×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
気の赴くままにつれづれと。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ノヴァーリスの 1968年の記述より
すべての空間に存在する形は、水晶から人間に至るまで、動きをさえぎられた音として説明できないだろうか? したがって空間的な形は音楽の表象的な表れにすぎないのでは?
この世にある「形は音そのもの」なのではないか
人間だけではなく、宇宙も言葉を話す。すべてのものは言葉を話している。無数の言葉を。
交感 自然は荘厳な寺院のようだ 列柱は厳かな言葉をおりなし 人は柱の間を静かに歩む 象徴の森をゆくが如くに 遠くから響き来るこだまのように 暗然として深い調和のなかに 夜の闇 昼の光のように果てしなく 五感のすべてが反響する 嬰児の肉のような鮮烈な匂い オーボエのようにやさしく 草原のように青く 甘酸っぱく 豊かに勝ち誇った匂い 無限へと広がりゆく力をもって こはく 麝香 安息香の匂いが 知性と感性の共感を奏でる |
「交感」 Correspondances は、ボードレールの詩の中でも、もっとも議論を呼んだものであって、多くの批評家によって、夥しい言及がなされてきた。それらにほぼ共通するのは、この詩が、ボードレールの象徴主義的考えを、もっとも良く示していると見る点である。 Correspondances (万物照応とも訳される)は、自然と人間との共感であり、視覚や臭覚など人間の感覚器官相互の共感であり、また理性と感性との共感でもある。人はこの何重にもわたってめぐらされた共感の森の中で、自然の一部としての生を生きる。 この詩はボードレールの比較的若い頃に書かれていたとする説もあるが、1855年に「両世界評論」に発表した18篇の中には含まれていない。おそらく、初版の刊行に併せて、新たに書いたものだと思われる。 |
08 | 2025/09 | 10 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |