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国家が他者に依存する危険性の自明さが見えないことの危険性

「大摩邇」所載のV・コールマンの記事の一部だが、Brexitは、英国民が最後に体験した、あるいは成功した「民主主義的決定」だと思う。その結果の如何を問わず、民意によって政治が決定されるという、稀有な事例になったからだ。その後、どこかの国の政府が国民投票で政策を決定した事例を私は知らないので、このBrexit国民投票は、支配層にとっては痛い経験だったのだろう。
なお、ついでにNatoexit(脱Nato)をやっていれば、英国の経済破綻と国家衰退は防げたと思う。当たり前の話だが、国家の独立性は「他国との連合や同盟的条約」で毀損されるのである。日本の第二次大戦での破滅は三国協商が最大の原因だろう。そして現在の国家衰退が宗主国による搾取と命令によるものであるのは言うまでもない。国家の基本は国家独立であるのは当然だ。

(以下引用)


16. 国連が設置した特別委員会が、世界のすべての問題は気候変動とBrexitが原因であり、Brexitに投票した人は罰せられなければならないと決定したと誰かが発表するのを待っている。


17. イングランドの道路標識には、以前のようにマイル単位で距離が表示されなくなった。道路標識の責任者である公務員が、私たちがEUに復帰することを確信しており、今後すべての標識にキロメートル単位の距離を記載できるようになったからだと私は推測している。




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