少し(だいぶ、か)古い記事だが、新聞を取っていないので、こんな出来事があったということさえ知らなかった。おそらく、テレビや新聞でもほんの少ししか流さないニュースだったのだろう。国民に知られたくないニュースの扱いは、そんなものである。
下記記事は朝日新聞のネット版から。
尖閣から150キロ地点の人口1500人の島に150人の部隊を配備。施設建設費は150億円、という、150づくしである。
まあ、150億円の金の半分でも島民全員に配分されれば結構なことだが、そうはならないだろう。逆に、島民の今後の生活は、かなり危険なものになるのではないか。
与那国島は、ある医療ドラマの舞台ともなった平和な島だが、これからは基地の島となり、中国との紛争があれば、最前線の一つとなるのだから。
日中戦争へ向けての準備は、水面下でどんどん進んでいるように見える。盧溝橋の「最初の一発」のような事件(戦争を起こすために仕組まれた事件)が、いつ起こってもおかしくはない。集団的自衛権問題の決着や、憲法9条の解釈改憲その他の準備が出来次第、か。
(以下引用)
国境の島に自衛隊施設 怒号の中、沖縄・与那国で起工式
山岸一生、今野忍
2014年4月19日20時55分
沖縄県の与那国島で19日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備に伴う造成工事の起工式があり、小野寺五典防衛相が出席した。配備に反対する住民らの抗議で、小野寺氏の会場入りが阻まれ、式典も遅れた。
与那国島は沖縄本島から南西へ約500キロ、台湾までは約110キロにある国境の島で、尖閣諸島からも約150キロ。計画では、約150億円をかけて約26ヘクタールにレーダー施設などを建設する。部隊は150人規模で2015年度末に配備される予定だ。
人口約1500人の島は、誘致の賛成派と反対派に二分されている。

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