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もうひとつついでに言っておくと、私は、「お家大事」「忠義」「武家の矜持」「仇討ち絶対」「生命の軽視」といった、時代劇のバックボーンを支える精神性や文化は、単に現代において衰退しているというだけではなくて、滅びて当然の退嬰的な思想だったと考えている。
気の赴くままにつれづれと。
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なので、滅びゆくあれこれを愛惜する人々が存在していること自体はいたしかたのないことと思っているものの、武家道徳やら封建規範やらについては、くそくらえと思っている、と、そういうことですのでよろしくよろしく。
もうひとつついでに言っておくと、私は、「お家大事」「忠義」「武家の矜持」「仇討ち絶対」「生命の軽視」といった、時代劇のバックボーンを支える精神性や文化は、単に現代において衰退しているというだけではなくて、滅びて当然の退嬰的な思想だったと考えている。
ただ、それはそれとして、現代の若い日本人のなかに、それら(つまり時代モノの小説や戯曲やドラマ)を楽しむに足るプラットフォーム(知識、教養というよりは、登場人物や主人公に共感する心情的なベースの部分)を備えている人間は少ない。だから、「役割を終えた」と言っている。
たとえば、井上ひさしの「不忠臣蔵」などは素晴らしい作品だと思っているし、その他にも時代小説やちょんまげモノには傑作がゴロゴロしている。藤沢周平先生の作品はすべて読んでいる。義太夫も大好きだし、三国志あたりも度々読み返している。
誤解して怒ったり悲しんだりしているフォロワーがいるといけないので、武家嫌いについて簡単に補足しておく。忠臣蔵をはじめとする時代劇や忠臣蔵がすでにその役割を終えたとオレが判断しているのは、それらがくだらないからとか作品として低劣だからという理由ではない。
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