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共産党の良いところと悪いところ

「世に倦む日々」ツィートであるが、民主主義への懐疑を持つのはいいことである。現実の民主主義は「偽装民主主義」でしかなく、「選挙を支配(管理)する者が政治を支配する」からである。つまり、政治家は傀儡であり、大資本家(DS)が政治の実権を握り、どんどん肥大化し、強欲を満たし、民衆はどんどんやせ細る。最近の日本の政治で、国民の要望や意見が一顧もされていないわけだが、これは「民主主義」なのか? 国民に主権はあるか? 
私は共産主義に反対する者だが、政治全体を「搾取者(上級国民)と被搾取者(一般国民)」という目で見る、共産主義的視点も非常に大事だと思う。
なお、常識だと思うが、共産党の「民主集中制」とは、党内に分派を許さないという方針である。これは党全体を外部の攻撃から守るには最良の方法だが、当然、指導部が独裁的になるし、「異見」を許さないので組織が硬直化していく。

ついでに言うが、私は電力会社は「原発村」であり、政府の一部門であると思っている。そう考えることで、最近の異常な電気代高騰が「税金高騰」であると分かる。何度も言うが、原油価格は低レベルで安定し、火力発電には影響は無いからである。要するに、電力会社と政府はまったく別だというのは見かけだけの話であり、そういう組織はたくさんあるだろう。多くのNPOがCIAの下部組織で、その国の政治を米国のために転覆する活動などをしているのも同様だ。名前が違うだけで騙される人間があまりに多い。たとえばテレビに出る「民間人」はテレビ局の飼い犬と見るのが当然なのである。

(追記)「東海アマブログ」より転載。私以外でこのことに言及したのはアマ氏が初めてではないか。もっとも、アマ氏の過去記事には既に言及されていたかもしれない。

 東電は、1月末に、電気料金の三割値上げ申請を公表したが、この中身は、柏崎刈羽原発を再稼働させるための予算が含まれる値上げだった。
 東電は、フクイチ事故による損失を、一般家庭の電気料金に転嫁し、さらに国も電気料金調整費にもフクイチ事故始末費21兆円を転嫁している。
 家庭が、本来負担すべき電気料金は、現在よりも数割低いはずだ。
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/93538

(以下引用)


日本のこの30年間を見て、プラトンやルソーやマルクスの思想の意味が了解できてきた感覚がある。いわゆる「民主集中制」にもそれなりの意味があるかもしれないと思うようになった。制度として民主主義が敷かれているだけでは、決して民主主義の理念は生きない。衆愚政の堕落と弊害こそ最悪。


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