ホリエモンロケットがまたしても失敗、というんだが、60年前にアメリカが散々失敗していた時の映像を思い起こさせる、懐かしい景色だw 「新しい世界にチャレンジ」とかホザイても、中身は60年前と変わりゃしないw ところで宇宙開発ではドイツ帝国崩壊後、ソ連が先行して、アメリカがそれを追い掛けたわけだが、それというのも、ソ連はV2ロケットの現物と、製造技術者をゴッソリ持ち帰ったんだが、アメリカは設計者だけしか手に入れられなかったからだ、という説があるw 結局、アメリカはフォン・ブラウン博士の元で、一から開発しなきゃならなかった。けれどソ連は、ロケットの現物と製造技術者を抱えていたので、人工衛星を打ち上げるまでの動きは早かった。まぁ、いずれにせよ、半世紀以上も前のテクノロジーだ。 |
ホリエモンのロケット打ち上げ失敗についてのネットゲリラ記事を読んで、まだこういう詐欺に引っかかる人はたくさんいるんだなあ、と思ったので別ブログに載せた記事を転載しておく。
まあ、そもそも、このクラウドファウンディングに投資した人たちは、何の見返りを期待して投資したのか。それとも、単にホリエモンの「壮挙」を応援したくてカネを出したのか。
もうひとつ疑問なのは、ロケットの打ち上げに許可は要らないのか、それを許可した役所はロケットが見物客の頭上に落ちて死者数百人という事故になったらどう責任を取ったのか、ということだ。まあ、今の政府は政府のすることには何一つ責任は取らなくていい、となっているのかもしれないが。
ついでに言っておくと、省略したコメントの一つにあったが、落ちたロケットの本体がほとんど原形のままであるということは、「機体容積の9割(だったか?)近くが燃料」とかいうロケットの常態から見て、明らかにおかしい。本当なら、完全に爆発炎上し雲散霧消していただろう。つまり、打ち上げにどれだけの燃料が要るのかの計算もいい加減で、あるいはそれを承知の上でロクに燃料も積まずに打ち上げたのではないか。
(別ブログから転載)
町山智浩の(かどうか知らないが)ラジオ番組での発言だと思うが、
「レストランで『シェフのお勧め』は頼むな。たいていは冷蔵庫の在庫一掃だ」
という言葉がツィッターに書かれていて、目から鱗、であった。言われてみれば当然の話に思える。
我々普通の人間は、「シェフのお勧め」と聞くと、シェフが心を籠めて作った自信作だから客に勧めているのだろう、と勝手に(善意で)思い込むが、その「お勧め」が客にとってのお勧めだとは一言も言っていないわけで、シェフにとってのお勧めであっておかしくないわけだ。
そう考えると、世の中に詐欺師があれほど多く、簡単に人を騙しているのも当然だな、と思う。
我々が、「シェフのお勧め」を「善意に」解釈するのも、裏を返せば、それが自分にとって都合がいい話だからである。そうであってほしいという願望が、それを「善意に」解釈させるのである。
人間は自己愛の動物だから、その自己愛を上手く利用されると脆い、ということである。
(以下「ネットゲリラ」から引用)
まあ、そもそも、このクラウドファウンディングに投資した人たちは、何の見返りを期待して投資したのか。それとも、単にホリエモンの「壮挙」を応援したくてカネを出したのか。
もうひとつ疑問なのは、ロケットの打ち上げに許可は要らないのか、それを許可した役所はロケットが見物客の頭上に落ちて死者数百人という事故になったらどう責任を取ったのか、ということだ。まあ、今の政府は政府のすることには何一つ責任は取らなくていい、となっているのかもしれないが。
ついでに言っておくと、省略したコメントの一つにあったが、落ちたロケットの本体がほとんど原形のままであるということは、「機体容積の9割(だったか?)近くが燃料」とかいうロケットの常態から見て、明らかにおかしい。本当なら、完全に爆発炎上し雲散霧消していただろう。つまり、打ち上げにどれだけの燃料が要るのかの計算もいい加減で、あるいはそれを承知の上でロクに燃料も積まずに打ち上げたのではないか。
(別ブログから転載)
町山智浩の(かどうか知らないが)ラジオ番組での発言だと思うが、
「レストランで『シェフのお勧め』は頼むな。たいていは冷蔵庫の在庫一掃だ」
という言葉がツィッターに書かれていて、目から鱗、であった。言われてみれば当然の話に思える。
我々普通の人間は、「シェフのお勧め」と聞くと、シェフが心を籠めて作った自信作だから客に勧めているのだろう、と勝手に(善意で)思い込むが、その「お勧め」が客にとってのお勧めだとは一言も言っていないわけで、シェフにとってのお勧めであっておかしくないわけだ。
そう考えると、世の中に詐欺師があれほど多く、簡単に人を騙しているのも当然だな、と思う。
我々が、「シェフのお勧め」を「善意に」解釈するのも、裏を返せば、それが自分にとって都合がいい話だからである。そうであってほしいという願望が、それを「善意に」解釈させるのである。
人間は自己愛の動物だから、その自己愛を上手く利用されると脆い、ということである。
(以下「ネットゲリラ」から引用)
なぜホリエモンは乗っていなかったの?
コメント(1)
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かなり前(宇宙ブームなどまったくない頃)相模原の某国立組織で直接開発してる方と話したことがあるが、まあ海外行ったり来たりのすごい経歴だけでなく、頭の切れ味と話の面白さは最高でしたね。
優秀を絵にかいたような人でしたが、別に宇宙を目指すというのではなく彼の能力を本当に必要とする場所があまたあり、知らないうちにそのポジションにつかざるをえなかったということのようです。
さて、エロ動画のDMMがスポンサーのチンポコロケットを墜落させた会社の開発陣はどうなのかとみてみたら、社長が東工大の就職失敗組(ここの学生はみんな苦労しているらしい。がその時点で任に非ずです)でブタエモンに直接勧誘されて出鱈目ロケット会社に入ったんですな。
で、満足にプロジェクトを進めたこともないまま社長就任。その間、割とまとも協力企業が逃げちゃってます。まあ典型的な、アホIT屋の立ち上げた詐欺商売です。
こいつらの虚言癖と無教養、自信過剰は大体まともな技術開発にたどり着けない。自動運転やテスラ炎上自動車の類の、投資詐欺の目くらましなんですなあ。
隼を飛ばした糸川博士も、最初はペンシルロケットからスタートして技術的な集積をし、国産ロケットまでは数十年かかっています。
航空工学の実務、苛烈な軍事開発で手腕を振るった人でさえそうで、ホームセンターで買ってきたものでロケット飛ばすというこの会社のようなでたらめぶりでは永遠にロケットは飛ばないでしょう。
ここはスレッドにもありますが、技術レベルは低下しているわけで、ロケットのような形をした燃料満載の危険物が自分のところに飛んでくるかもしれませんから発射は見に行かないほうがいいと思いますね。
まあ投資詐欺の商材は数知れずということです。