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公約を実行した市長

在任中の業績は知らないが、公約の一端を守ったことは美談だと言える。
そういう当然のことが、滅多にない、「奇矯なふるまい」となるような日本という国が民主主義国家であるはずはない。
政治家は、公約を守ることが最大の責務である。公約を守らない政治家を許していることは国民の恥である。


(以下引用)


市長の退職金、1900万円→20円へ 「公約を実行」

朝日新聞デジタル 2/23(木) 3:00配信

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 4月に任期満了を迎える愛媛県伊予市の武智邦典市長は22日、自身の退職手当を減額する条例改正案を市議会3月定例会に提案した。算定基準の4月分の給料を最少の1円にする内容で、可決されれば約1900万円が約20円に大幅減額される。

 武智市長は2013年の初当選時に退職手当を受け取らないことを公約に掲げていた。武智市長は「公約したことなので愚直に実行するだけだ」としている。

 提案されたのは「伊予市特別職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例」案。市長の退職手当は任期満了を迎える4月分の給料が算定基準で、県内市町が加入する県市町総合事務組合に負担金を支払ったうえで、退職手当条例に基づいて支給されている。給料を支給しないのは手続き上難しいとして、限りなくゼロに近づけた形だ。

 同様の退職手当の減額例としては、16年の栃木県那須塩原市長が20円だった。(藤家秀一)



朝日新聞社



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上品なつもりであるところが下品

この彼女の言動は極端だが、私も外食店で「いただきます」を言うことには抵抗があるし、まして「手を合わせる」など、葬式かよ、と思ってしまう。「命をいただく」も気持ち悪い表現である。
まず、飲食店で「いただきます」と言うのは、誰に対して言っているのか。誰もいなくても言うのならキチガイだろう。では、誰に対しての発言か。店の人は聞いてもいないのだから、目の前の彼女に向かって言ったのか。それなら、彼女がこの料理を作ったわけではないのだから、「いただきます」という感謝の言葉は必要ない。せいぜい、「さあ、食べようか」でいい。ここで「いただきます」と言うのは、私が見ても「いいところの坊ちゃんアピール」にしか見えない。

ただし、家庭での食事や他家での食事での「いただきます」は、作った人や馳走してくれた人(その家の主人含む)への感謝の言葉として当然だ、あるいは、(他国には無い風習だろうから、巨視的に言えば、だが)当然とまではいかなくても、あったほうがいいと私は思っている。

この記事中の彼女は嫌な奴かもしれないが、骨のある人間で、私は嫌いではない。物事への批判精神や考察力があるだけ、家畜人間らしいスレ主よりは人間として面白い。むやみに闘争的なところはいかがなものか、とは思うが、それも若さゆえのとんがった感受性の発露だろう。


なお、「手を合わせる」のは、テレビのグルメ番組やアニメなどの悪影響でひろまった「新しい風習」だと私は見ているが、この件に関しては前に書いた。昔の食事風景を描いた映画やテレビドラマには無かったはずだ。手を合わせるという行動は神仏や死者に対するもの(あるいは敵への命乞い)で、食事にはふさわしくない、と私は考えている。(この不快な「新風習」に疑問を持つ人は私だけではない。ネットで検索すればヒットするだろう。手を合わせるのは軽々しくやってよいような動作ではない。)






(以下引用)



レストランで「いただきます」と手を合わせたら彼女に「坊ちゃんアピールすんな」と言われてしまった

2017年02月23日 00:05


http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1487566346/
スレを立てるまでに至らない愚痴・ 悩み・相談part63
83 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)22:55:09 ID:z0h
すまない、ぶった切りで愚痴を吐かせて欲しい。

彼女とレストランでコースの食事をしたんだ。
自分は「いただきます」と手を合わせ出てきたコースをとりあえず完食。
彼女は特にいただきますとか何もなく色々残した(嫌いな物があったとかで手をつけなかった)。

レストランを出て、美味しかっただのあれが不味かっただの話をしたんだが、そしたら彼女が
「いただきますとか言っちゃって坊ちゃんアピールすんな。食いたくない物無理して食って馬鹿じゃないの」
って言ってのけたんだ。

自分としては、別に坊ちゃんぶったとか何も考えずにいただきますをして、
不味いかどうかも食べてから判断した訳だが、
不味いと思ったものは手を付けない方がいいんだろうか。

「いただきます」が坊ちゃんぶってる。
不味いと思った物って手を付ける前に拒否する。

この2点にモヤモヤしてしまう。

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84 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)22:58:50 ID:stF
>>83
その女は地雷だよ、早めに逃げたほうがいいよ
どんな些細なことでもマウンティングせずにいられないゴミの可能性が高い

手遅れになる前に本性わかってよかったね
次はまともなの探そう

85 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)23:06:35 ID:z0h
>>84
やはりそうか。ありがとう。

自分はしがない会社員だが、ちょっと奮発して市街地(といっても田舎のだが)のレストランを予約して
ちょっと頑張っちゃった感じはあったんだ。

そしたら前スレの発言だったのでそういうものなのか?と
自分が信じられなくなったところがあったので聞いてみた。

今後の彼女との付き合いはちょっと考えてみます。

86 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)23:08:33 ID:iZV
>>83
彼女がおかしい
ちゃんと躾されてない人なんだなと思う

お別れしたほうがいいね

87 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)23:20:55 ID:z0h
>>86
その彼女の言うところ
「手を付け完食する=美味しいと認める」ことになり
店の為にも不味いことを主張しなきゃいけないことを放棄している、ということらしい。

「いただきます」も、食べられるかどうか吟味する前に食べることを宣言して
味覚のわからないボンボンが事前に言う戯れ言、と言っておりました。

最後は口論になってお互い怒り心頭で別れて来ました。
考えると今後もこういった会話がありなくないので別れる方向で行きたいと思います。

88 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)23:23:13 ID:vqa
>>87
彼女さん、育ち悪すぎ。
色々と人として発言がおかしい。

90 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)23:42:33 ID:dzT
>>87
ボンボン発言こわいな
育ちも悪いけど、それに開き直ってるのがもっと怖い
育ちが悪くても改善しようとかがあればねぇ
「いただきます」の意味もはき違えてるし
こんな女性が実在するの?

91 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)23:49:40 ID:z0h
>>90
「いただきます」は命を戴くことに感謝する言葉だ、と言ったのですが
返ってきたのは「宗教じみてて怖い」でした。

92 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/21(火)23:54:16 ID:RXN
>>91
ますます怖いわ。
キチの要素たっぷりだね。
てか日本人?
余計なお世話かもしれんが、別れる時は共通の友人がいるなら根回ししておいた方が良さそう…

93 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/22(水)00:01:17 ID:UNm
>>91
言って悪い言葉じゃないんだから気にしなければいいのにね
いただきますはマナーだとか、絶対に言わなければならないとまでは自分は思わない(異論は認める)けどさ

他人事ながら彼女に対してお前何無宗教ぶってんだよっていうのと
あと金持ちへの僻み乙と言いたくなったわ

94 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/22(水)00:12:40 ID:Gu1
>>92
家系追っかけてないので詳細は不明ですが
純日本人だと思います。

>>93
自分としては、
マナーも守らない人に対しては「マナーが悪いな」で終わりますし、
(別に守らなければ悪い人、という扱いにはならないという意味)
自分も宗教に属している訳ではないので、無宗教も特にどうこう言いません。

ただ、無宗教とかマナーうんぬんよりも、
「いただきます」が特殊宗教扱いされたことが自分としてはある意味ショックです。
日本人としての礼節(当然の挨拶)だと思っていましたので。


95 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/22(水)00:13:08 ID:opP
>>91
彼女、幼稚な上に随分と性格歪んでいるね
上手に別れられますように

96 :名無しさん@おーぷん : 2017/02/22(水)00:20:38 ID:Gu1
>>95
喧嘩別れしている手前、性格の不一致を推していこうと思います。
共通の友人も数人いますので、穏やかなFOが出来るように。




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人間のクズが学校理事長

「阿修羅」記事から抜粋転載。
蛆虫についての記事なので、記録として保存しておくだけである。
こんな人間が理事長(幼稚園に関しては園長か。)をやっていると知らないままで、近くに他の幼稚園が無いために塚本幼稚園に子供を通わせた父兄もいるだろうから、以前の記事に書いた、この男の運営する幼稚園に子供を通わせる父兄もキチガイだ、という言葉は訂正し、お詫びする。
なお、「ネットゲリラ」にも書いてあるが、籠池理事長やその妻は、なぜか本名のほかに通名を使っている。本名自体は韓国朝鮮名ではないので、何のための通名使用かは分からない。いずれにしても、何か後ろ暗いことを隠すためだろう。




(以下引用)



「週刊新潮」(2月23日号)の記事、

「『日本会議』幹部の幼稚園に国有地格安払下げ」の

次の記述部分は、

必読です。






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こけおどし(素人脅し)が専門家の仕事の半分

私も前々からビジネスコンサルティングという商売をおかしいと思い、その疑問を何度か書いてきたのだが、「専門家」や「士業」全体についても同じ疑問が言えそうだ。
つまり、「専門家が学校で学んだ『畳の上の水練』を一般人がほとんどわけもわからず有難がって聞いているという、新興宗教的な構図があるのではないか」、という疑問だ。まあ、疑問と言う言い方自体あほらしいような「事実」だと思う。ビジネスコンサルタントという仕事に関してはその仕事自体の本質的な欺瞞性が私の気に障るわけだ。「幸福の科学」や「オウム真理教」のようなあからさまなインチキ宗教に引っかかる人間が多いのが、他人事ながら癪に障るのと同じで、いわば「公憤」「義憤」を感じるわけである。
そして、専門家や士業の仕事の半分まではいかにうまく「こけおどし」をするか、というところにある、と言ったら言い過ぎか。


『会計士として事務所を開けば、ほとんどの人は無知なので、自分が間違っていても先生、先生と立ててくれる』


これは官僚や警察、裁判などについても同じ構図だろう。一般人は、専門家の仕事の内実を知らないから、彼らの言う事をすべて聞き入れて従う。その仕事でどんなにいい加減な事が行われていても分からない。もっと広く、ほとんどの分野において、これは言えることだ。
たとえば、家を買う時は、不動産取引のことなど素人は分からないから、ほとんど不動産屋の言う通りにするしかない。病気なら医者の言うことを信じるしかない。
それが通用しないのは、今では教師くらいだろうか。現代では誰も教師など信頼していない。そんな時代に教育が可能なはずはない。まあ、教師は子供に対しては権力があるが、その権力は親には及ばないからこうなったのであり、そのあたりが警察などとは違うのだろう。



(以下、孔徳秋水氏のツィッターから引用)赤字部分は夢人による強調。


 


  1. [2/21 02:57] >一流の大学を出た人は知識に頼る傾向があります。しかし、知識は多くの人が持っていますので、差別化にはなりません。それどころか知識が邪魔をして、知恵にまで思考が及ばない人が多いのです


  2. [2/21 02:55] 法律・ルール・常識を作る必要性はもちろんあります。しかし、問題は『必要性』がどこから来たかということです。 官僚に必要、政治家に必要、税務署に必要、警察に必要、特権階級に必要というように、必要とは『勝ち組にとって必要』という意味です。


  3. [2/21 02:54] 言い換えますと、常識やルールは支配者が被支配者を操作するために作ったものが多いと思っています。ですから、常識とかルールというものは支配者側は守らず、被支配者だけが守るものとなります。


  4. [2/21 02:54] >法律では大衆を管理しきれないことから、為政者・支配者は、人間の良心を利用して『こうしてはいけない』という常識やルールをたくさん作り、他人の目を意識させて国民に守らせるという戦略を採りました。


  5. [2/21 02:53] >そもそも常識やルールはどうやってできたのでしょうか。 法律は最低限に絞って作られます。 法律を多くすればするほど社会は硬直化し、法律が社会をダメにするからです。そこで昔から為政者は法律以外に大衆を管理するために『常識・ルール』を作りました。


  6. [2/21 02:52] ある税務署出身の税理士から聞いたことで確認は取っていませんが、税務署では税務調査の担当者に、年間でいくら税金を徴求するというノルマを課しており、ノルマの達成が優先しますので、下手をすると払う必要のない税金まで取られてしまう可能性もあるそうです。


  7. [2/21 02:51] >その社長が期待したのは「10項目について、理論武装して税務署に挑戦した結果、全10項目中、2項目でわが社の主張が通りました」というような答だったのです。


  8. [2/21 02:50] >この話をグッドイシューの監査法人の担当者やある会計士にしたところ「どうして無事に終わったことがいけないのか」と怪訝そうに聞きました。なぜなら税務調査を無事に終わらせるのが『会計士や担当役員の職責だ』と彼らは思っているからです。


  9. [2/21 02:49] >その報告を聞いた社長は「なぜ、何事もなく無事に終わるのだ。無事に終わるということは、すべて税務署の言う通りにしたということであり、あなたが何も智恵を働かせなかったということだ」と言って、その役員を叱責したそうです。


  10. [2/21 02:49] >ある会社の社長の話ですが、会社に税務署が入った時に、経理担当役員から「税務調査が入りましたが、何事もなく無事に終了しました」という報告がありました。


  11. [2/21 02:46] >彼らは『他人が作った分析ソフトを使って分析し、分析結果を本で学んだ知識に当てはめてコンサルティングする』のです。~つまり…薬漬けにしている連中も、変な分析診断している連中も、お題目を連呼しているだけの連中も…同じ穴のムジナ…目くそ鼻くそ耳クソ…


  12. [2/21 02:43] よく考えてみますと、コンサルティング会社の社員は経営経験のない人がほとんどです。つまり、実績はなく、学問として経営を勉強した人が、実践者である経営者に助言をしているというおかしな構図になります。


  13. [2/21 02:42] > 理論的に解説する本は『楽な解説法』であり、意味は分かるのですが、いざ使おうとしても、具体的なことは書いてないので役に立ちません。 論理的なヒントだけで実践方法が分かるレベルの人間にとって、『論理的に解説している本』はもう必要ありません。


  14. [2/21 02:42] >マネージメントについては色々な本が出ていますが、はっきりと二つに分かれます。 一つはマネージメントを論理的に解説する本、もう一つはマネージメントを実践的に解説する本です。


  15. [2/21 02:40] >マネージメントも同じです。失敗を重ねて、失敗から学んだ人でなければ『実践的なマネージメント』はできないと思います。ですから、論理的に解説している本ではなく、実際に効果があったマネージメントを行った人の体験談の方が、これからマネージメントをしたいと思っている人には有効です。


  16. [2/21 02:39] 経営学の教授が優秀な経営者になれるわけではありません。 経営は理論的なだけでは駄目で、環境に合わせて臨機応変に行うものであり、計算できることだけをしている経営では競争相手に勝てずに淘汰されてしまいます。


  17. [2/21 02:34] >一人で事務所をしていると病気などもあり、老後が不安でグッドイシューに入ったようですが、老後までは20年以上もあります。 楽しい道を選んだ方が良いというのは素晴らしい判断であり、私は納得して「そうしたら良い」と言いました。


  18. [2/21 02:33] >『確かにこれまでにない分析手法だけれど、40歳を超えて1から勉強はしたくない』『会計士事務所を開いて、先生、先生と言われて楽しい人生を送った方が良い』からだ」と言いました。ここまで簡潔に分析できるのですから、彼が利口なのは確かです。


  19. [2/21 02:33] >彼は『会計士として事務所を開けば、ほとんどの人は無知なので、自分が間違っていても先生、先生と立ててくれる』が、グッドイシューで森田社長と話をしていると『毎日、自分の無知が示されて、楽しくない人生になって しまっている』


  20. [2/21 02:32] >入社して六カ月したので、そろそろグッドイシューのことが分かったかと思って、時間を取って彼と数人の経理マンにグッドイシュー式経営分析の方法を教えたところ、1カ月もしないで「辞任したい」と言ってきました。 理由を聞いたところ…


  21. [2/21 02:31] 会計士や弁護士と話をしますと、ほとんどの『サムライ=士』は通り一遍のこと以外は話せません。米国で活躍したこともある会計士を、優秀だと紹介されて経理担当役員に迎えたことがありました。

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権利の制限や禁止を認めると、それは必ず拡大され先例とされる

私自身はほとんど煙草を吸わないが、喫煙者の権利(喫煙者には限らず、少数者の権利)が、根拠不十分な状態で制限されたり禁止されたりすること自体に反対する。多数決が常に優先されるなら、少数者は常に被害者になる。これは沖縄の基地問題が示すとおりだ。
大事なのは、その主張にどれほどの正当性があるかであり、禁煙強制の主張にはほとんど正当性は無い、と私は思う。煙草を吸ってその人の健康に害があろうと、それはその人の自己決定権である。酒を飲む権利や自殺をする権利と同様である。他人にそれを禁止する権利は無い。受動喫煙の害について言えば、どれだけの信頼できるデータがあるのか、私は疑わしいと思っている。
煙草が臭いというなら、女性の化粧や香水が男には臭いというのと同じことだ。




(以下引用)

禁煙東京五輪へ「屋内全面禁煙」あなたはどう思う?




全面禁煙は小規模店舗は死活問題


「分煙推進のための署名活動を行っています。たばこを吸う人も吸わない人も共に楽しめる飲食店づくりをめざしています。ご協力、お願いします!」


禁煙東京五輪へ「屋内全面禁煙」あなたはどう思う?: 2月14日、東京・赤坂での「分煙への理解」を求める署名活動。© PRESIDENT Online 2月14日、東京・赤坂での「分煙への理解」を求める署名活動。

バレンタインデーの2月14日夕、東京・赤坂の一角で10数人の男性たちが声を張り上げる姿があった。一般社団法人全国生活衛生同業組合中央会のメンバーによる署名活動だ。全国生活衛生同業組合とは、旅館・ホテル業や喫茶店、中華料理店、クラブなどの飲食業、理髪店やクリーニング店といった16業種の組合で、それらを束ねる組織が中央会だ。いずれも中小、零細規模がメインの経営者の集まりである。その彼らが危機感を抱き、2月2日から全国で展開しているのが、「分煙への理解」を求める署名活動なのだ。


というのも、厚労省は2020年の東京五輪を迎えるにあたり、受動喫煙防止対策を強化する健康増進法改正案を今国会に提出しようとしているからだ。厚労省が発表したたたき台によると、禁煙エリアの大幅な拡大をめざそうというもの。


それによると、医療機関、小・中・高校は敷地内禁煙。官公庁、社会福祉施設、運動施設、大学は建物内禁煙。さらに、事務所(職場)、ビルの共有部分、駅・空港ビル、鉄道・船舶は原則建物内禁煙で、喫煙室の設置は可能というもの。加えて、飲食店、ホテル・旅館などのサービス業も原則建物内禁煙とし、喫煙室設置は認めるとしている。


これに驚き、異議を唱えたのが、同中央会というわけだ。これまで、エリア分煙、時間分煙、喫煙可、禁煙など、さまざまな業種がそれぞれの店舗の“個性”に合わせて方向性を打ち出し、ステッカーで表示したり、商店街単位などでネットを使い店の分煙スタイルが分かるような取り組みをしてきた。それが、「とりあえず禁煙」という方向性を国の施策で打ち出そうとしてきたのだから、驚天動地に陥るのも無理もない話だ。


同中央会の伊東明彦事務局長は語る。


「経営する側も、客も自由に選択できる余地があってこその社会なのに、その自由が奪われる危機です。しかも、スペースが狭く、資金が潤沢でない店舗にとっては死活問題です」


署名活動のために店舗前の敷地を提供した「三河家」店主で、赤坂青山料理飲食業組合連合会の堀込一之会長もこうため息交じりに語る。


「当店は完全個室なので、お客様のニーズに合わせることができます。しかし、小規模店舗の場合、新たに喫煙室を設置するとなると、テーブルや椅子の数を減らさなければならない。これまで分煙促進で東京都は助成金を出してきたが、それではまかない切れません。いきなり目の前に絶壁が現れたようなものです」


喫煙者と非喫煙者は対立してはいけない


これまでも自治体で受動喫煙対策が検討されると、医師会をはじめとした「完全禁煙派」と、同中央会のような業界団体の「分煙派」は互いの主張を述べ、議論がかみ合わない時間を費やすような場面が何度も見られた。とりわけ、医療界の論客は、あたかも紫煙をPM2.5と同列になぞらえたり、喫煙を犯罪行為のような例えをすることもあった。前出の伊東事務局長は語る。


「もし、たばこの害が本当にそれだけあるのなら、大麻並みに法律で禁止する議論を堂々としてくればいい。しかし、それはしないで、喫煙者を隔離するだけの方策を取ろうとする。社会は多様性を認める方向に進んでいるのに、たばこに関しては徹底的な封じ込めを試みる。これは弱い者いじめにしか見えません」


しかし、法案提出に向け、厚労省は2月9日、自民党厚生労働部会で案を提出したものの、委員から異論が噴出した。ある衆院議員秘書はこう語る。


「喫煙によって健康を害するリスクが高まるのは事実です。しかし、完全にがんになるエビデンス(証拠・根拠)は認められていません。にもかかわらず、五輪を盾にして事実上の禁煙社会をゴリ押ししようとしている」


さらに、厚労相経験者の議員秘書は、経済的見地からこう言う。


「こんな法案を通したら、疲弊している地方の経済は壊滅的な打撃を受ける。一方の論理だけを振りかざして、いい社会になるわけがない」


医学的に見ても、経済的に見ても性急な法案で、同部会では9割以上が反対意見だったという。同部会は15日にも開催され、同中央会など7団体が意見を述べる。果たして、着地点は見つかるのか。赤坂で署名をした女性はこう語る。


「あまりきつく規制するのはどうかと思います。お互いリラックスできる環境ができればいいのではないでしょうか」


喫煙者と非喫煙者が互いに対立するのではなく、歩み寄って共存できる工夫や努力が必要ではないのだろうか。それは、規制強化では決して生まれるものではない。喫煙者のマナーも今以上に厳しく求められてしかるべきだろう。








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そりゃあ、「操作情報」垂れ流しだから

このお母さんは偉い。マスコミへの痛烈な一言である。この人は朝日の記者だったようだが、朝日だけの話ではない。


(以下引用)


            
4時間前

"記者人生の途中から調査報道をやるようになったんですが、大阪の実家に帰省したとき、母親に「あんた、いま何をやってんだ?」と聞かれたんですよね。「調査報道だよ」と言ったら、「あんた、いままで調べずに書いていたの?」と言われて(笑)"




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プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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