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戦争で死ぬのは自分じゃない、という楽観主義www

「隠居爺の世迷言」記事で、ごく一般的、常識的な現代日本観、戦争観だろうと思うが、それが「一般的で」なくなりつつあるのが今の日本である。まあ、昔から日本人は「長い物には巻かれろ」主義、日和見主義こそが一般的人生観なのだから、世間が「さあ戦争だ~」という風潮になれば、あきらめてそれに従うことこそが当たり前なのかもしれない。戦争好きのアメリカだって平和主義者の人間はいるはずだが、そうした人々は(政府とマスコミが作った)世間の大勢に抵抗できないのである。
で、戦争がなぜ容易に起こるのか(庶民がなぜ抵抗しないのか)といえば、庶民のほとんどの人は、「戦争で死ぬのは自分じゃない」と考えているからだ、というのが私の説である。
死刑囚を銃砲の前に立たせても、死刑囚は最後まで「自分が確実に死ぬ」とは思わないそうだ。これは、これを書いたドストエフスキー自身の体験である。
まあ、私自身爺いなので、たぶんこれから起こる戦争では「兵士としては」死なないだろうし、爆撃で死んでもべつにさほど惜しい命でもない。気の毒なのは若い人たち、子供や幼児たちである。「大人」の愚かさのために、貴重な命を生まれてすぐに失うのである。それが、政府に睨まれること覚悟でこうしたブログを書く理由だ。

(以下引用)

戦争が、お好きでしょ


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 私の母親は戦争が大嫌いな平和主義者だった。といっても、何か思想的なものやイデオロギーに影響されたのではなく、個人的な体験によるものだった。

 その一つは、実の兄を一人戦争で失ったことだ。沖縄戦だったという。沖縄戦では沖縄の人ばかりではなく、大勢の日本兵も亡くなっている。兄が亡くなったという知らせがあったときに、私の母親は自分の母親が嘆き悲しむのを見ていた。

 もう一つは、敗戦後、実家の農地が90ha農地解放によってGHQに没収されたことだ。そこから考えると、私の母親は富農のお嬢様だったことになる。何でも、母親の実家では食事の時に、父親と長男は2人で一段高いところに座って食事をしていたという。

 私は長男だから、母親は私をかわいがったし、お坊ちゃま扱いしたがった。しかし、母の結婚相手、つまり私の父親は平均的なサラリーマンの給料しかなく、思うように私をお坊ちゃま扱いできなかった。何かあると、実家に行って金を借りる、あるいは貰うなどのことでしのいでいたようだ。

 それでも、GHQに土地を奪われなければ、息子をもっとお坊ちゃま扱いできただろうし、自分も金持ちの奥様風に生活できたという不満が抜けなかったと想像する。その不満は本来アメリカやGHQに向けられるのが自然であるけれども、そこはGHQの占領政策が上手だったのだろう。日本人がアメリカを恨むという方向には進ませなかった。

 私の母親の場合は、散々戦争を煽って国民に犠牲を強いておきながら、終わってみれば悲惨な結果しかもたらさなかった天皇や政府、軍部に対する不満めいた感情が少しと、戦争はろくなものではないという強固な実感だった。

 それに対して軍隊経験も少しあった父親は、自分や日本の情けなさを感じると同時に、「朝鮮も、樺太も、千島も、満州も、台湾も、全部とられちまった」という大損をした気持ちや、「逃がした魚は大きい」的な未練が強かったようだ。そして、「だから戦争などするべきではない」という母親の主張に対する反論はなかった。

 そんな両親に育てられたものだから、私は戦争をしたがる人がいることを今でもあまりピンとこない。しかし、定年退職をして暇を持て余す中で少しずつ見聞が広がってくると、なんと世界には戦争を好むアメリカという国があることを知った。いや、戦争を好むどころではない。戦争をすることによって儲けよう、国を栄えさせようとする国であり、戦争をしないと死んでしまうと思っている国だ。

 建国をすることがアメリカインディアンを攻め滅ぼすことと同義だったアメリカは、それ以降も戦争によって儲け、戦争によって威張り、戦争によって世界を支配してきた国であり、善悪でいえば悪の権化の国になる。私としては、死んでからもアメリカの滅亡を祈り続けたいくらいだ。

 そこまではいいのだが、敗戦国である日本には戦争をしたがっている人などいないだろうと漠然と思い込んでいた。ところがそれも大きな間違いだったことに、ごく最近になって気が付いた。私も鈍い。

 かつて朝日新聞が何かあるとすぐに「軍靴の音が聞こえてくる」と書くことに対して、「これだから左翼はどうしようもない」と苦笑していたものだが、今や日本には軍靴の音が大きく聞こえてくるようになったと思っている。

 余談になるけれど、朝日新聞は戦前に戦争を煽ったことで有名なようだ。それが敗戦と共に戦争全否定という論調を示すようになった。しかし、現在は政府ベッタリの新聞でしかなく、新型コロナ騒動で正しい報道をしなかったばかりではなく、今後はおそらく戦争に対しても前のめりな報道をするのではないかと予想している。終始一貫しないのではなく、昔から「今だけ 金だけ 自分だけ」の新聞社であり、戦前は日本政府に媚を売り、戦後はアメリカに媚を売っているに過ぎない。これは他の新聞社、テレビ局にしたところで同じだけれど。

 さて、私が日本に戦争を望んでいる人がいることに気がついたのは、岸田総理が「増税をして軍備を拡張する」と言い出してからだ。おそらく、戦争を望んだのは安倍元総理からだろう。安倍元総理で今でも私が不思議と思っていることの一つに「コロナウイルス拡大こそ、第三次世界大戦であると認識している。」という突拍子もない発言がある。

 一体どういう意味だったのだろうか。その後ネット情報を見ているうちに、新型コロナの主管はアメリカの公衆衛生局ではなく、国防総省であるとの情報も流れたが、だとしても戦争とどのような関係にあるか不明だ。ただし、安倍元総理が第三次世界大戦という言葉を持ち出したことは、それだけ戦争に前のめりだったと推測できる。
 
 岸田総理は頭が悪くてセリフの棒読みしかできない人だから、戦争に向かっていることを露骨に示し始めた。増税して防衛費を倍増させるという、その非常識さにおいて信じられない政策を打ち出した。その前には「敵基地攻撃能力」ないし「反撃能力」という言葉で、実質戦争を仕掛けることが可能な枠組みも作った。平和憲法は完全に無視された。

 日本は着々と戦争をする準備をしているようにしか見えないが、一体どういうことなのだろうか。おそらくそれは、アメリカの姿勢が変化したためだろう。

 大東亜戦争終了後、GHQは日本を戦争のできない国にすることに一所懸命だった。というのも、日本と戦争をしてやっつけてはみたものの、それはアメリカにとって嬉しいことではなかったからだ。日本よりも犠牲は少ないとはいえ、それでも人的にも物的にも被害は大きかった。「もう二度とアメリカに逆らえない国にしてやる」というのが、GHQの使命だった。

 それは、GHQが制定した日本国憲法にも如実に表れている。あれを素直に読めば、日本は戦争をしないどころか一切の軍備を持つことができない。そこまで日本をがんじがらめにして一安心していたところ、世界情勢はすぐに変わるのだから面白いものだ。朝鮮戦争やベトナム戦争が生じたことから、つまり、ソ連や中国がアメリカと敵対するようになったために、アメリカの方で日本を利用したくなってきた。

 どのように利用するかといえば、日清戦争や日露戦争のようにということになる。今はロシアに対して、ウクライナがその役割を担っている。ウクライナが負けてしまった現在、今度は日本をアメリカの代理として中国やロシアと戦わせることをアメリカは狙っている。

 もちろん日本に代理戦争をさせておいて、アメリカ自身はのうのうと本国で高みの見物、左団扇ということになる。そんなことがアメリカは大好きだからね。しかし、問題は実際に日本にいかに戦争をさせるかだ。

 アメリカ自身が制定した日本国憲法において、日本を戦争のできない国にしてしまったから、今度はやはりアメリカの圧力によって憲法を改正させ、中国やロシアとジャンジャンバリバリ戦争をさせようとアメリカは考えている。

 そのために、アメリカは日本にたくさんのスパイを送り込み、あるいは日本の政治家や評論家などを次々と篭絡して、中国敵視、ロシア敵視のプロパガンダを盛んに行っている。テレビやSNS上でも、中国やロシアを非難したり、危険視したりしている人たちは、右翼か左翼かを問わず皆さんアメリカのスパイをしていると考えていい。

 アメリカのスパイかどうかとは別に、日本には純粋に戦争を好む一群の人たちも存在しているように感じる。それは、政治家にも評論家にも一般人にも、何食わぬ顔をして隠れていそうだ。考えてみれば、ロシア・ウクライナ紛争が始まったときに、即座に多額の寄付金がウクライナ大使館に寄せられたという。寄付をしたのはいずれも、戦争大好きの日本人たちだ。なぜなら、寄付をした金は武器・弾薬に化けるに決まっているからだ。派手な殺し合いを期待していたことになる。

 大東亜戦争の敗戦から80年近く経つけれども、あるいは、戦国時代が終わってから400年以上経つけれども、ひょっとすると日本人は根っからの戦争好きなのかもしれない。ヤバイなあ。ちょっと考えてほしいと思う。今の日本が中国と、あるいはロシアと戦争をして、日本にとって、あるいは日本人にとって何かいいことがあると思いますか? そりゃ中にはおいしい思いをする人も出てくるだろうけれど、ほとんどの日本人は死ぬや生きるやの悲惨な目に遭うことがはっきりしている。そんなことも分からないのだろうかなあ、愚かな日本人は。

 おそらく岸田総理もそうだろうと思う。あんな弱虫のくせして、自分が死ぬ心配がないものだから、そして自分の権限をフルに発揮したいものだから、戦争をしたくてたまらない。アメリカも褒めてくれるしね。戦争になったら総理大臣は気分いいのだろうなあ。国民や兵士に向かって「ひるむな、おじけづくな、全員突撃〜!!!」とヒステリックに命令を発するのが岸田総理の夢だろう。世の中にはいるんだよね、そんな俗物が。

 人間は戦争をするために発奮努力するべきではなく、平和を実現するために発奮努力するべきなのだけれども、そのことを理解している人は、この日本にどのくらいいるのだろうか。不安な限りだ。

 表題の「戦争が、お好きでしょ」は、石川さゆりの「ウイスキーが、お好きでしょ」のもじりになる。1990年のCMソングだったという。1990年は平成2年。海部俊樹が総理大臣をしていた。パパブッシュとゴルバチョフの時代でもあった。世界も日本も、まだ現在のようには崩れ切っておらず、常識の通用する部分があった。それに、日本も今よりずっと元気が残っていた。


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良質なドラマ(芸能)は悪質な社会の代償にはならない

明月飛鳥氏の、少し前のブログ記事で、「韓国ドラマが面白い」と絶賛している記事だが、私はそちらには興味がないので、経済問題と韓国社会の現状を中心に抜粋する。まあ、日本とほぼ同じで、その先取りのようなものだ。現段階での違いは、韓国が「国家破産」し、IMF管理下に置かれたことと現在の韓国社会の姿が不即不離だということだ。
現在のジャニーズ・吉本体制の崩壊(誰かが指示しているのだろう)と岸田の棄民・キチガイ経済政策を見ていると、日本が韓国化する(国家破産する)のは間近かもしれない。ま、日本国民のアホさでは、それも仕方がないのではないか。

(以下引用)
韓国の自殺率は10万人あたり25人前後でOECDで最悪。10代~30代が増えているという。
ちょっと韓ドラからは外れるが、こちらのグラフを見ていただきたい
20230602-1.png
(Wikipediaより クリックすると拡大)
韓国の自殺者数が1998年頃から急増しているのがわかる。
1998年に何があったか。アジア通貨危機と、IMFによる支援(支配)である。
(正確には1997年末から)
IMFによる極端な新自由主義と緊縮財政を強いられた。
記事を引用する。
IMF危機を思い出す韓国人
2018年12月15日
 韓国に乗りこんできたIMFは構造改革と称し、金融、貿易の保護政策をすべて撤廃させました。韓国人は経済の国家主権を失ったと嘆き、日本による植民地化に続く「第2の国恥」と呼んだのです。
 韓国人が失ったのは面子だけではありませんでした。IMFが実施した厳しい緊縮政策で、多くの人が職を失いました。
 経済が回復した後も、企業は非正規職の比率を高めたうえ、正規職に対しても「名誉退職」の名の下、40歳代定年制を導入するなど、厳しい姿勢を維持しました。
 IMF危機を境に韓国経済の国際競争力は格段に高まり、サムスン電子や現代自動車など世界に冠たる企業が登場しました。しかし同時に雇用の不安定、貧富格差など現在、韓国が抱える問題も生んだのです。
(引用以上)
ここから25年を経て、確かに韓国は一人あたりGDPで日本を抜き、大きく経済成長を果たした。
その裏側で、極めて厳しい社会格差が広がっていった。
韓ドラが面白いのは、その社会状況と無縁ではない。
というか、裏表の関係にあると言える。
あまりにも厳しい経済状況のなかで、世界で売れる商品を作る、という執念、根性、情念でもって韓国のエンタメは作られている。ジャニーズと吉本でお茶を濁しておけば、とりあえず日本人は見てくれるという、ふやけた日本の芸能界とは、根本が違う。
K-POPにしても、歌がうまい。数年間の徹底した訓練を勝ち抜かないと、デビューはできないからだ。
日本の自称「アーチスト」のような、音程さえ合わないくせに、格好つけて謳ってる連中は、そもそもデビューさえできない。
もっとも、あまりに厳しいので、K-POPアイドルの自殺者が絶えないのだが。
先ほどの自殺者数のグラフで、日本は10万人あたり20人未満となっているのだが、実はこれは誤魔化しだという見方が強い。
自殺者7年連続減に“トリック”
2017年2月1日 日刊ゲンダイ
警察庁の「死体取扱数等の推移」を見ると、「変死体」の数は10年前には1万2747体だったが、一昨年は2万211体と約8000体増えている。比例するように自殺者数はこの10年間で8000人減っているのだ。
(略)
「ひと昔前は自殺に対する考え方も緩く、ある程度は自殺として処理していました。ただ、最近は、遺書などの具体的な証拠がなければ、自殺とは認めず、変死体として処理するようになったそうです。すると、見かけ上の自殺者数が減るだけでなく、司法解剖を行うので予算を要求しやすくなる。一石二鳥なわけです。このようなトリックは『統計の魔術』と呼ばれ、考え出した人が警察内部で出世していく」
(引用以上)
 だとすると、日本の自殺率は韓国を抜いてだんとつ1位だ。
緊縮財政に苦しめられながら、経済成長もできず、本気のもの作りもできない日本。
韓ドラの重苦しい通奏低音は、私たち自身の足下にこそ流れている。

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地震大国日本の原発という、綱渡り

「阿修羅」所載の、広瀬隆の2017年5月の講演内容の一部である。「予測」部分はハズレたようなので省略し、日本の原発に関する「事実」だけを転載する。

(以下引用)


* 熊本大地震を始め九州で頻発している地震は、日本最大の活断層・中央構造線の上で 
 起きている。


* 川内、伊方原発とも中央構造線からわずか数キロで、直下型地震の危険性が非常に大きい。


* 高知大学の岡村眞・地質学教授も中央構造線の危険性を指摘。


* 東日本大震災は130キロの沖合いだから何とかなった。直下型地震では原子炉を
 緊急停止する時間がない。停止できてもメルトダウンの可能性大。


* 外部電源が必要だが、福島のように送電鉄塔が倒れたらお手上げ。
 四国電力、電源開発の火力発電所は復旧するまで400日以上かかる。


* 事故が起きれば偏西風で放射能雲が日本中に拡がり、瀬戸内海も日本海も壊滅する。


* 原子力業界は直下地震の耐震性はM6.5までしか耐えられないと明言。
 しかしM7を越える地震がすでにいくつも起きている。


* 上下動が引力加速度980ガルを越えると、地上にあるものは宙に浮く。配管は破断する。


* 2008年 岩手・宮城内陸地震(M7.2)では大崩落で山がまるごとひとつ消た。
 上下動4022ガルを記録し、ギネス認定。


* 川内・伊方の加圧水型原発は圧力が高く、たった20分でメルトダウンする。


* 両原発ともせいぜい650ガルの横揺れまでにしか絶えられない。
 縦揺れの耐震性は半分ぐらいで弱い。


* 三菱製蒸気発生器は欠陥があり、米サン・オノフレ原発は閉鎖になった。
 同じものが関西の原発で使われている。


* 世界中で起きている激しい地殻変動・大地震は少なくとも今後、半世紀は続く。


* 裁判長同士が手を組んで稼働差し止めを破棄している。人事権を握っている。
 司法が巨大な犯罪者集団を形成している

(追記)


そして「断層」のうち、特に数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層のことを「活断層」と呼んでいます(第四紀(260万年前以後)中に活動した証拠のある断層すべてを「活断層」と呼ぶこともあります)。  現在、日本では2千以上もの「活断層」が見つかっていますが、地下に隠れていて地表に現れていない「活断層」もたくさんあります。

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(日本の)「裏権力走狗の入れ替えが進んでいる」のはなぜか

「混沌堂主人雑記(旧題)」所載の「国際秘密力研究」というサイトからの引用文の一節であるが、非常に重要な指摘なので、転載する。私は、このサイトの表現の難解さが大嫌いだし、「国際秘密力」という言い方も嫌いだし、やたらと大昔からの神秘主義集団の話を持ち出し、自分の「特殊教養」を誇示するのも嫌いだが、時々重要な、あるいは自分の思索のヒントになることを言うのは確かである。まあ、このサイトには限らないが。
「裏権力走狗の入れ替えが進んでいる」というのはおそらくその通りだろうが、では、それは何のためか。そのままでは「世界統一政府樹立」の障害になるとでもいうのだろうか。そこが論理的に分からない。自分たちの言うがままに動く、現在の走狗をなぜ処分する必要があるのか。そして、それが特に日本でだけ顕著である理由は何か。今思いついたが、世界統一政府の置かれる場所が日本に決定しているという可能性もありそうだ。(この発想は、ビル・ゲイツが軽井沢に要塞のような巨大別荘を作ったことからの暗示もある。もちろん、彼などDSの下っ端だろうが。)



(以下引用)赤字と下線は夢人による強調。ただし、IHRとは何か、私は知らない。こういう英字略語は説明を付けてほしい。JR程度しか覚えきれない私のような人間もいる。

〇2023年は旧統一協会、安倍派、旧ジャニーズなど従来の(裏権力の代理)支配勢力の失墜が相次いだ。裏権力走狗の入れ替えが進んでいると見る。その裏で、世界統一政府樹立(パンデミック条約・IHR改定・憲法改悪など)へ向けた企みが加速。2024年以降はこれを阻止出来るかが最大最重要のテーマとなる。

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「二酸化炭素→植物の光合成→(適度な)酸素生産」のサイクルが地球の生命の原理

私は(何度も書いてきたように)「地球温暖化」論自体が虚偽、あるいは詐欺ではないかと思っているが、その主な論点である「二酸化炭素犯人説」になると噴飯ものとしか言えない。二酸化炭素は地球上の植物の生命の元であり、植物はすべての動物の生命の元だから、二酸化炭素が増加して何が悪いのか。これは、動物は酸素を吸って生きるから、二酸化炭素の増加は動物の生命を脅かすという迷信的思想が元になっていると思う。二酸化炭素も窒素も、動物の生命維持にはほとんど影響はない。植物がちゃんと存在したら、その光合成で酸素を産み出すから、動物も存在できるのである。純粋な酸素だけの中で長期的に生存できる動物はいないだろう。
そして、人類の生存にとって「温暖性」は生命線であり、地球温暖化はむしろ恩恵だ、というのも何度も書いてきた。温暖化による地球上の氷の融解と海面上昇が嘘だというのも、すでに明白だろう。つまり、仮に温暖化が進んだとしても、それは人類の生存可能区域、耕作可能区域が広がるという恩恵しか無いのである。豪雪地帯の生活を知っている人間なら、温暖化を悪だと言えるだろうか。

(以下「大摩邇」から引用)

フリーマン・ダイソン:大気中の二酸化炭素の増加の結果、地球全体がより緑豊かになっている Rhoda Wilson

さてはてメモ帳さんのサイトより
http://glassbead.blog.shinobi.jp/env/freeman%20dyson
<転載開始>

Freeman Dyson: The whole Earth is greener as a result of increased carbon dioxide in the atmosphere By Rhoda Wilson on December 28, 2023 • ( 5 Comments )


https://expose-news.com/2023/12/28/freeman-dyson-the-whole-earth-is-greener-as-a-result-of-increased-carbon-dioxide-in-the-atmosphere/ 


故フリーマン・ダイソンによれば、コンピューターモデルは気候を理解するのに役立つが、気候を予測するのは非常に難しい。


「宇宙から測定した結果、二酸化炭素によって地球全体がより緑豊かになっている、それはつまり、農業の収穫量を増やし、森林を増やし、生物界の成長を増大させているのだ、それは気候への影響よりも重要で確実なことだ」と、ダイソンは2015年、Conversations that Matterのインタビューで語った。


 


フリーマン・ダイソン[Freeman Dyson]1923-2020)は、場の量子論、宇宙物理学、ランダム行列、量子力学の数学的定式化、凝縮系物理学、原子核物理学、工学の研究で知られるイギリス生まれのアメリカ人理論物理学者・数学者。 20世紀の物理学で最も有名な人物の一人である。


2006年、ダイソンは『The Scientist as Rebel(反逆者としての科学者)』を出版し、地球温暖化における人間活動の役割に疑問を呈した。 2008年のPhysics Worldのインタビューでは、気候変動対策に費やされている資金は、代わりに「貧困、感染症、公共教育、健康など、より緊急で重要な他の問題」に向けられるべきだと述べた。彼はまた、気候変動の潜在的な利益について考えることは、「私たちに害を及ぼすことはないだろう」と述べた。


2015年、彼はConversations that Matterのホストであるスチュアート・マクニッシュ[Stuart McNish]と共演した。 「人為的な気候変動は存在する」と、彼は述べた。 「どの程度なのか、それが良いことなのか悪いことなのかが問題なのです。」


「まず第一に、私たちは詳細を理解していません。おそらく、それは一般に言われているよりもずっと少ないだろうし、そして最も重要なことは、二酸化炭素の気候変動以外への影響は非常に大きく、圧倒的に有利であるにもかかわらず、それが考慮されていないということです」と、彼は述べた。 人工衛星によって測定された結果、「大気中の二酸化炭素の結果として、地球全体が緑を増している。」



ダイソンは、大気中の二酸化炭素(CO2)が植生に及ぼす影響を「37年前」、つまり1978年頃から研究し始めた。


彼は、二酸化炭素の増加によって、農業の収量が増加し、森林が増加し、生物界のあらゆる種類の成長が促進されていると説明した。「そしてそれは、気候への影響よりも重要で確実なことなのです」と、彼は言った。


CO2が植物に与える影響を研究し始めた当初、彼はその影響は10%程度だろうと考えていた。 しかし35年後、彼はその影響が約25%であることを発見した。 CO2は約40%増加し、「その約半分は植生を増加させるために使われた。 「食糧生産にも、生物多様性、種の保存、その他あらゆることに、非常に有益なのです。」 これは観察可能な証拠によるものだ、と彼は付け加えた。


気候モデルは優れた予測モデルであるという考えについて、彼は、1960年代に二酸化炭素の増加と地球の気候の温暖化を関連付けた最初の気候モデルを開発した、日本の気候専門家である眞鍋淑郞がいつも言っていたこと、そして今でも言っていることを思い出した。


それらが気候予測を苦手とする理由は簡単だ、とダイソンは説明する。 「それらは、重要であろういくつかの要因しか含まれていないモデルです・・・しかし、モデルから抜け落ちているものがたくさんある・・・現実世界はモデルよりもはるかに複雑なのです。」


「私は、これらのモデルのどれもが本当に予測可能だとは思わない」と、彼は付け加えた、なぜなら気候変動はあまりにも複雑で、多くの要因が関係しているからだ。あなたはすべてをモデル化することはできません、それは道、見えない道です」と、彼は言った。


気候科学者の中には、太陽の温度は変化しないので、太陽の影響はないと主張する者もいる。 「太陽の温度が変化しないのは事実です」と、ダイソンは言った。 「しかし、太陽の活動は変化します。」


ダイソンが言及している活動とは、黒点と磁気嵐のことである。「これらは11年周期で非常に強く変化し、気候に影響を及ぼしている」と、彼は言った。


ニル・シャヴィヴ[Nir Shaviv]は太陽活動の影響を研究しており、「彼は、この太陽周期、黒点周期が気候に非常に直接的な影響を及ぼしていることを発見しました」と、ダイソンは言った。「太陽の活動が気候に影響を及ぼしている証拠は明らかです。」


「大きな追加の証拠がありました。それは小さな氷河期でした。17世紀に起こった小氷河期は、太陽が約70年間眠りについた時期と重なる」と、ダイソンは述べた。「マウンダー極小期と呼ばれる、太陽の黒点が発生しない時期があり、同時にヨーロッパでは非常に寒い気候が続きました。 ですから、これは相関関係のかなり強い証拠です。 しかし、現代の観測では、もっと直接的な証拠があります。」


気候アラーム論者のもうひとつのトリックは、水蒸気を「方程式から外す」ことだ。 水蒸気は大気の約90%を占めている。 だから、水蒸気を方程式から外すことはできない、とダイソンは言った。 「火星には水蒸気が存在しないので、火星の話をするのであれば、水蒸気を差し引いても構わないのです」と、ダイソンは笑った。


CO2は他の面でも非常に有益であり、それを減らそうとするのはクレイジーだ」と、ダイソンは述べた。 「事実は、二酸化炭素は増え続け、私たちは石油や石炭を燃やし続け、そしておそらくそれは私たちに良いことをなすーその結果、地球はより緑豊かになるでしょう。」


ダイソンは、ビョルン・ロンボルグ[Bjorn Lomborg]著の『Cool It: The Skeptical Environmentalist’s Guide to Global Warming』という本を紹介した。 「それは私が見た中で、最も優れた要約です」と、ダイソンは言った。 「(ロンボルグは)科学者ではなく経済学者ですが、非常に健全だと思います。 そして、経済的な根拠に基づいて、かなり良い主張をしています。」


「人為的な気候変動は確かに存在します。 問題は、それがどの程度なのか、そして良いことなのか悪いことなのかということです。 それはまったく別の問題です」と、彼は言った。 「全体的には良いことであり、多くの人が想像しているほど大きな影響はないと言えます。」


https://youtu.be/BQHhDxRuTkI 


重要な会話 二酸化炭素は世界をグリーンにしているか?フリーマン・ダイソンへのインタビュー、高等研究所、201569日(23分)


上記のビデオがYouTubeから削除されている場合は、こちらBrighteonでご覧いただけます。




<転載終了> 

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「西側価値観」の完璧な体現としてのガザの大虐殺

「世に倦む日々」NOTE記事に引用されたケイトリン・ジョンストンの記事日本語訳の一部である。
私が彼女が自分のプロフィールに使う写真の顔が人造人間臭くて嫌いであることは別として、ここに書かれた内容は見事な「西洋人による西洋文明・西洋思想の自己批判」である。



記事原文タイトルを先に載せておく。私が彼女のプロフィール写真が嫌いなのも分かるだろう。
「embodiment」は、字面からすぐに推測できるように「体現」の意味。「atrocities」は「残虐行為(の数々)」。




The Atrocities In Gaza Are The Perfect Embodiment Of 'Western Values'

2023/12/20

(以下「世に倦む日々」から転載)
ガザの破壊は、西欧の価値観を守るために行われており、それ自体が西欧の価値観を完璧に体現している。学校で教わるような西洋的価値観ではなく、西洋的価値観が隠しているものだ。ラベルに宣伝文句が書かれた魅力的なパッケージではなく、実際に箱の中に入っている製品。

何世紀もの間、西洋文明は戦争、大量虐殺、窃盗、植民地主義、帝国主義に大きく依存してきた。宗教、人種差別、民族至上主義を前提とした物語を用いて、それを正当化してきた。そして、それら全てが、今、ガザ焼却の中で繰り広げられている。


















ガザで私たちが目にしているのは、学校で習った自由や民主主義などというちんぷんかんぷんな言葉よりも、西洋文明の本質をよく表している。私たちが何世紀にもわたって誇らしげに自画自賛してきた芸術や文学よりも、はるかに優れた西洋文明の表現だ。私たちのユダヤ教・キリスト教価値観が振りかざしたがる愛や思いやりよりも、はるかに優れた西洋文明の表現なのだ。

ブッシュ時代のイスラム恐怖症が2023年にゾンビのように復活する中、西洋文明が1万人の子供の死体の山を築いている間にさえ、西側の右派がイスラム文化がいかに野蛮で野蛮であるかを口走るのを見るのは、とてもシュールなことだ。その子どもの死体の山は、モーツァルトやダ・ヴィンチやシェイクスピアが生み出したどんなものよりも、西洋文化をよく表している。これが西洋文明だ。これが西洋文明の真髄だ。


















リベラル派が人種やジェンダーについて進歩的な見解を持つことを自画自賛する一方で、自分たちが選んだ役人たちが軍用爆薬で子どもたちの身体を引き裂く手助けをする。

軍国主義、帝国主義、資本主義、権威主義を原動力とする巨大な地球規模の帝国が、飽くなき食欲で人肉をむさぼり食う一方で、イランや中国のような国よりも自分たちがいかに優れているかを自画自賛する。これが西欧の価値観だ。これが西洋文明なのだ。

それが私たちだ。それが西洋文明だ。私たちは、自由、正義、真実、平和、表現の自由を重んじると言うが、私たちの行動はまったく違う姿を描いている。本当の西洋の価値観、魅力的なラベルの下にある箱の中の実際の製品は、今日のガザであなたが目にする行動なのだ。









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企業の「新製品(商品)開発」という愚行

ダイハツというひとつの会社の問題ではなく、日本の企業風土、企業モラル、勤労者(特に技術部門)への経営陣の態度や姿勢の問題として捉えるべきだろう。
そもそも、毎年のように新しい車種を出すこと自体が馬鹿げている。本当にそれで売れるか? 消費者が求めるのは「商品の信頼性」であり、それは新しい商品ではなく、長いベストセラー商品にあるのである。「消費者は馬鹿だから、宣伝に釣られて新しい物を買う」、という電通的思考に大企業の経営陣も頭と精神が浸って腐っているのである。
なぜ電通などがそういう思想を吹き込むかと言うと、新商品と新宣伝は不可分で、自分たちの利益になるからにすぎない。企業は開発費用と宣伝費用で赤字になるだけだ。まあ、その中から重役が中抜きする、あるいはキックバックを貰うのだろうが。

(以下引用)


自動車メーカーのダイハツ工業は、国の認証取得の不正問題で新たに174件の不正が見つかったと発表しました。会社は、国内外のすべての車種で出荷の停止を決めました。

■不正データ問題 ダイハツ・トヨタ会見

ダイハツ工業では、ことし4月、海外向けの乗用車の衝突試験で不正が発覚し、その後、国内向けの車種でも国の認証を不正に取得していたことが明らかになっています。

会社は20日、第三者委員会によるその後の調査で、新たに25の試験項目で174件の不正が見つかったことを公表しました。

衝突試験のほかに排ガスや燃費の試験なども含まれ、不正は1989年から確認されたということです。

生産をすでに終了したものも含めて64車種に上っています。

この中には他社ブランドで販売される車としてトヨタ自動車の22車種、SUBARUの9車種、マツダの2車種が含まれています。

ダイハツは20日、国内外のすべての車種で出荷の停止を決めました。

不正の原因について、第三者委員会は、
▽短期間での開発の推進や、
▽激しい叱責や非難が行われる組織風土などの問題を指摘しています。

ダイハツは、「責任は経営陣にあり、自動車メーカーとしての根幹を揺るがす事態だと大変重く受け止めております。企業風土の抜本的な改革に取り組んでまいります」などとするコメントを発表しました。

■第三者委「認証試験 軽視と言わざるをえない」

一連の不正について、調査にあたった第三者委員会が記者会見を開き「認証試験を軽視していたと言わざるをえない」などと厳しく指摘しました。

委員長を務める貝阿彌誠 弁護士は「不正が発生した大きな原因は、過度にタイトで硬直的な開発スケジュールの中で車両の開発が行われ、『認証試験は合格して当たり前』という強烈なプレッシャーがあったことだ。認証試験を軽視していたと言わざるをえない。まずもって責められるべきは現場の従業員ではなく経営幹部であると考える」と述べました。

報告書での指摘内容 原因や再発防止策は
第三者委員会の調査報告書によりますと、新たに見つかった不正は、衝突試験のほかに排ガスや燃費の試験なども含まれて、装置の不正な加工や交換、速度の改ざんなどがあったとしています。

【事例】
具体的には、
▽エアバッグについて衝突試験では、本来、衝突をセンサーで検知し、エアバッグを作動させる必要があるにも関わらず、タイマーによって作動させていた事例がありました。

▽衝突時の衝撃試験では、運転席側のかわりに助手席側の試験結果を使用していた事例がありました。

【原因・背景】
報告書の中では、一連の不正の原因に経営の問題があると指摘しています。

▽短期間の開発が会社の存在意義として根付き、過度にタイトで硬直的な開発スケジュールによって現場が極度のプレッシャーを受け、「認証試験は合格して当たり前」という環境にあったこと

▽現場任せで管理職が関与しない態勢で職場環境がブラックボックス化し、チェック体制が構築されていなかったこと

▽過去から踏襲されたグレーな方法として漫然と現場で繰り返されていた不正行為があり、「技術的には問題なければ法規上も問題ないはず」というような法規適合性について正確な知識や理解が不十分であること

▽開発日程に余裕がない中で認証試験を軽視し、不正確な情報を記載してはならないというごく当たり前の感覚を失うほどコンプライアンス意識が希薄化していた、などと指摘しています。

こうした現場の実情を管理職や経営幹部が把握できなかった背景には、
▽現場の実務や状況に管理職が精通しておらず、現場サイドから報告や相談ができない現場任せの対応になっていたこと

▽開発や認証のプロセスにおけるチェック体制が構築されておらず、モニタリングに問題があったことなどが指摘されています。

こうしたことから、短期開発の強烈なプレッシャーの中で追い込まれた従業員が不正行為に及んだもので、今回の問題でまず責められるべきはダイハツの経営幹部だとしています。

そのうえで、低コストで良質な自動車を提供するために短期開発を会社らしさと捉える経営方針の中で、組織内のゆがみや弊害を察知する経営幹部のリスク感度が鈍かった

以下全文はソース先で

ダイハツ

NHK 2023年12月20日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231220/k10014293451000.html

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