誤解1)婚活している人は売れ残りではないです
これ、根本的な誤解です。
実際に婚活をしてみるとわかりますが、ずば抜けた美人さんや、社会的地位の高い女性がかなり多い。
ずば抜けていなくても、本当にきちんとした女性が多いのです。
これは男性側にも言えること。
実は婚活市場の皆さん、俗に言うスペックがかなり高いモテる部類の人が多いのですよ。
若い頃は「なぜ?婚活なんてしなくても相手に困らないでしょ」と不思議に思っていましたが。
詳しくは記事全体で書いていきますが、自分が歳を重ねていくとその理由がわかるようになりました。
どうでもいい話ですが、若いころはモテる男子の鉄則みたいなのってありましたよねw
・小学生低学年では背が高い人
・小学生高学年では足が速い人
・中学生では運動部
・高校生では運動部か、おしゃれな人
・大学生では勉強ができる人
・若い社会人は年収が高い人
「そりゃ若い頃のノリとは違うわなぁ」ってね。
誤解2)何か問題があるから結婚できない?いいえ、単純に皆が自立しているだけです
私は以前記事でも書いたことがありましたが、今は結婚願望があまり強くありません。
一方で自立出来てなかった若い頃は、とても強い結婚願望がありました。
今思えば、その理由は生活が大変だったからだと思います。
お金もない、時間もない、心に余裕もない、将来が不安、癒しが欲しい、話し相手が欲しい。
全てにおいて他人軸だったから仕方ありませんが、素敵な女性(他人)が自分を幸せにしてくれるかもしれない、みたいな淡い期待が、結婚にはあったのです。
無意識に母親のような枠に入ってくれる存在が欲しかったのかもしれません。
でもその反面、私は自立心が強かったので、女にかける時間もお金も惜しかったので、仕事に没頭しました。
とっかえひっかえ、常に恋人の居る状態にする人もいますが、私は全くそういうタイプではありませんでした。
性欲だけの問題ならお金を出して風俗に行けばいいだけのことなので。
補足:一部の方には下品な話に聞こえるかもしれませんが、サービスとして提供している以上、利用しない上に存在を否定することが一番の迷惑行為です。性欲や暇つぶしの為に、結婚する気もないのに遊びの恋人を作る方が私には理解できませんでした。
そしてしっかりと自立できるようになってきたのが30代。
その頃には「あれ?もう一人でよくね?」みたいな感覚が生まれてきます。
男の独り身生活は、決してみじめなんかではなく、悠々自適で、そこには確かに幸せがあるのです。
社会的に自立できるようになると、結婚に対する価値観が確実に変わります。
これは恐らく私だけではなく、婚活に参加している人達は、そもそも結婚せずとも皆自立できているのです。
誤解3)普段出会えない人と出会えるから理想に近づくのかも
婚活なんてしなくても自然と結婚できる、という人の多くが学生時代の出会いが実った人だと思います。
実る人もいれば実らない人もいる。
相手有りきのことなので、当たり前です。
学生時代が終わった途端、今の日本での生活では、出会の機会は限られていきます。
適齢期に独身で過ごしてみると、誰もが理解できると事だと私は思います。
本当に出会がないし、あったとしても日本の閉鎖的な風土が邪魔をするのです。
そしてコロナ禍が始まり、更に事態が悪化しました。
でも婚活市場では、間違いなく普段出会えない人と人が出会うことができます。
例えば以前私がお付き合いしていた女性も、婚活サービスで出会ってお付き合いをスタートし、同棲した流れでした。
3大卒業でメガバンクの本社で総合職、30歳で年収1000万を確実に超える組織ですから、いわゆる富裕層・キャリアウーマンです。
私のような低学歴の凡人の日常生活では、絶対にそんな人と知り合うことは出来ないし、奇跡的に知り合えたところで恋愛に発展するわけもない。
今はお金という分かりやすい例え話をしましたが、これはあらゆるニーズに当てはまることなのです。
例えば絶対に子供が欲しい人。
絶対に子供が欲しくない人。
男性に家事全般お願いしたい人。
犬が好な相手じゃないと駄目な人。
同じ性的価値観を求めている人。
本当に色々なニーズがあり、それを日常生活での出会いに求めるのは、それこそ理想論というもの。
この多様化した豊かな社会では、結婚の敷居はどんどん上がっているのです。
誤解4)理想が高いのでしょうか?
上記の通り、婚活市場というのは互いに理想を自由に主張し合える場だったりします。
これだけ聞くと私の理想がどれだけ高いのかと勘ぐってしまう人も多いかと思いますので、まず過去の失敗について書いてみようと思います。
直近の恋人はワクチン禍が始まってすぐに別れた保育士の子でした。
理由は単純にワクチンなので、ここでは深堀しません。
その前が上記でも書いたメガバンクのキャリアウーマンです。
出会った当初は性格も合うし、かなりスムーズに同棲して、後は結婚かなぁーという状況でしたが、同棲してみると思いもよらない落とし穴があったのですよね。
その1つは以前の記事でも書きましたが、相手の生活力の無さ。
これは細々したことなのであまり深堀はしませんが、例えば夕飯の支度をお願いすると3時間以上かかるのですね。
彼女の方が帰りが遅い上、そこから支度するともう真夜中になってしまいます。
読者様はご存知だと思いますが、私は自炊派です。
外食はたまにで良いと思っている人間。
そうした背景から当然料理も好きですが、さすがに毎日彼女の分を作り、彼女の帰りを待つ。
そして将来は子供の世話をして、子供の分の料理もして、というのは男として違うなと思ってしまうわけですね。
だから、毎日出前を取ることになりました。
結果的に私が一番嫌な方向で着地するしかなかったのです。
次に、彼女が夜行性でほとんど睡眠をとらない人間だということを、同棲するまで知りませんでした。
仕事で帰りも遅い、遅く帰ってきたら即自分の時間になるわけで、明け方まで音楽や物音が。
その頃から私は不眠症になっていきました(ここ数年は眠剤を飲まなくても平気になったので良くなったのですが)。
彼女は1日2~3時間寝れば良い派で明け方に寝る人、私は7時間は寝たい派で早寝早起きする人(←しかも結構神経質)、
生活リズムが全く違うのは致命的だということを痛感しました。
とまぁこんな感じの不満がたまってきて、私も体調を崩し始め、将来のことを真剣に考えた時に。
相手のキャリアを潰してまで我を通すのも違う
という結論に至り、ずるずる生活を続けるのも互いの為にならないし、話合ってお別れすることになったのです。
話を私の理想に戻しますと。
1)生活リズムが合う人(あまり夜更かししない人)
2)定時で終わる仕事で、毎日夕飯を作ってくれる人
以上。
決して、理想が高いとは言わせません。
だって、一昔前なら当たり前の範囲内じゃないですか・・・
将来の子供のことを考えたら必要なことだし。
でも自分の中の当たり前が通用しないのが、この多様化した現実です。
この2つの条件を満たせる人でさえ少ないのですよ。
凄い世の中です。
ここに更に猫が好きな人、一緒に居て息苦しくない人(フィーリングが合う)とかの希望があったりしますので、日常の出会いではまず無理ですね。
一番の解決方法は私の親世代のように、私1人で一家を支えられるだけの収入が得られればいいのですが。
その為に今まで頑張ってきましたがちょっと心もとないです。
こうした自己矛盾?うしろめたさ?から、あまり積極的に婚活できない、という本音もあります。
誤解5)結婚に対する姿勢・結婚に求めるものが若い頃とは違います
最初にも言いましたが、婚活市場にいる方の多くが本来は結婚などしなくても、自立できている人が圧倒的多数ですから、最悪結婚しなくてもいいのです。
でも、神様が男と女をつくられたのも事実。
男と女が互いに手を取り合い生きていけるよう、互いを完ぺきに作らなかった。
男と女が足りない部分を補い合えるように設計されているのです。
だから結婚して一緒になることで、更に人生が豊かになる可能性があるのを皆分かっている。
分かっているから婚活しているわけですが、そうは言っても適当な相手を選んだって、博打でしかない。
実際に私はこの歳まで生きてくる中で、結婚に失敗している人をうんざりするほど見て来ましたから。
なので「本当に良い人がいたら結婚してみたいな、子供も幸せにしてあげたいな」みたいな。
適切な表現が見当たりませんが、軽いノリ?で婚活している人って案外多いと思うんですよね。
だって、何が何でも結婚してやるって思っていれば、就職と同じで相手を選ばなければ誰でもできますよ。
これは会社組織とかチームプレーに似ているなと私は思います。
1人の生産性が1だとして。
1+1=0.5
→チームワークが麻痺していて、チームになることで逆に生産性が落ちている組織。
1+1=2.5
→チームワークが機能して、1人より2人の方が生産性が上がっている組織。
私が結婚に求めている物は前者ではなく後者なのです。
それが理想論だと言われたらそこまでですが、もしそうなら私は別に独身のままで良い。
きっと相手の女性だって同じでしょう。
だからくれぐれも誤解しないで欲しいのは、はぁはぁしながら血眼になって結婚相手を探しているわけではないということ。
どうしても、婚活をしている人を第三者が見ると、そのような想像をされがちです。
一部ではそのような人もいるのかもしれませんが、私が見てきた限りほとんどいません。
40前後の女性でさえも「まぁいい人がいればいいかなぁ(子供は産んでみたいけど)」みたいな軽いノリの人が多いですよ。
誤解6)結婚は勝ち負けではありません、特に結婚願望の強い人ほど希望を持って欲しいのです
そもそも・・・
結婚を勝ち負けで考えている時点で違うかなぁって思うのですよ。
結婚できたから勝ち組とか、できないから負け組とか。
結婚は人生の墓場だとか。
そんな他人軸の概念なんてどうでもよいのです。
肝心なのは自分がどう生きていきたいか。
自分が本当に結婚したいのに結婚できなければ、願いが叶わなかったということで負けという概念になるのかもしれませんが、現実には男も女も日本中に五万といます。
更に世界に目を向けてください。
もう男も女も、腐るほどいるのですよ。
良い意味で、日本の常識は世界では通用しません。
例えば私の知っているある国の女性は、男性は一回りも二回りも年上の方が、生活安定面で人気があるのです(つまり若い男性は結婚対象になりづらい国がある)。
女性でも同様で、日本ではニーズの少ない容姿でも、ある国に行けば逆にステータスになるなんて話はざらです。
具体的には日本ではふくよかな女性は一般的に人気が下がりがちですが、多くの国の男性はそう思っていません。
(日本人って男性も女性も、結構人気なんですよ)
例えば以前パラオという国で、旅行中の欧米人男性と日本人女性の夫婦に出会いました。
旦那さんの方は私から見たら映画の中に出てくる人みたいで、ちょーイケメンなのですよ。
でも、日本人の奥さんの方は・・・失礼ですが・・・おばちゃん。
普通の小太りのおばちゃんを、少しお洒落にしただけ。
実際に奥さんの方が姉さん女房なんですって。
確か15歳くらい上って言ってたかな。
世界って広いなと。
若い私は感服したのでした。
他にもありますよ。
日本では背の高い女性はコンプレックスになりがちですが、少し隣の国に行けば背の高い女性ほど人気が高い。
子供を産めない年齢になっても、子供を作らないライフスタイルが形になってきている国だってある(日本も将来そうなるかも)。
とにかく。
地球規模で見てみると、本当によくできているなと思うのです。
ちゃんと需要と供給がある。
みたいな話でした。
偉そうにすみませんw
おわり