「IT屋って、非常識なほどに脱法的で、インチキが多いよね」というのは、目から鱗である。毎度毎度のフレーズで恐縮だが、「あまりに大きくて目に入らない事実」のひとつだ。
そう言えば、21世紀に入って、いや、20世紀末くらいから合法脱法両方で財を成した人間のほとんどはIT屋であるし、その「合法」も、かなり悪どい手段によるものだ。逆に言えば、モラルというのをほとんど歯牙にもかけないから巨財を手に入れることもできるのだろう。それがIT屋と関係するのは、ITが時代の先端を行く業種だからにすぎないのかもしれないが、もともとその業界には「機械を相手にするのだからモラルは関係ない」という性質が増殖する傾向があり、そういう中でモラルを持つ人間や気弱な人間は疲弊して死んでいくのではないか。
合理主義とは無駄を省くというのが本質であり、人間性や人情や倫理とは相反するところがある。合理主義が習い性になった人間に非人情な人間が多いのは当然かもしれない。そして、財産獲得という目的にその合理主義が徹底されたら、だいたい成功はするだろう。ホリエモン、ユニクロの柳井など、合理主義の塊に見える。
(以下引用)
IT屋って、非常識なほどに脱法的で、インチキが多いよね。典型的なのがUberだが、どう考えても「白タク」そのもので、そもそも法律で禁止されてるじゃん、という脱法なんだが、それだけじゃない、著作権無視して既成事実でゴリ押しして来たYouTubeもそうだし、税金払わないAmazonもそう。で、今度は労働基準法まったく無視という、話です。
ゲーム業界の求人広告会社などと業務委託契約を結んで働いていた女性が自殺したのは、同社社長のパワーハラスメント(パワハラ)が原因だなどとして、女性の遺族や元同僚の男性2人が同社と社長に計約8800万円の損害賠償や未払い賃金の支払いを求める訴訟を17日、東京地裁に起こした。 求人広告会社は「ビ・ハイア」(東京)。訴状によると、女性と元同僚の計3人は2006~14年に入社し、同社や関連会社との業務委託契約を結んだ。しかし、社長の指揮命令を受け、実質的には雇用関係のある従業員として働き続けていたという。 社長は、3人にブランド品のカバンや靴などを買い与え、その費用を会社から社長への貸付金という形で計上した。その自分への債務について、16年ごろから3人のうち2人を保証人にして返済を求めるようになった。 さらに社長は、原告の1人が賃金の情報を知人に伝えたことを「守秘義務違反だ」などと主張し、数千万円の損害賠償も求めるようになった。社長はやがて賃金の天引きなどを始め、3人にはほとんど賃金が支払われなくなったという。 3人の生活費が尽き、家賃を払えなくなると、会社事務所に住まわせ、その家賃も請求するようになった。社長は3人に「生きているだけで迷惑」「殺すと問題があるので、交通事故にあって死んでもらいたい」などと、大声で罵倒するパワハラを繰り返したという。 今年2月、女性が「私は死んだほうがましですか?」という趣旨の発言をしたところ、社長は激怒。女性の目の前で使っていたパソコンを破壊し、「(死んだら)ゴミが増えるだけだ」などと暴言を繰り返した。その日の午後、女性は自殺したという。 トンキンでロクでなし経営者に捕まると、こういうハメに陥る。田舎と違って、今の勤務先を失ってしまうと、即、住むところも食べる物も手に入らない。そこが悪質な経営者を蔓延らせる原因です。 |

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