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「義務」教育か「任意」教育か

私は麻生太郎という人物の人間性が大嫌いで、日本を衰退させ悪化させた大悪人のひとりだと思っているが、この発言については基本的には「正しい」と思う。

そもそも、中学校で習う内容を8割以上理解できている人間は総人口の5割以下だろう。(これは全国一斉テストの結果で分かるはずだ。)私は中学理科は3割くらいしか理解できていない。あまりにつまらないので、現実に役立つ地学分野や生物分野以外は理解する気もない。英語や数学は理解はできていなくても8割くらいは得点できる。国語は9割くらいか。つまり、テストというのは、山勘で正答できるのがけっこうあるのである。それが無ければ、私の中学でのテスト得点は6割以下だっただろう。私も、中学校で習った内容を8割も理解できていないグループに入るわけだ。一応、これでも国立大学合格まではできたのである。中退したが。
中学校は「義務」とする必要は無いと私も思う。しかし、中学校までは無償にすべきだ、というのが大前提である。つまり、国家によるサービスである。今は「義務」だから、能力の無い者まで中学に通い(通わされ)、何も理解できないまま8時間も机と椅子に縛られているのである。いじめでもしないと気も晴れないだろう。
江戸時代の教育は「読み書きそろばん」程度で、後は漢文の丸暗記程度だっただろうが、それで社会は十二分に回っていたのである。侍でも高等教育など受けていない。政治家も同じだ。
現代社会で教育が必要なのは「理系分野」だけであり、それには「高専」システムが最上だ、と前に書いた通りである。何も国民全員が高等教育を受ける必要などない。ただ、一見無駄な教育でも「学問を娯楽にする」土台にはなるし、それはその人の人生を豊かにする。
それに、中学校や高校に行くのは子供たちにとってはべつに「勉強がしたいから」ではない。要するに、同年齢の子供たちと一緒に楽しく過ごしたいのである。そういう機会を親が与えることは大事であり、その意味でだけ、中学校を「義務教育」とする意義はある。


(以下「ネットゲリラ」より転載)

自民・麻生太郎氏「義務教育は幼稚園と小学校だけで十分。中学校まで義務にする必要ある?大人になって微分積分や因数分解なんか使わない」
@sharenewsjapan1より

これが首相経験者

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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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