUの中でも『大樹』である英国がEUからの離脱を選択されるとのことですが、小生は英国民が自国を『大樹』だとの認識があるのなら、『大樹』誇りと義務を選択する国民性を有していると信じています。

『大樹』でありながら、自国通貨の完全変動相場制への移行を拒み、「後出しジャンケン」の如くの自国の論理を世界に押し付け海洋権益を毟り取ろうとする宋さんのお国とは、英国を同一視したくはありません。

『大樹』といっても熱帯雨林の『大樹』の中には、急激に成長し周りよりもいっそう高く、いっそう広く枝葉を広げるものがあるそうです。そのため熱帯雨林のジャングルは、『大樹』に養分と光を吸収され、思ったよりも低地の植物群は少なく草木程度しかないとのことです。まさしく宋さんが仰るとおり、そのような『大樹』には「心理的に弱いモノばかり集まる」のでしょう。

急激に成長した熱帯雨林の『大樹』は根の張りが弱く、洪水や旱魃の際には突然倒れることがあるそうです。

ですから、小生が思うに、『大樹』にならんとする「小樹」はそのような危険な『大樹』を避けるのでしょう。そして里山といわれるような、「共生」を育む環境を目指すものだと思っています。樹齢数百年という『大樹』は、決して「覇権」を目指すことはなく「共生」を広げていくものだと考えます。

宋さんが末尾に書かれている「人類の歴史を見れば分かるように、永遠の同盟や連合は存在しません。それは永遠の学級とクラスがないと同じ理屈です。世界視野と長期戦略を持つ国が、効率の悪い同窓会に拘束される訳にも行きません」の箇所での、『効率の悪い同窓会』とは、具体的にEUだけを指されているのではなく、NATOもしくは日米連携までをも指されているよう思えるのですが如何でしょうか?

Posted by 田中 晃 at 2016年06月24日 09:18
「EUに入っても英国は自己通貨を持ち続けました。ユーロとポンドとの関係はまさに嫁と姑の関係でお互いに居心地が悪いのです。」英国がEUを離脱したら金融パニックになり円高になり株価は暴落すると先走りますが本当はどうなのでしょうか。こないだまで舛添問題で騒いでいた国民には難しい問題でしょう。英国民になって考えるというのは良いヒントになります。都知事選が50億かかると言っていた国民が参議院選の費用をいくらかかるのか知っているのでしょうか。残念ながらマスコミは報道しません。巨人は悩みが多いのも事実です。
Posted by 藤岡一男 at 2016年06月24日 09:45
宋文洲さま:今回の「離脱」についての独特の切り口からのご見解を興味深く拝読しました。本ご主旨からすると「香港」更には「台湾」も「離脱」状態であることが好ましいと言うことでしょうか?以上
Posted by 宇田川 榕一郎 at 2016年06月24日 09:54
同盟、連合などではなく、最初から統合、併合を目指せば良いのです。 漢民族のような強引なやり方はダメですが。
Posted by Best Field at 2016年06月24日 10:00
宋さんは、人類として理想的な姿をどう考えているのでしょうか?
地球国として1つになったらすばらしい。
この様な理想は持っていないのでしょうか?
商売優先、個人の損得優先なのでしょうか?
将来の夢に向かって目指すことはしないのでしょうか?

あまりにも、子供っぽい発想ですかね。
Posted by 岩佐 at 2016年06月24日 11:11
英国のEU離脱については何方が正しいかは分かりません。悩ましい問題である事は間違いありません。加盟を希望する国が多数いる事は格差がある事ですし、成長を求めて加盟するのでしょう。
私は結果や判断の是非よりも、この様な大きな政治課題を
国民が判断する仕組みが素晴らしいと思います。
正直、羨ましいですね。
キャメロン首相のスピーチも立派でした。我国と比較して民度の差を感じます。羨ましい。

Posted by 岡本隆然 at 2016年06月24日 11:12
宋さんさすがです。本日、英国は「離脱」が決定されました。つまり、英国民が自ら投票し「離脱」を選択したのです。将来の不確定要素を乗り越えた ”勇気”を称賛したいと思います。また、解説も見事に的を得たもので大いに勉強になりました。ありがとうございました。
Posted by 浜川勤 at 2016年06月24日 14:08
 英国のEU離脱が決定しました。宋さんの見解に賛意します。「大樹の影論」に同意します。
Posted by 土谷 顯治 at 2016年06月24日 14:18
6/24 14:20現在EU離脱がほぼ確定したようです。
イギリスにとってEUってのはそんなに重たい存在だったんですね。

そしてこの影響が日本の政治にどう影響するのかが興味あります。
外因で円高株安になった時に与党のせいだ!として野党が勝つのか?

私は逆にリーマンショック級のイベントなどないと与党を攻撃していた野党の先見性のなさが露呈されたとして、与党の圧勝になると思います。
Posted by dragon at 2016年06月24日 14:28
これも歴史の一齣なのでしょう。長年ドイツとフランスが石炭で潰し合う歴史に終止符を打とうとしたのが、後に続くEUのきっかけだったと思います。でも、無理があったと思います。
でも、難民、移民問題には気候変動の影響もあると思われ、これは世界全体の問題の筈、それぞれが目先の我利益だけを見ていたら、とんでもない事になるのは確かです。
私たちはやはり長期の展望に立って、潰し合うのでなく生かし合わなければ未来はないと思います。
Posted by 末永美枝子 at 2016年06月24日 15:06
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安倍政権とは何か、について再確認

第三次安倍改造内閣発足のときに、もう一部では騒がれたことだが、改めて思い出そう。
本当に、この政権でいいと日本国民は思っているのか。
神道政治連盟に入っていない馳と島尻もまた、他の連中と同等にクズであるわけだが。

「民主主義(国民主権)」「(国民の)基本的人権」「平和主義」を憎悪し、剥奪して、彼らはどんな国を作ろうというのか。



(以下引用)




kentarotakahashi @kentarotakahash 6月22日

しっかし、20人の大臣+官房長官のうち17人が神道政治連盟なんだから、安倍内閣は公明党の比ではなく、政教分離されてないんじゃないかな。で、国民主権の否定はすでに政権内ではコンセンサス。河野太郎さんですら、そっち側ということだ。


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