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政府が存在するメリットとデメリット

アメリカの独立戦争が1775年から何年かだと思うが、ブリア・サヴァランの「美味礼賛」の中に、彼がアメリカにいたころの話があり、それがいつごろか知りたくて調べてみた。その記述によれば、1790年代のようで、つまりアメリカが独立して10年後かそこらのようだ。
なぜ、その時期が知りたかったかというと、サヴァランの記述によれば、そのころのアメリカは農園所有者にとって地上の天国のようだとされているからである。つまり、「まだ政府による支配や強制がほとんど無く、税金もおそらく無い」という社会だったと推測できる。もちろん、自分や自分の家族は自分で守るという社会だっただろうが、自警団もあったのではないか。
現代人の我々は、政府によるさまざまな保護があるから生きていけると思っているが、実は政府の存在によって自由を失い、さまざまな不利益を被っていて、特に税金などは必要以上に取られている、ということも考えられる。開拓時代のアメリカは、危険もあっただろうが、「政府による収奪」だけは無かったわけだ。

(以下引用)


フランス革命勃発直前の1789年、代議士として三部会に席を連ねる。その後まもなく三部会の第三身分で結成された国民議会にて、死刑がなぜ必要であるかを演説したことで一定の名声を得る。


ベレーに戻ったブリア=サヴァランは、同市の市長を1年間務める。だが、自身が賞金首となったことを知ると、スイスに亡命する。その後、オランダ、のちにアメリカの東部に亡命した。同地には3年間滞在し、その間、フランス語とヴァイオリンの教師として収入を得るようになり、ボストンニューヨークフィラデルフィアハートフォードを渡り歩く。ニューヨークのパーク・シアターでは第一ヴァイオリン奏者を務めたこともある。


1797年執政政府下のフランスにもどり、司法官の職を得る。その後死ぬまでパリ控訴裁判所の裁判官を務めた[1]

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