「村野瀬玲奈の社長室秘書広報課」から転載。
私は、ここに書かれていることは論理的だとは思わないが、こういう意見は多いだろうと思うので、後のために保存しておく。
一つだけ言えば、「身内(内部)での道徳」と「外(特に敵民族)に対する道徳」は別である、というのが当時の気風だったはずであり、それは今でも変わっていないとも思われる。(もちろん、外部の誰を「敵」と看做すかは問題が別だ。あるいは、敵味方を一視同仁にする理想主義もまた話が別だ。)「敵味方」という思想の問題性は別として、その混同がここにはある。
また「軍隊」という「人殺しを任務とする職業」を基準にして道徳を考えることは大きな誤りだろう。
(以下引用)

「道徳」、「道徳教育」についての鋭いツイートをいくつか、短いコメントをはさみながら、記憶のためにメモしましょう。
ちなみに、大日本帝国軍性奴隷(従軍慰安婦)制度は「日本兵によるレイプを防止する」目的でつくらました。しかし、もちろん、戦前であってもレイプは犯罪でした。レイプを犯罪として取り締まるのではなくて兵士にレイプ行為をさせることで対策をとったつもりになっていた大日本帝国軍の異常な道徳観は教育勅語や軍人勅諭では修正することが全くできませんでした。
私は、大日本帝国の政体や蛮行を正当化する人たちから「道徳」を説かれたくはありません。それは自然な感覚だと思います。

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