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「崖っぷち社長」の思考的姿勢を見習えばみんな大丈夫

私が愛読するブログの中でも、総合的な知性の高さという点では私は「崖っぷち社長」を最上位の一人と考えている。彼が書いた文章内容で私が疑問を持った経験はおそらく一度も無い。
物事に対する判断が、偏見や先入観に眩まされていない、という点において、彼は他の多くのブログ主より上位にある、と私は思っている。
より適切な言い方をすれば、世界や社会に対するパースペクティブ(遠近感・遠近法)が、誰よりも正確だ、と思っている。他の人は、たとえば民族問題(対中国、対ロシア、対韓国etc)などが混じると、とたんにパースペクティブがおかしくなる。私にしても、白人種(本当は、ユダ金など、その中の一部を対象としているのだが)嫌悪の言説が多いとは思う。基本的には誰もが狂った遠近法で自分の世界像を描いているのである。だから、常にそれを意識し、修正する必要がある。その、正しい遠近感を持った人物の見本が崖っぷち社長であるわけだ。

崖っぷち社長はいつも、自分は自分の我欲から行動しているだけだ、と言うが、これは韜晦というものであり、我欲だけの人間が、あのような体制批判の鋭い発言をいつもするはずはない。
この世界は結局はエゴ(既得権)のぶつかりあいだ、という彼のお得意の言葉も、私の「すべての人は平等に、生きる権利と幸福になる権利がある」というのを偽悪的に言っただけのことだと私は考えている。つまり、上にいる人間は「きれいな言葉」を利用して、下に犠牲を強いることで、自分たちの既得権を守り、拡大するから、それに騙されるな。自分の権利は堂々と主張しろ、というのが社長の言葉の意味だ、と私は考えている。

で、書くことが無い時には崖っぷち社長の言葉や文章を引用していれば、それで世界に「真の理性」の見本を紹介できるわけだから、私としては楽に社会貢献ができるわけである。(笑)



(以下「崖っぷち社長」ツィッターから転載)



で、もうひとつの話題である、いわゆるアベノミクスの件だが、マスコミさんたちはいまだにインフレについて「物価上昇率」という一側面ばかりを必死に強調してやがるね。いいかげんしつこいかもしれんが、インフレは物価が上昇するんじゃなくて、通貨価値が下落するもんなんだって。
01-23 07:11


マスコミにしろ教育にしろ、カネに関して、通貨価値ってものに目を向けずに隠そうとしている意志をものすごく感じるのだよ。カネなんて、実はそのくらいいいかげんなものだってことを、どうしても国民に知られたくないのだろうな。
01-23 07:14

カネに対する信奉が崩れると、ついでに財政再建論、ムダを削れ論など、カネの絶対化による国民奴隷化政策に多くの人間が疑問を抱くようになるんでね。そのへんに気づいている人どれだけいるだろうか。正直、まともだと思ってたエコノミストのなかにも、単にインフレ悪玉論に走ってる人いるからねえ。
01-23 07:22

あくまでも私見だけどさ、前から書いているように、安倍政権の経済運営については、金融面で見れば賛成できる部分も多いんだよ。財政面というか、カネの使い方についてはいろいろ弊害ありそうだし、結局、増税やTPPで全部チャラになること考えりゃ支持できるものではないんだけどね。
01-23 07:25

これまた、前からずっと書いてきたことだが、景気を刺激したいなら、一番意識しなきゃならんのは可処分所得を上げることだ。簡単にいえば、幅広いバラマキによるインフレ化ってことになる。カネの量が増えて価値が下がるのだから、それをみんなにバラまきゃ済む話なのだ。
01-23 07:36

で、自民党が前から言ってた話として、バラマキではなく、仕事や雇用を作り出してどうこうって話につながる。要は働かないヤツにカネはやらんと言いつつ、実は企業にだけカネをくれてやるという「偏向バラマキ」なわけだが、なぜかこんなマゾな理論が正しいと頷いてしまう人が多いんだよな。
01-23 07:39

さっきも書いたけど、インフレってのは、カネの量が増えて、なおかつ、通貨の価値が下がること。それを金融政策として、国民全員に影響がある形で実行するというのだから、当然、その分は国民みんなに公平に分配・補填されて当然だと思うのだが、なんでそういう考え方にならんのだろうね。
01-23 07:44

金融・財政政策にしろ、そのほかの政策でもなんでも同じなんだが、もちろん、我々の利権や既得権を奪い取りに来ている連中は「我々から見れば」ろくでもないヤツらってことになるだろさ。でもさ、そんな連中の仕掛けに騙されて、自分の首を締めてる我々の固定観念のほうがよほど恐ろしいと思うのよな。
01-23 07:50

おいら、思い切りマイノリティーだもんで、政治経済や国際情勢なんかで周囲とまったく話が合わないことが多いのよね。まあ、人それぞれなんでべつに構わんのだけど、そういう話をしてると、世の中はマゾな人が多いんだなあって、いつも思う。その割には愚痴が多いよなあ、とも。
01-23 08:14

この世の中、我慢を強いるようなことをさも当たり前のように要求される場面はいっぱいあるわけだけど、それがいったい誰の利益につながってるのかって考えてみると、結局、世の中の常識みたいなものを利用して、どっかの誰かさんの利益のために都合よく利用されてることばかりと気づくはずなんだが。
01-23 08:23

もっとも、自分の生活とか立場とか、いろいろ守らなきゃならないものがあって、仕方なくってことはあるけどな。まあ、そうだとしても、黙って従ってるフリしつつ爪を研ぐくらいのことはしたほうがいいんじゃねえの…ってのは余計なお世話だな。
01-23 08:25



(引用2)「陽光堂主人の読書日記」記事の一部である。上記記事の補強として転載する。



 デフレ経済を脱却して景気回復するためには、国民経済の中心を占める内需が拡大する必要がありますが、給料が増えなければ消費は落ち込んだままです。こんなことは子供でも解りますが、政府は公務員の俸給をカットし、生活保護費も10%削減してして最低賃金を引き下げようとしています。

 国民の懐を寂しくしておきながらデフレ脱却を訴えるのですから、訳が判りません。幾ら何でも官僚や政治家はそこまで愚かではないでしょうから、わざとやっているとしか思えません。

 現状のまま金融緩和をすれば、行き場を失ったお金は株と土地に向かいます。マネーゲームと土地投機使われるだけで、既に首都圏のマンションの家賃は値上がりし始めています。アベノミクスは金持ちと大企業を潤すだけで、一般庶民の生活は一層苦しくなることでしょう。

 円安が続けば生活必需品の値段も上がらざるを得ず、土地バブルが起きればサラリーマンの悲願である住宅取得も困難になります。このままでは、景気が停滞して物価が上昇するスタグフレーションに陥る公算が大です。










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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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