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図書館という「公共の利益」のために被害を甘受させられる人々

TSUTAYAのような「新古書店」が出てきたために作家の収入が激減した、という話もあるが、図書館も作家の収入減の原因の一つだろう。無料で本が読めるのだから、自分の懐からカネを出して買う人が減るのは当然だ。その図書館が「公共の利益のため」と言って作家には何も還元しないのはおかしな話である。作家は「公共の利益」から排除されるのか。
貸出し1冊につき15円の印税が作家に入る、というのはとてもいいことだと思う。それくらいの税金の使用は、他の多くの無駄遣いにくらべたらはるかに有意義だろう。まあ、税金の補助なしで印税は払うとなれば、図書館は著作権の切れた世界名作と献呈本だけを蔵書にするかもしれないが、公共図書館の蔵書とは本来そういうものであるべきだと私は思っている。実際、新刊書が読みたければ自分で買えばいいのである。自分で買わない奴ばかりだから、日本経済は縮小していくのである。そんなに無理してまで買いたくないという本ばかりなら、買う必要など最初から無い。
なお、著作権は年数を決めるのではなく、「著作者が現存する限り」であってもいいと思う。遺族や出版社には著作権など無くていい。


(以下引用)



            

以前、医師の友人が「医者をするなら米国、患者になるなら日本」とか言ってたけど、ここに「作家になるならフィンランド」と付け加えたくなるねえ。


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酔生夢人
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仙人
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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